Adobe ColdFusion Builder のサポートが 2024年10月1日(PT)で終了
Adobe ColdFusion Builder のジャーニーにご参加いただき、ありがとうございました。
アドビでは、Adobe ColdFusion の IDE として Visual Studio Code 用 ColdFusion Builder 拡張機能に引き続き重点的に取り組んでいることから、2024年10月1日(PT)をもって Adobe ColdFusion Builder のサポートを終了(EOL)することに決定いたしました。
ColdFusion Builder のサポート終了(EOL)に関するよくある質問をご覧ください
基本的な FAQ
Adobe ColdFusion スタンダード版の 2023 リリースは、1 台のサーバー上のトラフィック量が中程度の web アプリケーションを迅速に構築、テストおよびデプロイするための単一プラットフォームを提供します。スクリプトのフルサポートやその他の既存の言語強化機能を使って、生産的を向上させます。HTML を PDF に変換する新しいエンジンを使用して、高品質な PDF ファイルを生成できます。ダイナミック HTML5 チャートの作成が簡単になりました。現在市販されている最も安全な開発プラットフォームで一連の信頼できるツールや実績ある手法を使用して、アプリケーションを万全に保護することができます。
CFML は、ColdFusion アプリケーションを作成するために開発者が使用する言語です。CFML は、広範なスクリプト処理機能を提供します。HTML や XML によく似た、タグベースの構文もサポートしているので、このようなマークアップ言語を使用するアプリケーションのプログラミングに非常に適しています。習得は簡単ですが、要求が厳しいほとんどの web アプリケーションロジックを処理するのに十分な性能を備えています。
また、上級開発者は、カスタムタグや再利用可能なオブジェクトベースのコンポーネント、ユーザー定義関数などを利用して CFML を拡張およびカスタマイズできるうえに、Java、.NET、SOAP Web サービス、REST などと統合することもできます。開発者は、HTML や CFML からその場で PDF を生成したり、フォームフィールドを追加したり、さらにはドキュメントにデジタル署名したりできます。
ColdFusion は、ダイナミックな web サイトやインターネットアプリケーションを開発する web 開発者向けに設計されています。
Java 開発者は、Adobe ColdFusion Standard を使用することで、Java EE ベースの web アプリケーションを迅速に構築できます。Java との緊密な双方向の統合により、ColdFusion からの Java の呼び出し、また、その逆の呼び出しが可能です。
Web 用アプリケーションの開発に取り組み始めたばかりの開発者は、ColdFusion の生産性向上機能、わかりやすいスクリプト処理、およびタグベース言語 CFML からメリットを得ることができます。
このような豊富な PDF 機能により、ColdFusion は、請求書作成、レポート作成、ドキュメント管理システムなど、PDF の統合が必要な web アプリケーションの構築に最適なプラットフォームとなります。
まったく新しい Visual Studio Code 用 Adobe ColdFusion Builder 拡張機能は、開発者によるコードの編集と検証、ファイルとプロジェクトの管理およびセキュリティ脆弱性のスキャンとデバッグに役立ちます。ColdFusion Builder 拡張機能は、アプリケーションのコーディング、サーバーの管理およびプロジェクトのデプロイを行うための、カスタマイズ可能で拡張性の高い統合された開発環境を提供します。ColdFusion で作成するページは HTML のようなシンプルなテキストファイルなので、テキストエディターがあれば開発が可能です。
ColdFusion には、様々なオンラインやライブでのトレーニングが用意されています。まずは、Adobe Developer Connection にある ColdFusion デベロッパーセンターのはじめにセクションから始めることをお勧めします。コードスニペットや、サンプルアプリケーション、新機能の実際の使用例を通して、ColdFusion のメリットを知ることができます。他にも多くのトレーニングと認定制度を提供しています。
ColdFusion YouTube チャンネルでは、トレーニングやイベントの動画が利用可能です。ColdFusion コミュニティポータルでは、コミュニティの構築と強化、共同作業の促進、成長とイノベーションの推進に役立つ強力なツールを提供します。
1 週間で学ぶ CF は、コミュニティ主導のトレーニングプログラムです。ColdFusion 開発者となるために必要なすべての基本を 1 週間で学習できます。
すべてのマニュアルは電子形式で提供されており、ColdFusion ヘルプ&サポートにてオンラインでアクセスできます。Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)には印刷版のマニュアルはありません。
アドビでは、ColdFusion のホスティングソリューションを提供するパートナーのリストを公開しています。ColdFusion ホスティングパートナーのページをご覧ください。
また、Adobe ColdFusion では Amazon Web Services と Microsoft Azure VMI で動作する AMI イメージを公開しました。
ColdFusion は、Java スタックの最上位に構築されています。Java EE ベースの web アプリケーションをすばやく構築するために役立つ強力なアプリケーションサーバーです。Adobe ColdFusion Standard は、Java との緊密な統合を実現するので、ColdFusion からの Java の呼び出し、また、その逆の呼び出しが簡単にできます。Java との統合について詳しくは、ColdFusion ヘルプ&サポートをご覧ください。
インストール、デプロイ、プラットフォームについて
ColdFusion のランタイム環境は、データベースとの接続やセキュリティの管理、アプリケーションからのリクエスト処理などにおいて、Java EE プラットフォームが提供する多数のパワフルなサービスを活用する Java アプリケーションです。Adobe ColdFusion Standard を Java EE 設定で Java アプリケーションサーバー上にインストールした場合、サーバーの Java EE インフラストラクチャを使用して、ColdFusion アプリケーションを純粋な Java バイトコードとして実行します。したがって、開発者は ColdFusion のサーバー設定を ColdFusion Administrator で容易に管理しつつ、引き続き ColdFusion で作成するページを開発およびデプロイできます。
Adobe ColdFusion Standard では、IBM® WebSphere、Oracle® WebLogic、Apache Tomcat および JBoss をサポートしています。詳しくは、システムサポート一覧をご覧ください。
Adobe ColdFusion Standard では、Apache Derby、Microsoft SQL Server、MY SQL、PostgreSQL といった、ほとんどの主要データベースをサポートしています。サポートされるすべてのデータベースの一覧については、システムサポート一覧をご覧ください。
Adobe ColdFusion Standard では、IIS、Apache、Sun™ といった、ほとんどの主要 web サーバーをサポートしています。サポートされているすべての web サーバーの一覧については、システムサポート一覧をご覧ください。
いいえ。Adobe ColdFusion(2023 リリース)は、32-bit 版の Microsoft Windows、Sun Solaris、Linux および Mac OS 上で、32-bit アプリケーションとして実行できません。サポートしているプラットフォームについて詳しくは、ColdFusion 必要システム構成をご覧ください。
Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)への無償アップグレードの対象となる場合があります。
現在 ColdFusion サブスクリプションまたはメンテナンスプランをお持ちのお客様には、ご案内を電子メールまたは手紙にてお送りしています。これらのご案内が届いていない場合は、お客様の ColdFusion シリアル番号をリクエストに明記し、カスタマーサービスまでご連絡ください。
他の製品やテクノロジーとの連携について
いいえ。Adobe ColdFusion Standard では、アプリケーションの構築に CFML を使用します。ColdFusion は、Java 言語や JSP(JavaServer Pages)、Java サーブレット、EJB(Enterprise JavaBeans)といった複雑なテクノロジーを習得することなく、Java アプリケーションサーバーのパワーを活用できるように開発されています。既に Java をお使いなら、ColdFusion は、Java ソースコードと同様、Java Virtual Machine のバイトコードに直接コンパイルされるので、既存の Java のライブラリやクラスを活用できます。
はい。ColdFusion では、CFML オブジェクトとして、ローカルまたはリモートの Microsoft .NET アセンブリクラスを呼び出すことが可能です。ColdFusion アプリケーションは、.NET アセンブリを使用して Microsoft 製品(Word、Excel、PowerPoint など)に直接アクセス、コントロールすることも、既存の .NET コンポーネントを使用することも、または、独自に作成した .NET アセンブリを使用して ColdFusion や Java では使用が困難または不可能な機能を活用することもできます。
まったく新しい Visual Studio Code 用 Adobe ColdFusion Builder 拡張機能は、開発者によるコードの編集と検証、ファイルとプロジェクトの管理およびセキュリティ脆弱性のスキャンとデバッグに役立ちます。ColdFusion Builder 拡張機能は、アプリケーションのコーディング、サーバーの管理およびプロジェクトのデプロイを行うための、カスタマイズ可能で拡張性の高い統合された開発環境を提供します。ColdFusion で作成するページは HTML のようなシンプルなテキストファイルなので、テキストエディターがあれば開発が可能です。
教育用の無料の ColdFusion スタンダード版
開発目的ではなく学習目的で使用する場合に限り、すべての対象教育機関のユーザーは、Adobe ColdFusion Standard を無償で入手できます。学生、教職員および学校職員はシリアル番号を取得して、ダウンロード可能な体験版をアクティベートできます。ご希望の方は、このアドレスにメールを送信してください。学生証または教職員証のコピー、または教育機関のレターヘッド付きの文書に、現在の所属が明記されたものを添付してください。確認できましたら、メールにて Adobe ColdFusion Standard の無償教育版のシリアル番号をお送りします。申請してからシリアル番号を受け取るまで、最大で 2 週間かかる場合があります。
資格を証明するには、登録時に次のドキュメントのいずれかをアップロードする必要があります。
- 現在の在籍を示す学生証
- 現在の雇用を示す教員証
- 現在の雇用を示す職員証
- 学生または教職員であることを証明する教育機関のレターヘッド付きの文書
スキャンした画像の形式は、GIF または PDF ファイルとしてください。
登録サイトでは、研究室での教育目的の場合、1 回の申請で最大 30 個までの教育版シリアル番号を求めることができます。
はい。教育用の Adobe ColdFusion Standard は購入可能です。有償の Adobe ColdFusion Standard のアカデミックパッケージをお買い求めいただいた場合は、教育目的以外でもご使用になれます。
いいえ。プラチナメンテナンス&サポートおよびアップグレードプランは、Adobe ColdFusion Standard の有償ライセンスをお持ちのお客様に対してのみ、オプションで提供しています。
無償インストールサポートが提供されます。インストール以外の問題については開発者または技術者サポートプランを有償で提供しています。詳しくは、米国 Adobe のサポートプログラムページ(http://www.adobe.com/support/programs)または英国 Adobe のサポートプログラムページ(http://www.adobe.com/support/programs/)をご覧ください。
価格、バージョン、アップグレードについて
ColdFusion 2016、2018、2021 の各リリースから Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)への移行は簡単です。
Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)は、アドビストアでオンライン購入することも、アドビのパートナー/販売店ネットワークを通じてお買い求めになることもできます。Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)の購入方法をご覧ください。
Adobe ColdFusion(2023 リリース)には 2 つの製品エディションがあります。スタンダード版は 2 コアあたり 2,499 ドル、エンタープライズ版は 8 コアあたり 9,499 ドルとなります。ColdFusion には、すべての機能が利用できる無償の開発目的専用サーバー、ColdFusion デベロッパー版も用意されています。
Adobe ColdFusion Enterprise(2023 リリース)は、クラスター環境または仮想化環境で、パフォーマンスに優れた web サイトとアプリケーションを実現するためのソリューションです。また、構築した web サイトやアプリケーションのパフォーマンスを監視する機能も提供します。Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)は、単一サーバーで中程度のアクセス数の堅牢な web サイトを提供するためのソリューションです。Adobe ColdFusion Enterprise(2023 リリース)でのみ使用可能な機能もあり、また、Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)での機能が 1 つの同時共有リクエストによる実行に限られるものもあります。各製品エディションの違いについて詳しくは、製品エディションのページをご覧ください。
ColdFusion(2021 リリース)の有効なライセンスをお持ちのお客様には、特別なアップグレード価格が適用されます。
ColdFusion(2023 リリース)エンタープライズ版にアップグレードするには、http://www.adobe.com/jp/products/coldfusion-enterprise/buying-guide.html を参照してください。
ColdFusion(2023 リリース)スタンダード版にアップグレードするには、http://www.adobe.com/jp/products/coldfusion-standard/buying-guide.html を参照してください。
ColdFusion スタンダード版では、コンテナ化された ColdFusion をデプロイするには、ColdFusion のエンドユーザー使用許諾契約(EULA)の規定に従ってライセンスを取得する必要があります。例えば、単一の VM インスタンス上で 2 つのコンテナを使用して ColdFusion をデプロイする場合、使用する VM インスタンスに基づく ColdFusion EULA の規定に従って、ColdFusion を実行するコンテナそれぞれに対してライセンスを取得する必要があります。
Adobe ColdFusion Standard(2023 リリース)への無償アップグレードの対象となる場合があります。詳細については、web からリクエストを送信してください。
現在 ColdFusion サブスクリプションまたはメンテナンスプランをお持ちのお客様には、ご案内を電子メールまたは手紙にてお送りしています。これらのご案内が届いていない場合は、お客様の ColdFusion シリアル番号をリクエストに明記し、カスタマーサービスまでご連絡ください。
ColdFusion およびパフォーマンス監視ツールセット
パフォーマンス監視ツールセットは、オーバーヘッドの少ないスタンドアロンサーバーです。まったく新しい強力なパフォーマンス監視ツールセットを使用することで、制御と最適化を実行します。アプリケーションへのエンドツーエンドの可視性を使用して、サーバー、データベース、およびネットワークの問題を監視し、顧客に影響を与える前に数分でトラブルシューティングします。
パフォーマンス監視ツールセットはエンタープライズ版とスタンダード版の両方の一部として利用できます。
パフォーマンス監視ツールセットは、サーバーと同じマシンにインストールしてもかまいませんが、アプリケーションを監視するため、別のマシンにインストールすることをお勧めします。