Munki を使用したパッケージのデプロイ

Munki は、パッケージおよびパッケージメタデータを格納する web サーバーベースのリポジトリと一緒に使用して、ソフトウェアのインストールと設定を管理するオープンソースツールのコレクションです。通常、企業環境や教育環境で、システム管理者が多数の macOS コンピューターへのソフトウェアインストールを管理するために使用します。

この記事では、Munki を使用してパッケージをインストールおよびアンインストールする手順について説明します。

詳細を表示: Munki の概要

パッケージのインストール

1. Admin Console でパッケージを作成する

Admin Console にログインし、「パッケージ」タブに移動して、「パッケーを作成」をクリックします。

Adobe Admin Console でパッケージを作成すると、パッケージがコンピューターにダウンロードされます。

2. パッケージを Munki リポジトリに読み込む

  1. ターミナルで次のコマンドを実行します。

    munkiimport <ダウンロードしたパッケージのパス>

  2. パッケージに関する情報を入力するよう求められます。

    既存のアイテムをテンプレートとして使用しますか?[y/N]

    既に Admin Console パッケージが読み込まれていて、既存のテンプレートを使用する場合:

    1. Y」と入力し、Return キーを押します。

    初めてパッケージを読み込む場合、または新しいテンプレートを使用する場合:

    1. N」と入力し、Return キーを押します。
    2. デフォルトの項目名を使用する場合は、Return キーを押します。
    3. 表示名」と「説明」を入力します。
    4. バージョンカタログを使用するには、Return キーを押します。
    5. カテゴリデベロッパーを入力して、Return キーを押します。
  3. 新しく作成した pkginfo ファイルを編集するように求められます。

    ファイルをレビューまたは編集するには、Y キーを押します。

    ファイルに変更を加えずに続行するには、N キーを押します。

  4. カタログを再構築して、読み込み機能を完了します。

3. クライアントマニフェストを作成する

これで、Munki リポジトリにパッケージが用意されました。

次に、Munki が特定のマシンに何をインストールするかを認識できるように、クライアントマニフェストを作成する必要があります。

マニフェストを作成するには、manifestutil を使用します。

次のコマンドを実行して新しいマニフェストを作成し、それにパッケージを追加します。

  • manifestutil --new-manifest site_default
  • manifestutil --add-catalog <カタログ名> --manifest site_default
  • manifestutil --add-pkg <パッケージ名> --manifest site_default

4. クライアントマシンでパッケージのインストールを実行する

これで、パッケージをクライアントマシンにインストールする準備が整いました。

unattended_installTrue に設定している場合、次にクライアントマシン上で munki エージェントを実行したときに、パッケージが自動的にインストールされます。

unattended_install を False に指定している場合、または手動でインストールする必要がある場合は、クライアントマシン上で次のコマンドを実行します。

sudo /usr/local/munki/managedsoftwareupdate --installonly

またはマネージドソフトウェアセンターツールを起動し、インストールをトリガーします。

パッケージのアンインストール

1. Admin Console からパッケージをダウンロードします。

Admin Console にサインインし、「パッケージ」タブに移動して、クライアントマシンへのインストールに使用したパッケージをダウンロードします。

アンインストール処理には _Uninstall.pkg ファイルを使用します。

2. パッケージを Munki リポジトリに読み込む

  1. ターミナルで次のコマンドを実行します。

    munkiimport <ダウンロードしたパッケージのパス>

  2. パッケージに関する情報を入力するよう求められます。

    既存のアイテムをテンプレートとして使用しますか?[y/N]

    既に Admin Console パッケージが読み込まれていて、既存のテンプレートを使用する場合:

    1. Y」と入力し、Return キーを押します。

    初めてパッケージを読み込む場合、または新しいテンプレートを使用する場合:

    1. N」と入力し、Return キーを押します。
    2. デフォルトの項目名を使用する場合は、Return キーを押します。
    3. 表示名」と「説明」を入力します。
    4. バージョンカタログを使用するには、Return キーを押します。
    5. カテゴリデベロッパーを入力して、Return キーを押します。
  3. カタログを再構築して、読み込み機能を完了します。

3. クライアントマニフェストを作成する

これで、Munki リポジトリにパッケージが用意されました。

次に、Munki が特定のマシンに何をインストールするかを認識できるように、クライアントマニフェストを作成する必要があります。

マニフェストを作成するには、manifestutil を使用します。

次のコマンドを実行して新しいマニフェストを作成し、それにパッケージを追加します。

  • manifestutil --new-manifest site_default
  • manifestutil --add-catalog testing --manifest site_default
  • manifestutil --add-pkg <PackageName> --manifest site_default

4. クライアントマシンでパッケージのアンインストールを実行する

これで、パッケージをクライアントマシンでアンインストールする準備が整いました。

unattended_installTrue に設定している場合、次にクライアントマシン上で munki エージェントを実行したときに、パッケージが自動的にインストールされます。

unattended_install を False に指定している場合、または手動でインストールする必要がある場合は、クライアントマシン上で次のコマンドを実行します。

sudo /usr/local/munki/managedsoftwareupdate --installonly

またはマネージドソフトウェアセンターツールを起動し、インストールをトリガーします。

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