情報 ID
Adobe After Effects に関するセキュリティアップデート公開 | APSB25-86
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公開日 |
優先度 |
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ASPB25-86 |
2025年9月9日 |
3 |
要約
AdobeがWindows版およびmacOS版のAdobe After Effectsの更新プログラムをリリースしました。この更新プログラムは、重要なセキュリティの脆弱性に対処します。この脆弱性が悪用されると、メモリの漏洩につながる可能性があります。
本アップデートによって修正される脆弱性が、広く悪用されているという事例は確認されていません。
対象のバージョン
製品名 |
バージョン |
プラットフォーム |
---|---|---|
Adobe After Effects |
24.6.7 とそれ以前のバージョン |
Windows および macOS |
Adobe After Effects |
25.3 とそれ以前のバージョン |
Windows および macOS |
解決策
製品名 |
バージョン |
プラットフォーム |
優先度評価 |
入手方法 |
---|---|---|---|---|
Adobe After Effects |
24.6.8 |
Windows および macOS |
3 |
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Adobe After Effects |
25.4 |
Windows および macOS |
3 |
マネージド環境の場合、IT 管理者は Admin Console を使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。 詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。
脆弱性に関する詳細
脆弱性のカテゴリー |
脆弱性の影響 |
深刻度 |
CVSS 基本スコア |
CVE 番号 |
|
---|---|---|---|---|---|
領域外メモリー参照(CWE-125) |
メモリの漏洩 |
重要 |
5.5 |
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N |
CVE-2025-54239 |
領域外メモリー参照(CWE-125) |
メモリの漏洩 |
重要 |
5.5 |
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N |
CVE-2025-54240 |
領域外メモリー参照(CWE-125) |
メモリの漏洩 |
重要 |
5.5 |
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N |
CVE-2025-54241 |
謝辞
一連の問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。
- voidexploit — CVE-2025-54239、CVE-2025-54240
- Francis Provencher 氏(prl)- CVE-2025-54241
注:アドビは、HackerOne と公開バグバウンティープログラムを実施しています。 外部セキュリティリサーチャーとしてアドビで働くことに興味がある方は、https://hackerone.com/adobe をご覧ください。
詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.htmlを参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。