セキュリティリスクとしての PDF の JavaScript

注意:

セキュリティに関する記事の完全なリストについては、Acrobat および PDF コンテンツのセキュリティの概要を参照してください。

Acrobat および Acrobat Reader は、JavaScript が必要なセキュリティレベル内で実行されるように、アプリケーション動作を調整することができます。これにより、JavaScript API へのアプリケーションアクセスを制限し、JavaScript API を必要としないワークフローを分離します。

  1. Acrobat で、Ctrl + K(Windows)または Cmd + K(macOS)キーを押して環境設定ウィンドウを開きます。

  2. 左側の「分類」から、「JavaScript」を選択します。

  3. JavaScript セキュリティパネルでは、必要に応じて JavaScript を管理するオプションを設定します。

    Acrobat JavaScript を使用

    チェックマークをオフにすると、JavaScript が完全に無効になるか、または API を介して JavaScript が制限されます。

    メニュー項目の JavaScript 実行権限を有効にする

    メニュー項目をクリックして JavaScript を実行できるようにします。オフになっている場合、特権付きの JavaScript の呼び出しがメニューを介して実行できます。このボックスがオンになっているか否かにかかわらず、メニュー項目を介して、特権付きではない JavaScript の呼び出しを実行することは、ブロックされません。

    グローバルオブジェクトセキュリティポリシーを有効にする

    API を介して JavaScript をグローバルに許可するか、または JavaScript を含む特定の文書を信頼します。

また、JavaScript の実行を管理するために、システムレジストリの設定を変更できます。

詳しくは、『アプリケーションセキュリティガイド』(www.adobe.com/go/learn_acr_appsecurity_jp)を参照してください。

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