Adobe Connect 使用時のオーディオ選択について

統合オーディオ機能を最も効果的に使用するタイミングと方法

Web 会議は、今日の組織にとって重要なコミュニケーションツールとして登場しました。このツールは急速に広まり、ビジネスプロフェッショナルにとって、電子メールや音声通信と同じく必要不可欠なツールになりつつあります。しかし、一部の既存 Web 会議ソリューションでは、対面会議ほどは簡単に開催できず、効果的な話し合いができません。ソリューションが複雑で使いにくく、実際に必要とする機能が搭載されていないためです。オーディオの品質が悪く、信頼性が低いため、Web 会議を適切に進められないこともあります。

ビジネスユーザーは、この点で一線を画している Adobe Connect を使用すると、離れた場所にいる同僚や顧客とリアルタイムで簡単に通信したり、対話したりすることが可能になります。また、画面共有、多地点ビデオ、統合テレフォニー、ホワイトボードなど、インパクトのあるプレゼンテーションツールとコラボレーションツールも利用できます。このような機能を Web 会議で活用することで、業務をさらに効率的に進めることができます。

Adobe Connect で使用するデスクトップアプリケーションは使い方がとても簡単なため、いつでもどこからでも Adobe Connect 会議に参加できます。ユーザーはパーソナライズされた覚えやすい URL を作成できます。URL を変更する必要はありません。会議参加者は 1 回のクリックで、同僚や 1 対 1 の会議を行う顧客と共同作業セッションを画面共有することが可能です。Adobe Connect では小規模および大規模なオーディエンスの注意を惹きつけるために、ビデオ、アニメーション、ソフトウェアシミュレーションを使用できます。また、ライブイベントや会議の場合でも、録画をオンデマンド視聴できます。インターフェイスが直感的なデザインのため、会議のワークフローを簡単に整理して、会議およびイベントの外観をカスタマイズし、企業ブランドを簡単に反映できます。

Adobe Connect ユーザーは、Web 会議とのオーディオ通信を可能にするさまざまな技術オプションを利用できるようになりました。利用できるオプションには、ボイスオーバー IP(VoIP)通信、高度な統合テレフォニー、Universal Voice およびハードウェアの支援オプションなどがあります。

このホワイトペーパーでは、会議ユーザーインターフェイスで使用できるオプションの概要について説明します。オーディオプロバイダーのパートナーと連携している機能について解説します。Web 会議の場面で一般的な使用事例についても説明し、考慮すべきベストプラクティスの概要を紹介します。詳しくは、www.connectusers.com の Adobe Connect ユーザーグループを参照してください。

Adobe Connect VoIP

VoIP ベースの会議では、テレフォニーベースのオーディオ会議と同じように、2 人以上のユーザーがリアルタイムでやり取りできます。オーディオ会議とは異なり、VoIP 通信では IP ネットワークのみを経由してやり取りします。会議参加者は、コンピューターのマイクとスピーカー(またはコンピューターに接続された外部のマイクとスピーカー)を使用して他の参加者と通信するため、テレフォニーインフラストラクチャは不要です。Adobe Connect では、高品質の VoIP をすぐにご利用いただけます。エコーキャンセリングとノイズキャンセリング、無音検出および簡単なオーディオ設定ウィザードなどの機能も準備されています。

Adobe Connect ユーザーインターフェイスの VoIP

Adobe Connect ユーザーインターフェイスで、マイクによる発言権の制限を選択できます。「参加者のマイクによる発言権を有効にする」機能で、マイクで発言する権限を全員に付与することもできます。

マイクによる発言権の制限を選択すると、マイクを使用して会議参加者にオーディオをブロードキャストできるのは、主催者とプレゼンターのみに自動で設定されます。このモードで参加者が発言するには、マイクで発言する権限を参加者に付与することが必要です。

マイクで発言する権限を全員に付与することを選択した場合、会議参加者は全員マイクをオンにして、オーディオのブロードキャストを開始できます。

そのため、出席者数が少ない会議を除き、すべての会議でマイクによる発言権を制限してください。

VoIP を使用する際の特別な考慮事項

Adobe Connect では、原音に近い音を再現する全二重オーディオブロードキャストを利用できます。出席者ごとに追加料金は発生しません。VoIP の使用にあたって、会議の主催者はすべての参加者に対して次の項目を確認する必要があります。

  • VoIP に慣れている - VoIP は広く一般的に使用されています。とはいえ、ユーザーの一部が、ライブイベントで VoIP を主要なオーディオ通信手段として使用することに慣れていない場合もあります。
  • 必要なハードウェア - オーディエンスには、スピーカーとマイク(内蔵または外付け)が必要です。VoIP を使用する場合、会議の招待にオーディオ要件に関する情報を追加することをお勧めします。
  • 十分な帯域幅 - VoIP が会議と各参加者のエクスペリエンスに与える可能性のある帯域幅の影響を考慮します。

最適なエクスペリエンスを実現するために、VoIP ベースの会議に参加するユーザー全員が、Connect 会議デスクトップ向けアプリケーションをインストールしていることを確認してください。

Universal Voice

状況によっては、テレフォニーベースのオーディオの使用を希望する参加者もいれば、VoIP の使用を希望する参加者もいます。このような状況は、複数の国をつないで開催される Web 会議の会議やセミナーで発生します。米国内の発信者はフリーダイヤルを利用できますが、他の国の参加者は有料の電話回線しか利用できないことがあります。顧客向けのウェビナーなどの重要なイベントや大規模なイベントを開催する場合は、同じ会議でもテレフォニーベースのオーディオまたは VoIP のいずれかを選択するオプションを参加者が利用できるようにするのが最適です。こうしたイベントでは、接続速度、設定、出席者について把握するのが難しい可能性があります。

Adobe Connect ではバージョン 7.5 以降、Universal Voice を利用できます。この機能により、ほぼすべての電話会議を Adobe Connect 会議に仮想的にストリーミングできます。この機能を使用すると、電話会議と Adobe Connect の VoIP 機能の間に一方向のブリッジが作成されます。Adobe Connect では、あらゆるオーディオプロバイダーや電話会議プラットフォームと統合できます。Web 会議と電話ベースのオーディオをまとめて保存して、電話ベースのオーディオを VoIP の参加者にストリーミングできます。参加者は、電話でダイヤルインするか、コンピューターのスピーカーで聞くかを選択できます。この選択肢を参加者に提示することでダイヤルインするユーザーを減らせるため、会議参加者と主催者の電話料金を削減できます。会議主催者は、新しいサービスやハードウェアを購入する必要も、非互換性について心配する必要もありません(オンプレミスのユーザーは、セッション開始プロトコル(SIP)ゲートウェイが必要)。

Universal Voice を使用すると、次のような利点があります。

  • より多くのオーディエンスが参加可能 - 両方の接続方法を提示できるため、参加者が最適なオーディオオプションを選択できます。
  • 柔軟性 - 会議主催者は、アドビパートナーのプロバイダーに限らず、どのオーディオ会議プロバイダーでも使用できます。複数のプロバイダーを使用することも可能です。
  • 電話料金の削減 - 参加者は、電話料金がかかる可能性があるダイヤルインではなく、VoIP の使用を選択できます。
  • すぐに利用可能 - 会議後、イベントの録画をすぐに利用できます。オーディオをイベントと同期させるための後処理は不要です。

Adobe Connect ユーザーインターフェイスの Universal Voice

会議を設定する際に、会議主催者はウィザードを使用して Universal Voice のオーディオプロバイダーを設定できます。主催者は、会議にダイヤルインするための会議番号、デュアルトーンマルチ周波数(DTMF)のコール音および一時停止を設定します。会議主催者は、Adobe Connect を設定して任意のオーディオプロバイダーを使用できます。

高度なテレフォニー統合

テレフォニーは、オーディオ会議の最も一般的な形式です。物理的に離れた場所にいるユーザーでも、電話さえあればリアルタイムで Web 会議に参加できます。そのため、統合された Web 会議とオーディオ会議のエクスペリエンスに発生する問題はほとんどありません。統合された録画機能により、オーディオ会議と Web 会議のアクティビティを同期して、録画ファイルを確実にアーカイブできます。

アドビは複数のオーディオ会議プロバイダーと提携しているため、高度な通話機能を利用できます。そのため会議ユーザーは、すべてのオーディオ会議および Web 会議のエクスペリエンスを包括的に管理できます。アドビのオーディオパートナーにより、呼制御、オーディオ録画オプション、参加者の管理、小会議室およびオペレーター支援などの機能を利用できます。

高度なオーディオテレフォニー統合には、次のような利点があります。

  • Web 会議およびオーディオ会議のスケジューリング、通知、参加のための統一されたワークフロー
  • Web 会議のインターフェイスで、電話会議コールを包括的に管理する機能
  • 同期した単一のアーカイブとして、Adobe Connect 会議と電話会議のオーディオを録画できる利便性

オーディオ電話会議パートナーの一覧については、www.adobe.com/products/acrobatconnectpro/partners/#audio をご覧ください。

Adobe Connect ユーザーインターフェイスの高度な統合テレフォニー

会議の作成ウィザードで会議を設定する際に、「この会議にオーディオ会議の詳細を含める」を選択します(このオプションを利用できない場合、電話会議情報を使用してプロファイルを設定することが必要な場合があります。サポートされている電話会議システムをアカウントプロファイルに含める方法については、Adobe Connect 管理者にお問い合わせください)。電話会議情報は、会議の招待に含まれています。参加者は、電話会議から自分の電話に直接ダイヤルしてもらうこともできます。パスコード情報の入力は不要です。会議では、統合された電話会議のオーディオが自動的に録音されます。会議のオーディオを再生するには、すべての参加者が電話会議に接続されていることを確認します。

主催者と参加者は Adobe Connect ユーザーインターフェイスで、豊富に用意されている便利な呼制御を利用できます。

会議主催者が使用できる呼制御は、以下のとおりです。

  • 電話会議の開始や停止 - 主催者は、ワンクリックで電話会議を開始したり終了したりできます。
  • Web と音声の同期録音 - 「会議の録画」機能で、Web 会議と電話会議を同時に録音して、会議のストリーミングアーカイブをまとめて作成できます。
  • 参加者へのダイヤルアウト - 会議主催者は、Web 会議で既存の参加者にダイヤルアウトしたり、電話のみを使用する参加者を追加して、その参加者が会議に参加するように電話をかけたりすることができます。
  • 選択した参加者の音量を変更 - 会議主催者は、出席者の音量レベルを上げたり下げたりすることが可能です。
  • 参加者をミュート - 会議主催者は、すべての参加者または一部の参加者をミュートできます。
  • ユーザーの参加を保留 - 主催者は、参加者に対してフロアーを一時的に閉鎖する際に、会議への参加を保留できます。
  • 参加者の接続を切断 - 主催者は電話参加者をワンクリックで会議から削除できます。

会議参加者が使用できる呼制御は、以下のとおりです。

  • 電話をうける - 会議出席者は自分の電話番号を入力して、電話会議から折り返しの電話をうけることができます。電話で会議番号やパスコードを入力する必要はありません。
  • ミュート - 出席者は、自分の電話回線をミュートおよびミュート解除できます。
  • 発言者のインジケーター - 出席者は、電話会議で発言しているユーザーを特定できます。出席者の名前の横に分かりやすいインジケーターが表示されるため、発言者を簡単に識別できます。

Adobe Connect には、テレフォニー統合ソフトウェア開発キット(SDK)が含まれているため、開発をカスタマイズできます。テレフォニーブリッジやサービスで API を公開している場合、ユーザーや認定パートナーは、SDK を使用して Adobe Connect とテレフォニーシステム間のコネクターを構築できます。API を使用すると、呼制御や会議中の録画イベントを同期することで、会議を管理できます。Adobe Connect サーバーで、オーディオと Web の録画を統合することも可能です。

高度な統合テレフォニーを使用する際の特別な考慮事項

会議の主催者はテレフォニーを使用する上で、次の点を考慮する必要があります。

  • 主催者にかかる費用 - ユーザーは、オーディオ会議システムのサービスや技術に対する追加料金を支払う必要があります。
  • ユーザーにかかる費用 - 物理的に離れた場所や他の国に参加者がいる会議では、会議主催者(フリーダイヤルを使用する場合)または会議参加者(長距離電話を使用することが必要な場合)に、電話関連の高額の請求が発生する可能性があります。
  • 定員制限 - 一部の電話会議オーディオプロバイダーは、電話で参加する人数を制限しています。ダイヤルインするユーザーの数に対応しているか、ご利用のプロバイダーに前もってご確認ください。

電話会議プロバイダー別の機能

アドビは、Web 会議と音声会議を統合するために、以下のような世界的な大手電話会議プロバイダーと提携しています。

  • Intercall
  • MeetingOne
  • LoopUp
  • Conference America

次の表には、Adobe Connect の機能と統合されているオーディオ会議プロバイダーのアダプターが記載されています。

 

機能

Intercall

MeetingOne

LoopUp

Arkadin

呼管理

オーディオ会議の開始および停止

Web とオーディオの録画の統合

発言者の特定

会議参加者の管理機能

自分へのダイヤルアウト

自分をミュート / 自分のミュートを解除

名簿の照合(トークンの結合)

会議主催者の管理機能

参加者へのダイヤルアウト

ミュート / ミュート解除

通話を終了

統合

小会議室

 

 

参加者のダイヤルアウトを無効化

ダイヤルアウトの無効化

会議のミュート / ミュート解除

 

一般的な機能

音量のコントロール

   

 

 

ユーザーの保留

ハードウェアオプション

会議主催者は、あらゆるサードパーティー製デバイスを使用して VoIP とテレフォニーを統合することで、オーディオを自動的にキャプチャしたり、イベント録画の品質を向上させたりできます。ただし、Adobe Connect 7.5 以降では、VoIP とテレフォニーの統合にハードウェアを使用する必要はありません。Universal Voice を使用してすぐに統合できます。

録画済みオーディオの品質向上

多くのお客様が Adobe Connect を使用して、コンベンションセンターや会議室などの会場から、対面式のライブイベントをブロードキャストしています。最適なエクスペリエンスを確保するためのベストプラクティスを、いくつかご紹介します。その 1 つは、オーディオキャプチャカードを搭載した会議専用のコンピューターを使用することです。このようなコンピューターを使用しない場合、会議主催者がホストコンピューターの内蔵マイクを使用するため、音質が低下する可能性があります。

Shure X2u XLR-to-USB シグナルアダプター(www.shure.com/ProAudio/Products/Accessories/ us_pro_X2u_content)を使用すると、ユーザーはミキサーから高品質のオーディオフィードを取得して、高品質の信号をコンピューターに USB 経由で直接入力できます。このデバイスがあれば、ユーザーがコンピューターのサウンドカードや内蔵マイクの品質を検討する必要はありません。変換によってオーディオ品質が失われることもありません。デバイスはプロ仕様の XLR 入力に対応しているため、スタンドアロンマイクにファンタム電源を供給できます。Windows® と Mac OS の両方で使用できます。ドライバーは不要です。

VoIP とテレフォニーを統合するためのハードウェアの使用

Universal Voice は、Adobe Connect 7.5 で初めて導入された簡単に使用できるハイブリッドアプローチですが、この方法以外にも、ハードウェアを使用して VoIP とテレフォニーを統合する方法が複数あります。

簡単な方法 - プレゼンターは、Adobe Connect VoIP を使用して、ヘッドセットやマイクで音声をブロードキャストすると同時に、電話会議にもダイヤルインします。基本的に、電話とヘッドセットで同時にオーディオを送信します。これが最もシンプルな方法です。

高度な方法 - 複数のプレゼンターがいる状況では、さらに簡単で洗練された方法も選択できます。サードパーティー製デバイスを使用して、電話をコンピューターのオーディオ入力に接続できます。例えば、JK Audio の THAT-2 を使用できます。この方法では、主催者は電話会議に電話をかけ、デバイスを使用して電話会議のオーディオをコンピューターのライン入力に送信します。プレゼンターは電話会議にダイヤルインします。主催者は、レイアウトバーの「会話」ボタンを使用して、Adobe Connect 経由で電話会議のオーディオをブロードキャストします。この方法を使用すると、同時放送を 1 人で管理できるため、プレゼンターの役割を簡略化できます。ただし、通話で話す全員が、電話会議にダイヤルインする必要があります。VoIP を使用すると、ユーザーがオーディオを聞くことはできても話すことができないため、一方向のストリーミングとして機能します。THAT-2 デバイスを Adobe Connect で使用する方法に関するチュートリアルを表示するには、www.connectusers.com/tutorials/2009/03/that2/index.php をご覧ください。

プロフェッショナルな方法 - VoIP とテレフォニーを組み合わせたソリューションにコストをかけられる状況では、キャプチャカードとミキサーを使用することで、詳細な管理と質の高いオーディオを実現できます。 Adobe Connect イベントサービスチームでは、ViewCast Osprey 230 キャプチャカードを Polycom ミキサーと組み合わせて使用しています。ユーザーは、コンピューターおよび会議の管理機能に加えて、Osprey カードに付属しているオーディオコントロール用ソフトウェアを併用して、最適なパフォーマンスを実現できます。Osprey キャプチャカードについて詳しくは、www.viewcast.com/products/osprey-230 をご覧ください。

Adobe Connect イベントサービス - 高度なソリューションへのコストを抑えつつ、1 つまたは複数の会議でオーディオ品質を向上させたい場合のために、Adobe Connect イベントサービスチームは最先端の機器を使用して、テレフォニーソリューションから VoIP にオーディオをブロードキャストする機能を提供しています。サービスは、イベントごとに購入することも、複数の会議に対して購入することもできます。Adobe Connect イベントサービスについて詳しくは、http://www.adobe.com/jp/products/acrobatconnectpro/solutions/marketing/eventservices/ をごランクいただくか、アドビの営業担当者にお問い合わせください。

使用事例

Adobe Connect は柔軟な Web 会議ソリューションのため、さまざまな場面で活用できます。このホワイトペーパーでは、仮想教室、Web 会議、セミナー(販売とマーケティング)という 3 つの一般的な使用事例でのオーディオ通信の要件に焦点を当てています。

仮想教室

  • イベントはライブでもオンデマンドでも実施される
  • ライブセッションは、対面式教室と同じように、1 人のプレゼンターと複数の学習者で開催されることもあれば、参加者たちのコラボレーションで構成されることもある

Web 会議

  • イベントには 2 人以上の個人が参加してやり取りする。通常、参加者数が 50 人を超えることはない
  • 会議室での対面のやり取りに似ている

販売およびマーケティングセミナー

  • 1 人のユーザーが大勢の参加者にプレゼンテーションを行う
  • このようなイベントは、講義やセミナースタイルの対面式会議に似ている

最適な会議オプションを判断する際に、最も重要な 2 つの考慮事項は、会議の規模と必要なやり取りのレベルです。次の表では、オーディオ通信をサポートするさまざまな技術オプションの長所と短所の概要が紹介されています。

使用事例

テレフォニーベース

VoIP ベース

Universal Voice

仮想教室

利点:

• 最も一般的なオーディオ通信形式で、ユーザーの混乱、参加者の喪失、技術サポートの必要性が低い

• 統合された呼制御により、会議のオーディオ部分を簡単に管理可能

• Adobe Connect 会議インターフェイスで優れた呼制御を実現

利点:

• オーディオを配信する場合は、費用対効果が非常に高い(特に参加者の大半が発言する必要がない場合)

利点:

• ユーザーが通信技術を選択可能

• 会議に関連するユーザーのコストを削減可能

• 任意のオーディオプロバイダー(複数のプロバイダーの使用を含む)の使用が可能

• オーディオが統合されたイベントを利用可能

Web 会議

(1 対 1 の会議と少人数の会議)

利点:

• なじみ深い技術を使用

• Adobe Connect ユーザーインターフェイスで優れた呼制御を実現

• 使いやすい

利点:

• オーディオを配信する場合、費用対効果が非常に高い

• 帯域幅が広いため、高品質のエクスペリエンスを実現可能

利点:

• ユーザーが通信技術を選択可能

• 会議に関連するユーザーのコストを削減可能

• 任意のオーディオプロバイダー(複数のプロバイダーの使用を含む)の使用が可能

• オーディオが統合されたイベントを、イベント終了後すぐに利用可能

販売およびマーケティングセミナー

(少人数が大勢のユーザーに発言する会議)

利点:

• 最も一般的なオーディオ通信形式で、ユーザーの混乱、参加者の喪失、技術サポートの必要性が低い

• 統合された呼制御により、会議のオーディオ部分を簡単に管理可能

利点:

• 大規模なオーディエンスにオーディオを配信する場合は、費用対効果が非常に高い(参加者の大半が発言する必要がない場合)

• 1 対多のブロードキャストがデフォルトであるため、通信を管理するオペレーターのサポートは不要

利点:

• ユーザーが通信技術を選択可能

• 会議に関連するユーザーのコストを削減可能

• 任意のオーディオプロバイダー(複数のプロバイダーの使用を含む)の使用が可能

• オーディオが統合されたイベントを、イベント終了後すぐに利用可能

 

 

 

概要

Adobe Connect にはさまざまなオーディオ統合オプションが用意されているため、特定の使用事例に対応できます。Adobe Connect で使用する適切な通信手段を決定する上で、シナリオ、参加者が VoIP を利用できる度合い、コスト比較、必要な機能など、あらゆる要素を検討することが重要です。どのようなアプローチであっても、統合されたオーディオ会議と Web 会議により、さらに生産的かつ効果的な仕方でコラボレーションと会議を進めていくことができます。会議主催者と参加者が簡単にやり取りを行う上で、統合された録画、会議中の呼制御、統合された会議の招待といった機能などがとても役立ちます。統合された形式でこのような機能を Adobe Connect で利用可能にすることで、ユーザーの皆さまが、ますます広く一般的になっている Web 会議をさらにスムーズに開催にできるようにサポートしてまいります。

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