ギャラリーに含める画像を選択し、ウィンドウ/ワークスペース/出力を選択します。次に、出力パネルの上部にある「Web ギャラリー」ボタンをクリックします。
- Bridge ユーザーガイド
- はじめに
- アセットを使用した作業
- Bridge の Creative Cloud ライブラリ
- 出力ワークスペースで PDF コンタクトシートを作成
- Adobe Bridge でのファイルの表示と管理
- Adobe Bridge でのメタデータの処理
- Adobe Bridge のキャッシュの操作
- Adobe Bridge でのキーワードの使用
- Adobe Bridge の起動
- Adobe Bridge コンテンツパネルの表示の調整
- 画像のプレビューと撮影時刻の編集
- Adobe Bridge(Windows)での HEIC および HEIF 画像ファイルのサポート
- Adobe Bridge でのコレクションの使用
- Adobe Bridge でのファイルスタックの作成
- Adobe Bridge でのタスクの自動化
- Workflow Builder
- Adobe Bridge でのダイナミックメディアファイルのプレビュー
- Web ギャラリーと PDF の作成
- Bridge 共有キャッシュの操作
- メディアキャッシュの管理
- クイック操作
- Content Credentials
- Bridge およびその他の Adobe アプリ
- 書き出しと公開
- ショートカットキー
- Adobe Camera Raw
- トラブルシューティング
Adobe Bridge CC 2016 年 11 月(バージョン 7.0)以前のリリースに適用
Bridge CC の 2017 年 10 月リリースより、次のアップデートが行われました。
- 新しい出力ワークスペースが導入され、PDF コンタクトシートを Bridge でネイティブで生成できます。ヘルプドキュメントについては、出力ワークスペースで PDF コンタクトシートを作成を参照してください。
- Bridge の最新バージョンでは、Adobe Output Module(AOM)プラグイン(この記事で説明)はサポートされなくなり、Web ギャラリーの作成機能は停止されました。
- Adobe Output Module(AOM)プラグインは、2016 年 11 月(バージョン 7.0)以前のリリースの Bridge CC でのみ動作します。
Adobe® Output Module は、Adobe Bridge に付属するスクリプトです。Adobe Output Module を使用して、Web サーバーにアップロードする HTML や Flash® の Web ギャラリーを作成できます。また、PDF コンタクトシートやプレゼンテーションを作成することもできます。Adobe Output Module は出力ワークスペースから使用できます。
PDF コンタクトシート/プレゼンテーションおよび Web ギャラリーを作成するための Adobe Output Module プラグインは、Bridge に標準装備されていません。以下の文書の内容に従って、Adobe Output Module と Bridge ワークスペースを手動でダウンロードしてインストールできます。
Web フォトギャラリーの作成
Web フォトギャラリーとは、サムネール画像が表示されるホームページと、サムネール画像をクリックするとフルサイズ画像が表示されるギャラリーページとで構成される Web サイトです。Adobe Output Module には様々なギャラリーテンプレートが用意されており、出力パネルで選択し、カスタマイズできます。
-
注意:
出力スペースがリストされていない場合は、Adobe Bridge の環境設定を開き(Windows では Ctrl + K キー、Mac OS では Command + K キー)、スタートアップスクリプトパネルを選択し、Adobe Output Module を選択します。
-
テンプレートメニューからギャラリーを選択し、スタイルメニューからサムネールのサイズなどを指定します。次に、以下のセクションのオプションを使用して、ギャラリーの外観をカスタマイズします。
サイト情報
ギャラリーのすべてのページに表示する情報を指定します。これには、タイトル、説明、問い合わせ先および電子メールアドレスが含まれます。
カラーパレット
オプションは、選択するテンプレートによって異なります。テキスト、ヘッダーテキスト、背景、境界線など、ギャラリー内の各要素の色を選択します。
アピアランス
オプションは、選択するテンプレートによって異なります。画像とサムネールのサイズ、JPEG 画像の画質、切り替え方法、レイアウト、HTML ギャラリーの画像にファイル名を含めるかどうかを指定します。
画像情報
(Airtight ギャラリーのみ)画像のメタデータに基づくキャプションをギャラリーの画像に表示します。
出力設定
(Airtight ギャラリーのみ)JPEG ギャラリー画像のサイズと画質を指定します。
-
(CS5 のみ)「プレビューを更新」をクリックして、ギャラリーを Adobe Bridge の出力プレビューパネルに表示します。ギャラリーを初期設定の Web ブラウザーでプレビューするには、「ブラウザーでプレビュー」をクリックします。
注意:ギャラリーの出力プレビューには 20 ファイルまでしか表示されませんが、ギャラリー全体が保存され、アップロードされます。
-
(オプション)スタイルを保存ボタン をクリックして、カスタム設定を再利用できるように保存します。
-
ギャラリーを FTP でアップロードするには、「ギャラリーを作成」ドロワーを開きます。FTP サーバーのアドレス、ユーザー名、パスワードおよび保存先フォルダーを入力します。次に「アップロード」をクリックします。
注意:サーバーのパスを入力するときには、ディレクトリの区切り文字としてスラッシュを使用します。Web サーバー上のパブリックフォルダーにアクセスするパスについては、Web ホスティングプロバイダーに確認してください。
注意:Tab キーをクリックするか押して別のフィールドに移動すると、「パスワード」フィールドに入力したテキストに文字が追加されます。この処理は、セキュリティ上の理由によるものです。
-
ギャラリーをハードドライブに保存するには、「ギャラリーを作成」ドロワーを開き、「保存先」を指定します。「保存」をクリックします。
ビデオチュートリアル:Adobe Bridge でのイメージギャラリーの作成
PDF コンタクトシートの作成
Adobe Output Module を使用して、1 つまたは複数の画像から PDF コンタクトシートを作成できます。複数の画像があるコンタクトシートでは、レイアウト内のすべての画像サイズが統一されます。再生オプションを指定することで、フルスクリーン表示またはスライドショー表示として使用する PDF を作成することもできます。
コンタクトシート II プラグインを使用することもできます。Adobe Bridge でツール/Photoshop/コンタクトシート II を選択します。詳しくは、Photoshop Community Help で「ピクチャパッケージレイアウトでの写真のプリント」を検索してください。
-
PDF ファイルに含める画像を選択し、ウィンドウ/ワークスペース/出力を選択します。次に、出力パネルの上部にある PDF ボタンをクリックします。
注意:出力スペースがリストされていない場合は、Adobe Bridge の環境設定を開き(Windows では Ctrl + K キー、Mac OS では Command + K キー)、スタートアップスクリプトパネルを選択し、Adobe Output Module を選択します。
-
テンプレートメニューからオプションを選択します。次に、以下のセクションにあるオプションを使用して PDF をカスタマイズします。
ドキュメント
ページサイズ、向き、出力の画質(ppi)、JPEG 画像の圧縮画質、背景色および権限オプションを指定します。
レイアウト
画像の配置と間隔のオプションを指定します。
オーバーレイ
各画像の下にファイル名を出力し、ヘッダーまたはフッターにページ番号を出力します。
ヘッダー、フッター
ヘッダーとフッターを有効にし、その位置と形式を指定します。
再生
PDF を Adobe Acrobat® または Adobe Reader® で再生する方法を指定します。
透かし
各ページまたは各画像にテキストまたはグラフィックの透かしを追加します。テキストのフォント、サイズおよびカラーをカスタマイズします。テキストまたはグラフィックのスケール、不透明度、オフセットおよび回転をカスタマイズします。
-
「プレビューを更新」をクリックして、PDF を出力プレビューパネルでプレビューします。
注意:出力プレビューパネルには、PDF の最初のページだけが表示されます。
-
(オプション)テンプレートを保存ボタン をクリックして、カスタム設定を再利用できるように保存します。
-
PDF を保存した後に、Acrobat または Reader で自動的に開くには、出力パネルの下部にある「保存後 PDF ファイルを表示」を選択し、「保存」をクリックします。Acrobat で開かない場合は、単に「保存」をクリックします。
Adobe Output Module の環境設定
-
Adobe Bridge の環境設定のスタートアップスクリプトパネルで Adobe Output Module を選択して出力パネルを有効にします。
-
Adobe Bridge の環境設定の出力パネルで、次の設定を行います。
編集している設定項目以外の出力パネルを折りたたむ
出力パネルで、オプションセクションを一度に 1 つしか開かないようにできます。
マルチバイトのファイル名を Full ASCII に変換
ギャラリーの生成時にファイル名からマルチバイト文字を削除します。FTP サーバーでマルチバイト文字が許可されていない場合に使用します。
埋め込まれたプロファイルの保持
可能な場合に、画像に埋め込まれているカラープロファイルを保持します。プロファイルが JPEG でサポートされていない場合は、sRGB に変換されます。