- はじめに
- ユーザーの管理
- グループの管理
- コストセンター
- オーディオプロバイダー
- ユーザーインターフェイスのカスタマイズ
- 承諾と制御
- 管理ダッシュボード
Connect Central の詳細設定画面では、クライアント設定画面で利用できる一部の設定が拡張され、さらに以下のような追加設定が可能になります。
- デスクトップアプリケーションの必須化
- 入室画面の表示 / 非表示の切り替え
- ブラウザーでのセッションアクセスを許可
- 拡張オーディオおよびビデオの有効化
- 従来の Adobe Connect Central ホームページへの切り替え
- Outlook アドインの有効化(バージョン 12.9 で導入)
- 外部カレンダーとの連携を許可
デスクトップアプリおよびブラウザーでのセッションアクセスの制御
管理者は、すべてのセッションタイプにおいて、デスクトップアプリの使用を必須にするか、デスクトップアプリがインストールされていない場合やユーザーがブラウザーに URL を入力してセッションに移動した場合にそのままブラウザーでセッションを開始できるようにするかを制御できます。
管理者は、デスクトップアプリの使用を必須にすることで、その他の管理者専用の設定が適用されるようにすることも可能です。 例えば、管理者は画面共有を特定のプロセスに限定できますが、このような設定は Adobe Connect デスクトップアプリでのみ有効になります。
デスクトップアプリの必須化とブラウザーアクセスの有効化は相互に影響することに注意してください。 管理者がセッションへの参加方法をデスクトップアプリに限定しない場合、主催者がブラウザーアクセスの可否を制御できます。 管理者がデスクトップアプリの使用を必須にすると UI が非表示になり、主催者がブラウザーアクセスを許可することはできなくなります。
アプリの機能について詳しくは、以下を参照してください。
Connect デスクトップアプリの必須化
「Adobe Connect アプリケーションを必須にする」を有効にすると、どのような役割のユーザーであっても、セッションに参加するにはデスクトップアプリが必要になります。ブラウザーアプリで参加することはできません。 アプリがインストールされていない場合、ユーザーはアプリのダウンロードとインストールを求められます。
詳細設定を行うには、以下の手順に従います。
- 管理/承諾と制御/詳細設定を選択します。
- デスクトップアプリの使用を必須にするセッションタイプを選択します。
- 「保存」を選択します。
変更はただちに適用されます。
アプリケーションおよびブラウザーインターフェイスの設定
このパネルの設定により管理者は、入室画面の表示 / 非表示、ブラウザーアクセスの許可 / 禁止、拡張オーディオおよびビデオのオン / オフを切り替えることができます。
- 管理/承諾と制御/詳細設定を選択します。
- 「入室画面を非表示」にチェックを入れるか、チェックを外します。 この設定は、テレフォニーのみを使用する音声会議にのみ適用されます。 この項目にチェックを入れると、参加者は入室前にマイク、スピーカー、カメラを設定することができなくなります。 テレフォニーのみを使用する音声会議の場合は、このオプションを選択してください。 これはグローバル設定です。 このオプションを選択した場合、作成したすべての会議について、参加者は会議参加前に入室画面を表示できません。
- 「ブラウザーアクセスを有効にする」にチェックを入れるか、チェックを外します。
- 「常にブラウザーで開く」にチェックを入れるか、チェックを外します。 このオプションを選択すると、デスクトップアプリがインストールされていても、会議はブラウザーで開かれます。
- 「オン / オフを切り替える」を選択すると、既存のすべての会議室を対象に、拡張オーディオおよびビデオを一括で有効化または無効化できます。 ポップアップダイアログで選択内容を確認してください。
- 「保存」を選択します。
変更はただちに適用されます。
Connect Central の従来のビュー
Connect Central へのアクセス権を持つユーザー向けに、旧(レガシー)バージョンの Adobe Connect Central ホームページが表示されるように設定できます。
- 管理/承諾と制御/詳細設定を選択します。
- 「従来の . . . に戻す」にチェックを入れます。
- 「保存」を選択します。
変更はただちに適用されます。
Outlook アドインの有効化
Adobe Connect 12.9 には、主催者が Microsoft Outlook から Adobe Connect 会議室を使用する会議を簡単に予約できるようにする Microsoft Outlook アドインが導入されています。 以下のような機能を備えています。
- Adobe Connect にログインしていれば、Outlook でイベントをスケジュールする際に、既存の会議室から選択できます。
- 招待される人には、会議室のリンク、オーディオコンファレンスの詳細、会議前診断およびヘルプなどの会議室の詳細が記載され、適切に書式設定された招待状が届きます。
- ユーザーは Adobe Connect 会議室をデフォルトの会議室として簡単に指定できます。これにより、ワンクリックで会議室をイベントに追加できます。
- ユーザーは、Adobe Connect 会議室を新規作成できます。
以下のような 2 つの導入シナリオがあります。
- Adobe ホスト型の Connect 製品を利用しているお客様は、Microsoft AppSource から個別にユーザーを追加します(大半のお客様はこちら)。
- オンプレミスサーバーで Adobe Connect を運用しているお客様は、Outlook アドインも自社サーバーでホストし、ユーザーに展開できます。
どちらのシナリオでも、Adobe Connect の管理者は Connect Central で以下の手順に従ってアドインを有効にする必要があります。
- 管理/承諾と制御/詳細設定を選択します。
- Outlook アドイン設定パネルまでスクロールします。
- 「ユーザーが Outlook アドインからこのアカウントに接続することを許可する」かどうかを選択します。
- 「保存」を選択します。
- ユーザーに、アドインをダウンロードしてインストールできることを通知します。
組織が Outlook アドインをホストし、展開する場合:
- 「ユーザーがカスタム Outlook アプリケーションの詳細を提供できるようにする」かどうかを選択します。
- IT 管理者に問い合わせて、クライアント ID、テナント ID、シークレット ID に関する必要な情報を取得します。
- 「保存」を選択します。
変更はただちに適用されます。
エンドユーザーは、詳細について、Adobe Connect ユーザーガイドを参照できます。
外部カレンダー設定
Adobe Connect は現在、Microsoft 365 カレンダーとの統合のみをサポートしています。
- 管理/承諾と制御/詳細設定を選択します。
- 外部カレンダー設定パネルまでスクロールします。
- 「ユーザーによる外部カレンダーとの統合を許可」するかどうかを選択します。
- 「保存」を選択します。
変更はただちに適用されます。