- Adobe Premiere Rush ユーザガイド
- はじめに
- フッテージの読み込み
- ビデオの編集
- ビデオの書き出し
- iOS および Android 版 Premiere Rush
Adobe Premiere Rush(一般アプリケーションインターフェイス、プレビューモニターおよびタイムライン)のナビゲートおよび使用方法を学習します。
Adobe Premiere Rush を使用すると、クリップを整理して編集し、見栄えの良いビデオを作成して共有できます。
Premiere Rush の編集ワークスペースにある様々な編集機能を使用してビデオを編集できます。編集が終わったら、共有ワークスペースを使用してビデオを共有できます。
ホーム画面
Premiere Rush を起動すると、ホーム画面が表示され、そこから新規プロジェクトを作成したり、オンラインヘルプやチュートリアルを表示したり、Premiere Rush YouTube コミュニティで交流したりできます。また、ここからすべてのプロジェクトにアクセスできます。
- 新規プロジェクトを作成:このボタンをクリックすると、新規プロジェクトを開始できます。
- ヘルプ:Premiere Rush のオンラインヘルプ記事を参照できます。
- 学習:オンラインチュートリアルを使用して Premiere Rush の使用方法を学習します。
- コミュニティ:YouTube の Premiere Rush コミュニティに参加できます。
Premiere Rush 編集ワークスペース
Premiere Rush の編集ワークスペースでは、タイムラインでクリップを編集したり調整ツールを使用したりしてビデオを作成できます。このワークスペースでは、テキスト、トランジション、オーディオ、カラープリセットなどを追加して、ビデオをカスタマイズできます。
すべてのスクリーンショットは Mac でキャプチャされたものですが、ただし、Windows と iPad の Premiere Rush インターフェイスは似ています。
iOS または Android スマートフォンで Premiere Rush を使用している場合は、以下を参照してください。
A. ホームボタン B. 「編集」タブ C. 「共有」タブ D. タイトルボタン E. トランジションボタン F. カラーボタン G. オーディオボタン H. 変形ボタン I. トラックを制御ボタン J. 編集コントロール K. プロジェクトパネルボタン L. メディアを追加ボタン
- ホーム:ホーム画面に戻り、そこから新しいプロジェクトを開始したり、すべてのプロジェクトを表示したり、開いたりできます。
- 編集:編集ワークスペースを使用して、ビデオを編集したり、テキスト、トランジション、オーディオ、カラープリセットなどを追加したりします。
- 共有:共有ワークスペースを使用して、プロジェクトを YouTube、Facebook、Instagram、または Behance で共有します。詳しくは、ビデオの保存、共有または書き出しを参照してください。
- タイトル:ビルトインのモーショングラフィックステンプレートのコレクションから選択します。詳しくは、タイトルの作成を参照してください。
- トランジション: フェードイン、フェードアウト、ディゾルブなどのトランジションを追加します。詳しくは、トランジションの追加と編集を参照してください。
- カラー:カラープリセットを追加したり、露光量、コントラスト、ハイライトなどを調整して独自のカラーを作成したりできます。詳しくは、クリップのカラーの調整を参照してください。
- オーディオ: ボリュームの調整、ミュート、声の強調、バックグラウンドミュージックの自動ダッキングを行います。オーディオについて詳しくは、オーディオの追加と調整を参照してください。
- 変形:切り抜き、回転、拡大・縮小を使用してクリップの外観を変えたり、ピクチャインピクチャエフェクトの作成などをおこないます。詳しくは、クリップの切り抜きと回転を参照してください。
- トラックの制御: 編集しやすくするために、トラックのオン/オフを切り替えたり、トラックを非表示にしたり、ロックしたりできます。
- 編集ツール: クリップを分割、複製または削除します。オーディオトラックを拡大して、オーディオの微調整をおこないやすくすることもできます。詳しくは、タイムラインでのビデオ編集を参照してください。
- プロジェクトパネル: プロジェクト内のすべてのビデオ、写真、オーディオクリップ、グラフィックおよびシーケンスを表示します。
- 追加: タイトル、メディアまたはボイスオーバーをプロジェクトに挿入します。メディアについて詳しくは、写真、ビデオ、オーディオの読み込みを参照してください。
Premiere Rush のプレビューモニター
A. 再生ヘッドの位置 B. シーケンスのデュレーション C. プレーヤーコントロール D. フルスクリーン表示/終了 E. ループ再生 F. 詳細オプション
- タイムコード:タイムコードには、再生ヘッドの位置の正確な時間が表示されます。シーケンス全体のデュレーションも表示されます。
- プレーヤー制御:ビデオを再生/一時停止、1 フレーム進む/巻き戻し、次/前の編集ポイントにスキップします。
- フルスクリーン表示 / 終了:ビデオをフルスクリーンモードにして、大きくプレビューできるようにします。
- ループ再生:ビデオを自動ループするソーシャルメディアチャンネル(Instagram など)でビデオがどのように表示されるかをプレビューするには、ビデオをループ再生します。
次のコントロールを使用して、ビデオの向きを変更したり、モニターディスプレイ設定を調整したりできます。
- 向き:ビデオについて、横長、縦長または正方形を選択します。
- モニターの画質:モニターでビデオをプレビューする際は、「高」、「中」、「低」のいずれかの設定を選択します。
Premiere Rush タイムライン
Premiere Rush のタイムラインはタイムラインを表示/スクラブする再生ヘッドと、メディアを配置する複数のトラックで構成されます。
A. V1 トラック B. 再生ヘッド C. ビデオトラック(V2 ~ V4) D. オーディオトラック(A1 ~ A3)
トラック
トラックを使用すると、クリップ(ビデオ、写真、グラフィック、オーディオ)を柔軟に配置できます。
ビデオを編集しながら、主にビデオに音楽を追加したり、ビデオ上部に再生されるタイトルを追加したりする場合に、複数のトラックを使用できます。
Premiere Rush のタイムラインには、メインの V1 トラックが 1 つあります。ビデオフッテージや静止画像を読み込むと、それらはすべてデフォルトで V1 トラックに配置されます。オーディオファイルを読み込んだり、タイトルを追加した場合は、それらがタイムライン上の独立したオーディオトラックに配置されます。
Premiere Rush では、タイムライン上で最大 7 つのトラック(4 つのビデオトラックと 3 つのオーディオ専用トラック)を使用できます。ビデオトラックは、ビデオ(オーディオあり、なし)に加えて画像とグラフィックをサポートしています。オーディオ専用トラックは、音楽やボイスオーバーの録音など、オーディオのみのクリップをサポートしています。
各トラックの左側(コントロールトラックアイコンをクリックした場合)には、トラックを不注意に編集してしまわないようロックしたり、トラックのオーディオをミュートしたり、トラックの表示/非表示を切り替えるためのコントロールがあります。
再生ヘッド
再生ヘッドは、ビデオのプレビュー時、タイムラインの現在位置を示す青色の縦線です。再生ヘッドは、ビデオの正しい部分を編集および表示していることを確認するために不可欠な要素です。
タイムラインでクリップをクリックすると、再生ヘッドがその場所にジャンプするので、ビデオを編集または視聴しながらモニターで選択したクリップをプレビューできます。
Premiere Rush の共有ワークスペースの概要
Premiere Rush の共有ワークスペースでは、Premiere Rush プロジェクトをデバイスに保存したり、YouTube、Facebook、Instagram、Behance などの様々なソーシャルメディアチャンネルで公開したりできます。
必要に応じて、最終的なビデオのプリセット、解像度、フレームレート、オーディオチャンネルおよび画質を調整できますが、Premiere Rush では、プロジェクト内のメディアに基づいて最高品質の設定を自動的に選択します。最後に、ビデオを書き出す前にプレビューできます。詳しくは、ビデオの保存、共有または書き出しを参照してください。