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プロパティリリース

  1. Stock コントリビューターユーザーガイド
  2. Adobe Stock に投稿する理由
    1. 投稿するメリット
    2. アドビが求めている作品
    3. コントリビューターとして成功するためのヒント
  3. アカウントの作成と管理
    1. アカウントの作成
    2. コントリビュータープロファイルページの管理
    3. アカウント内の移動
    4. サポートが必要な場合
  4. 法律上のガイドライン
    1. アカウントと提出のガイドライン
    2. 知的財産に関するガイドライン
    3. モデルリリースと保護
    4. プロパティリリースの要件
    5. 画像に関して確認されている制限事項
    6. コンテンツの使用
    7. IP の不正使用の疑いを報告する
  5. コンテンツ要件
    1. コンテンツポリシー:アーティスト名、実在する人物、架空のキャラクター
    2. ベクターの要件
    3. 単独のアイコンおよびアイコンシート
    4. ビデオの要件
    5. AI 生成の要件
    6. 透過部分が含まれている PNG ファイルの要件
    7. イラストエディトリアルの要件
    8. モーショングラフィックステンプレートの要件
    9. デザインテンプレートの要件
    10. プレミアムおよび 3D コレクション
    11. ダイバーシティとインクルージョンに関連するコンテンツのガイドライン
    12. 写真とイラストの要件
  6. コンテンツの準備とアップロード
    1. 写真に関する注意事項
    2. ベクターに関する注意事項
    3. ビデオに関する注意事項
    4. コンテンツのアップロード
    5. モデルリリースまたはプロパティリリースのアップロード
  7. コンテンツの効果的な記述
    1. タイトルとキーワード
    2. 適切なカテゴリーを選択する
    3. ファイルの編集と削除
    4. CSV ファイルで整理する
    5. モデルタグ付けツールに関する FAQ
  8. レビュープロセス
    1. レビュー
    2. コンテンツの不採用理由
    3. 品質と技術的な問題
    4. 類似コンテンツとスパムの違い
  9. 支払いと税金
    1. 支払を受け取る
    2. コントリビューターに対するロイヤリティの詳細
    3. コントリビューターの税金に関する FAQ

ストックアセットのプロパティを描写する際に必要な許可について説明します。

プロパティリリースとは何で、いつ必要なものですか?

画像内に、特定できる場所、建物、アートワーク、車、ペットや他のプロパティなど、他の人が所有しているものが写っている場合、Adobe Stock に画像を送信するために相手の許可が必要になることがよくあります。 プロパティ所有者の許可が得られたら、プロパティリリースに署名してもらいます。

プロパティリリースとは、当事者とプロパティ所有者(プロパティが会社によって所有されている場合は会社の代表者)の間での法的契約です。 プロパティリリースへの署名は、所有者が画像を商用目的で使用する許可を与えたことを意味します。

プロパティリリースが必要な提出物の例をいくつか示します。

  • 架空の人物を描写する物理的または電子的なアートワーク(ペイント、描画、および生成されたイラストを含む)
  • 有名なランドマーク、歴史的な名所および近代的建築物
  • アート、本、地図および架空のキャラクターなど、著作権で保護された作品
  • 私有の住宅および建物の特定可能な外観や内観
  • おもちゃ、ビン、高級家具、乗り物および飛行機など、特徴的な形状の製品
  • 競走馬、有名なペットおよび特定の動物園の動物など、特定の動物
  • 撮影ポリシーが定められている場所(競技場、美術館、コンサート会場および遊園地など)

詳細および視覚的な例については、以下の例のセクションを参照してください。知的財産、プライバシーおよび他の写真撮影制限が適用される被写体については、詳細情報をご覧ください。 

プロパティリリースフォームとチェックリストを入手します。

プロパティリリースのテンプレートは Adobe Stock から入手できますが、必要な情報がすべて正しく記入されていれば、他のソースからのリリースフォームでも構いません。 

リリースフォームは、このユーザーガイドから直接ダウンロードすることも、Contributor ポータルからダウンロードすることもできます。または、ポータル上で Adobe Acrobat Sign を使用して電子サイン用に送信することもできます。その場合、ソフトウェアのダウンロードは必要ありません。 さらに詳しく 

Contributor ポータルには次の情報が表示されます。

リリースをアップロードする前に、詳細チェックリストをダウンロードして、提供すべき情報がすべて含まれていることを確認する必要があります。

プロパティリリースは、次のように様々な言語で提出できます。

     

プロパティリリースが必要な場合と不要な場合の例を紹介します。

私有の住宅および建物 

特定可能な所有物を撮影または描画する場合、通常、プロパティリリースが必要です。 一方、プロパティが画像やビデオの主要な被写体ではない場合、プロパティリリースが必要とは限りません。複数の建物が並ぶ都市のビル群などがそれにあたります。

リリースが必要なプロパティの例:

 

  • 遊園地、美術館、宮殿または私有地など、入場料金がかかる場所
  • バルセロナにあるガウディ作のカサバトリョなど、デザインや所有者から簡単に特定できる特徴的な住宅または住宅の一部(内観も含む)
  • ドバイのブルジュアルアラブのような、ランドマークまたは商業施設として知られている私有財産を、写真、フィルムまたはイラストの中心的な被写体にする場合

リリースを必要としないプロパティの例: 

下の写真のように、特定できる特徴がない一般的な家や内観をコンテンツに含むことは問題ありません。 

このような、一般的な街並みや都市の風景も問題ありません。

焦点が 1 点に集中していない都市景観の場合、プロパティリリースは必要ありません。 次に例を示します。

ただし、ある 1 つの建物を画像のメインの被写体として際立たせている場合はリリースが必要になります。

ランドマークとモニュメント

有名な建物やランドマークは、築 120 年未満の場合、画像やビデオのプロパティリリースが必要になることがあります。 そのため、次の画像にリリースは不要です。

これについて、注意点があります。構造が何か変更された場合、新しい設計者からプロパティリリースを取得する必要があるということです。 例えば、エッフェル塔は 1889 年建造ですが 1985 年に照明が設置されました。昼間の塔の写真にリリースは必要ありませんが、ライトアップされた夜間の写真にはリリースが必要です。

公共交通機関と独特な場所 

撮影に伴い、公共交通機関の許可を得る必要があります。また、他の製品やサービスと同様に、ほとんどの地下鉄路線の標識、マップ、ロゴ、進路表示、建物などは商標と著作権によって保護されています。

画像およびビデオに公共交通機関や他の独特の場所が含まれている場合、すべての商標と著作権で保護されたコンテンツを削除してから Adobe Stock に提出する必要があります。 プロパティリリースを必要としないスクラブ写真は次のとおりです。

次のように、一般的な店頭や看板も、固有の名前をスクラブしていればリリースなしで提出できます。

 

目安として、特定可能な商業施設または私有財産ではプロパティリリースが必要です。ニューヨーク証券取引所のように変則的なケースもあります。建物の正面のみが商標登録されているため、次のショットではプロパティリリースは必要ありません。

ニューヨーク証券取引所を横から撮影した写真にはリリースは必要ありません

知的財産

オブジェクト 

コンテンツにロゴや商標が含まれている場合は、削除する必要があります。 ただし、オブジェクトが特定できず、シーン全体の一部にすぎない場合は、リリースは通常必要ありません。

製品および特定可能なパッケージを、画像のメインの被写体にすることはできません。コンテンツに一切含めることができないものもあります。 画像に関して確認されている制限事項を参照

プロパティリリースを必要としない、一般的なモバイルデバイスの画像を次に示します。

アートとアーティファクト

美術館に展示されているようなアートとアーティファクトに関しては、アーティストや管理者の許可が必要です。美術館やギャラリーで撮影した写真やビデオについては、施設の定めた使用制限に従う必要があります。

公共の場所にある壁画や彫刻などの現代アートにも、プロパティリリースの添付が必要です。 また、自分のアートワークの画像を送信する場合にも、署名したプロパティリリースを含める必要があります。

次の写真のように、コンテンツ内のアートが特定できない場合、プロパティリリースは必要ありません。

アートが特定できない場合、プロパティリリースは不要です。

グラフィティとストリートアート

グラフィティとストリートアートも、著作権の対象になる場合があります。 リリースが不要になる可能性があるのは、以下の場合のみです。

  • グラフィティは、画像に偶然写り込んでしまったものや、遠くの背景のものである
  • 画像は、被写界深度が浅いため、アートを特定できない
  • 極端なクローズアップでモデルを撮影しており、背景に一部のアートワークのみが写り込んでいるような画像もこれに該当します。

 下の写真の場合は、モデルリリースのみが必要です。

タトゥー 

タトゥーはアート作品とみなされるため、タトゥーそのものの内容のみでなく、タトゥーがどれだけ目立って表示されるかも考慮する必要があります。 タトゥーが写真のメインの被写体でない場合、リリースは必要ありませんが、次の場合にはリリースが必要です。

  • タトゥーにピントが合いクローズアップで撮影されている
  • タトゥーに 1 人以上の有名人が描かれている
  • ロゴやキャラクターなど、タトゥーの内容が商標または著作権で保護されているものである

タトゥーによって個人を特定できるため、タトゥーをした人物の写真にはモデルリリースが必要です。その人物の顔が写っていなくても同様です。 タトゥーアーティストをアートの内容から特定できる場合は、タトゥーアーティストからのモデルリリースも必要になる場合があります。 この場合、アーティストとタトゥーを入れた人物の両方から、プロパティリリースとモデルリリースを入手する必要があります。 

保護されている製品デザイン 

製品デザインは、知的所有権に関する様々な法律によって保護されています。製品デザインには、ロゴ、言葉およびシンボルのような商標のみでなく、形状、色および他の特定可能な特徴といったデザイン要素が含まれる場合があります。

ほとんどの場合、シャツや靴のロゴなど、特定可能な要素を最初に削除しておけば、製品のプロパティリリースは必要ありません。 ただし、ロゴがなくても一般的に認識されている製品もあり、それらはリリースなしで受け入れることができません。 そうした製品の例をいくつか紹介します。詳細については、画像に関して確認されている制限事項のリストをご覧ください。

  • ルービックキューブ
  • 赤十字
  • クリスチャンルブタンのレッドソールシューズ
  • ハーシーズのキスチョコ
  • Apple 製品
  • レゴおよびデュプロの建物セットとフィギュア
  • クレヨラ社の製品
  • Louis Vuitton 製品
  • アカデミー賞つまり「オスカー」像
  • UPS の制服(ロゴなしでも茶色で認識可能なため)

通貨

通貨の描写に関しては各国に独自のルールがあります。 Adobe Stock のポリシーにより、紙幣の 75 %以上が表示されている画像は却下されます。 次に、使用できるものの例を示します。

動物 

通常、動物やペットの画像にプロパティリリースは必要ありませんが、グランピーキャット、スケボーブルドッグのタイソンやポメラニアンのブーなど、有名な動物にはプロパティリリースが必要です。 また、動物園の動物にもプロパティリリースが必要です。

このかわいい子犬でも身元が特定されない場合、プロパティリリースは不要です。

アドビアーティスト:Bmak | 328914617、Alexi Tauzin | 102451470、Powerstock | 280666751、Dmitry Rukhlenko | 72718779、Den-belitsky | 152437197、Eric | 159662169、Deberarr | 288593322、Rymden | 387764078、Seventyfour | 312494049、Adam Hester - ブレンド画像 | 112235990、Andy Dean | 47323044、Svetlana | 276144854

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