GetHttpRequestData

説明

HTTP リクエストヘッダおよび本文を CFML ページで使用できるようにします。HTTP ヘッダ内で送信される SOAP リクエストデータを取り込む際に便利です。

戻り値

ColdFusion 構造体です。

カテゴリ

System functions

関数のシンタックス

GetHttpRequestData(includeBody)

パラメーター

パラメータ

説明

includeBody 

リクエストの本文を取得するかどうかを指定するブール値。リクエストの本文を取得した後に、その本文を再度読み取ることはできません。このパラメーターのデフォルト値は true です。リクエストから本文以外のものを取得する必要がある場合は、パラメーター値を false として使用します。

戻り値

この関数は、次のエントリを含む構造体を返します。

構造体の要素

説明

content

クライアントから送信されたフォームからの、文字列またはバイナリ形式の未処理のコンテンツです。文字列データと見なされるコンテンツでは、FORM のリクエストヘッダ "CONTENT_TYPE" は "text/" または "application/x-www-form-urlencoded" で始まる必要があります。他の型はバイナリオブジェクトとして保管されます。

headers

HTTP リクエストヘッダを値のペアとして含む構造体です。これには、SOAP リクエストなどのカスタムヘッダがあります。

method

StringCGI 変数 Request_Method を含む文字列です。

protocol

CGI 変数 Server_Protocol を含んでいる文字列です。

使用方法

データがバイナリかどうかを確認するには、IsBinary(x.content) を使用します。データが文字列として表示可能な場合、データを文字列の値に変換するには ToString(x.content) を使用します。

次の例は、GetHttpRequestData が HTTP ヘッダ情報を返す方法を示しています。

<cfset x = GetHttpRequestData()>
<cfoutput>
<table cellpadding = "2" cellspacing = "2">
<tr>
<td><b>HTTP Request item</b></td>
<td><b>Value</b></td> </tr>
<cfloop collection = #x.headers# item = "http_item">
<tr>
<td>#http_item#</td>
<td>#StructFind(x.headers, http_item)#</td> </tr>
</cfloop>
<tr>
<td>request_method</td>
<td>#x.method#</td></tr>
<tr>
<td>server_protocol</td>
<td>#x.protocol#</td></tr>
</table>
<b>http_content --- #x.content#</b>
</cfoutput>

 

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