本書では、Adobe Connect 11.4.9 リリースのリリース日、技術要件、アップグレード情報、改善点および既知の問題について詳しく説明します。
概要
Adobe Connect を使用すると、豊富なデジタルトレーニング、ウェビナーおよびコラボレーション体験を提供できます。 Adobe Connect の概要については、次を参照してください。www.adobe.com/jp/products/adobeconnect.html
Adobe Connect 11.4.9 は、さまざまな問題を修正したセキュリティリリースであり、パッチとして利用できます。
リリース日
Adobe Connect 11.4.9 は次のフェーズでロールアウトされます。
オンプレミス展開:
2024 年 10 月 9 日からご利用いただけます。
マネージドサービス:
アップグレードをスケジュールするには、Adobe Connect Managed Services(ACMS)担当またはプライベートクラウドプロバイダーにお問い合わせください。
必要システム構成
最新の必要システム構成については、Adobe Connect 技術仕様ページを参照してください。
Adobe Connect アプリケーション
このアップデートには、新しいバージョンの Adobe Connect アプリケーションは含まれていません。
- IT 管理者は、インストーラーを備えた最新版の Adobe Connect アプリケーションがすべてのユーザー環境にあることを確認してください。 Adobe Connect アプリケーションのスタンドアロン版または MSI 版の最新版インストーラーは、こちらのページからダウンロードするか、以下の URL から直接インストールしてください。
- Windows 向け Adobe Connect アプリケーション
- Mac 向け Adobe Connect アプリケーション
オンプレミス展開のアップグレードパス
このリリースにアップグレードするための前提条件は次のとおりです。
- Adobe Connect 9.x をアップグレードする場合は、Adobe Connect 11.4 にアップグレードしてから、このパッチを適用します。
- Adobe Connect 10.x をアップグレードする場合は、Adobe Connect 11.4 にアップグレードしてから、このパッチを適用します。
- Adobe Connect 11.x をアップグレードする場合は、Adobe Connect 11.4 にアップグレードしてから、このパッチを適用します。
解決された問題
問題追跡番号 |
問題の説明 |
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4156239 | 制限付き管理者が電子メールエイリアスを削除できるという問題を修正しました。 |
4156241 | 制限付き管理者がキャンペーン ID を削除できるという問題を修正しました。 |
4156242 | 制限付き管理者が、管理者/承諾と制御の「共有設定」にアクセスできるという問題を修正しました。 |
4156243 | ペンテストの脆弱性(未検証のリダイレクトによるセキュリティ制御のバイパス)を修正しました。 |
4156244 | 制限付き管理者がイベントタグを削除できるという問題を修正しました。 |
4156245 | 権限を付与されていない参加者が会議室の出席者ポッドの設定を変更できるという問題を修正しました。 |
4156246 | ペンテストの脆弱性(Websockets の機能によるサーバーサイドリクエストフォージェリの発生)を修正しました。 |
4156247 | 権限を付与されていない参加者が会議室のキャプションの設定を変更できるという問題を修正しました。 |
4156248 | 権限を付与されていない参加者が非公開メッセージの使用を無効にしたり、すべてのユーザーの通知時間を変更したりできるという問題を修正しました。 |
4156249 | 権限を付与されていない参加者が会議室の Q&A の設定を変更できるという問題を修正しました。 |
4156250 | 権限を付与されていない参加者が会議室のビデオ設定を変更できるという問題を修正しました。 |
4156251 | 権限を付与されていない参加者が会議中のキャプション作成者の権限にアクセスできるという問題を修正しました。 |
4156253 | アカウントの乗っ取りにつながる可能性があるクロスサイトスクリプティングの脆弱性を修正しました。 |
4156254 | ノートシステムのクロスサイトスクリプティングの脆弱性を修正しました。 |
4156256 | セッションのハイジャック、ユーザーのなりすまし、クライアントサイドの攻撃につながる可能性のある URI パス経由のクロスサイトスクリプティングの脆弱性を修正しました。 |
4156258 | 悪意のある .pod ファイルをゲストがアップロードすることを許可して、アカウントの乗っ取りにつながる可能性がある保存済みクロスサイトスクリプティングの脆弱性を修正しました。 |
4156260 | 攻撃者がオブジェクト参照を操作してアクセス制御チェックを回避できる問題を修正しました。 |
4156240 | プレゼンター用に JDK1.8.0_411 にアップグレードしました。 |
4156252 | AEM 用に JDK セキュリティベースライン 1.8.0_411 にアップグレードしました。 |
4156519 | CPS/TelSvc/BAMA 用に JDK1.8.0_411 にアップグレードしました。 |