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Photoshop には、各人の使い方や創造性のスタイルに合うよう、複数のペンツールが用意されています。
- 曲線ペンツールでは、曲線や直線セグメントを直感的に描画できます。
- 標準のペンツールでは、直線セグメントや曲線を精度良く描画できます。
- フリーフォームペンツールでは、紙に鉛筆で描くようにパスを描画できます。
- マグネットペンオプションを使用すると、画像内で定義した領域のエッジにスナップしながらパスを描画できます。
- コンテンツに応じたトレースツールを使用すると、画像のトレース処理を自動化できます(テクノロジープレビュー)。
Shift + P キーで、ペングループに属するツールを順番に選択できます。
ペンツールとシェイプツールを組み合わせて使用すれば、複雑なシェイプを作成できます。ペンツールで描画できるモードについて詳しくは、描画モードを参照してください。
ペンツールで描画を開始する前に、パスパネルで新規パスを作成しておき、描画した作業用パスが自動的に名前付きパスとして保存されるようにすることができます。
コンテンツに応じたトレースツール
Photoshop の 2020 年 10 月リリースでは、コンテンツに応じたトレースツールがテクノロジープレビュー版として導入され、画像のエッジにカーソルを合わせてクリックするだけでベクトルパスや選択範囲を作成できます。
環境設定/テクノロジープレビューでコンテンツに応じたトレースツールを有効にして、Photoshop を再起動します。
次の 5 つの簡単な手順に従って、コンテンツに応じたトレースツールを試してみてください。
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オブジェクトのエッジにカーソルを合わせると、オブジェクトがハイライト表示されます。
注意:ズームレベルが異なると、Photoshop が画像を認識する方法や、ツールでエッジを識別する方法が影響を受けます。
例えば、低解像度の画像で作業している場合、ズームアウトすると、Photoshop がエッジを識別しやすくなります。ズームイン(100% 以上)すると、デフォルトの 1-1 ピクセルの解像度がツールで使用されて、エッジが識別されます。
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ハイライト表示されたセクションをクリックして、パスを作成します。
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パスに追加するには、隣接するエッジの上にマウスを合わせて新しいセクションをハイライト表示し、Shift キーを押しながらクリックしてパスを延長します。表示されるピンクの線は、既存のパスに新しいセクションを追加していることを示します。
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パスから領域を削除するには、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac)を押しながらクリックします。また、クリックしながら一方向にドラッグして、大きなセクションを削除することもできます。
ディテール
ディテールスライダーの調整中に、Photoshop が認識しているエッジのプレビューが表示されます。スライダーを右に動かすと Photoshop が検出するエッジの量が増え、左に動かすと検出するエッジの量が減ります。
トレーシング
トレーシングモード(「詳細」、「標準」、「簡易」)は、トレース処理の前に画像の詳細度やテクスチャを調整します。
ディテールスライダーとトレーシングを組み合わせて使用して、目的のエッジを作成します。
曲線ペンツール
曲線ペンツールを使用すると、滑らかな曲線と直線セグメントを同じように簡単に描画できます。直感的に使用できるこのツールを使用することで、デザインにおいて独特なシェイプを作成したり精密なパスを定義したりして、画像を難なく微調整できます。作業中は、ツールを切り替えることなく、スムーズポイントやコーナーポイントの作成、切り替え、編集、追加、削除ができます。
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ペンツールのグループから、曲線ペンツールを選択します。
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最初のアンカーポイントを作成するには、ドキュメント内のどこかをクリックまたはタップします。
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もう一度クリックまたはタップして次のアンカーポイントを定義し、パスの最初のセグメントを完成させます。パスの次のセグメントを曲線にするには、シングルクリックします(初期設定)。次に直線セグメントを描画する場合は、ダブルクリックします。
注意:パスの最初のセグメントは、カンバス上で当初必ず直線として表示されます。次に曲線と直線セグメントのどちらを描画するかに応じて、後で調整されます。描画する次のセグメントが曲線の場合、最初のセグメントは次のセグメントに合わせて滑らかに曲げられます。
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(曲線パスの場合)マウスまたはタッチ対応デバイスで、ポインターをドラッグしてパスの次のセグメントを描画します。マウスボタンを押している間に、セグメントの曲線を最適に調整します。前のセグメントは曲線が滑らかになるように自動で調整されます。
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(曲線パスの場合)マウスボタンを放してアンカーポイントをドロップし、次のセグメントを完成させます。
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このようにしてセグメントを追加していき、パスを完成させます。
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描画が終わったら、Esc キーを押します。
曲線ペンツールでの作業に関するヒント
- アンカーポイントのドロップ中、パスの次のセグメントが曲線の場合はシングルクリックします。次に直線セグメントを描画する場合は、ダブルクリックします。それに応じてスムーズポイントまたはコーナーポイントが作成されます。
- スムーズなアンカーポイントをコーナーポイントに変換、またはその逆に変換する場合は、ポイントをダブルクリックします。
- アンカーポイントはドラッグすれば動かせます。
- アンカーポイントを削除するには、削除するポイントをクリックし、Delete キーを押します。アンカーポイントは削除されますが、曲線は維持され、残ったアンカーポイントをもとに適宜調整されます。
- 曲線を調整するには、アンカーポイントをドラッグします。この方法でパスセグメントを調整すると、隣接するパスセグメントが自動で修正されます(ラバーバンド効果)。
- アンカーポイントを追加するには、パスセグメントの任意の場所をクリックします。
ペンツール
直線セグメントの描画
標準のペンツールを使用して作成できる最も単純なパスは直線です。ペンツールをクリックしてアンカーポイントを 2 つ作成すると、その 2 つを結ぶ直線が生成されます。クリックを続けると、コーナーポイントで連結された直線セグメントから成るパスが作成されます。
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ペンツールを選択します。
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ペンツールのポインターを直線セグメントの描画を開始する地点に移動し、クリックして最初のアンカーポイントを定義します(ドラッグはしません)。注意:
最初のセグメントは、2 番目のアンカーポイントをクリックするまで表示されません(Photoshop では、「ラバーバンド」オプションを選択するとパスセグメントをプレビューできます)。また、方向線が表示される場合は、ペンツールを誤ってドラッグしています。編集/取り消しを選択して、クリックし直してください。
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次に、書き始めのセグメントを終了させる地点でクリックします(セグメントの角度を 45°単位に固定するには、Shift キーを押しながらクリックします)。
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ペンツールのクリックを続けて、残りの直線セグメントのアンカーポイントを設定します。
直前に追加したアンカーポイントは常に塗りつぶしの四角いポイントで表示され、このポイントが選択されていることを表します。新しいアンカーポイントを追加すると、それまでに定義したアンカーポイントは白抜きの四角いポイントで表示され、選択が解除されます。
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次のいずれかの操作を行って、パスを完成します。
クローズパスにする場合は、最初に作成した(白抜きの)アンカーポイントの上にペンツールを置きます。ペンツールを正しい位置に置くと、ペンツールポインターの横に小さい円 が表示されます。クリックするか、ドラッグしてパスを閉じます。
- オープンパスにする場合は、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながら、すべてのオブジェクトから離れた任意の場所をクリックします。
パスを開いたままにするには、別のツールを選択することもできます。
ペンツールによる曲線の描画
曲線が方向を変える位置にアンカーポイントを追加し、曲線を形成する方向線をドラッグすることで、曲線を作成することができます。方向線の長さと弧により、曲線の形状が決定されます。
アンカーポイントの数を少なくすると、曲線を編集しやすくなり、曲線の表示やプリントがより快適になります。ポイント数が多すぎると、曲線がでこぼこになることがあります。アンカーポイントの間隔を広く取り、方向線の長さと角度を調整して曲線を描くようにします。
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ペンツールを選択します。
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ペンツールを曲線の開始点に移動し、マウスボタンを押したままにしてドラッグします。
始点のアンカーポイントが表示され、ペンツールのポインターが矢印に変わります(Photoshop では、ドラッグを開始するまでポインターの形は変わりません)。
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次にドラッグして、作成中の曲線セグメントの弧を設定し、マウスボタンを放します。
一般に、次に作成するアンカーポイントに向けて約 1/3 の距離まで方向線を引きます(方向線の一辺または二辺を後で調整できます)。
Shift キーを押しながらドラッグすると、ものさしツールの動きを 45 度単位に固定できます。
A. ペンツールを置く B. ドラッグを開始(マウスボタンを押したまま) C. ドラッグして方向線を伸ばす
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曲線セグメントの終点にペンツールを置いてから、次のいずれかの操作を行います。
C 字曲線を作成する場合は、前の方向線とは逆の方向にドラッグします。その後マウスボタンを放します。
S 字曲線を作成する場合は、前の方向線と同じ方向にドラッグします。その後マウスボタンを放します。
注意:次の曲線を描く方向を鋭角にするには、マウスボタンを放し、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら方向点を曲線の方向にドラッグします。Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)とマウスボタンを放し、セグメントの終了点にポインターを移動し、反対方向にドラッグして曲線セグメントを完成させます。
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引き続き、別の場所からペンツールをドラッグして、一連の滑らかな曲線を作成します。アンカーポイントは、各曲線の頂点ではなく開始点と終点に配置されます。注意:
アンカーポイントの方向線を分割するには、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら方向線をドラッグします。
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次のいずれかの操作を行って、パスを完成します。
クローズパスにする場合は、最初に作成した(白抜きの)アンカーポイントの上にペンツールを置きます。ペンツールを正しい位置に置くと、ペンツールポインターの横に小さい円 が表示されます。クリックするか、ドラッグしてパスを閉じます。
- オープンパスにする場合は、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながら、すべてのオブジェクトから離れた任意の場所をクリックするか、別のツールを選択します。
直線に続く曲線の描画
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ペンツールで 2 つの場所をクリックしてコーナーポイントを設定し、直線セグメントを作成します。
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選択されている端点上にペンツールを置きます。小さな斜めの直線(スラッシュ)がペンツールの横に表示されます。次に作成する曲線セグメントの弧を設定するには、アンカーポイントをドラッグして方向線を作成し、その後マウスボタンを放します。
A. 完成した直線セグメント B. 端点上にペンツールを合わせる C. 方向点をドラッグ
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次のアンカーポイントを追加する位置にペンツールを置き、新しいアンカーポイントをクリック(必要に応じてドラッグ)して、曲線を完成させます。
A. ペンツールを置く B. 方向線をドラッグ C. 新しい曲線セグメントが完成
曲線に続く直線の描画
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ペンツールをドラッグして曲線セグメントの最初のスムーズポイントを作成し、マウスボタンを放します。
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曲線セグメントの終点となる位置にペンツールを合わせ、ドラッグして曲線を完成させ、マウスボタンを放します。
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ツールパネルからアンカーポイントの切り替えツールを選択し、選択されている終点をクリックしてスムーズポイントからコーナーポイントに変換します。注意:
Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押すと、一時的にペンツールがアンカーポイントの切り替えツールに変わります。
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ツールパネルからペンツールを選択し、直線セグメントの終点にする位置にペンツールを置き、クリックして直線セグメントを終了します。
コーナーで連結された 2 つの曲線セグメントの描画
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ペンツールを使用して、曲線セグメントの最初のスムーズポイントをドラッグして作成します。
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ペンツールの位置を変えて、2 番目のスムーズポイントを追加して曲線を作成します。次に、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながら、方向線を反対方向にドラッグして、次の曲線の弧を設定します。Alt キーまたは Option キーとマウスボタンを放します。
この操作によって方向線が分割され、スムーズポイントがコーナーポイントに変換されます。
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2 番目の曲線セグメントを終了する位置にペンツールを置き、新しいスムーズポイントをドラッグして 2 番目の曲線セグメントが完成します。
A. 新しいスムーズポイントのドラッグを開始 B. Alt キーまたは Option キーを押しながらドラッグして方向線を分割し、方向線を上方にドラッグ C. ペンツールの位置を変えながらドラッグを 3 回行った後の状態
パスの描画の終了
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次のいずれかの方法でパスを完成します。
クローズパスにする場合は、最初に作成した(白抜きの)アンカーポイントの上にペンツールを置きます。ペンツールを正しい位置に置くと、ペンツールポインターの横に小さい円 が表示されます。クリックするか、ドラッグしてパスを閉じます。
- オープンパスにする場合は、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながら、すべてのオブジェクトから離れた任意の場所をクリックします。
オプションバーの設定
ペンツールを使用する場合、オプションバーで次のオプションを選択できます。
- 「自動追加・削除」を選択すると、描画中にラインセグメントをクリックしてアンカーポイントを追加したり、削除したりすることができます。
- 「ラバーバンド」を選択すると、クリックしてポインターを移動しているときにパスセグメントをプレビューすることができます。このオプションにアクセスするには、カスタムシェイプアイコンの右にあるポップアップメニューをクリックします。
フリーフォームペンツール
フリーフォームペンツールを使用すると、紙に鉛筆で描くように描画できます。アンカーポイントは、描画中に自動的に追加されます。描画中にユーザー自身がポイントの位置を決定することはできませんが、パスが完了した後でポイントの位置を調整することはできます。より正確に描画するには、ペンツールを使用します。
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フリーフォームペンツール を選択します。
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マウスの動きや筆圧に対する最終パスの感度を調整するには、オプションバーのシェイプボタンの横の下向き矢印をクリックし、カーブフィットのピクセル値を 0.5 ~ 10.0 までの範囲で入力します。値が大きいほど、アンカーポイントの少ない単純なパスが作成されます。
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画像内でポインターをドラッグします。ドラッグすると、ポインターの軌跡が線で表示されます。マウスを放すと、作業用パスが作成されます。
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既存のフリーハンドパスの続きを描画するには、ペンのポインターをパスの終了点に移動してドラッグします。
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パスを完了するには、ドラッグの状態からマウスを放します。クローズパスを作成するには、パスの開始点にラインをドラッグします。正しい位置にポインターがくると、その横に円が表示されます。
マグネットペンオプションを使用した描画
フリーフォームペンツールのマグネットペンオプションを使用すると、画像内で定義した領域のエッジにスナップしながらパスを描画できます。このツールでは、作成するパスの複雑さおよび、スナップする範囲とエッジに対する感度を定義できます。マグネットペンツールとマグネット選択ツールには、多くの共通オプションがあります。
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フリーフォームペンツールをマグネットペンツール に変換するには、オプションバーで「マグネット」を選択するか、オプションバーのカスタムシェイプツールボタンの横にある下向き矢印をクリックして「マグネット」を選択し、次のように設定します。
「幅」に、1 ~ 256 のピクセル値を入力します。マグネットペンツールでは、ポインターから指定した距離内にあるエッジだけが検知されます。
「コントラスト」には、1 ~ 100 の整数のパーセントを入力して、境界線と見なされる領域のピクセル間コントラストを指定します。コントラストが低い画像の場合は、大きい値を使用します。
「頻度」には、0 ~ 100 の整数値を入力し、ペンによりアンカーポイントが設定される頻度を指定します。大きい値にするほど、アンカーポイントが少なく設定されます。
筆圧感知入力タブレットを使用している場合は、「筆圧」を選択または選択解除します。このオプションを選択すると、筆圧が高いほど線が太くなります。
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画像内をクリックして、最初の固定ポイントを設定します。
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フリーハンドセグメントを描画するには、ポインターを移動するか、トレースする境界線に沿ってドラッグします。
最後に追加したアンカーポイントが選択された状態になります。ポインターを移動するに従って、画像内で最も強い境界線にアンカーポイントがスナップし、ポインターをその前に追加したポインターにつなげていきます。マグネットペンは定期的に境界線にアンカーポイントを追加して、固定していきます。
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境界線が目的の境界線にスナップしない場合は、一度クリックしてアンカーポイントを手動で追加し、境界線が動かないようにします。境界線のトレースを続け、必要に応じてアンカーポイントを追加します。間違えた場合は、Delete キーを押して最後に追加されたアンカーポイントを削除します。
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マグネットペンのプロパティを好みに応じて変更するには、次のいずれかの操作を行います。
Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらドラッグすると、スナップがオフになり任意でフリーの線が描画できます。
Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらクリックして、直線セグメントを描画します。
マグネットペンの幅を 1 ピクセル単位で細くするには左角括弧([)キーを押します。逆に、1 ピクセル単位で太くするには右角括弧(])キーを押します。
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パスを終了するには、次のいずれかの操作を行います。
Enter キーまたは Return キーを押して、オープンパスを終了します。
ダブルクリックして、マグネットセグメントでパスを閉じます。
Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押しながらダブルクリックし、直線セグメントでパスを閉じます。