Adobe セキュリティ速報

Substance 3D Designer に関するセキュリティアップデート公開 | APSB25-22

情報 ID

公開日

優先度

APSB25-22

2025 年 3 月 11 日

3

要約

クリティカルな脆弱性に対応する Adob​​e Substance 3D Designer のアップデートが公開されました。 この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねません。 

本アップデートによって修正される脆弱性が、広く悪用されているという事例は確認されていません。   

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Substance 3D Designer

14.1 以前のバージョン

すべて

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud  デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。   

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

入手方法

Adobe Substance 3D Designer

14.1.1

すべて 

3

マネージド環境の場合、IT 管理者は Admin Console を使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。 詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。  

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2025-21169

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2025-27172

謝辞:

一連の問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の研究者の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • Jony  氏(jony_juice)- CVE-2025-21169、 CVE-2025-27172

注:アドビは、HackerOne と公開バグバウンティープログラムを実施しています。 外部セキュリティリサーチャーとしてアドビで働くことに興味がある方は、https://hackerone.com/adobe をご覧ください。


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.htmlを参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。

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