こちらから、Windows 用 licensing Toolkit をダウンロードします。
エンタープライズ版のユーザー向けに、共有デバイスライセンスで使用しているコンピュータを ユーザー指定ライセンスでの認証に変更して使用する方法を説明します。
共有デバイスライセンスで使用しているコンピュータを ユーザー指定ライセンスでの認証に変更して使用するには、以下の手順を行います。
以下の手順の実施前には必ずCreative Cloud デスクトップ(CCD)を含む全CC製品からログアウトし完全にアプリを終了してください。
該当のコンピュータでのコマンド実行の際は、Admin Consoleへライセンス解除情報を反映させるため、インターネット接続されている状態で実施します。
1. 共有デバイスライセンスの認証解除
Windows コマンドプロンプトまたは macOS ターミナルで Adobe Licensing Toolkit を使用して共有デバイスライセンスの認証情報を解除します( Adobe Licensing Toolkitの使用方法はこちらのページでも詳細を確認することができます)。
-
-
ダウンロードした 「adobe-licensing-toolkit.zip」を右クリックして「すべて展開」を選択して解凍します 。
-
解凍されたフォルダ内の 「Win64」フォルダを開き「adobe-licensing-toolkit.exe」がある事を確認 します。(エクスプローラ画面のアドレスバーにあるファイルパスをコピーしておきます。)
-
Windowsキー + Rキー を同時に押し「ファイル名を指定して実行」画面で名前のダイアログに cmd と入力 し、コマンドプロンプトを管理者権限で実行するため Ctrl + Shift + Enter キーを同時押して、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
-
cd コマンドで「adobe-licensing-toolkit.exe」のあるフォルダへのパス(3. でコピーしたパス)を入力してEnterキーを押して実行し、移動します。
■コマンドプロンプト上の入力例
C:\Users \<ログインユーザー名>\Desktop\adobe-licensing-toolkit\win64に「adobe-licensing-toolkit.exe」のある場合
-
続いて、 共有デバイスライセンスの解除コマンド「adobe-licensing-toolkit.exe -t」を入力し、Enterキーを押して実行します。
■コマンドプロンプト上の入力例
C:\Users \<ログインユーザー名>\Desktop\adobe-licensing-toolkit\win64> の後に、adobe-licensing-toolkit.exe -t と入力し、Enterキーを押します。
-
認証解除が成功した場合、「Successfully Completed」の表示がされます。
-
こちらのリンクから、Mac 用 licensing Toolkit をダウンロードします。
-
ダウンロードした「adobe-licensing-toolkit.dmg」をダブルクリックしマウントします。
-
マウントされた仮想ドライブ内に「adobe-licensing-toolkit」があることを確認 します。
-
Finderを起動し、画面上部にある「移動」から「アプリケーション」を開きます。
-
「アプリケーション」内の「ユーティリティ」/「ターミナル」を起動 します。
-
ターミナルの画面で、頭に管理者実行のためのコマンド、 sudo という文字を入れた後、半角スペースを追加 します。
-
先程マウントした「adobe-licensing-toolkit」を、ターミナル画面にドラッグアンドドロップ します。
-
adobe-licensing-toolkit の後ろに半角スペースを入れて -t と入力してEnterキーを押します。
-
認証解除が成功すると、Successfully Completedの表示がされます。
2. OperatingConfigs フォルダーの削除
共有デバイスライセンスのライセンス解除の手順が完了したら、以下の場所より OperatingConfigs フォルダーを削除します。
<Windows >
C:\ProgramData\ Adobe\OperatingConfigs
<macOS>
/Library/Application Support/ Adobe/OperatingConfigs
3.Creative Cloudデスクトップ の再インストール
上記手順にて何らかの問題が発生した場合や新たにユーザーへの製品のアップデート許可の管理などを行いたい場合には、Creative Cloud デスクトップの再インストールを行います。
※基本的にPhotoshopなどのアプリの再インストールは不要ですが、場合によりCreative Cloud デスクトップのみ再インストールが必要です。
-
こちらのページからご使用の OSバージョンに対応したアンインストーラーをダウンロード します。
-
ダウンロードされたZIP ファイルの内容を展開します。
-
展開したファイルをダブルクリックして実行します 。
-
Creative Cloud Desktop のアンインストールを確認するメッセージが表示されます。
-
メッセージを確認し「アンインストール」を選択します。
-
Creative Cloud デスクトップが削除され、確認メッセージが表示されたら、 「閉じる」を選択します。
-
Creative Cloud デスクトップのみのインストールパッケージを Admin Console で作成し、再インストールを行います。
パッケージを作成時、製品の選択画面にて何も選択せずに進める Creative Cloud Desktop のみ含めたインストーラーが作成されます。
詳しくは、ユーザー指定ライセンスパッケージの作成のページをご参照ください。
ダウンロードしたパッケージは必ず展開し、Buildフォルダ内の「setup.exe」(Win) もしくは「.pkg」(Mac)を実行することでインストールが開始されます。
4. ユーザー指定ライセンスの割り当て
ユーザーライセンス認証での製品利用を開始するため、AdminConsoleでユーザーへの製品プロファイルの割り当てを行います。
ユーザーのライセンスの割り当ての手順については、こちらのページをご確認ください。
CSVリストを使用して、複数ユーザーへ製品ライセンスの一括割り当てを行うこともできます。詳しくは、こちらのページをご参照ください。
また、自動割り当て機能を使用して、ユーザーに自動的に製品割り当ての設定を行うこともできます。詳しくは、こちらのページをご参照ください。
上記の手順が完了すると、ユーザーは Creative Cloud デスクトップにログインすることでユーザー指定ライセンスとして認証され、製品がご利用いただけます。