Adobe セキュリティ速報

Substance 3D Painter に関するセキュリティアップデート公開 | APSB24-52

情報 ID

公開日

優先度

APSB24-52

2024 年 10 月 8 日

3

要約

Adobe Substance 3D Painter のアップデートが公開されました。このアップデートにより、Adobe Substance 3D Painter のクリティカルな脆弱性と重要な脆弱性が解決されます。これらの脆弱性が悪用されると、任意のコード実行やメモリリークにつながる恐れがあります。

本アップデートによって修正される脆弱性が、広く悪用されているという事例は確認されていません。

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Substance 3D Painter

10.0.1 以前のバージョン

すべて

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価 に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。  詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。   

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

入手方法

Adobe Substance 3D Painter

10.1.0

すべて

3

マネージド環境の場合、IT 管理者は Admin Console を使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。  

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787)

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2024-49522

領域外メモリー参照(CWE-125

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2024-20787

謝辞:

一連の問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の研究者の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。  

  • Francis Provencher 氏(prl)- CVE-2024-20787
  • jony_juice 氏 - CVE-2024-49522

注:アドビは、HackerOneと非公開で招待制のバグバウンティープログラムを実施しています。 アドビの外部セキュリティリサーチャーとして働くことに興味がある方は、 PSIRT@adobe.com までご連絡いただき、HackerOneハンドルをお知らせください。

更新履歴

2024 年 11 月 4 日 - CVE-2024-49522 を追加


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.htmlを参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合

Adobe MAX 2025

Adobe MAX Japan
クリエイターの祭典

2025 年 2 月 13 日
東京ビッグサイト