Acrobat で、スキャンした PDF ファイルを開きます。
この記事では、Acrobat でスキャンした PDF のテキストおよび画像を編集する方法について説明します。
スキャンした文書を編集のために開くと、Acrobat は自動的にバックグラウンドで OCR(光学式文字認識)を実行し、文書を編集可能なテキストや画像に変換します。初期設定では、1 回の操作で、現在のページのみが編集可能なテキストに変換されます。別のページに移動するに従って、フォーカスのあるページが編集可能になります。
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ツール/PDF を編集を選択します。Acrobat は、自動的に OCR を文書に適用し、PDF の完全に編集可能なコピーに変換します。
注意:認識された OCR の言語を示すプロンプトが右上隅に表示されます。言語を変更するには、プロンプトまたは右側のパネルウィンドウの「設定」をクリックします。各オプションの詳細については、後述のスキャンした文書の編集オプションを参照してください。
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編集するテキスト要素をクリックして、入力を開始します。新しいテキストは、スキャンした画像の元のフォントの見た目と一致します。テキストの編集の詳細については、PDF のテキストの編集を参照してください。
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ファイル/名前を付けて保存(Windows)または別名で保存(Mac)を選択して、編集可能な文書の新しい名前を入力します。
スキャンした文書を編集するために開くと、2 つのスキャン専用のオプションが「スキャンした文書」の下の右側のパネルウィンドウに表示されます。
● 設定:OCR の言語を選択したり、システムフォントを使用したり、一度にすべてのページを編集可能にするためのオプションが表示されます。詳しくは、設定 - OCR の言語、システムフォントおよびすべてのページを編集可能にするを参照してください。
● テキストを認識:テキストから画像に、または画像からテキスト編集モードに切り替えることができます。詳しくは、スキャンした文書の自動 OCR を有効または無効にするを参照してください。
この設定を使用して、OCR の言語を変更したり、システムフォントを使用するかどうかを選択したり、一度にすべてのページを編集可能にしたりします。右側のパネルで、「スキャンした文書」の下にある「設定」をクリックします。ダイアログボックスに次の 3 つの設定が表示されます。
- 次の言語でテキストを認識(OCR の言語):デフォルトでは、OCR の言語は、デフォルトのロケールから選択されます。
- 利用可能なシステムフォントを使用:このオプションをオンにすると、スキャンから編集可能なテキストへの変換の処理中に、変換されたテキストがシステムにインストールされたフォントで表示され、スキャンされたページの元のフォントに最も近いものになります。
- すべてのページを編集可能にする:このオプションをオンにすると、現在の文書のすべてのページが編集可能なテキストに一度に変換されます。これは比較的遅いオプションです。このオプションは、すべてのページを編集したい場合やすべてのページを編集可能なテキストに変換したい場合にのみ使用してください。
最初は、この言語はデフォルトのロケールに設定され、その他のオプションは無効になっています。これらの設定の変更は、保持され、編集モードに入る(ツール/PDF を編集)と適用されます。
OCR は、デフォルトでオンになっています。したがって、スキャンした文書を編集するために開くと、現在のページは、編集可能なテキストに変換されます。スキャンした文書を編集可能なテキストに変換したいかどうかに応じて、自動 OCR オプションのオン/オフを切り替えることができます。
自動 OCR をオンまたはオフに切り替えるには:
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ツール/PDF を編集を選択します。
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自動 OCR をオンまたはオフに切り替えるには、次の操作を行います。
- 右側のパネルで、「テキストを認識」チェックボックスをオフにします。次回からは、Acrobat が自動的に OCR を実行しなくなります。
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自動 OCR をオンにするには、次の操作を実行します。
- 右側のパネルで、「テキストを認識」チェックボックスをオンにします。次回からは、OCR が自動的に実行され、スキャンした文書が編集可能なテキストに変換されます。
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