注意:このタグの属性は attributeCollection 属性で指定でき、その値は構造体になります。attributeCollection 属性で構造体の名前を指定し、タグの属性名を構造体のキーとして使用します。 |
説明
ページ内で使用できるバイナリオブジェクトのパラメータに、サーバー上の実行可能ファイルやイメージファイルなどのバイナリファイルを読み込みます。このファイルを HTTP や SMTP などの Web プロトコルを介して送信するか、データベースに保管するには、ToBase64 関数を使用してファイルをまず Base64 に変換してください。
注意:このアクションによって、ファイルがローカル Variables スコープ内の変数に読み込まれます。サーバーがダウンするおそれがあるため、ログなどの大きなファイルには使用しないでください。 |
シンタックス
<cffile |
関連項目
属性
属性 |
必須/オプション |
デフォルト |
説明 |
---|---|---|---|
action |
必須 |
|
このタグが実行するファイル操作のタイプです。 |
file |
必須 |
|
読み取るバイナリファイルのパス名です。絶対パス(ドライブ文字とコロン、あるいはスラッシュまたは円記号から始まるパス)を指定しない場合は、GetTempDirectory 関数から返される ColdFusion テンポラリディレクトリを基準とする相対パスを指定します。 |
variable |
必須 |
|
バイナリファイルの内容が入る変数の名前です。 |
使用方法
バイナリファイルを Base64 に変換して、それを別のサイトに転送します。ColdFusion では、イメージファイルをバイナリとして読み込み、その結果を cfimage に渡すことができます。例:
<!--- Convert a JPG image to a binary object. ---> |
例
次の例では、バイナリファイル somewhere.jpg を読み込み、それを somewhereB.jpg として別のフォルダに書き込み、次にその新規ファイルを表示します。
<cffile action = "readBinary" file = "C:\inetpub\wwwroot\cfdocs\getting_started\photos\somewhere.jpg" variable = "aBinaryObj"> <!--- Output binary object to JPEG format for viewing. ---> <cffile action="write" file = "c:\files\updates\somewhereB.jpg" output = "#toBinary(aBinaryObj)#"> <!--- HTML to view image. ---> <img src="C:\files\updates\somewhereB.jpg"> |