2022年12月リリース(バージョン 23.1)
最新 GPU のサポート
Character Animator の 2022年12月リリース(バージョン 23.1)では、macOS で Metal を使用し、Windows で DirectX 12 を使用するように OpenGL からの GPU 要件を更新することで、シーンパネルおよびパペットパネルでコンテンツを描画しディスクにレンダリングするときのパフォーマンスが向上しました。最近の macOS システムでは、Metal をサポートしています。以前の GPU を搭載した Windows システムで DirectX 12 をサポートするには、ディスプレイドライバーの更新が必要になる場合があります。
スターターモードとモーションライブラリ
- スターターモード : トリガーをタイムラインにドラッグしようとすると、視覚的な(破線の)ドロップターゲットが表示されるようになりました。
- モーションライブラリ : タグ付きハンドルに対する動作の影響を制御するための強さパラメーターが追加されました。
2022年10月リリース(バージョン 23.0)
モーションライブラリ
モーションライブラリは、Character Animator の新しいビヘイビアーです。Character Animator モーションライブラリは、プロフェッショナルなモーションアクターがキャプチャした 350 以上の全身キャラクターアニメーションのコレクションです。バレエからヒップホップまで、様々なダンスの動きを 1 回のクイック選択で適用できます。バスケットボールからボウリングまで、スポーツの動きはとてもシンプルです。また、歩行、走り、ジャンプなども利用できます。アニメーション化するのが難しかった動きが、誰でも利用できるようになりました。
詳しくは、モーションライブラリビヘイビアーを参照してください。
Character Animator の 2022年10月リリース(バージョン 23.0)では Syphon がサポート対象外になりました。
2022年6月リリース(バージョン 22.5)
スターターモード
Character Animator のスターターモードはすべてのユーザーを対象としており、使用に際してサブスクリプションは不要です。スターターモードでは、キャラクターの実行、記録および書き出しを行う効率的なインターフェイスが提供されます。 ライブパフォーマンス、トリガー可能なポーズ、感情を通してアニメーションを開始できます。専門的なリギングスキルは必要ありません。準備ができたら、Pro モードにアップグレードします。
スターターモードには、以下のような機能があります。
- スターターモードにはサンプルのパペットが用意されているので、パペットを読み込むことができます。
- 右上のビヘイビアーパネルからビヘイビアーをドラッグ&ドロップします。
- 背景ボタンを使用して背景を変更できます。
- 縦横比を調整して、新しい寸法に合わせてパペットを拡大・縮小できます。
- トリガー可能なポーズ、感情、背景をプレビューできます。
- H264 ファイルに直接アニメーションを書き出すクイック書き出し。
詳しくは、スターターモードでパペットをアニメーション化を参照してください。
クイック書き出し
スターターモードと Pro モードでは、アニメーションを素早く書き出すことができます。クイック書き出しを使用して、直接 H264 ファイルにアニメーションを書き出します。解像度やフレームレートなどの設定をシーケンスに自動的に一致させるには、「ソースの一致」プリセットを選択するか、一般的なビデオ解像度のリストから選択します。スターターモードと Pro モードはどちらもクイック書き出しをサポートしています。詳しくは、シーンまたはパペットの書き出しを参照してください。
アートワークの自動スワップとプライマリ/セカンダリのビヘイビアー
自動スワップでは、キャラクターの動きに最も近いポーズに自動的に切り替わります。様々なポーズを表すレイヤーのグループがある場合は、「自動スワップ」オプションを使用して、そのグループからスワップセットを作成します。キャラクターを制御すると、最も適したアートワークがトリガーされます。このキャラクターは、ドラッガー(およびプライマリ/セカンダリのビヘイビアー)またはボディトラックを使用して制御できます。詳しくは、自動スワップを使用したアートワークの切り替えを参照してください。
SVG(.svg または .svgz)ファイルは読み込むことができなくなりました。 Illustrator(.ai)のような代替のベクターアートワークファイル形式を使用できます。