http://<サーバー>:<ポート>/lc/system/console/configMgr に移動します。Apace Sling ロギングロガー設定 オプションを探して開きます。ダイアログボックスが表示されます。
Logger ユーティリティはフォームのログを可能にし、フォーム関連の問題のデバッグに役立ちます。要件をベースに Logger を設定し、あらゆる特定の要求に対してそのレベルとカテゴリを設定できます。Mobile Forms は、Mobile Forms サーバーおよび Mobile Forms クライアントランタイムのコンポーネントを持っています。両方のコンポーネントに対してロガーを設定できます。
サーバーロギングの設定
次の手順を実行して、サーバーロギングを設定します。
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ログレベルをデバッグに変更します。
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ログファイルの名前を指定します。Mobile Forms ログディレクトリでログを生成する場合は、ファイル名の前に「../logs/」を追加します。
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Logger を HTMLFormsPerfLogger に変更します。「保存」をクリックします。
クライアントロギングの設定
Mobile Forms でのクライアント側ログを有効化する方法は 2 つあります。
- log という名前の要求パラメーターの使用
- CQ Configuration Manager の使用
要求パラメーターの使用によるログの有効化
この方法を使用して、特定の要求に対するログを生成できます。要求パラメーターの名前は log です。ログ URL は次のとおりです。
http://<サーバー>:<ポート>/lc/content/xfaforms/profiles/test.html?contentRoot=<path of the folder containing form xdp>&template=<xdp の名前>&log=<ログの設定>.
ログの設定はログレベルとロガーカテゴリで構成されています。
ログの宛先
ログの宛先 |
説明 |
1 |
ログはブラウザーのコンソールに送信されます。 |
2 |
ログはクライアント側の JavaScript オブジェクトに収集され、サーバーにポストできます。 |
3 |
両方の上記のオプション |
ログのレベル
ログのレベル |
説明 |
0 |
OFF |
1 |
FATAL |
2 |
ERROR |
3 |
WARN |
4 |
INFO |
5 |
DEBUG |
6 |
TRACE |
7 |
ALL |
ロガーカテゴリ
ログカテゴリ |
説明 |
a |
xfa(スクリプティングエンジン関連ログ) |
b |
xfaView(レイアウトエンジン関連ログ) |
c |
xfaPerf(パフォーマンス関連ログ) |
ログの設定
ログ URL では、ログ設定クエリーの文字列パラメーターは次のとおりに定義します。
{宛先}-{a レベル}-{b レベル}-{c レベル}
次に例を示します。
ログの設定 |
説明 |
2-a4-b5-c6 |
宛先:サーバー |
a(xfa)、b(xfaView)、および c(xfaPerf)のそれぞれのログカテゴリに対するデフォルトログレベルは 2(エラー)です。そのため、ログ設定 2-b6 では、異なるカテゴリのログレベルは次のようになります。
a(xfa):2(デフォルトレベルである ERROR)
b(xfaView):6(ユーザーが指定した TRACE)
a(xfaPerf):2(デフォルトレベルである ERROR)
Configuration Manager の使用によるログの有効化
ログを有効化するために Configuration Manager を使用すると、ログが再び無効化されるまで、すべてのレンダリング要求に対してログが生成されます。
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http://<サーバー>:<ポート>/lc/system/console/configMgr で CQ Configuration Manager にログインして、管理者の資格情報でログインします。
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「LC Forms Configurations」を探してクリックします。
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「Debug Options」テキストボックスで、前のセクションで説明されたとおりにログ設定を入力します。例:2-a4-b5-c6
ログのアップロード
宛先が 1 として設定されている場合、すべてのクライアントスクリプトのログメッセージはコンソールに送信されます。管理者がサーバーログと供にこれらのログを必要とする場合は、出力先レベルを 2 に設定します。このレベルでは、すべてのログはクライアント側の JS オブジェクトに収集されて、フォームがデフォルトプロファイルでレンダリングされる場合、ツールバーの「Highlight Existing Fields」ボタンの左に「Send Logs」ボタンが表示されます。ユーザーがリンクをクリックすると、収集されたすべてのログはサーバーに投稿され、サーバー上の設定されたエラーログファイルに記録されます。
デフォルトでは、すべての情報が <livecycle-install-dir>/crx-repository/logs/ ディレクトリに保存されている error.log ファイルに追加されます。
ログファイルの場所と名前を変更するには、次の操作を実行します。
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管理者として Configuration Manager にログインします。Configuration Manager のデフォルト URL は http://[サーバー]:[ポート]/lc/system/console/configMgr です。
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Apace Sling ロギングロガー設定をクリックします。ダイアログボックスが表示されます。
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ログレベルをデバッグに変更します。
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ログファイルのパスと名前を指定します。
注意:他のログファイルが保存されている同じディレクトリにログを作成するには、Log Files プロパティで ../logs/<ファイル名> を指定します。
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Logger を HTMLFormsPerfLogger に変更し、「保存」をクリックします。