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合成での選択範囲の作成

  1. Photoshop ユーザーガイド
  2. Photoshop の概要
    1. 夢をカタチに
    2. Photoshop の新機能
    3. 初めての写真編集
    4. ドキュメントの作成
    5. Photoshop | よくある質問
    6. Photoshop の必要システム構成
    7. Photoshop とは
    8. Photoshop を最新の状態にする
  3. Photoshop とその他の Adobe 製品およびサービス
    1. Photoshop で Illustrator アートワークを作業する
    2. InDesign での Photoshop ファイルの操作
    3. Photoshop 用 Substance 3D マテリアル
    4. Photoshop の Capture アプリ内拡張機能の使用
  4. Photoshop iPad 版(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop iPad 版 | よくある質問
    2. ワークスペースについて
    3. システム要件 | Photoshop iPad 版
    4. ドキュメントの作成、表示、書き出し
    5. 写真の追加
    6. レイヤーの操作
    7. ブラシを使用した描画とペイント
    8. 範囲の選択とマスクの追加
    9. 合成を修正する
    10. 調整レイヤーを使用する
    11. トーンカーブで合成の色調を調整する
    12. 変形操作を適用する
    13. 合成画像の切り抜きと回転
    14. カンバスの回転、パン、ズーム、リセット
    15. テキストレイヤーを使用する
    16. Photoshop と Lightroom の連携
    17. Photoshop iPad 版で環境にないフォントを取得する
    18. Photoshop iPad 版での日本語テキスト
    19. アプリの設定を管理する
    20. タッチショートカットとジェスチャー
    21. ショートカットキー
    22. 画像サイズを編集する
    23. Photoshop iPad 版での制作過程をライブストリームで配信
    24. 修復ブラシで不具合を修正する
    25. Capture でブラシを作成して Photoshop iPad 版で使用する
    26. Camera Raw ファイルの操作
    27. スマートオブジェクトの作成と操作
    28. 覆い焼きと焼き込みを使用した画像の露出調整
    29. Photoshop iPad 版の自動調整コマンド
    30. Photoshop iPad 版で画像内の領域を指先で操作する
    31. スポンジツールを使用した画像の彩度の調整
    32. iPad のコンテンツに応じた塗りつぶし
  5. Photoshop web 版(中国本土ではご利用いただけません)
    1. 一般的な質問
    2. 必要システム構成
    3. ショートカットキー
    4. サポートされているファイルタイプ
    5. ワークスペースの概要
    6. クラウドドキュメントを開いて操作する
    7. 生成 AI 機能
    8. 基本的な編集コンセプト
    9. クイックアクション
    10. レイヤーの操作
    11. 画像のレタッチと不具合箇所の除去
    12. クイック選択の実行
    13. 調整レイヤーによる画像の向上
    14. 塗りつぶしレイヤーの追加
    15. 画像の移動、変形、切り抜き
    16. 描画とペイント
    17. シェイプの描画と編集
    18. テキストレイヤーを使用する
    19. Web 上での他のユーザーとの共同作業
    20. アプリの設定を管理する
    21. 画像を生成
    22. 背景を生成
    23. 参照画像
  6. Photoshop(Beta)(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Creative Cloud(Beta)アプリの基本を学ぶ
    2. Photoshop(Beta)デスクトップ版
    3. 参照画像
  7. 生成 AI(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop の生成 AI に関するよくある質問
    2. Photoshop デスクトップ版の生成塗りつぶし
    3. 説明テキストプロンプトで画像を生成
    4. Photoshop デスクトップ版の生成拡張
    5. 背景を生成を使用した背景の置換
    6. 類似を生成を使用して新しいバリエーションを取得
    7. Photoshop iPad 版の生成塗りつぶし
    8. Photoshop iPad 版の生成拡張
    9. Photoshop web 版の生成 AI 機能
  8. コンテンツ認証(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop の Content credentials
    2. NFT の ID と来歴
    3. クリエイティブ属性のアカウントの接続
  9. クラウドドキュメント(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop クラウドドキュメント | よくある質問
    2. Photoshop クラウドドキュメント | ワークフローに関する質問
    3. Photoshop でのクラウドドキュメントの管理と使用
    4. Photoshop 用クラウドストレージのアップグレード
    5. クラウドドキュメントを作成または保存できない
    6. Photoshop クラウドドキュメントのエラーを解決する
    7. クラウドドキュメントの同期ログの収集
    8. クラウドドキュメントの編集に他のユーザーを招待
    9. アプリ内でファイルとコメントを共有する
  10. ワークスペース
    1. ワークスペースの基本
    2. 環境設定
    3. Photoshop のもっと知るパネルで簡単に知る
    4. ドキュメントの作成
    5. ファイルの配置
    6. 初期設定のショートカットキー
    7. ショートカットキーのカスタマイズ
    8. ツールギャラリー
    9. パフォーマンス環境設定
    10. ツールの使用
    11. プリセット
    12. グリッドとガイド
    13. タッチジェスチャー
    14. Photoshop での Touch Bar の使用
    15. タッチ機能とカスタマイズ可能なワークスペース
    16. テクノロジープレビュー
    17. メタデータと注釈
    18. 他のアプリケーションへの Photoshop 画像の配置
    19. 定規
    20. プリントしないエクストラの表示または非表示
    21. 画像のコラムの指定
    22. 取り消しおよびヒストリー
    23. パネルとメニュー
    24. スナップを使用した要素の配置
    25. ものさしツールを使用した配置
  11. Web、画面、アプリデザイン
    1. デザインに最適な Photoshop
    2. アートボード
    3. デバイスプレビュー
    4. レイヤーから CSS をコピー
    5. Web ページのスライス
    6. スライスの HTML オプション
    7. スライスのレイアウトの変更
    8. Web グラフィックの使用
    9. Web フォトギャラリーの作成
  12. 画像とカラーの基本
    1. 画像のサイズを変更する方法
    2. ラスター画像とベクトル画像の操作
    3. 画像サイズと解像度
    4. カメラやスキャナーからの画像の取り込み
    5. 画像を作成、開く、読み込み
    6. 画像の表示
    7. 無効な JPEG マーカーエラー | 画像を開く
    8. 複数の画像の表示
    9. カラーピッカーとスウォッチのカスタマイズ
    10. ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
    11. 画像のカラーの適用
    12. カラーモードの変換
    13. カラーモード
    14. 画像の一部の消去
    15. 描画モード
    16. カラーの選択
    17. インデックスカラーのカラーテーブルのカスタマイズ
    18. 画像情報
    19. ゆがみフィルターが使用できない
    20. カラーについて
    21. チャンネルを使用したカラーおよびモノクロの補正
    22. カラーパネルとスウォッチパネルでのカラーの選択
    23. サンプル
    24. カラーモードまたは画像モード
    25. 色かぶり
    26. アクションへの条件付きモード変更の追加
    27. HTML CSS と SVG からスウォッチを追加
    28. ビット数と環境設定
  13. レイヤー
    1. レイヤーの基本
    2. 非破壊編集
    3. レイヤーとグループの作成および管理
    4. レイヤーの選択、グループ化、リンク
    5. 画像をフレームに配置する
    6. レイヤーの不透明度と描画
    7. レイヤーのマスク
    8. スマートフィルターの適用
    9. レイヤーカンプ
    10. レイヤーの移動、重なり順の変更およびロック
    11. ベクトルマスクによるレイヤーのマスク
    12. レイヤーとグループの管理
    13. レイヤー効果とレイヤースタイル
    14. レイヤーマスクの編集
    15. アセットを抽出
    16. クリッピングマスクを使用したレイヤーの表示
    17. レイヤーからの画像アセットの生成
    18. スマートオブジェクトの操作
    19. 描画モード
    20. 複数の画像のグループ写真への合成
    21. レイヤーを自動合成を使用して画像を結合
    22. レイヤーの整列と分布
    23. レイヤーから CSS をコピー
    24. レイヤーまたはレイヤーマスクの境界線からの選択範囲の読み込み
    25. ノックアウトして他のレイヤーからコンテンツを表示
  14. 選択範囲
    1. 選択の基本を学ぶ
    2. 合成での選択範囲の作成
    3. 選択とマスクワークスペース
    4. 選択ツールによる選択
    5. なげなわツールによる選択
    6. ピクセル選択範囲の補正
    7. 選択したピクセルの移動、コピー、削除
    8. 一時的なクイックマスクの作成
    9. 画像内の色域指定の選択
    10. パスと選択範囲の境界線の変換
    11. チャンネルの基本
    12. 選択範囲とアルファチャンネルマスクの保存
    13. 画像の焦点領域の選択
    14. チャンネルの複製、分割および統合
    15. チャンネルの演算
  15. 画像補正
    1. オブジェクトのカラーの置換
    2. 遠近法ワープ
    3. カメラの振動によるぶれの軽減
    4. 修復ブラシの使用例
    5. カラールックアップテーブルの書き出し
    6. 画像のシャープとぼかしの調整
    7. カラー補正について
    8. 「明るさ・コントラスト」補正の適用
    9. シャドウとハイライトのディテールの調整
    10. レベル補正
    11. 色相と彩度の調整
    12. 自然な彩度の調整
    13. 画像領域内のカラーの彩度の調整
    14. 色調のクイック補正
    15. 画像への特殊なカラー効果の適用
    16. カラーバランスの補正による画像の向上
    17. ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
    18. ヒストグラムとピクセル値の表示
    19. 画像のカラーの適用
    20. 写真の切り抜きと角度補正
    21. カラー画像の白黒画像への変換
    22. 調整レイヤーと塗りつぶしレイヤー
    23. トーンカーブの補正
    24. 描画モード
    25. 出力用画像のターゲット指定
    26. レベル補正およびトーンカーブスポイトツールを使用したカラーと色調の補正
    27. HDR の露光量とトーンの調整
    28. 画像領域の覆い焼きまたは焼き込み
    29. 特定色域の色調の補正
  16. Adobe Camera Raw
    1. Camera Raw の必要システム構成
    2. Adobe Camera Raw の新機能
    3. Camera Raw の紹介
    4. パノラマの作成
    5. サポート対象レンズ
    6. Camera Raw の周辺光量補正、粒状、かすみの除去の効果
    7. 初期設定のショートカットキー
    8. Camera Raw の自動的な遠近法の補正
    9. Camera Raw の円形フィルター
    10. Camera Raw 設定の管理
    11. Camera Raw での画像のオープン、処理および保存
    12. Camera Raw の強化されたスポット除去ツールで画像を修復
    13. 画像の回転、切り抜きおよび調整
    14. Camera Raw でのカラーレンダリングの調整
    15. Camera Raw のプロセスバージョン
    16. Camera Raw での部分補正
  17. 画像の修復および復元
    1. 削除ツール
    2. コンテンツに応じた塗りつぶしを使用して写真からオブジェクトを削除
    3. コンテンツに応じたパッチと移動
    4. 写真のレタッチと修復
    5. 画像のゆがみとノイズの修正
    6. 多くの問題を解決するための基本的なトラブルシューティング手順
  18. 画像の補正と変形
    1. 画像の空の置換
    2. オブジェクトの変形
    3. 切り抜き、回転およびカンバスサイズを調整
    4. 写真を切り抜きおよび角度補正する方法
    5. パノラマ画像の作成と編集
    6. 画像、シェイプ、パスのワープ
    7. Vanishing Point
    8. コンテンツに応じた拡大・縮小
    9. 画像、シェイプ、パスの変形
  19. 描画とペイント
    1. 対称パターンのペイント
    2. 長方形の描画とストロークオプションの変更
    3. 描画の概要
    4. シェイプの描画と編集
    5. ペイントツール
    6. ブラシの作成と修正
    7. 描画モード
    8. パスへのカラーの追加
    9. パスの編集
    10. 混合ブラシによるペイント
    11. ブラシプリセット
    12. グラデーション
    13. グラデーション補間
    14. 選択範囲、レイヤーおよびパスの塗りつぶしおよび境界線の描画
    15. ペンツールによる描画
    16. パターンの作成
    17. パターンメーカーを使用したパターンの生成
    18. パスの管理
    19. パターンライブラリとプリセットの管理
    20. グラフィックタブレットによる描画またはペイント
    21. テクスチャブラシの作成
    22. ブラシへの動的な要素の追加
    23. グラデーション
    24. アートヒストリーブラシによる、スタイル化されたストロークのペイント
    25. パターンによるペイント
    26. 複数のデバイスでのプリセットの同期
    27. プリセット、アクションおよび設定の移行
  20. テキスト
    1. テキストの追加と編集
    2. 統合テキストエンジン
    3. OpenType SVG フォントの操作
    4. 文字の書式設定
    5. 段落の書式設定
    6. テキスト効果の作成方法
    7. テキストの編集
    8. 行と文字の間隔
    9. アラビア語およびヘブライ語のテキスト
    10. フォント
    11. フォントのトラブルシューティング
    12. 日本語、中国語、韓国語のテキスト
    13. テキストの入力
  21. フィルターと効果
    1. ぼかしギャラリーの使用
    2. フィルターの基本
    3. フィルター効果リファレンス
    4. 照明効果の追加
    5. 広角補正フィルターの使用
    6. 油彩フィルターの使用
    7. ゆがみフィルターの使用
    8. レイヤー効果とレイヤースタイル
    9. 特定フィルターの適用
    10. 画像領域をこする
  22. 保存と書き出し
    1. Photoshop でのファイルの保存
    2. Photoshop でのファイルの書き出し
    3. サポートされているファイル形式
    4. グラフィック形式でのファイルの保存
    5. Photoshop と Illustrator 間でのデザインの移動
    6. ビデオとアニメーションの保存と書き出し
    7. PDF ファイルを保存
    8. Digimarc 著作権保護
  23. カラーマネジメント
    1. カラーマネジメントの設定
    2. 一貫した色の保持
    3. カラー設定
    4. ダブルトーン
    5. カラープロファイルの操作
    6. オンライン表示用ドキュメントのカラーマネジメント
    7. 印刷時におけるドキュメントのカラーマネジメント
    8. 読み込んだ画像のカラーマネジメント
    9. 色の校正
  24. Web、画面、アプリデザイン
    1. デザインに最適な Photoshop
    2. アートボード
    3. デバイスプレビュー
    4. レイヤーから CSS をコピー
    5. Web ページのスライス
    6. スライスの HTML オプション
    7. スライスのレイアウトの変更
    8. Web グラフィックの使用
    9. Web フォトギャラリーの作成
  25. ビデオとアニメーション
    1. Photoshop でのビデオの編集
    2. ビデオおよびアニメーションレイヤーの編集
    3. ビデオとアニメーションの概要
    4. ビデオとアニメーションのプレビュー
    5. ビデオレイヤーのフレームのペイント
    6. ビデオファイルと画像シーケンスの読み込み
    7. フレームアニメーションの作成
    8. Creative Cloud 3D アニメーション(プレビュー)
    9. タイムラインアニメーションの作成
    10. ビデオ用の画像の作成
  26. プリント
    1. 3D オブジェクトのプリント
    2. Photoshop を使用したプリント
    3. カラーマネジメントを使用したプリント
    4. コンタクトシートと PDF プレゼンテーション
    5. ピクチャパッケージレイアウトでの写真のプリント
    6. スポットカラーのプリント
    7. 業務用プリンターでの画像のプリント
    8. Photoshop からのカラー印刷の改善
    9. 印刷問題のトラブルシューティング | Photoshop
  27. 自動化
    1. アクションの作成
    2. データ駆動型グラフィックの作成
    3. スクリプト
    4. ファイルのバッチ処理
    5. アクションの再生と管理
    6. 条件付きアクションの追加
    7. アクションおよびアクションパネルについて
    8. アクションへのツールの記録
    9. アクションへの条件付きモード変更の追加
    10. プラグインとスクリプト用の Photoshop UI ツールキット
  28. トラブルシューティング
    1. 解決済みの問題 
    2. 既知の問題
    3. Photoshop のパフォーマンスの最適化
    4. トラブルシューティング/初級編
    5. クラッシュまたはフリーズのトラブルシューティング
    6. プログラムエラーのトラブルシューティング
    7. 「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーのトラブルシューティング
    8. GPU およびグラフィックドライバーの問題のトラブルシューティング
    9. 見つからないツールを検索
    10. Photoshop の 機能 | 廃止された 3D 機能に関するよくある質問

Photoshop では、オブジェクト選択ツール、被写体を選択ツール、クイック選択ツール、自動選択ツールを使用して選択できます。

Adobe Photoshop ディープリンク

アプリで試す
サンプルファイルで手順に従って、「選択とマスク」ワークスペースを使用してクイック選択を実行する方法を学びましょう。

この記事のトピック:

選択範囲を使用して、さらに編集して画像や合成を調整できる領域を定義します。Photoshop の様々な選択ツールを簡単に使用して、素早く選択を行うことができます。

オブジェクトをホバーして自動選択する

Adobe Photoshop logo

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オブジェクト選択ツール

Photoshop 24.0(2022年10月リリース)で更新

このオブジェクト選択ツールを使用すると、画像内のオブジェクトまたは領域を選択するプロセスが簡単になります - 人物、車、ペット、空、水、建物、山などを簡単に選択できます。 オブジェクトまたは領域の周囲に長方形やなげなわを描画するか、オブジェクト選択ツールを使用して画像内のオブジェクトまたは領域を自動的に検出して選択できます。オブジェクト選択ツールで作成される選択範囲がより正確になり、選択範囲のエッジのディテールが保持されるため、完璧な選択範囲を得る時間が短縮されます。

オブジェクト選択ツールおよび選択とマスクワークスペース

オブジェクト選択)ツールには、次の場所からアクセスできます。

Photoshop でオブジェクト選択ツールを使用する方法については、以下の短いビデオをご覧ください。

詳細な手順を確認するには、記事全文をお読みください。

オブジェクト選択ツールを使用して画像内のオブジェクトまたは領域を選択するには、次の手順に従います。

  1. オブジェクト選択ツールへのアクセス

    ツールバーでオブジェクト選択ツールを選択します。

    注意:

    ツールバーにオブジェクト選択ツールが表示されない場合は、ツールバーにツールが表示されないを参照してください。

  2. オブジェクト選択ツールを使用した選択範囲の作成

    オブジェクト選択オプションバーで、オブジェクトファインダーが有効になっていることを確認します。有効にすると、「オブジェクトファインダー」オプションの横に回転する更新アイコンが表示されます。画像内の目的のオブジェクトまたは領域にカーソルを合わせて選択します。デフォルトでは、オブジェクトファインダーはオンになっています。 

    自動選択を使用しない場合は、オプションバーのオブジェクトファインダーをオフにし、選択モード長方形またはなげなわ)を選択し、それに沿ってドラッグして選択します。

    オブジェクト選択ツールのオプションバー

    • 長方形:ポインターをドラッグして、オブジェクトまたは領域の周囲に長方形領域を定義します。
    • なげなわ:オブジェクトの境界または領域の外側に大まかななげなわを描画します。
  3. 選択範囲から一部削除するか選択範囲に追加する

    オプションバーの選択範囲オプションから、新規選択ボタン、選択範囲に追加ボタン、現在の選択範囲から一部削除現在の選択範囲との共通範囲ボタンのいずれかを指定します。何も選択しない場合、新規選択ボタンが初期設定です。最初の選択範囲を作成すると、オプションは自動的に選択範囲に追加ボタンに変わります。

    選択範囲に追加する:Shift キーを押したままにするか、オプションバーで「選択範囲に追加」を選択し、欠落している領域にカーソルを合わせるか、領域の周囲に新しい長方形または自由選択図形を描画します。選択範囲に追加するすべての欠落している領域について、このプロセスを繰り返します。

    選択範囲から削除:選択範囲から削除するオプションは 2 つあります。

    • オプションバーの「現在の選択範囲から一部削除」オプションを使用する:Option(Mac)/Alt(Win)キーを押したままにするか、オプションバーで「現在の選択範囲から一部削除」を選択し、選択範囲から削除する領域にカーソルを合わせるか、領域の境界の周りに長方形または自由選択図形を描画します。
    • 追加オプションの「オブジェクトの一部削除」を有効にする(オプションバーの歯車アイコン):「オブジェクトの一部削除」は、現在のオブジェクト選択範囲内の背景領域を削除する場合に特に便利です。「オブジェクトの一部削除」オプションは、反転された「オブジェクト選択」と同等と考えることができます。 
  4. オブジェクト選択オプション

    全レイヤーを対象:現在選択されているレイヤーのみではなく、すべてのレイヤーに基づいて選択範囲を作成します。

    ハードエッジ:選択境界のハードエッジを有効にします。

  5. 「選択とマスク」ワークスペースで選択範囲の境界線をさらに微調整する

    オブジェクト選択のフィードバックダイアログ

    選択範囲の境界線をさらに調整したり、異なる背景またはマスクとして選択を表示したりするには、オプションバーで「選択とマスク」をクリックします。

    また、選択のフィードバックダイアログで、オブジェクト選択ツールを使用して行った選択に関する詳細を共有して、改善に役立てるようにしてください。

選択機能の向上

Photoshop 24.0 で導入(2022年10月リリース)

強力なオブジェクト選択ツールを使用して、空、水、自然の地面、植物、建物などの要素をワンクリックで選択します。

選択範囲を選択とマスクワークスペースで調整するか、向上した自動検出機能を使用して、その他の特定の調整を実行します。 

左側パネルの既存のオブジェクト検出/選択ツールにあるオブジェクト選択ツールを使用し、選択とマスクワークスペースを使用して、より適切な選択を素早く行います。

Photoshop での選択機能の向上

たとえば、空をワンクリックで選択する場合は、次の手順に従います。 

  1. ツールパネルのオブジェクト選択ツールを選択します。

  2. オブジェクトファインダー」チェックボックスをオンにします。オーバーレイカラーを空のカラーとは異なるカラーに変更します。オーバーレイオプションからカラーを選択します。

  3. 画像の空にカーソルを合わせると、オーバーレイが表示されます。これは、オブジェクト選択ツールとオブジェクトファインダーが有効になっている場合に可能です。空の選択をさらに調整できるようになりました。  

  4. オブジェクト選択ツールの空の選択を使用して、カラー塗りつぶし調整レイヤーを作成します。

Windows でグラフィックドライバーを更新する

Windows でオブジェクト選択ツールを使用しているときにクラッシュや他の不安定な状態が発生し、かつ、NVIDIA グラフィックカードを使用している場合は、Nvidia Windows ディスプレイドライバーを更新することが必要な場合があります。Windows Update を実行しても最新の更新ドライバーが入手できるとは限りません。ご使用のカードの製造元 web サイトに直接移動し、ドライバーアップデートをチェックする必要があります。

デスクトップとノート PC とでは、ドライバーの名称が異なることがあります。一部ビデオカードでは、ドライバーの他にもソフトウェアのアップデートが必要な場合があります。アップデートの説明をよく読み、手順に不明な点がある場合は、直接ビデオアダプターメーカーにお問い合わせください。

Windows 10 用のグラフィックドライバーを手動で更新または再インストールする方法については、「Windows 10 でドライバーを更新する」を参照してください。

Photoshop の環境設定を変更して、選択の安定性を向上させる

Photoshop 24.0 で導入(2022年10月リリース)

新しい環境設定を使用すると、オブジェクト選択ツール被写体を選択空の置換の安定性が向上します(NVIDIA GPU を使用する Windows ユーザーの場合)。

Photoshop デスクトップ版(Windows 版)の一部のユーザーは、NVidia Windows ディスプレイドライバーが原因で、パフォーマンスの低下、クラッシュ、または予期しない選択を経験していました。このような問題に直面していた Windows ユーザー向けに、アプリケーションのパフォーマンスを向上させるための変更を行いました。また、選択範囲の安定性を向上させる環境設定も導入しました。

Photoshop の環境設定を変更して、選択の安定性を向上させる
Photoshop 環境設定/画像処理/選択範囲の処理を「高速」から「安定性を向上」にします。

ワンクリックで削除して塗りつぶし

Photoshop 24.0 で導入(2022年10月リリース)

ワンクリックで選択範囲を削除および塗りつぶし機能を使用して、画像から不要なオブジェクトを削除したり、複雑な背景を持つ画像をレタッチしたりします。

オブジェクト選択ツールを使用して選択範囲を作成し、次のキーボードショートカットを使用して削除します。

  • macOSShift + Delete キー
  • WindowsShift + Backspace キー

ただし、なげなわツールまたはその他の Photoshop ツールを使用している場合は、マウスを右クリックしてコンテキストメニューにアクセスし、「選択範囲を削除および塗りつぶし」を選択して、画像から不要なオブジェクトを削除します。

髪の毛の選択の機能向上

Photoshop 23.4(2022年6月)リリースでは、オブジェクト選択ツールが強化され、人物画像の髪の毛をより適切に選択できるようになりました。オブジェクト選択ツールでは、人物画像を認識し、髪の毛を微調整して、「被写体を選択」と同じ品質のマスクを作成できるようになりました。

人物画像を開き、ツールバーでオブジェクト選択ツールを選択します。人物画像をクリックするか、人物の周囲に自由選択図形または選択範囲を作成して、髪の毛のディテールをすべて取り込んだマスクを取得します。 

「オブジェクト選択」の機能強化による髪の毛のディテールの保持

オブジェクト選択ツールを使用して選択を完了したら、オプションバーの「選択とマスク」ワークスペースにある「髪の毛を微調整」オプションを使用して、ペット、動物、毛皮など、人物以外の画像をより自然な印象にし、マスクの仕上がりを向上できます。

ワンクリックでレイヤー内のすべてのオブジェクトをマスク

Adobe Sensei の機能を活用して、ワンクリックで目的のレイヤー内のすべてのオブジェクトに対してマスクを生成することで、大幅な時間の節約が可能になります。

レイヤー/すべてのオブジェクトをマスクを選択すると、レイヤー内で検出されたすべてのオブジェクトに対して、ワンクリックで簡単にマスクを生成することができます。

レイヤー内のすべてのオブジェクトをマスク
「すべてのオブジェクトをマスク」を選択

マスクされたオブジェクトレイヤーを生成
レイヤー内で検出されたすべてのオブジェクトに対してワンクリックでレイヤーマスクを生成。

被写体を選択

Photoshop 21.2(2020年6月リリース)での人物写真の選択を向上するための最適化

Photoshop 21.2(2020年6月リリース)以降、「被写体を選択」はコンテンツに応じた機能になり、人物が画像内に存在することを検出したときに新しいカスタムアルゴリズムが適用されるようになりました。人物画像で選択範囲を作成する場合、髪の毛の周囲の処理が大幅に改善され、髪の毛を細かく選択できるようになりました。コンテンツ認識を一時的にオフにするには、「被写体を選択」を実行しながら、Shift キーを押したままにします。

Photoshop の「被写体を選択」

被写体を選択)」コマンドを使用すると、画像中の主要な被写体をワンクリックで選択できます。「被写体を選択」は、先進の機械学習テクノロジーを活かして、人物、動物、乗り物、おもちゃなど、画像に含まれる様々な題材を認識できるようになっています。

  1. 被写体を自動的に選択

    被写体を選択」により、画像中の主要な被写体が自動で選択されます。「被写体を選択」にアクセスするには、次のいずれかの操作を行います。

    • 画像の編集中に、選択/主題を選択します。
    • オブジェクト選択クイック選択ツールまたは自動選択ツールの使用中に、オプションバーで「被写体を選択」をクリックします。
    • 選択とマスクワークスペースオブジェクト選択ツールまたはクイック選択ツールの使用中に、オプションバーで「被写体を選択」をクリックします。
  2. 選択範囲から一部削除するか、選択範囲に追加

    必要に応じて任意の選択ツールを使用して、「選択範囲に追加」および「現在の選択範囲から一部削除」オプションを選択して、最初の選択を変更します。詳しくは、選択範囲の手動調整を参照してください。

  3. 選択とマスクワークスペースで選択範囲を微調整

    選択/選択とマスクを選択して、選択とマスクワークスペースで画像を開きます。ワークスペースのツールとスライダーを使用して、選択範囲をさらに変更します。

    詳しくは、選択とマスクワークスペースを参照してください。

「被写体を選択」クラウドサービス

被写体を選択では、改善された選択を実行でき、高品質な画像を取得できます。

環境設定ダイアログボックスの「画像処理」セクションに移動し、クラウドモードとデバイスモードを切り替えるだけで目的の結果が得られます。

Photoshop の「被写体を選択」クラウドサービスに移動
「被写体を選択」クラウドサービスに移動

Photoshop で「被写体を選択」処理にデバイスまたはクラウドを選択
「被写体を選択」処理にデバイスまたはクラウドを選択

Photoshop での選択とマスクワークスペースからデバイスまたはクラウドを選択

選択とマスクワークスペース内から選択することもできます。

オブジェクト選択ツールは、「被写体を選択」コマンドとどのように異なりますか?

オブジェクト選択ツールは、複数のオブジェクトを含む画像内のいずれかのオブジェクトまたはオブジェクトの一部だけを選択する必要がある場合に便利です。「被写体を選択」コマンドは、画像内のすべてのメインの被写体を選択するように設計されています。

「被写体を選択」コマンドについて詳しくは、下の記事で説明されている次のトピックを参照してください。

クイック選択ツール

クイック選択ツール を使用すると、調整可能な丸いブラシ先端によって選択範囲を素早く「ペイント」できます。マウスをドラッグすると、選択範囲が外向きに拡大し、画像内で定義された境界線を自動的に見つけて、それに従うようになります。

  1. クイック選択ツール を選択します(このツールが表示されていない場合は、自動選択ツール  を押し続けます)。

  2. オプションバーの選択範囲オプションから、 新規選択ボタン、選択範囲に追加ボタン、現在の選択範囲から一部削除ボタンのいずれかを指定します。

    何も選択しない場合、新規選択ボタンが初期設定です。最初の選択範囲を作成すると、オプションは自動的に選択範囲に追加ボタンに変わります。

  3. ブラシ先端サイズを変更するには、オプションバーでブラシポップアップメニューをクリックしてピクセルサイズを入力するか、スライダーをドラッグします。ブラシ先端のサイズが筆圧またはスタイラスホイールを感知するようにするには、サイズポップアップメニューのオプションを使用します。
    注意:

    選択範囲を作成するときに、右角括弧(])キーを押すと、クイック選択ツールのブラシ先端サイズが大きくなり、左角括弧([)キーを押すと、サイズが小さくなります。

  4. クイック選択オプションを選択します。

    全レイヤーを対象:現在選択されているレイヤーのみではなく、すべてのレイヤーに基づいて選択範囲を作成します。

    エッジを強調:選択範囲の境界線における粗さとブロック歪みを軽減します。「エッジを強調」は、選択範囲が画像の境界線に向けて自動的にフローし、選択とマスクワークスペースで手動で適用できる境界線調整の一部が自動的に適用されます。

  5. 選択したい画像の一部の内部をペイントします。ペイントするにつれて、選択範囲が大きくなります。更新に時間がかかる場合は、ドラッグし続けて、選択範囲に対する処理が完了するまで待ちます。シェイプのエッジの近くをペイントすると、シェイプのエッジの輪郭に従うように選択範囲が拡張されます。

    Photoshop クイック選択ツールによるペイント
    クイック選択ツールでペイントすると選択範囲が拡張される

    • 選択範囲から削除するには、オプションバーの現在の選択範囲から一部削除ボタンをクリックし、既存の選択範囲上をドラッグします。
    • 追加モードと削除モードを一時的に切り替えるには、Alt キー(Win)または Option キー(Mac OS)を押します。
    • クイック選択ツールのカーソルを変更するには、編集/環境設定/カーソル/ペイントカーソル(Win)または Photoshop/環境設定/カーソル/ペイントカーソル(Mac)を選択します。「ブラシ先端(標準サイズ)」を選択すると、選択モードを示すプラスまたはマイナス記号が付いた標準のクイック選択ツールポインターが表示されます。
    注意:

    ドラッグを停止して近くの領域をクリックまたはドラッグすると、新しい領域を含めるように選択範囲が拡大されます。

  6. 選択範囲の境界線をさらに調整するには、「選択とマスク」をクリックします。

自動選択ツール

自動選択ツールを使用すると、輪郭をトレースしなくても、画像内で同じようなカラーが付いている範囲(赤い花など)を選択できます。クリックする元のカラーに対応して、選択したカラー範囲または許容値を指定できます。

注意:

モノクロ 2 階調モードの画像や、32 bit / チャンネルの画像では自動選択ツールを使用できません。

  1. 自動選択ツール  を選択します(このツールが表示されていない場合は、クイック選択ツール  を押し続けると選択できるようになります)。
  2. オプションバーの選択範囲オプションのうちの 1 つを指定します。自動選択ツールのポインターが、選択したオプションによって変わります。
    Photoshop 選択範囲オプション
    選択範囲オプション

    A. 新規選択 B. 選択範囲に追加 C. 現在の選択範囲から一部削除 D. 現在の選択範囲との共通範囲 

  3. オプションバーで、次のいずれかを選択します。

    許容値:選択したピクセルのカラー範囲を決定します。ピクセル単位で 0 ~ 255 の値を入力します。許容値が低いと、クリックしたピクセルに非常に近いカラーが選択されます。許容値が高いと、選択されるカラーの範囲が大きくなります。

    アンチエイリアス:滑らかなエッジの選択範囲を作成します。

    連続:同じカラーを使用している隣接領域だけが選択されます。指定しなければ、画像全体で同じカラーを使用するピクセルがすべて選択されます。

    全レイヤーを対象:表示されているすべてのレイヤーのデータを使用してカラーが選択されます。オプションのチェックを外すと、自動選択ツールは、アクティブなレイヤーのカラーだけを選択します。

  4. 画像内で、選択するカラーをクリックします。「隣接」が選択されている場合は、許容値の範囲内の隣接するピクセルすべてが選択されます。オプションのチェックを外すと、許容値の範囲内のすべてのピクセルが選択されます。
  5. 選択範囲の境界線をさらに調整したり、選択範囲の背景を変えて表示したり、選択範囲をマスクとして表示したりするには、「選択とマスク」をクリックします。

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