本書では、Adobe Connect 12.8.1 リリースのリリース日、技術要件、アップグレード情報、改善点および既知の問題について詳しく説明します。
概要
Adobe Connect を使用すると、豊富なデジタルトレーニング、ウェビナーおよびコラボレーション体験を提供できます。 Adobe Connect の概要については、次を参照してください。www.adobe.com/jp/products/adobeconnect.html
Adobe Connect 12.8.1 は、新機能、既存の機能の改善、アクセシビリティの向上および既知の問題の修正を導入するマイナーリリースです。
リリース日
Adobe Connect 12.8.1 は次のフェーズでロールアウトされます。
ホストされているサービス:
アップグレードは 2025 年 1 月 30 日に開始されます。 ご利用のアカウントのアップグレード日については、「Adobe Connect ダウンロードとアップデート」を参照してください。
- リリース 12.8.1 は、ダウンタイムが発生しません。
オンプレミス展開:
12.8.1 リリースのパッチは、オンプレミスのインストールには利用できません。 Adobe Connect 12.9 リリースのオンプレミスパッチには、12.8.1 で導入されたすべての改善と修正が適用される予定です。
マネージドサービス:
アップグレードをスケジュール設定するには、Adobe Connect Managed Services(ACMS)担当またはプライベートクラウドプロバイダーにお問い合わせください。
Adobe Connect 12.8.1 の新機能
オーディオデバイスの選択に関する改善点
- ユーザーが最後に手動で選択したスピーカー / マイクが記憶されます。選択したこのデバイスが次のセッションで使用できる場合、セッション開始時にそのデバイスが使用されるか、セッション中に接続した場合はそのデバイスに切り替わります。
- 設定したデバイスを使用できない場合、OS のデフォルトデバイスが優先され、次に AirPods や Bluetooth ヘッドセットなどの外部デバイスの順に最適なデバイスが自動的に選択されます。
- Connect では、Zoom や Teams の仮想オーディオデバイス、外部モニターや web カメラのオーディオデバイスなどの仮想デバイスが自動的に選択されることはありません。ユーザーがこれらのデバイスを使用する場合、スピーカー / マイクのドロップダウンメニューから手動でデバイスを選択する必要があります。選択したデバイスは記憶され、今後のセッションで自動的に選択されます(前述のポイント 1 を参照してください)。
- この改善点が適用されるのは、デスクトップクライアント(ブラウザーとアプリケーション)のみです。
- 記憶されたデバイスのリストは、ローカルのブラウザーまたはアプリケーションのキャッシュに保存されます。そのため、記憶されるデバイスはブラウザーとアプリケーション間で異なる場合があります。記憶されたデバイスの情報は、ブラウザーのキャッシュが消去されたり、アプリケーションが更新されたりすると消去されます。
必要システム構成
最新の必要システム構成については、Adobe Connect 技術仕様ページを参照してください。