Illustrator iPad 版の 2021 年 10 月リリース(バージョン 2.0)の新機能と機能強化について説明します。
Illustrator iPad 版では、ロゴやイラストを作成するときにオブジェクトをブレンドできます。カンバス上のコントロール、「ブレンド」オプション、またはタッチショートカットを使用してブレンドオブジェクトを修正し、オブジェクトをより細かく定義できます。さらに、パスにブレンドを追加し、カリグラフィやアーティスティックなバナーにクリエイティブなタッチを持たせることもできます。
詳しくは、iPad でオブジェクトをブレンド
を参照してください。
ベクター化(テクノロジープレビュー)
ベクター化の機能をお試しください。フィードバックをよろしくお願いいたします。この機能はテクノロジープレビューに含まれているため、パフォーマンスの向上や iPad とデスクトップのワークフローの合理化など、いくつかの機能が進化することに注意してください。
ラスタライズ画像やスケッチを指でタップするとベクターアートに変換できるようになりました。スケッチを描画し、画像をキャプチャしてカンバスに配置し、ベクター化し、Illustrator iPad 版の他のベクターアートと同じように編集できます。
詳しくは、ラスタライズ画像をベクターアートに変換
を参照してください。
この機能は Adobe Sensei の技術を活用しています
シェイプ変形ツールを使用して、Illustrator iPad 版で複雑なシェイプのジオメトリ構造を分析および調整できます。アンカーポイントを手動で調整しなくても、同様の曲線や線を簡単に修正できます。
詳しくは、シェイプを描画および編集を参照してください。
スタイルを適用してパスを描画することで、クールなカリグラフィを作成できます。Illustrator iPad 版のブラシツールを使用すると、ブラシスタイルをオブジェクトに適用、アートブラシやカリグラフィブラシをカスタマイズ、ブラシをお気に入りに追加できます。
詳しくは、パスを描画および編集を参照してください。
アートワークへのリンクを、共同編集者やチームメンバーと共有できます。リンクを使用して、アートワークを表示したり、フィードバックを共有したり、共有ドキュメント内のコメントをレビューしたりして、シームレスな共同作業を実現できます。
詳しくは、Illustrator クラウドドキュメントの共有と共同作業を参照してください。
リンクされた PSD クラウドファイルは、Fresco または Photoshop から Illustrator iPad 版に読み込むことができます。ファイルを編集するときには、PSD クラウドファイルを更新、リンクを再設定、またはアートボードに埋め込むことができます。
詳しくは、Photoshop および Fresco のドキュメントの操作を参照してください。
Illustrator iPad 版で定規とガイドを使用して、アートボード上のオブジェクトを正確に配置して測定できるようになりました。「ガイド」オプションを使用すると、垂直ガイドと水平ガイドを有効にしたり、アートワークを操作するために簡単にカスタマイズしたりできます。
詳しくは、Illustrator iPad 版のワークスペースを参照してください。
Adobe Capture の技術を活用しています
Illustrator iPad 版に内蔵されているカメラを使って、自由にカラーを選んでスウォッチに追加できます。
詳しくは、カラーとグラデーションの操作を参照してください。
その他の機能強化
- Illustrator iPad 版のシェイプツールのリストに、直線を描画できる 直線ツールが追加されました。詳しくは、「シェイプの描画と編集」を参照してください。
- ベクターを編集するには、アートワークを Adobe Fresco から Illustrator iPad 版にすばやく送信します。