環境設定をリセットする

環境設定を初期設定に戻す方法について説明します。

Lightroom Classic の問題をトラブルシューティングする方法の 1 つは、環境設定をリセットすることです。環境設定をリセットすると、Lightroom を白紙の状態で開始し、様々な問題を解決したり、設定を新たに開始したりすることができます。

環境設定の初期設定へのリセット

プリセット

環境設定をリセットするときに「プリセットをカタログと一緒に保存」オプションが選択されている場合、Lightroom Classic はカタログに保存されているプリセットを参照しません。その結果、プリセットが失われたように見えますが、カタログには保存されています。

これを解決するには、次のいずれかの操作を実行します。

  • プリセットをカタログと一緒に保存」を無効にします。環境設定のリセットが完了している場合は、この設定を有効にします。
  • Lightroom 設定フォルダーの内容を次のフォルダーにコピーします。
    • macOS: Macintosh HD/Users/<ユーザー名>/Library/Application Support/Adobe/Camera Raw/Settings
    • Windows:C:\Users\<ユーザー名>\appdata\roaming\Adobe\Camera Raw\Settings

プラグインとプラグイン設定

環境設定をリセットすると、プラグインが見つからなくなることがあります。これを回避するには、プラグインを次のフォルダーに保存します。

  • macOS:Macintosh HD/Users/<ユーザー名>/Library/Application Support/Adobe/Lightroom/Modules
  • Windows:C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom\Modules

公開プラグイン設定はカタログに保存されているためリセットされませんが、その他のプラグイン設定またはプリセットは初期設定にリセットされます。見つからないプラグインがある場合は、環境設定のリセット後に Lightroom Classic に追加する必要があります。

Lightroom Classic の環境設定を初期設定にリセットするには、次のいずれかの方法を使用します。

方法 1:キーボードのショートカットを使用する

  1. Lightroom Classic を終了します。

  2. macOS:Shift + Option キーを長押しします。

    Windows:Shift + Alt キーを長押しします。

    注意:

    Windows のショートカットは Creative Cloud デスクトップアプリで使用できます。macOS のショートカットは Creative Cloud アプリと Dock の両方で機能します。

  3. これらのキーを押したまま、Lightroom Classic を起動します。次のダイアログボックスが表示されます。

    macOS の場合:

    Lightroom Classic の環境設定をリセットするポップアップボックスが開きます。「環境設定をリセット」ボタンが選択されています。
    (macOS)Lightroom Classic の環境設定のリセット

    Windows の場合:

    Lightroom Classic の環境設定をリセットするポップアップボックスが開きます。「はい」ボタンが選択されています。
    (Windows)Lightroom Classic の環境設定のリセット

方法 2:環境設定ファイルを手動で削除する

  1. 次の場所に移動します。

    macOS:/Users/[ユーザー名]/Library/Preferences/

    Windows:Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Roaming¥Adobe¥Lightroom¥Preferences¥

    注意:

    macOS:ユーザーライブラリファイルは、デフォルトで非表示になっています。ユーザーライブラリファイルに一時的にアクセスするには、Option キーを押しながら Finder で、移動ライブラリを選択します。

    Windows: AppData フォルダーはデフォルトで非表示になっています。表示するには、スタートコントロールパネルデスクトップのカスタマイズフォルダーオプションを選択します。「表示」タブの「詳細設定」セクションで、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」が選択されていることを確認します。「OK」をクリックします。

  2. 次のファイルを Windows 上のごみ箱または macOS 上のゴミ箱にドラッグします。

    macOS:com.adobe.LightroomClassicCC7.plist

    Windows:Lightroom Classic CC 7 Preferences.agprefs

  3. コンピューターを再起動して Lightroom Classic を起動します。

注意:

方法 3:すべての環境設定をリセットして再起動する

  1. 環境設定ダイアログボックスの「一般」タブで、次のキーを長押しします。

    Mac:Option キー

    Windows:Alt キー

    注意:

    デフォルトの場合、「環境設定をリセットして再起動」ボタンは非表示で、Mac と Windows の両方で上記のボタンを選択した場合にのみ表示されます。

  2. 環境設定ダイアログボックスの「一般」タブの「すべての環境設定をリセットして再起動」ボタンを選択します。

  3. macOS の場合は、ポップアップボックスの「環境設定をリセット」をクリックします。

    Lightroom Classic の環境設定をリセットするポップアップボックスが開きます。「環境設定をリセット」ボタンが選択されています。
    (macOS)Lightroom Classic の環境設定のリセット

    Windows の場合は、ポップアップボックスの「はい」ボタンを選択します。

    Lightroom Classic の環境設定をリセットするポップアップボックスが開きます。「はい」ボタンが選択されています。
    (Windows)Lightroom Classic の環境設定のリセット

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