photoshopCAFE
Wacom タブレットで Photoshop を使用する場合の推奨設定について説明します。
タブレットで Photoshop を使用する場合の推奨設定
アドビでは、Wacom 以外のサードパーティ製タブレットに対してテストおよび公式サポートを行っていません。タブレットを使用する場合は、タブレットの製造元にお問い合わせください。
Photoshop で Wacom ペンと筆圧設定をカスタマイズする
(ビデオは YouTube のサイトで再生されます)
Windows
Windows Ink と WinTab は競合する技術です。Wintab のほうが古く、機能も成熟していますが、Windows Ink は新しい製品で、新しいコードベースに基づいてビルドされています。ニーズによっては、いずれかを選択したほうが良い場合があります。今後、アドビでは Windows Ink の体験強化にリソースをシフトする予定です。
- Windows 10 では、Windows Ink がデフォルトになっています。
- Windows 7 では、Windows Ink を使用できません。 WinTab は、Windows 7 に接続している描画タブレットをサポートし、ペン入力を可能にする古いドライバーです。 Microsoft は、2020 年 1 月 14 日に Windows 7 のサポートを終了することを発表しています。
Wacom タブレットのプロパティ
Wacom タブレットのプロパティウィンドウで「Use Windows Ink」オプションを選択します。
Wacom タブレットのプロパティについては、Wacom のサポート記事を参照してください。
その他のタブレット
タブレットが Windows Ink をサポートしていない場合は、WinTab を使用するように Photoshop を構成します。
筆圧の問題を解決する
Wacom タブレットのプロパティに Photoshop を追加する
Wacom タブレットのプロパティの「Application」セクションに Photoshop を追加します。
手順については、Wacom の次のサポート記事を参照してください。
筆圧を感知するように Photoshop のブラシを設定する
Photoshop で、ツールバーからブラシツールを選択するか、B キーを押します。次に、ウィンドウ/ブラシ設定の順に選択します。
ブラシ設定パネルで、「シェイプ」が選択され、「コントロール」が「筆圧」に設定されていることを確認します。
詳しくは、次のリンクを参照してください。
Wacom タブレットのプロパティで Windows Ink を有効にする(Windows)
上記の「Wacom コントロールパネルで Windows Ink を有効にする」を参照してください。
「長押しを右クリックとして認識する」を解除する(Windows)
コントロールパネルを開き、「ペンとタッチ」を選択します。
「ペンとタッチ」ダイアログで、リストから「長押し」を選択して、「設定」を選択します。
「長押しの設定」ダイアログで、「長押しを右クリックとして認識する」の選択を解除して、「OK」をクリックします。
Wacom ドライバーの更新と変更
筆圧感知の問題はドライバーが原因で発生している可能性があります(ドライバーが古い、破損している、バグがある、など)。ほとんどの場合、最新のドライバーに更新することで筆圧の問題が解決します。それ以外の場合は、別のドライバーバージョンを使用することで、筆圧の機能が復元することがあります。
詳細と手順については、Wacom のサポート記事「Why pen pressure is not working?」を参照してください。
Ink の環境設定を行う(macOS 10.14 以前)
Mac で「システム環境設定」に移動します。「システム環境設定」ウィンドウで、Ink の項目を開きます。
Ink ウィンドウで、手書き認識オプションを「オフ」に設定し、「すべてのアプリケーションで Ink を許可」の選択を解除します。
関連情報については、Apple のサポート記事「Mac の Ink で環境設定を変更する」を参照してください。
すべてのログイン項目を削除する(macOS)
Mac にログインしたときに自動的に開く項目を削除します。
手順については、Apple のサポート記事「自動的に開く項目を追加または削除する」を参照してください。
この手順で筆圧の問題が解決した場合は、ログイン項目を順番に選択していくことで、ソフトウェアが競合する可能性を調べることができます。
Wacom と macOS との互換性
Wacom と macOS の互換性については、Wacom の macOS のサポートに関する記事を参照してください。