問題
最新バージョンの Lightroom Classic に更新すると、エンドユーザーはアプリを使用するためにログインするよう求められます。エンタープライズ版エンドユーザーには、アプリが体験版モードで実行されているように見えることがあり、体験版を開始するか、サブスクリプションを購入するように求められる場合があります ( アプリがエンタープライズ版のシリアル番号を使用してデプロイされた場合)。
解決策
この問題は、Lightroom Classic の以前のインストール(v7.x 以前)で、管理者がエンタープライズ版のシリアル番号を使用してライセンス認証とデプロイメントを行った場合に発生することが予想されます。
Lightroom Classic は常にインプレース更新を実行します。つまり、最新の機能を有効にするために以前のインストールが変更されます。Lightroom Classic を含むすべての Creative Cloud アプリの最新バージョンは、シリアル番号をサポートしていません。そのため、最新のアプリでは、アプリを引き続き使用するためにユーザーにログインを求めます。
エンドユーザー:以前のバージョンの Lightroom Classic の再インストール
最新バージョンの Lightroom Classic に更新した場合、ソフトウェアを引き続き使用するには、古いバージョンに戻す必要があります。
アプリを再インストールする前に、必ずカタログをバックアップしてください。詳しくは、「カタログのバックアップ」を参照してください。
- 以前のバージョンのアプリのライセンスパッケージについては、IT 管理者に問い合わせてください。
- 起動時にログインまたは体験版を開始するように求められた場合は、「このソフトウェアをライセンス認証する」をクリックし、エンタープライズ版のシリアル番号を入力します。
IT 管理者:Lightroom Classic の再デプロイ
最新のライセンス方法を使用した最新の Lightroom Classic のデプロイ
IT 管理者は、組織または機関に最適なライセンス方法を使用して、最新バージョンの Lightroom Classic をデプロイできます。これらの最新のライセンス方法を使用すると、エンドユーザーは Lightroom などのクラウドファーストのアプリの機能を活用してワークフローを実現することもできます。
例えば、指定ユーザーライセンスを使用して Admin Console でユーザーを作成すると、ユーザーはログインして最新の Creative Cloud アプリをすべて使用できます。詳しくは、「エンタープライズ版のライセンス方法」を参照してください。
Lightroom Classic(v7.x)の再デプロイ
シリアル番号ライセンスパッケージを作成して、Lightroom Classic(v7.x 以前)を再デプロイする必要がある場合があります。詳しくは、シリアル番号パッケージの作成またはライセンスファイルの作成を参照してください。これらのパッケージのヘルプ/更新オプションを無効にすることもできます。ただし、ヘルプ/更新オプションを無効にすると、コンピューター上のすべてのアプリに適用されます。
アプリを再インストールする前に、必ずカタログをバックアップしてください。詳しくは、カタログのバックアップを参照してください。
軽減策
組織または機関がシリアル番号を使用して Lightroom Classic のライセンス認証を行っている場合、代替パッケージを作成してデプロイするまで、エンドユーザーがこの状況に遭遇しないようにするために実行できる手順がいくつかあります。
- ヘルプ/更新メニューコマンドを使用して、エンドユーザーに Lightroom Classic を更新しないよう勧告を送信します。
- Remote Update Manager(RUM)を使用して、最新バージョンの Lightroom Classic をエンドユーザーにプッシュしないでください。
- パッケージ内の Adobe Update Manager オプションを有効にしないでください。
詳しくは、アドビの営業担当者またはアドビカスタマーサポートにお問い合わせください