Adobe Connect 用の Microsoft Outlook アドイン

Connect の会議室を Microsoft Outlook のイベント招待に追加する方法を説明します。

重要

Microsoft Outlook アドインを使用するには、Adobe Connect 12.9 以降が必要です。

Adobe Connect を Microsoft Outlook アドインと統合すると、主催者が Outlook 招待内で Adobe Connect の会議室に簡単にアクセスして管理し、Adobe Connect Central を開かずに新しい会議室を作成して、デフォルトの会議室を設定してスケジュール設定を迅速化するのに役立ちます。他のアカウントメンバー向けにアドインを有効にすることもでき、チーム全体で利用できます。Adobe Connect 用の Microsoft Outlook アドインを使用すると、Outlook カレンダーから直接 Connect の会議やイベントをスケジュールして開始することができるため、時間を節約し、ワークフローを円滑にできます。

Office 365 管理者に関する前提条件

Outlook 用の Adobe Connect アドインを導入する

  1. Microsoft AppSource ストアに移動します。

  2. Adobe Connect for Outlook を検索します。

  3. Adobe Connect for Outlook を選択します。

  4. Outlook アドインを追加します。

  5. Microsoft 365 管理センターで、ストアからアドインをインストールするオプションを選択します。Microsoft が提供する Outlook アドインのインストールまたは削除について扱ったドキュメントを参照してください。

権限とアクセスを付与する

予定されている会議を取得して表示するために、アドインからユーザーのカレンダーにアクセスする権限が必要です。導入プロセス中に必要となる権限が付与されていることを確認してください。導入時のプロンプトに従って、必要な権限を付与します。

オンプレミスの顧客向けに Adobe Connect アドインを導入する

  1. Adobe Connect から manifest.xml ファイルを取得します。

  2. Microsoft 365 アカウントでアプリケーションを Azure に登録します。詳細とトラブルシューティングについては、Adobe サポートにお問い合わせください。

よくある質問

アドインは Microsoft App Source ストアで入手できます。管理者は Microsoft 365 管理センター経由でアドインをユーザーに導入できます。 

組織の IT 管理者が Outlook のアドインストアへのアクセスを許可している場合、ユーザーは自分でアドインをインストールすることができます。

IT 管理者がアドインを導入しておらず、ユーザーがストアにアクセスすることも許可していない場合、ユーザーはアドインを利用できません。

アドインは、IT 管理者がすべてのユーザーに導入した場合にのみ、自動的に利用可能になります。IT 管理者がアドインを導入しておらず、ユーザーのストアへのアクセスが許可されている場合、ユーザーはストアからアドインをインストールする必要があります。

IT 管理者は、Microsoft App Source ストアでアドインを見つけて、管理センター経由でユーザーに導入できます。

アドインは Microsoft 365 Outlook のみをサポートします。

Adobe Connect アカウント管理者に関する前提条件

Adobe Connect の管理者は、Adobe Connect Central から Outlook アドインを有効にして、アカウントメンバーがアクセスできるようにする必要があります。

詳しくは、「Outlook アドインの設定を構成する」を参照してください。


Outlook アドインについて

Adobe Connect 用の Outlook アドインにより、Microsoft Outlook から直接 Adobe Connect の会議のスケジュール設定と管理を効率化することができます。このアドインは、Adobe Connect のコミュニケーションおよびコラボレーション機能を Outlook に統合することで生産性を向上させ、ユーザーが電子メールクライアントから離れることなく Adobe Connect の会議をスケジュール、管理し、それに参加できるようにします。

アドインを使うとユーザーは以下のことが可能になります。

  • Adobe Connect の会議を直接 Outlook からスケジュールできるので、アプリケーションを切り替える必要がなくなる。
  • Outlook で直接、Adobe Connect の会議室を管理し、使用可能な会議室の一覧を確認できる。

この記事の内容:

Outlook アドインを追加する

アカウント管理者が Outlook アドインを組織全体に導入すると、組織レベルで利用できるようになります。アドインにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Outlook を開きます。

  2. Outlook の上部にあるメニューバーで「さらにアイテムを見る(...)」を選択し、「アドインを取得」を選択します。

  3. Adobe Connect を検索し、「追加」を選択します。

    「追加」を選択して、Adobe Connect for Microsoft Outlook アドインを追加する
    「追加」を選択して、Adobe Connect for Microsoft Outlook アドインを追加する

警告 :

Adobe Connect アドインが「すべてのアプリ」に表示されない場合は、アカウント管理者にお問い合わせください。

会議をスケジュールする

アドインは自動的に一意の Adobe Connect 会議用 URL を生成し、それを会議の招待に挿入します。

  1. Microsoft Outlook で、招待を追加する「新規イベント」を選択します。

  2. ツールバーから「Connect 会議室を追加」を選択します。
    Adobe Connect のオプションから「アドインを開く」を選択します。 

    イベントにアドインを追加する
    イベントにアドインを追加する

  3. 「開始する」を選択します(初めてのユーザーの場合)。 

  4. アカウント URL を入力します。

    Adobe Connect のログインダイアログボックスで資格情報を使用してログインします。

  5. 「イベントに会議室を追加」を選択します。

    イベントの会議室を追加する
    イベントの会議室を追加する

  6. 一覧から会議室を選択します。この一覧には、自分で作成したすべての会議室が含まれています。会議室名にカーソルを合わせると、その情報が表示されます。デフォルトの会議室を設定して、迅速かつ簡単に会議を開くこともできます。

会議室を作成する

Adobe Connect Central を使えば会議室を作成できますが、Outlook アドインでは、Outlook でイベントをスケジュールする際に直接会議室を作成できるので、Adobe Connect Central にログインする必要がなく、プロセスが簡素化されます。会議室を作成するには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Outlook で、招待を追加する「新規イベント」を選択します。

  2. ツールバーから「Connect 会議室を追加」を選択します。
    Adobe Connect のオプションから「アドインを開く」を選択します。 

  3. 「デフォルトの会議室」で、「会議室を追加」を選択します。

  4. 「新しい会議室を作成」を選択します。

    Outlook で新しい会議室を作成する
    Outlook で新しい会議室を作成する

  5. 「会議室名」フィールドに会議室名を入力します。

  6. 次のいずれかから「会議室の種類」を選択します。

    • 会議:チームの会議やセッションをスケジュールする際にオプションを選択します。
    • 仮想教室:仮想教室や仮想トレーニングセッションをスケジュールする際にオプションを選択します。 
    詳細を追加して新しい会議室を作成する
    詳細を追加して新しい会議室を作成する

  7. (オプション)「追加の設定」で、次の会議室をカスタマイズできます。

    • カスタムの会議用 URL:会議用 URL をカスタマイズします。例えば、my.adobeconnect.com/(自分の会議室の名前)などです。詳しくは、「カスタム URL を作成する」を参照してください。
    • 会議室テンプレート:ドロップダウンから会議室テンプレートを選択します。詳しくは、「会議室テンプレート」を参照してください。
    • テレフォニープロファイル:セッションのテレフォニープロバイダーを選択します。
  8. 「作成して追加」を選択します。

会議室を変更する

招待で会議用 URL を生成したら、参加者に招待を送信する前に会議室を変更することもできます。会議室を変更するには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Outlook で、招待を追加する「新規イベント」を選択します。

  2. 「イベントに会議室を追加」を選択します。

  3. 「イベント用会議室を変更」を選択します。

    イベント用会議室を変更する
    イベント用会議室を変更する

  4. 作成したすべての会議室が一覧表示されます。会議室を選択し、「会議室を追加」を選択します。

    もう一度会議室を変更する場合は、「会議室を変更」を選択します。

デフォルトの会議室を選択する

デフォルトの会議室は、会議、授業またはコラボレーションセッションに簡単にアクセスできるようにあらかじめ設定された会議室です。デフォルトの会議室は、一覧を検索しなくても簡単に招待に追加できます。デフォルトの会議室を設定するには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Outlook で、招待を追加する「新規イベント」を選択します。

  2. ツールバーから「Connect 会議室を追加」を選択します。
    Adobe Connect のオプションから「デフォルトの会議室を追加 / 設定」を選択します。

  3. 作成したすべての会議室が一覧表示されます。会議室を選択し、「デフォルトに設定」を選択します。

    デフォルトの会議室を設定する
    デフォルトの会議室を設定する

デフォルトの会議室を変更する

デフォルトの会議室を変更すると、一貫した設定の維持、特定の設定の自動適用および定期的な会議のスケジュール設定の合理化に役立ちます。そうすることで、会議室の設定をチームやプロジェクトのニーズに合わせて調整することができ、定期的なセッションの利便性と生産性が向上します。
イベント招待のデフォルトの会議室を変更するには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Outlook で、招待を追加する「新規イベント」を選択します。

  2. ツールバーから「Connect 会議室を追加」を選択します。
    Adobe Connect のオプションから「デフォルトの会議室を追加 / 設定」を選択します。

  3. 「デフォルトの会議室」で、「変更」を選択します。

    デフォルトの会議室を変更する
    デフォルトの会議室を変更する

  4. 会議室を選択し、「更新」を選択します。

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