Illustrator の機能の概要(2025 年 6 月リリース)

Illustrator デスクトップ版 2025 年 6 月リリース(バージョン 29.6)の新機能と機能強化について説明します。

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グラフィックを生成してアートワークを拡張し、裁ち落とし領域に塗りを適用

生成拡張(Adobe Firefly の技術を利用)を使用すると、元の境界を越えてアートワークを拡張するベクターグラフィックを生成できます。 観念化用にアートワークのみを拡張することも、完成したアートワークとともにアートボードを拡張して印刷や SNS 用に様々なレイアウトを作成することもできます。 拡張されたら、拡張された部分を元のアートワークと結合して、論理的にグループ化されたオブジェクトを作成して、さらに編集できます。 また、生成拡張を使用して、アートボード周囲のプリント裁ち落とし領域に塗りを適用することもできます。

パフォーマンスの強化

Illustrator 29.6 では、パフォーマンスが次のように強化されています。

  • 効果:カリグラフィブラシアートブラシウィンドウブラシ)で効果のレンダリングが速くなります。
  • 編集:移動、スケール、回転、複製などの操作がよりスムーズかつ高速になりました。

鉛筆ツールでのリアルタイムの描画とプレビュー

鉛筆ツールの「ライブプレビュー」オプションでは、描画しながら、線スタイルおよび効果が瞬時にレンダリングされるので、プロセスがより直感的で正確になります。 「ライブカーブサイズ調整」オプションでは、パスの曲線がリアルタイムで調整されます。マウスを放したり、ペンを持ち上げたりする必要はありません。

ユーザーフィードバックによる機能強化の取り組み

アドビはお客様の変化するニーズを満たすために継続的に改善することに取り組んでいます。 皆様のフィードバックに基づいて、2025 年 6 月リリースの Illustrator の機能強化を以下に示します。

瞬時にアートボードアクションを繰り返し

Ctrl + D キーまたは Cmd + D キーを使用して、瞬時に最後のアートボードアクションを繰り返すことができます。

選択したアートボードにアートワークを正確に配置

前面へペースト、背面へペースト、または同じ位置にペーストを使用して、選択したアートボードに直接、オブジェクトをペーストできるようになりました。

選択したアートボードをカンバス上の任意の場所に再配置

より高い精度で、簡単にドキュメント内の選択したアートボードを再配置できるようになりました。これは、ワークフローを合理化するのに役立ちます。

ご質問または共有するアイデアがある場合

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ご質問がある場合や、共有するアイデアをお持ちの場合は、Adobe Illustrator コミュニティにご参加ください。 皆様からのご意見や作品をお待ちしております。

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