情報 ID
Magento に関するセキュリティアップデート公開 | APSB20-02
|
公開日 |
優先度 |
---|---|---|
APSB20-02 |
2020 年 1 月 28 日 |
2 |
要約
Magento Commerce および Open Source エディションのアップデートが公開されました。 これらのアップデートは、クリティカルな脆弱性および重度な脆弱性を解決します。 この脆弱性が悪用されると、任意のコードが実行されるおそれがあります。
影響を受けるバージョン
製品名 |
バージョン |
プラットフォーム |
---|---|---|
Magento Commerce |
2.3.3 とそれ以前のバージョン |
すべて |
Magento オープンソース |
2.3.3 とそれ以前のバージョン |
すべて |
Magento Commerce |
2.2.10 とそれ以前のバージョン |
すべて |
Magento オープンソース |
2.2.10 とそれ以前のバージョン |
すべて |
Magento Enterprise Edition |
1.14.4.3 とそれ以前のバージョン |
すべて |
Magento Community Edition |
1.9.4.3 とそれ以前のバージョン |
すべて |
解決策
アドビは、これらのアップデート版の優先度を次のように評価し、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードを推奨します。
製品名 |
バージョン |
プラットフォーム |
優先度レート |
入手方法 |
---|---|---|---|---|
Magento Commerce |
2.3.4 |
すべて |
2 |
|
Magento オープンソース |
2.3.4 |
すべて |
2 |
|
Magento Commerce |
2.2.11 |
すべて |
2 |
|
Magento オープンソース |
2.2.11 |
すべて |
2 |
|
Magento Enterprise Edition |
1.14.4.4 |
すべて |
2 |
|
Magento Community Edition |
1.9.4.4 |
すべて |
2 |
脆弱性に関する詳細
脆弱性のカテゴリー |
脆弱性の影響 |
深刻度 |
Magento Bug ID |
CVE 番号 |
---|---|---|---|---|
保存されたクロスサイトスクリプティング |
機密情報漏えい |
重要 |
PRODSECBUG-2543 |
CVE-2020-3715 |
保存されたクロスサイトスクリプティング |
機密情報漏えい |
重要 |
PRODSECBUG-2599 |
CVE-2020-3758 |
信頼されないデータのデシリアライゼーション |
任意のコード実行 |
クリティカル |
PRODSECBUG-2579 |
CVE-2020-3716 |
パストラバーサル |
機密情報漏えい |
重要 |
PRODSECBUG-2632 |
CVE-2020-3717 |
セキュリティバイパス |
任意のコード実行 |
クリティカル |
PRODSECBUG-2633 |
CVE-2020-3718 |
SQL インジェクション |
機密情報漏えい |
クリティカル |
PRODSECBUG-2660 |
CVE-2020-3719 |
謝辞
この問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の個人および組織の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。
Ernesto Martin 氏(CVE-2020-3715)
Blaklis 氏(CVE-2020-3716、CVE-2020-3717、CVE-2020-3718)
Luke Rodgers 氏(CVE-2020-3719)
Djordje Marjanovic 氏(CVE-2020-3758)