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場所（位置）データの追加と管理

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最終更新日 : 2021年4月28日

Elements Organizer

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Elements Organizer の強力な地図統合機能を使用して、メディアを撮影場所と関連付けて整理する方法について説明します。

Elements Organizer には Mapbox が統合されており、写真やビデオを撮影された場所と関連付けて、検索や整理が簡単にできるようになっています。

読み込んだ写真に GPS 情報があれば、その場所情報が保持され、読み込まれた写真は地図上の正しい場所に自動で配置されます。

読み込んだ写真に GPS 情報がない場合は、ドラッグ＆ドロップするか、場所を検索するかして、読み込んだ写真を地図上の場所に関連付けることができます。

ビデオも、ドラッグ＆ドロップや場所の検索を使用して、地図上の場所に関連付けることができます。

場所ビューでは、場所情報に基づいてメディアファイルを表示および整理できます。

注意：

地図機能が動作するには、インターネットに接続されていることが必要です。

「ピン留めあり」タブと「ピン留めなし」タブ

場所データのないメディアファイルは、場所ビューの「ピン留めなし」タブに表示されます。場所データのあるメディアファイル（GPS 対応デバイスで撮影された写真や場所ビューで手動でタグ付けされた写真など）は「ピン留めあり」タブに表示されます。

場所情報を追加する前にメディアファイルを表示する

メディアファイルを読み込んだ後に、「ピン留めなし」タブに移動します。場所情報のないメディアファイルはすべてここに表示されます。

初期設定では、「時間別にグループ化」オプションが選択されています。このオプションが選択されていると写真が日時に基づいて整理され、ある期間内に作成されたメディアファイルに対する場所情報の追加がやりやすくなります。例えば、ハワイで誕生日を祝ったときに撮影されたと思われる写真の整理が簡単になります。誕生日に撮影されたすべての写真に場所としてハワイをタグ付けできるからです。

「グループ数」スライダーを動かすと、表示されるトラックの数を変更できます。スライダーを左（「最小」）のほうへ動かすほど、グループ化されるファイル作成期間に属するメディアファイルが増えます。そのため、スライダーを左へ動かすにつれ、表示されるトラックの数が減っていきます。同様に、スライダーを右（「最大」）のほうへ動かすほど、表示されるトラックの数が増えます。

場所情報をメディアファイルに追加する

Elements Organizer では、次の方法で簡単にメディアファイルに場所情報を追加する（メディアファイルを地図上の場所に関連付ける）ことができます。

場所を検索して割り当てる（場所ビューの「ピン留めなし」タブで）
「場所を追加」ボタンを使用する（場所ビューまたはメディアビューの「ピン留めなし」タブで）
メディアファイルを地図にドラッグ＆ドロップする（場所ビューの「ピン留めなし」タブで）

写真やビデオを場所別に表示する方法については、場所に関連付けられたメディアファイルの表示を参照してください。

場所を検索して割り当てる

場所ビューの「ピン留めなし」タブで、地図上の場所に関連付けるメディアファイルを選択します。次に、地図の上部に用意されている検索ボックスで、選択したメディアファイルを配置する場所を検索します。

「場所を追加」ボタンを使用する

次のいずれかの方法で「場所を追加」ボタンを使用して、場所を検索して割り当てます。

トラック内のすべての写真に場所を追加する

「ピン留めなし」タブが表示されており、「時間別にグループ化」オプションが選択されていることを確認します。「グループ数」スライダーを調整して、目的のトラックを表示します。次に、目的のトラックの「場所を追加」ボタンをクリックして、そのトラックのすべての写真をマップ上に配置します。

「ピン留めなし」タブから選択した写真を場所に追加する

選択した複数のメディアファイルに場所をまとめて追加できます。対象となるファイルは、同じトラックにあっても異なるトラックにあってもかまいません。

「ピン留めなし」タブで写真を選択し、アクションパネルの「場所を追加」ボタンをクリックします。

メディアビューから選択した写真に場所を追加する

メディアビューで写真を選択し、アクションパネルの「場所を追加」ボタンをクリックします。

メディアファイルをマップにドラッグ＆ドロップする

場所ビューの「ピン留めなし」タブで、地図上の関連付けたい場所へメディアファイルをドラッグします。

場所情報の追加後にメディアファイルを表示する

地図（場所ビュー）でメディアファイルを表示する

場所ビューの「ピン留めあり」タブをクリックして、場所情報が含まれているメディアファイル（地図上の場所と手動で関連付けたファイルまたは読み込んだ GPS 情報付きファイル）を表示します。

ピン留めありビューでは、上の画像に示されているように、写真はスタックされて表示されます。スタック内の写真の数は、ピンの右上隅に表示されます。

写真を大きめのビューで表示するには、スタック上にマウスポインターを合わせます。

view_enlarged_pin — ピンの上にカーソルを置くと、詳細ビューが表示されます。

スタックの詳細ビューで < または > 記号をクリックすると、スタック内の前の写真または次の写真を表示できます。

場所の調整

メディアファイルの場所を微調整するには、スタック内の「編集」ボタンをクリックします。

例えば、写真を当初「サンフランシスコ」とタグを付けしたとします。後で、「編集」ボタンを使用して場所を「サウサリート」、「ゴールデンゲートブリッジ」などに微調整できます。

ズームレベルに応じたスタック表示

「ピン留めあり」タブでズームアウトすると、比較的近い場所に関連付けられている複数のスタックが結合され、単一のスタックになります。例えば、ベルモント、ストーンハム、ブルックリンに個別に関連付けられているスタックがあると、ボストンという単一スタックで表示されます。個々のスタックを表示するには、マップでズームインします。

キーワードパネル（メディアビュー）でメディアファイルを表示する

場所ビューの地図のほかに、メディアビューのキーワードパネルでも、場所に関連付けられたメディアファイルを表示できます。

メディアビューで、アクションバーの「キーワード／情報」ボタンをクリックします。
キーワードパネルで、「場所タグ」を展開し、タグを選択します。タグに関連付けられているメディアファイルがメディアビューに表示されます。

GPS 情報を含む写真の場所名の取得

GPS 情報が含まれているメディアファイルはマップ上に表示されますが、関連付けられている場所名はありません。

これらのファイルを場所名と関連付けるには、目的のスタックにマウスポインターを合わせ、「場所名を取得」ボタンをクリックします。

地図上での場所の検索

地図上で場所を探すこともできます。該当する場所やその周辺に指定されているメディアファイルが地図上に表示されます。

場所にカスタム名を指定する

メディアファイルの場所タグをカスタム名に置き換えて、場所をわかりやすくしたり、自分だけの場所タグを作ったりできます。例えば、場所タグを「マイオフィス」や「自宅」に変えることができます。

カスタム名を作成するには、次の操作をおこないます。

「ピン留めあり」タブで、メディアファイルにマウスポインターを合わせると、拡張ビューが表示されます。次に、コンテキストメニューから「カスタム名を追加します」を選択します。

または、アクションパネルの「カスタム名」ボタンをクリックします。
表示されるダイアログボックスで、任意の名前をメディアファイルに指定します。

作成されたカスタムタグは、メディアビューの場所の一覧に表示されます。これで、そのタグを使用してメディアファイルへのフィルターの適用、同じ場所で作成された他のメディアファイルへのタグの適用などをおこなえるようになります。

注意：

カスタム名の作成は、表示されているマップに対するエイリアスの作成です。ズームインまたはズームアウトすると、カスタム名の追加対象となる目的の名前に到達できます。