Adobe Camera Raw の機能の概要(2025年4月リリース)

2025年4月リリースの Adobe Camera Raw(バージョン 16.3)の新機能について説明します。

風景画像内の特定の要素を素早く編集する

AI の技術を利用した風景マスクは、写真内の風景要素を自動的に選択してマスクすることで、写真の編集を簡素化します。

  1. マスクパネルで編集する写真を開き、「新しいマスクを作成」で「風景」を選択します。

  2. Adobe Camera Raw が分析を実行し、自動的に風景を選択します。風景マスクオプションから目的の風景機能を選択して、「作成」を選択します。

    山と森に囲まれた湖の写真の風景マスクオプション
    風景マスクオプションがハイライト表示されています。

  3. マスクパネルでマスクをクリックします。選択範囲に領域を追加するには「追加」を、自動選択された範囲の一部を消去するには「削除」を選択します。この操作は、任意のマスクツールで実行できます。

  4. 右側のパネルにある編集スライダーを使用して、選択範囲を調整します。 

詳細については、Adobe Camera Raw のマスクを参照してください。

削除ツールでの写真の一括編集

気になる箇所の削除 - 人物ツールで、複数の写真をまとめて簡単に編集できます。まとめて編集するすべての画像を選択し、人物の削除ツールで変更を適用します。人物の削除および反射の削除ツールで画像への一括コピー&ペーストワークフローを使用して、画像を素早く編集し、一貫性を確保することもできます。

詳細については、写真の反射を削除および不要な人物を削除を参照してください。

サポート対象のカメラとレンズ

新たに追加されたカメラとレンズについては、サポート対象プロファイルの一覧で確認できます。

その他の機能強化

  • 反射の削除機能では、Raw および Raw 以外のファイルの種類(HEIF や JPEG など)がサポートされています。

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