マニュアル キャンセル

ライブラリファイルおよびフォルダーのアクセス権の設定

  1. Adobe Connect ユーザーガイド
  2. 概要
    1. Adobe Connect の新機能
    2. Adobe Connect 会議室の基礎
    3. HTML クライアントの Adobe Connect 機能
    4. Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーション
    5. Adobe Connect の技術仕様と必要システム構成
    6. Adobe Connect のキーボードショートカット
  3. Adobe Connect Meeting
    1. Adobe Connect 会議とセッションの開始、出席、管理
    2. Adobe Connect の主催者およびプレゼンターの領域
    3. Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーション
    4. Adobe Connect 会議前診断テスト
    5. Adobe Connect Central のホームページ
    6. セッション中のコンテンツの共有
      1. セッションのスクリーン共有
      2. 共有ポッド
      3. ブラウザーでのスクリーン共有
      4. システムオーディオの共有
      5. ドキュメントの共有
      6. プレゼンテーションの共有
      7. ホワイトボードの共有
      8. ファイルの共有
      9. Web URL の共有
    7. Adobe Connect 会議の更新と管理
    8. 会議レポートおよび分析データの表示
    9. ポッドの操作
      1. セッションのポッド
      2. ノートポッド
      3. チャットポッド
      4. Q & A ポッド
      5. 投票ポッド
      6. クイズポッド    
    10. Adobe Connect 会議室のリアクション
    11. Adobe Connect のアクセシビリティ機能
    12. 仮想会議室の作成とレイアウトの配置
    13. Adobe Connect 会議の小会議室
    14. Adobe Connect の会議出席者の管理
  4. Adobe Connect の管理とメンテナンス
    1. Adobe Connect HTML クライアントの有効化
    2. Adobe Connect でのシングルサインオンの有効化
    3. タイムアウト期間の変更
    4. Universal Voice オーディオプロバイダーの設定
    5. Adobe Connect でのユーザーとグループの作成および読み込み
    6. Adobe Connect アカウントセキュリティの拡張
    7. Adobe Connect Central での使用状況レポートの生成
    8. Adobe Connect アカウントの管理
    9. ユーザーとグループの管理
    10. ライブラリファイルおよびフォルダーのアクセス権の設定
    11. Adobe Connect Server のユーザーデータ、データベース、設定のバックアップ
    12. Adobe Connect データベースを使用したカスタムレポートの構築
    13. Adobe Connect Server のディスク容量の管理とキャッシュの消去
    14. Adobe Connect Server ログの管理と監視
    15. Adobe Connect サービスの起動と停止
  5. Adobe Connect Events
    1. Adobe Connect Events について
    2. Adobe Connect Events の管理
    3. Adobe Connect Events への出席
    4. Adobe Connect Events の作成と編集
    5. ウェビナーのイベント分析
  6. Adobe Connect のトレーニングとセミナー
    1. Adobe Connect のトレーニング向けコースとカリキュラムについて
    2. Adobe Connect によるトレーニングの実施
    3. セミナーの作成と管理
    4. Adobe Connect でのトレーニングコースの作成
    5. Adobe Connect でのトレーニングカリキュラムの作成と管理
    6. Adobe Connect の仮想教室について
    7. トレーニング機能を監視する Adobe Connect のレポート
    8. Adobe Connect トレーニングセッションおよび会議への参加
    9. セッションダッシュボード
    10. Adobe Connect のクローズドキャプション
  7. Adobe Connect のオーディオおよびビデオによるコンファレンス
    1. Adobe Connect 会議でのオーディオ
    2. Adobe Connect 会議の録画と再生
    3. Adobe Connect 会議でのビデオ
      1. ビデオポッドからビデオをポップアウトする
  8. Adobe Connect でユーザーコンテンツの管理
    1. アップロードされたコンテンツに関するレポートと使用状況の情報の表示
    2. コンテンツライブラリのコンテンツの使用
    3. Adobe Connect ライブラリのファイルおよびフォルダーの使用

 

管理者が Adobe Connect ライブラリにアクセス権を設定する方法およびユーザーがファイルとフォルダーのアクセス権を管理する方法を学習します。デフォルトのアクセス権グループを理解します。

管理者、制限付き管理者、 およびフォルダーに対する管理アクセス権が付与されているユーザーは、 Adobe Connect ライブラリのコンテンツを使用するためのアクセス権を設定できます。管理者はアカウントのアクセス権構造を 設計する必要があります。アクセス権構造が作成されると、 ライブラリのフォルダーに対する管理アクセス権が付与されているユーザーが それらのフォルダーに対するアクセス権を設定できるようになります。

アクセス権の設定のワークフロー

ファイルやフォルダーに関するアクセス権プロファイルで、 多数のユーザーを表示および管理するような状況を避けるために、 グループ単位のアクセス権割り当て方式を採用してください。次のように独自の方式を作成します。

グループを使用して アクセス権システムを設計する

必要に応じて、 システムへのアクセス権を特定のグループに部分的に付与できます。システムを設計するには、ライブラリ、 グループ、およびアクセス権の優先順位を理解する必要があります。「ライブラリ」「ビルトイン アクセス権グループ」、および「複数の アクセス権の優先順位」を参照してください。

わかりやすい名前を使用して フォルダーを作成する

フォルダーのコンテンツを表す名前 (人事コンテンツ、製品サポートコンテンツなど) を使用します。「コンテンツファイルおよびフォルダーのアクセス権の設定」を参照してください。

わかりやすい名前を使用して カスタムグループを作成する

グループのアクセス権を表す名前 (人事コンテンツ管理者、共有コンテンツ閲覧者など) を使用します。「手動による カスタムグループの作成」を参照してください。

グループに対して特定のフォルダーや ファイルへのアクセス権の種類を割り当てる

例えば、人事コンテンツ管理者グループに対して、 共有コンテンツフォルダー内の人事フォルダーを 管理するアクセス権を割り当てます。「コンテンツファイル およびフォルダーのアクセス権の設定」を参照してください。

ユーザーをグループに追加する

先にグループを作成してから、 ユーザーが適切なアクセス権を取得するために必要なグループに ユーザーを追加した方が簡単です。「グループメンバーの 追加または削除」を参照してください。

ユーザーに割り当てられたアクセス権は、 グループに割り当てられたアクセス権よりも優先されます。特定のフォルダーに対するユーザーのアクセスを拒否する場合は、 それらのフォルダーに対するユーザーベースのアクセス権を 割り当てることができます。

ライブラリ

Adobe Connect Central の 「コンテンツ」、「トレーニング」、「会議」、「セミナー」、「イベント管理」 の各タブにはライブラリがあり、 フォルダーにファイルが整理されて格納されています。トレーニング、会議、セミナー、 イベント管理の各ライブラリに格納されているファイルは、 これらに対応するタブで作業する場合にのみ使用できます。コンテンツライブラリのファイルには、 Adobe Connect Central のすべてのタブからアクセスできます。

管理者、制限付き管理者、 および管理アクセス権が付与されているユーザーは、アクセス権を設定することで、 ライブラリ内で各ユーザーが実行できるタスクを指定できます。

注意:

管理者は、Adobe Connect Central の 管理/ユーザーとグループセクションで、 制限付き管理者のアクセス権を設定します。デフォルトでは、 制限付き管理者がコンテンツに対するアクセス権を設定できますが、 管理者はこのアクセス権を取り消すこともできます。

セミナーライブラリを除く各ライブラリには、次の 2 つの最上位のフォルダーがあります。

共有コンテンツ

Adobe Connect のインストール時に、共有フォルダーへのアクセス権を持つのは管理者だけです。管理者は、共有フォルダーへのアクセス権を適切な方法で割り当てることができます。 各種機能(会議、イベントなど)をフォルダー内に作成できるのは、そのライブラリに関連付けられたビルトイングループのメンバーだけです。ただし、共有フォルダーの管理アクセス権は、任意のユーザーに割り当てることができます。 例えば、会議ライブラリでは、フォルダーの管理アクセス権を持つすべてのユーザーがそのフォルダーを管理できますが、 フォルダー内に会議を作成できるのは会議の主催者だけです。

ユーザーコンテンツ

ユーザーを特定のビルトイングループに割り当てると、そのユーザー用のユーザーフォルダーが、関連するライブラリ内に作成されます。例えば、会議の主催者グループにユーザーを割り当てると、会議ライブラリのユーザー会議フォルダーにフォルダーが作成されます。 ユーザーが「会議」タブにアクセスすると、このフォルダーが表示されます。 ユーザーは自分のユーザーフォルダーを管理できます。アクセス権を設定して、他のユーザーにそのフォルダーへのアクセス権を与えることもできます。

セミナーライブラリはフォルダー構造が異なります。 セミナーライブラリにはユーザーフォルダーがありません。その代わり、各フォルダーは、組織が購入した個別のセミナーセイランスを表します。 セミナー管理者グループに割当てられたユーザーはすべてのセミナーフォルダーの管理アクセス権を持ちます。 セミナー管理者は、セミナーの追加と削除、他のユーザーへの管理アクセス権の割り当て、セミナーの作成などを行うことができます。

Adobe Connect のライブラリ。
Adobe Connect のライブラリ。

A. 共有 B. ユーザー C. マイアイテム D. ダッシュボード 

ビルトインアクセス権グループおよび役割

Adobe Connect には 8 つのビルトインアクセス権グループがあり、 各グループはそれぞれ異なるライブラリに関連付けられています。ビルトイングループの各メンバーには、 対応するライブラリ内にユーザーフォルダーがあります。 会議の主催者グループとトレーニングマネージャーグループの各メンバーには、 コンテンツライブラリにもユーザーフォルダーがあり、 そのフォルダーのコンテンツを作成できます。

ビルトイングループのアクセス権を変更することはできませんが、 個別のユーザーまたはグループを複数のビルトイングループに 割り当てることによってアクセス権をさらに付与できます。また、 管理者はカスタムグループを作成し、 これらのグループに特定のライブラリフォルダーへのアクセス権を割り当てることもできます。

次の 8 つのビルトイングループがあります。

  • 管理者

  • 制限付き管理者

  • 会議主催者

  • トレーニングマネージャー

  • 仮想教室マネージャー

  • セミナー管理者

  • イベントマネージャー

  • ウェビナーマネージャー

  • イベント管理者

  • 作成者

  • 学習者

各グループは、すべてのライブラリで必要とされる特定のアクセス権のセットを反映しています。 グループは、購入したアカウント機能ごとに異なります。 例えば、イベントマネージャーグループは、アカウントにイベント機能が含まれる場合にのみ提供されます。

管理者は、ユーザーとグループを適切なビルトイングループに割り当てます。 ビルトイングループのメンバーは、そのライブラリに関連付けられた機能のインスタンスを作成できます。例えば、会議の主催者であれば会議を作成できます。

管理アクセス権を割り当てない限り、ビルトイングループのメンバーはグループのライブラリの共有フォルダーディレクトリにはアクセスできません。 共有フォルダーディレクトリのフォルダーの管理アクセス権は、そのビルトイングループに属していないユーザーに割り当てることもできます。 ただし、そのようなユーザーはフォルダーは管理できますが、そのビルトイングループには属していないので、ライブラリにインスタンスを作成することはできません。

次の表に、それぞれのライブラリに対する各ビルトイングループのアクセス権を示します。

ビルトイングループ

コンテンツライブラリ

トレーニングライブラリ[とれーにんぐらいぶらり]

会議ライブラリ

セミナーライブラリ

イベントライブラリ

追加のアクセス権

管理者

パブリッシュ以外のすべて

管理

管理

管理

管理

ユーザー、グループ、およびユーザーアカウントの管理。 すべてのユーザーのコンテンツフォルダーの表示

作成者

パブリッシュ / 管理

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

学習者

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

トレーニングマネージャー

個人用フォルダーのパブリッシュおよび管理

管理

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

仮想教室マネージャー

個人用フォルダーのパブリッシュおよび管理

管理

適用なし

適用なし

管理

適用なし

会議主催者

個人用フォルダーのパブリッシュおよび管理

適用なし

管理

適用なし

適用なし

適用なし

イベントマネージャー

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

管理

適用なし

イベント管理者

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

管理

イベントマネージャーグループへのユーザーの割り当て、 共有テンプレートの管理、分析の設定、イベントタグおよび電子メールの管理

セミナー管理者

適用なし

適用なし

適用なし

管理

管理

適用なし

ウェビナーマネージャー

適用なし

適用なし

適用なし

管理

管理

適用なし

アドビのおすすめ

UOIT のティーチング&ラーニングセンター

管理者グループ[かんりしゃぐるーぷ]

管理者は、 Adobe Connect システム全体を包括的に制御できます。任意のユーザーを 管理者グループに追加することによって、 そのユーザーを管理者に指定できます。個人または他のグループのアクセス権を管理者グループのメンバーの アクセス権より優先させることはできません。

管理者は 次の操作を実行できます。

  • アカウントでのユーザーとグループの管理(ユーザーやグループの作成、削除、編集など)。

  • コンテンツライブラリの管理(ファイルやフォルダーの表示、削除、移動、編集)。 ファイルのレポートの表示。 ファイルやフォルダーのアクセス権の設定。 サブフォルダーの作成。

  • トレーニングライブラリの管理(ファイルやフォルダーの表示、削除、移動、編集)。 ファイルのレポートの表示。 ファイルやフォルダーのアクセス権の設定。 サブフォルダーの作成。ユーザーの登録、登録者への通知の送信、コースやカリキュラムのアラームの設定。

  • 会議ライブラリの管理(ファイルやフォルダーの表示、削除、移動、編集)。 ファイルのレポートの表示。 ファイルやフォルダーのアクセス権の設定。 サブフォルダーの作成。

  • イベントライブラリの管理(ファイルやフォルダーの表示、削除、移動、編集)。 ファイルのレポートの表示。 ファイルやフォルダーのアクセス権の設定。 サブフォルダーの作成。招待状の送信、コンテンツと電子メールオプションの変更。

  • セミナーライブラリの管理(ファイルやフォルダーの表示、削除、移動、編集)。 ファイルのレポートの表示。 ファイルやフォルダーのアクセス権の設定。 サブフォルダーの作成。

  • アカウント情報、アカウント機能、アカウント割り当ておよびアカウントレポートの表示 (さらに組織でカスタマイズオプションを購入している場合は、Adobe Connect のブランディングのカスタマイズ)。

制限付き管理者グループ

制限付き管理者は、 制限された範囲内で Adobe Connect システムを制御できます。 任意のユーザーを制限付き管理者グループに追加することによって、 そのユーザーを制限付き管理者に指定できます。制限付き管理者に割り当てるアクセス権は、 管理者が設定できます。

作成者グループ

ユーザーをこのグループに割り当てると、Adobe Connect によって、コンテンツライブラリのユーザーフォルダーにこのユーザーのフォルダーが作成されます (「マイコンテンツ」というショートカットがこのフォルダーにリンクしています)。 デフォルトでは、作成者グループのメンバーには、自分のマイコンテンツフォルダーに対してのみパブリッシュアクセス権と管理アクセス権が割り当てられます。

作成者グループに追加できるユーザーの数は、アカウントによって制限されます。

作成者グループのメンバーは、特定のフォルダーに対するパブリッシュアクセス権を持つ場合、次のすべての操作を実行できます。

  • コンテンツおよびコンテンツフォルダーの表示。

  • コンテンツのパブリッシュおよび更新。

  • リンクを含む電子メールメッセージの送信(受信者がそのリンクにアクセスすると、受信通知が作成者に送られます)。

トレーニングマネージャーグループ[とれーにんぐまねーじゃーぐるーぷ]

トレーニングマネージャーグループのメンバーは、トレーニングの編成と調整を担当するユーザーです。

ユーザーをこのグループに割り当てると、Adobe Connect によって、トレーニングライブラリのユーザーフォルダーにこのユーザーのフォルダーが作成されます (「マイトレーニング」というショートカットがこのフォルダーにリンクしています)。 デフォルトでは、トレーニングマネージャーはユーザートレーニングフォルダー内の自身のフォルダーのみ管理できます。

トレーニングマネージャーは次の操作を実行できます。

  • (ファイル管理機能を実行することによる)トレーニングライブラリ内の自身のユーザーフォルダーの管理、コースやカリキュラムの作成および管理、ユーザーの登録、登録者への通知の送信およびアラームの設定。

  • コンテンツライブラリ内のフォルダーへのアクセス。

  • 作成したコースやカリキュラムのトレーニングレポートの表示。

仮想教室グループ

このグループの最大参加者数はトライアルアカウントの場合は 25 名、有料アカウントの場合は 200 名に設定されています。このグループのメンバーは、該当する定員で「マイトレーニング」セクションに仮想教室を作成できます。グループメンバーは、イベント管理セクションにもアクセスできます。

  • すべてのトレーニングマネージャーの アクセス権

    • 「コンテンツ」タブと「トレーニング」タブへの アクセス

    • 管理権限付きマイコンテンツと「マイトレーニング」フォルダー

    • コンテンツダッシュボード

    • 管理権限付き共有トレーニング

    • 管理権限付きトレーニングカタログ

    • ユーザーとグループ(「トレーニング」タブ)

    • トレーニングダッシュボード

    • 特定のトレーニング内でレポートを表示できます

    • コンテンツ、コース、カリキュラム、仮想教室、学習者、 保存済みクエリセクションへのアクセス権が付与されている「レポート」タブです。

  • すべてのイベントマネージャーの権限

    • 管理権限付き 「マイイベント」タブ

    • 管理権限付き共有イベント

    • イベントダッシュボード

    • 特定のイベント内でレポートを表示できます

    • イベントカタログを表示できます (イベント管理者グループのメンバーであればイベントカタログを編集できます)

    • 自分のイベントや電子メールテンプレートを作成する機能 (イベント管理者グループのメンバー以外は共有テンプレートを 編集できません)

    • イベントの作成または編集の際に、 利用可能なイベントタグを表示する機能 (イベント管理者グループのメンバー以外は「おすすめイベント」タグを適用できません)

    • イベント電子メールトリガーをカスタマイズおよび 返信先オプションを選択する際、利用可能な電子メールエイリアスを表示する機能

    • イベントを作成または編集する際、 利用可能なキャンペーン ID を表示する機能

イベントマネージャーグループ

ユーザーをこのグループに割り当てると、 Adobe Connect によって、 イベントライブラリのユーザーフォルダーにこのユーザーのフォルダーが作成されます。イベントマネージャーは 次の操作を実行できます。

  • イベントを主催し、 そのイベントを含むフォルダーに対する管理権限が付与されている場合、 その共有フォルダー内のイベントを管理します。

  • (すべてのファイル管理機能を実行することによる) 自身のイベントライブラリユーザーフォルダーを管理し、 このフォルダーのイベントのあらゆる要素を作成および管理します。

  • イベントレポートの表示。

  • イベントを作成し、イベントライブラリにある独自のフォルダーを管理します。

  • プライベートテンプレートを作成するか、 既存の共有テンプレートからコピーしてプライベートテンプレートを作成します。

  • イベントを設定するときに、 「参加者管理」タブで出席者の役割を割り当てます。

イベント管理者グループ

イベント管理者グループのメンバーは、 イベント管理者グループにユーザーを割り当て、 イベントの全体的な管理を実行します。イベント管理者は 次の操作を実行できます。

  • 登録ユーザーに イベントマネージャーの役割を割り当てます。

  • カスタムイベントのテンプレートを作成して、 既存の共有テンプレートを管理します。既存のテンプレートを更新、名前変更、削除またはコピーします。

  • イベントカタログのタグを作成および管理します。 イベントタグを使用して、 イベントカタログ内のイベントをフィルタリングできます。

  • おすすめイベントのタグを適用して、 イベントをイベントカタログのおすすめイベントセクションに表示します。

  • 電子メールのトリガーに対して返信先オプションを作成します。

  • Adobe SiteCatalyst の認証情報を入力して分析を設定します。

イベント管理者はタグやテンプレートを使用して、 イベントカタログのレイアウトとブランディングを 包括的に管理できます。

会議主催者グループ

会議の主催者グループのメンバーは 会議を作成します。

ユーザーをこのグループに割り当てると、 Adobe Connect によって、 会議ライブラリのユーザーフォルダーにこのユーザーのフォルダーが作成されます。会議主催者が管理できるのは、 ユーザー会議フォルダー内の自身のマイ会議フォルダーのみです。会議主催者が共有フォルダー内の会議を管理できるのは、 それらの会議を主催し、 それらの会議を含むフォルダーに対する 管理権限が付与されている場合です。

会議主催者は次の操作を実行できます。

  • ユーザー会議フォルダーの管理 (すべてのファイル管理機能を実行)、 および会議の作成と管理(プレゼンターと参加者に対する出席者アクセス権の追加、 削除、および割り当てなど)。会議室の作成および整理、 会議の編集または その参加者リストの変更。

  • 会議レポートの表示。

  • コンテンツの作成。

  • アクセス権が付与されている コンテンツファイルとフォルダーの表示。

  • コンテンツのパブリッシュおよび更新。

セミナー管理者グループ

セミナーのライセンスが配布される仕組みによって、 セミナー管理者のアクセス権は他のグループの権限と 異なります。

他のライブラリとは異なり、 セミナーライブラリにはユーザーフォルダーはありません。セミナーライブラリの構成要素は共有フォルダーのみです。 このディレクトリ内の各フォルダーは、 組織が購入したセミナーライセンスに対応します。これらのフォルダーを管理できるのは、 セミナー管理者とアカウント管理者のみです。セミナー管理者は、 セミナーライブラリ内のフォルダーをすべて管理できます。

セミナー管理者は 次の操作を実行できます。

  • すべてのセミナーライブラリフォルダーの管理 (すべてのファイル管理機能を実行) 、およびセミナーの作成と管理 (プレゼンターと参加者に対する出席者アクセス権の追加、削除、および割り当て、セミナー室の作成と整理、 セミナーの編集と参加者リストの変更など)。

  • セミナーレポートの表示。

ウェビナーグループ

ウェビナーマネージャー 25、ウェビナーマネージャー 100、ウェビナーマネージャー 500、ウェビナーマネージャー 1000 のグループが定義されています。数値は最大参加者数を示します。 トライアルアカウントの場合、参加定員 25 名のグループが作成されます。これらのグループは、アカウントに与えられたライセンスの数によって決定されるメンバーシップのシステムグループとして利用できます。 一度に 3 グループのうちの 1 つのグループのメンバーにしかなれません。

メンバーは所有するライセンス内の「マイセミナー」タブでセミナーを作成できます。 また、アクセス権を与えられていないセミナーにはアクセスできません。

  • すべてのセミナー管理者の権限

    • 所有するコンテンツへのアクセスで「セミナー」タブ、 「セミナーセッション」、「セミナーカレンダー」、セミナーダッシュボードにアクセス

    • 所有する共有セミナーライセンスと指定されたウェビナーライセンスで、 「マイセミナー」タブからセッションのスケジュールを設定できます

    • ユーザーの「セミナー」タブへのアクセスがありません

  • すべてのイベントマネージャーの権限

    • 管理権限付き 「マイイベント」タブ

    • 管理権限付き共有イベント

    • イベントダッシュボード

    • 特定のイベント内でレポートを表示できます

    • イベントカタログを表示できます (イベント管理者グループのメンバーであればイベントカタログを編集できます)

    • 自分のイベントや電子メールテンプレートを作成する機能 (イベント管理者グループのメンバーであれば共有テンプレートを編集できます)

    • イベントの作成または編集の際に、 利用可能なイベントタグを表示する機能 (イベント管理者グループのメンバーであれば「おすすめイベント」タグを適用できます)

    • イベント電子メールトリガーをカスタマイズおよび 返信先オプションを選択する際、利用可能な電子メールエイリアスを表示する機能

    • イベントを作成または編集する際、 利用可能なキャンペーン ID を表示する機能

    • このユーザーが作成した会議室には、 参加度ダッシュボードのポッドがあります

カスタムグループについて

カスタムグループは 管理者が独自に作成するグループです。さまざまなライブラリ内で、 グループに対して特定のフォルダーおよびファイルアクセス権を定義できます。 カスタムグループにアクセス権を割り当てるには、 グループを適切なビルトイングループに割り当てます。

例えば、会社のオフィスがある国 (米国、ドイツなど)ごとに 1 つの グループを含む「グローバル」という名前のカスタムグループを 作成できます。各国グループの中に、 その国のオフィス(サンフランシスコ、ボストンなど)ごとに 1 つのグループを含めます。 各オフィス内では、 業務ごとにグループをさらに定義して、 これらのグループにそれぞれ適切なビルトイングループの指定を割り当てることができます。

この例では、 ネストグループと呼ばれる階層構造の一連のグループが作成されたことになります。 各グループは階層の 1 つ上のグループに含まれています。デフォルトでは、 ネストグループには親グループのアクセス権が付与されます。関連ライブラリで これらのグループのアクセス権をカスタム設定することで、 それらのアクセス権をさらに付与または制限できます。

複数のアクセス権の優先順位

ユーザーが 1 つまたは 複数のグループに属している場合、1 つのファイルまたはフォルダーに対して 複数のアクセス権が適用される可能性があります。その場合、アクセス権は次のように決定されます (上位の番号のレベルが優先されます)。

レベル 1

グループに与えられるアクセス権によってユーザーに表示、 パブリッシュ、または管理のアクセス権が付与された場合、 最も大きい権限のアクセス権が適用されます。これらの 3 つのグループアクセス権は累積的に追加されます。

レベル 2

グループに割り当てられるアクセス権によってユーザーに拒否アクセス権が割り当てられた場合、 グループによって付与された表示、パブリッシュ、 または管理のアクセス権はすべて削除され、ユーザーはアクセスできなくなります。

レベル 3

ユーザー固有のアクセス権によって表示、 パブリッシュ、または管理のアクセス権がユーザーに付与されている場合、 これらのアクセス権は対応するグループに与えられるアクセス権に追加されます。さらに、これらのアクセス権は、 グループに与えられる拒否アクセス権よりも優先されます。

レベル 4

ユーザー固有のアクセス権によって拒否アクセス権設定がユーザーに割り当てられる場合、 グループに与えられるアクセス権に 関係なくユーザーはアクセスできなくなります。

レベル 5

ユーザーが管理者グループのメンバーの場合、その他の個人設定やグループ設定に関わらず、 管理者のアクセス権が適用されます。

レベル 6

ユーザーやグループによって適用されるアクセス権がない (親フォルダーから引き継がれるアクセス権もない)場合、ユーザーはフォルダーまたはファイルにアクセスすることも、 いかなる操作を実行することもできません。

次の表には、 グループおよびユーザーのアクセス権が適用される方法が記載されています。

グループ G1 のアクセス権

グループ G2 のアクセス権

組み合わせ(G1、G2)のアクセス権

ユーザーのアクセス権

最終的なアクセス権

表示

パブリッシュ

パブリッシュ

管理

パブリッシュおよび管理

管理

適用なし

管理

パブリッシュ

パブリッシュおよび管理

拒否

パブリッシュ

拒否

管理

管理

表示

管理

管理

表示

管理

管理

適用なし

管理

拒否

拒否

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

コンテンツファイルおよび フォルダーのアクセス権の設定

管理者と制限付き管理者およびそのライブラリのファイルまたはフォルダーに対し管理権限のあるユーザーのみが、ファイルまたはフォルダーの権限リストをカスタマイズすることができます。

注意:管理者は、Adobe Connect Central の管理/ユーザーとグループで、制限付き管理者のアクセス権を設定します。デフォルトでは、制限付き管理者はコンテンツに対するアクセス権を設定できますが、管理者はこのアクセス権を取り消すことができます。

  1. Adobe Connect Central の 「コンテンツ」、「トレーニング」、「会議」、「セミナー」または「イベント管理」タブをクリックします。
  2. 目的のフォルダーまたはファイルに移動し、 名前をクリックして開きます。
  3. ナビゲーションバーの「アクセス権の設定」をクリックします。
  4. 「カスタマイズ」をクリックします。 このアイテムのアクセス権が以前に変更されている場合、「カスタマイズ」ボタンは表示されません。次の手順に進んでください。

    「選択可能なユーザーおよびグループ」 ペインにユーザーおよびグループが表示されます。これらのユーザーおよびグループに対して、ライブラリアイテムのアクセス権を定義できます。 「現在のアクセス権」ペインに、 ライブラリアイテムのアクセス権が既に設定されているユーザーおよびグループが表示されます。必要に応じて、 既存のアクセス権を変更できます。

  5. 「現在のアクセス権」ペインにユーザーまたはグループを追加するには、 「選択可能なユーザーおよびグループ」リストでユーザーまたはグループの名前を選択し、 「追加」をクリックします。
    選択可能なユーザーおよびグループのアクセス権の設定とナビゲート。
    選択可能なユーザーおよびグループのアクセス権の設定とナビゲート。

    A. クリックすると、フォルダーまたはファイルのアクセス権が、親フォルダーのアクセス権と同じになるように設定されます。 B. 表示アクセス権を選択します。 C. グループ名をダブルクリックすると、そのグループ内のユーザーが表示されます。 D. 「1 レベル上げる」アイコンをダブルクリックすると、1 レベル上のフォルダーが表示されます。 E. ユーザー F. 「検索」ボタンをクリックすると、検索用のテキストボックスが開きます。 G. 「追加」をクリックすると、選択したユーザーまたはグループが「現在のアクセス権」リストに移動します。 

  6. ユーザーまたはグループのアクセス権を設定するには、「現在のアクセス権」リストでユーザーまたはグループの名前を選択し、 「アクセス権」をクリックします。
  7. ポップアップメニューから 次のいずれかのアクセス権を選択します。

    管理

    フォルダーまたはファイルに対する管理アクセス権を持つユーザーまたはグループは、そのファイルまたはフォルダーの表示、削除、移動および編集、そのフォルダー内のファイルのレポートの表示、ファイルまたはフォルダーに対するアクセス権の設定およびフォルダーの作成を実行できます。ただし、このフォルダーに対してパブリッシュすることはできません。

    拒否

    フォルダーまたはファイルに対する拒否アクセス権が設定されているユーザーまたはグループは、 そのフォルダーまたはファイルを表示、パブリッシュ、 管理できません。

    パブリッシュ

    フォルダーまたはプレゼンテーションに対するパブリッシュアクセス権が設定されているユーザーまたはグループは、プレゼンテーションをパブリッシュ、更新および表示できます。これらのユーザーまたはグループは、そのフォルダーにあるファイルのレポートを表示することもできます。ただし、これらのユーザーがフォルダーにコンテンツをパブリッシュできるのは、そのユーザーがビルトイン作成者グループのメンバーであり、パブリッシュアクセス権がある場合に限られます。

    表示

    フォルダーまたはファイルに対して表示アクセス許可が設定されているユーザーまたはグループは、 フォルダーの任意のコンテンツを表示することや、 ファイルを個別に表示することができます。

    現在のアクセス権の設定。
    現在のアクセス権の設定。

    A. 選択した名前 B. 「アクセス権」ボタンをクリックして、アクセス権の設定を選択します。 設定は名前の横に表示されます。 

  8. 「現在のアクセス権」リストからユーザーまたはグループを削除するには、 名前を選択してから「削除」をクリックします。
  9. ライブラリ全体のフォルダーまたはファイルのアクセス権が 親フォルダーのアクセス権と同じになるようにリセットするには、 「親フォルダーにリセット」をクリックします。
  10. コンテンツライブラリに限り、 親フォルダーが公開表示されていない場合でもこのフォルダーを公開表示するには、 「公開表示を許可する」に対して「はい」を選択します。フォルダーを公開しない場合は、 「いいえ」を選択します。非公開のコンテンツを表示できるのは、 表示、管理、またはパブリッシュのアクセス権が付与されている Adobe Connect ユーザーのみです。非公開のコンテンツを表示するには、 Adobe Connect のユーザー名とパスワードを使用してログインする必要があります。

新しいライセンスを使用するユーザーグループのマッピング

2023 年に公開された新しいライセンスを使用する場合は、新しいユーザーグループでライセンスの割り当てを管理できます。これらの新しいユーザーグループが表示されるのは、新しいライセンスを使用しているアカウントのみです。既存のライセンスから新しいライセンスにアカウントを移行した場合は、新規と既存のユーザーグループがどちらも表示されます。新規作成したアカウントの場合は、新しいユーザーグループのみが表示されます。  

次の表では、(新しいライセンスの)新しいユーザーグループが古いユーザーグループにマッピングされています。

既存のユーザーグループ 新しいユーザーグループ
特定主催者(特定主催者のライセンス) 標準トレーニング主催者
プレミアムトレーニング主催者
エンタープライズおよび教育のトレーニング主催者
標準ウェビナー主催者
プレミアムウェビナー主催者
エンタープライズおよび教育のウェビナー主催者
特定主催者(同時ユーザーライセンス) 同時主催者

古いライセンスでは、同じ機能を利用するために新しいライセンスを組み合わせることが必要な場合があります。例えば、指定されたウェビナーマネージャーの 4 ライセンス(定員 500 人)には、標準ウェビナー主催者、ウェビナープロパック、特定アップグレード(定員 500 人)のグループが必要です。 

既存のユーザーグループ 新規ユーザーグループ 1 新規ユーザーグループ 2 新規ユーザーグループ 3
ウェビナーマネージャー(25)
ウェビナーマネージャー(100)
ウェビナーマネージャー(500)
ウェビナーマネージャー(1000)
標準ウェビナー主催者 ウェビナープロパック 特定アップグレード(主催者 500 人)
特定アップグレード(主催者 1000 人)
特定アップグレード(主催者 1500 人)
プレミアムウェビナー主催者  
エンタープライズおよび教育のウェビナー主催者  

 

既存のユーザーグループ 新規ユーザーグループ 1 新規ユーザーグループ 2 新規ユーザーグループ 3
仮想教室マネージャー 標準トレーニング主催者 トレーニングプロパック 特定アップグレード(主催者 500 人)
プレミアムトレーニング主催者  
エンタープライズおよび教育のトレーニング主催者  
   

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合

Adobe MAX 2025

Adobe MAX Japan
クリエイターの祭典

2025 年 2 月 13 日
東京ビッグサイト