ColdFusion（2018年リリース）アップデート 5 で修正されたバグ

このリリースの既知の問題

• PowerPoint ファイルを含む圧縮ディレクトリ（zip 形式）のインデックスを作成しようとすると、例外が発生します。 
• リモート管理コンポーネントが無効になっていても、AdminServlet WAR ファイルがコピーされます。アップデートのインストールまたはアンインストールする場合は、[CF ホーム]\[インスタンス名]\jetty\work ディレクトリ内のフォルダーを削除し、アップデートのインストール後に ColdFusionAddonServices を再起動してください。これにより、Jetty サーバーが最新の変更を取得できるようになります。
• CF-4204191：CreateODBCDateTime() 関数で 1970年2月1日からのエポック秒が使用されていました。このリリースでは、ColdFusion のエポック秒（1899年12月30日からの秒数）が使用されます。
  
• 組み込み関数で単一行の Lambda を使用する場合には、中括弧の中で return ステートメントを明示的に使用する必要があります（例：(item) =>  {return item.rating >= 3;}）。
• ホワイトリストに登録した IP アドレスは、アップデートをアンインストールしても削除されません。
• Apache のドキュメント ルートにローカライズされた文字が含まれていると、Web ページが予期したとおり表示されません。回避策として、英語のみを含むドキュメントを作成します。
• CF-4198851：「セキュリティ プロバイダーで PBKDF2WithSHA256 アルゴリズムがサポートされていない」という問題を修正するため、JDK 10 以降を使用してください。

このアップデートの後に報告された問題

• CF-4205250：関数呼び出しの外側に <cfoutput> タグがあり、関数呼び出しに <cfoutput query=""> が含まれていると、ネストされたタグがエラーになります。
• CF-4205251：IF ステートメントの引数にネストされた暗黙の構造体が含まれていると、例外が発生します。
• CF-4205268：Lambda 式で関数を記述するときに、コードをブロック内に記述する必要があります。
• CF-4205245：ファットアロー関数で本文を中括弧で囲むと、明示的に記述した return ステートメントだけが値を返します。暗黙的な return の動作は、中括弧で囲まれていない関数本体にのみ適用されます。
• CF-4205246：ファットアローを含む UDF が、予期したとおり解析されないことがあります。
• CF-4205247：ファットアローを含む UDF を中括弧で囲まれていない BIF に渡すと、本文で解析エラーが発生します、
• CF-4205248：パラメーターの 1つがデフォルトに設定されているファットアロー関数を BIF に渡すと、エラーが発生します。
• CF-4205269：cftransaction を使用しないクエリで、java.sql.SQLException: Datasource names for all the database tags within the cftransaction tag must be the same. という例外が発生します。
• CF-4205370： ColdFusion Enterprise 版（2018年リリース）で、CFTHREAD の最大スレッド数を 10 以上に増やすことができません。

改訂履歴

2019年10月9日：バグ CF-4205370 を追加しました。

2019年10月1日：このアップデートのリリース後に報告された問題を追加しました。