Adobe セキュリティ速報

Adobe After Effects に関するセキュリティアップデート公開 | APSB25-49

情報 ID

公開日

優先度

ASPB25-49

2025年7月8日    

3

要約

AdobeがWindows版およびmacOS版のAdobe After Effectsの更新プログラムをリリースしました。この更新プログラムは、重要なセキュリティの脆弱性に対処します。この脆弱性が悪用されると、アプリケーションのサービス拒否やメモリリークにつながる可能性があります。

本アップデートによって修正される脆弱性が、広く悪用されているという事例は確認されていません。

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe After Effects

24.6.6 以前のバージョン     

Windows および macOS

Adobe After Effects

25.2 とそれ以前のバージョン

Windows および macOS

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。  詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度評価

入手方法

Adobe After Effects

24.6.7

Windows および macOS

3

Adobe After Effects

25.3

Windows および macOS

3

マネージド環境の場合、IT 管理者は Admin Console を使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。 詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

NULL ポインター逆参照(CWE-476

アプリケーションのサービス拒否

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H

CVE-2025-47109

領域外メモリー参照(CWE-125

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2025-43587

謝辞

一連の問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • Francis Provencher 氏(prl)- CVE-2025-43587、CVE-2025-47109

注:アドビは、HackerOne と公開バグバウンティープログラムを実施しています。 外部セキュリティリサーチャーとしてアドビで働くことに興味がある方は、https://hackerone.com/adobe をご覧ください。


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.htmlを参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。

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