Chatter または Salesforce モバイル web を使用して契約書を送信するように Adobe Sign を設定します。
ホームページ、商談、取引先、連絡先のいずれかのフィードから、Adobe Sign 発行者アクションを使用して、契約書を署名用に送信できます。Chatter および Salesforce モバイル版アプリやモバイルブラウザーでも、同じ Adobe Sign アクションが使用されます。
Adobe Sign for Chatter
Salesforce 向け Adobe Sign は Chatter に対応しています。次の場合に、Chatter はリアルタイムで更新されます。
- 契約書が送信、表示、署名、拒否、キャンセルされたか、不達になった
- 契約書が期限切れになった、またはリマインダーが送信された
- 自分が署名する必要がある契約書を受信した
契約書、取引先、契約および商談に関する Chatter の更新をフォローし、組織全体でコラボレーションを実施して、より多くの商談を成立させることができます。
契約書は、Chatter 発行者アクションからも直接送信できます。
Salesforce 向け Adobe Sign アプリをインストールすると、ユーザーに表示する Chatter の更新を設定できます。
1. セットアップ/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定の順に移動します。
○ 「Adobe Sign Chatter 設定」を選択します。
○ 「管理」をクリックします。
○ 「New」をクリックします。
○ 目的の設定をおこないます(下記の Chatter カスタム設定の設定リストを参照してください)。
組織用に 1 セットだけ Chatter 設定を定義してください。設定には名前を付けることができます。
2. Salesforce を有効にして、組織内の署名者が文書に署名する必要がある場合に個人的に Chatter メッセージを受け取ることができるようにするには、以下の手順で新しいリモートサイトを作成する必要があります。
a.セットアップ/設定/セキュリティ/リモートサイト設定の順に移動します。
b. 「New Remote Site」をクリックします。
c. 一意のリモートサイト名(英数字)を入力します。
► この名前は文字で始まる必要があります。
► アンダースコアを使用できますが、末尾をアンダースコアにすることはできません。
► 2 つのアンダースコアを連続して使用することはできません。
► スペースを使用することはできません。
d. Salesforce 組織ドメインの Web ページ URL の最初の部分 をコピーして「Remote Site URL」に入力します(例:https://abchostname.salesforce.com)。この URL は組織によって異なる可能性があるので、自分の組織に固有の URL を入力してください。
e. 「保存」ボタンをクリックします。
3. 以下の手順に従って、契約レコードに対して Chatter フィードを有効にします。
セットアップ/プラットフォームツール/機能設定/Chatter/Chatter 設定に移動します。
b.左レールのオブジェクトリストから「契約書」を選択します。
c. 「フィードトラッキングを有効にする」ボックスをオンにします。
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
c. 「保存」ボタンをクリックします。
Chatter が有効になり、ユーザーが Chatter の更新の受信を開始して契約書のステータスをトラックできるようになります。
ホームページ、商談、取引先、連絡先のいずれかのフィードから、Adobe Sign 発行者アクションを使用して、契約書を署名用に送信できます。Salesforce モバイル版アプリやモバイルブラウザーでも、同じ Adobe Sign アクションが使用されます。Chatter からの送信では Salesforce と同じ Adobe Sign アクションを使用するので、次のセクションの Salesforce の設定手順を参照して、以下に示すように Chatter フィードに Adobe Sign アクションを設定できます。
セットアップ/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定
に移動します。
Adobe Sign Chatter 設定によって、Chatter の更新の投稿先と Chatter の投稿をトリガーするイベントを決定します。組織用に 1 セットだけ Chatter 設定を定義してください。設定には名前を付けることができます。
- Adobe Sign Chatter の更新を有効にする - この設定をオンにすると、Adobe Sign 契約書の Chatter の更新が有効になります。
- 取引先レコードの場合に投稿 - 関連する取引先レコードに関する Adobe Sign 契約書の場合に Chatter の更新を投稿します。
- 契約レコードの場合に投稿 - 関連する契約レコードに関する Adobe Sign 契約書の場合に Chatter の更新を投稿します。
- 契約レコードの場合に投稿 - 関連する契約レコードに関する Adobe Sign 契約書の場合に Chatter の更新を投稿します。
- 商談レコードの場合に投稿 - 関連する商談レコードに関する Adobe Sign 契約書の場合に Chatter の更新を投稿します。
- 契約の取り消し時に投稿 - 契約が取り消されたときに Chatter の更新を投稿します。
- 契約の拒否時に投稿 - 契約が拒否されたときに Chatter の更新を投稿します。
- 契約の期限切れ時に投稿 - 契約の有効期限が切れたときに Chatter の更新を投稿します。
- 契約の送信時に投稿 - 契約が送信されたときに Chatter の更新を投稿します。
- 契約の署名時または承認時に投稿 - 契約が署名または承認されたときに Chatter の更新を投稿します。
- 契約の表示時に投稿 - 契約が表示されたときに Chatter の更新を投稿します。
- 受信者の電子メールが不達の場合に投稿 - 受信者の電子メールが宛先不明で不達になったときに Chatter の更新を投稿します。
- リマインダーの送信時に投稿 - リマインダーが送信されたときに Chatter の更新を投稿します。
- 契約への署名を求める通知を送信 - 契約に署名者の署名が必要な場合に署名者に非公開 Chatter メッセージを投稿します。
Salesforce モバイル向け Adobe Sign
Salesforce を使用して契約書を送信する前に、グローバルパブリッシャーレイアウトと、オブジェクト(リード、取引先、取引先責任者、商談など)のレイアウトで、パブリッシャーアクションとして Adobe Sign を追加する必要があります。
Adobe Sign パブリッシャーアクションを Salesforce および Chatter フィードのホームページに追加するには、次の操作を実行します。
- セットアップ/プラットフォームツール/ユーザーインターフェイス/グローバルアクション/パブリッシャーレイアウト
の順に選択します。 - グローバルレイアウトの「編集」アクションをクリックします。
- 「クイックアクション」を選択します。
- Adobe Sign アクションを、レイアウトの Salesforce Classic パブリッシャーのクイックアクションセクションにドラッグします。
- 「モバイルおよび Lightning アクション」を選択します。
- Adobe Sign アクションを、レイアウトの Salesforce モバイルおよび Lightning Experience アクションセクションにドラッグします。
- 「保存」をクリックします。
商談、取引先、連絡先のいずれかのオブジェクトに Adobe Sign 発行者アクションを追加するには、次の操作を実行します。
- セットアップ/プラットフォームツール/オブジェクトとフィールド/オブジェクトマネージャー(オブジェクト)/ページレイアウトに移動します。
- {Object} は、取引先企業、取引先担当者または営業案件です。
- {Object} レイアウトの「編集」アクションをクリックします。
- 「クイックアクション」を選択します。
- Adobe Sign アクションを、レイアウトの Salesforce Classic パブリッシャーのクイックアクションセクションにドラッグします。
- 「モバイルおよび Lightning アクション」を選択します。
- Adobe Sign アクションを、レイアウトの Salesforce モバイルおよび Lightning Experience アクションセクションにドラッグします。
- 「保存」をクリックします。
発行者送信アクションでの契約テンプレートの使用
Adobe Sign Manager 発行者アクションで契約テンプレートを使用し、Salesforce モバイルアプリとブラウザーから強力なエンドツーエンドのワークフローを確立することができます。
- 契約テンプレートの「ルール」タブで、「パブリッシャーアクションとして有効」オプションにして Chatter から送信したときに契約書テンプレートを利用可能にするかどうかを指定できます。
- このオプションを有効にすると、指定されたマスターオブジェクト(リード、取引先、取引先担当者、商談、契約など)から Adobe Sign Manager 発行者アクションで送信するときに、この契約テンプレートを使用できます。オブジェクトに対して複数の契約テンプレートが有効になっている場合は、ドロップダウンが表示され、送信者がテンプレートを選択できます。
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- マスターオブジェクトを契約テンプレートで空白のままにしたが、発行者のアクションに使用可能に設定した場合は、送信者がホームページの Chatter フィード Adobe Sign アクションを使用するとき、または Salesforce ホームページで主要アクションを使用するときに、このテンプレートが表示されます。
- 契約テンプレートで「自動送信」を有効にした場合は、「送信」ボタンを押すと Adobe Sign によって即座に契約書が送信されます。
Salesforce からの Adobe Sign 送信アクションの使用
Adobe Sign 発行者アクションを有効にしている場合は、iOS または Android 向けの Salesforce モバイル版アプリのホームページまたは有効なオブジェクト(商談など)から直接発行者アクションにアクセスできます。Salesforce で省略記号(...)アイコンをクリックし、次に Adobe Sign マネージャーアイコンをクリックして、新しい契約レコードを表示します。
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「Adobe e-Sign Manager」アクションをクリックして、新しい契約レコードを開きます。
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契約テンプレートが設定されている場合は、新しいレコードに契約テンプレートから情報が入力されます。
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Salesforce では、契約レコードの「署名をホスト」ボタンをクリックして、対面署名を取得することもできます。その場合は、デバイスを署名者に渡して文書に記入してもらい、署名を適用できます。また、契約プロセスに関連する Chatter の更新をすべて Salesforce でトラックできます。
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