- はじめに
- ユーザーの管理
- グループの管理
- コストセンター
- オーディオプロバイダー
- ユーザーインターフェイスのカスタマイズ
- 承諾と制御
- 管理ダッシュボード
録画設定
Adobe Connect の録画オプションには、以下のような利点があります。
- 組織でコミュニケーションの記録とアーカイブが必要とされる場合、法定基準に準拠できるよう組織をサポートする
- すべてのセッション録画を防止できる(録画をオフにロック)
- トランスクリプト機能を有効にし、トランスクリプトビューアーを利用できる
- 録画を匿名化できる
- 高解像度録画を無効にして帯域幅を節約できる
デフォルトでは、録画は Universal Voice を使用し、MeetingOne および Conference America を通じてのみ行われます。
録画の設定を行うには、以下の手順に従います。
- 管理/承諾と制御/録画、クローズドキャプション、通知/録画を選択します。
- すべての参加者に対して、すべての録画をロックするかどうかを選択します。
- チャットのトランスクリプトを有効化または無効化します。
- 録画をすべて匿名化するかどうかを選択します。 このオプションを有効にすると、すべてのセッション参加者の名前がユーザー 1、ユーザー 2 などに置き換えられます。 出席者ポッド、チャットポッドおよび Q & A ポッドで出席者の名前が匿名化されます。
- 1080p の高解像度録画を有効化または無効化する。 低解像度で録画すると、ディスク使用量を削減できます。
- 録画トランスクリプトビューアーを有効化または無効化する。 有効にすると、以下が利用可能になります。
- トランスクリプトビューアー
- トランスクリプトエディター
- メニュー項目:録画/情報の編集/トランスクリプトビューアーを表示(ベータ版)
- 会議のオーディオを別の MP3 ファイルとして録音する必要がある場合、録音に使用するため、オーディオブリッジを提供しているテレフォニープロバイダーを選択します。
- 「保存」を選択するか、画面上の他のオプションを設定します。
録画の削除
関連するライブラリフォルダーの管理権限を持つ管理者またはユーザーのみが会議の録画を削除できます。
会議室を削除する場合、関連する会議の録画を保持することができます。 すべての録画を「マイコンテンツ」セクションに移動するように求められます。録画を移動させずに、会議室とともに削除することもできます。 録画に関する主催者の他の操作について詳しくは、Adobe Connect ユーザーガイドを参照してください。
クローズドキャプションの設定
会議やイベントにオーディオコンテンツのキャプションをリアルタイムに統合して、クローズドキャプションの新規ディスプレイにキャプションを表示できます。 この機能は、Adobe Connect のアクセシビリティイニシアチブで主要な要素となります。WCAG 2.1 AA(508 条 EN 501 349 を含む)に準拠する会議を開催できるため、難聴の方や聴覚障がい者が会議に参加できるようになります。
- 管理/承諾と制御/録画、クローズドキャプション、通知/クローズドキャプションを選択します。
- クローズドキャプションを有効化または無効化します。 無効化すると、その他のオプションが灰色表示になります。
- クローズドキャプションを有効にしている場合は、すべてのセッションに対し、キャプションの有効化または無効化を設定します。
- 主催者がキャプション設定を変更できるようにするかどうかを選択します。
- クローズドキャプションの言語を強制するかどうかを選択します。 有効にする場合、ドロップダウンリストから言語を選択します。
- 「保存」を選択するか、その他の共有オプションを設定します。
有効化すると、Adobe Connect のセッション環境に、Adobe Connect のクローズドキャプションのディスプレイが表示されます。
アカウントレベルでキャプションを有効化できるのは管理者のみです。 ただし、主催者と参加者は、セッション内のキャプションを管理できます。 詳しくは、Adobe Connect ユーザーガイドを参照してください。
ブロードキャストの管理設定
Connect には、プレゼンテーションチーム専用のスペースがあります。セッションをライブにする前に接続、ライブでの会話、カメラとオーディオフィードのテストが可能です。参加者に表示されることはありません。 このスペースは「バックステージ」と呼ばれ、管理者や主催者がその利用を有効化または無効化できます。
ブロードキャストの管理を設定するには、以下の手順に従います。
- 管理/承諾と制御/録画、クローズドキャプション、通知/ブロードキャストの管理を選択します。
- ブロードキャストの管理を一括で有効化または無効化します。
- すべてのセッションの管理を有効にするかどうかを選択します。
- 「保存」を選択するか、その他の共有オプションを設定します。
承諾の通知
セッションのアクティビティにより、Connect の各種機能(イベント登録フォーム、投票機能、Q & A ポッドなど)を通じて、会議参加者の情報が収集されることは少なくありません。 各国のプライバシー規制では、データ収集に関する要件が異なり、様々な義務が課される可能性があります。 これらには、以下のような要件が含まれる場合があります。
- 参加者の情報(電子メールアドレス、氏名など)を収集する目的の明示
- 収集したデータの利用方法の開示
- データの収集および利用、マーケティングメッセージなどに関する参加者のオプトイン / オプトアウトまたは同意の取得
Adobe Connect では、承諾の通知パネルを提供し、各種規制への対応を支援します。
Adobe Connect のアカウント管理者は、会議参加者に表示される承諾の通知を設定できます。 参加者がセッションに参加するには、この通知を承諾する必要があります。 承諾の通知には、場合により以下の内容が含まれます。
- 参加者情報を収集する理由の詳細
- 収集した情報の利用方法の詳細
- 会議の録画やトランスクリプトの有無、データの保持期間
- 組織のプライバシーポリシーへのリンク
承諾の通知を作成するには、以下の手順に従います。
- 管理/承諾と制御/録画と通知/承諾の通知を有効にするを選択します。
- 「承諾の通知を有効にする」にチェックマークを入れます。
- 通知のテキストを入力します。
- オプション:通知を確認するには、「プレビュー」をクリックします。
- 「保存」を選択するか、その他の共有オプションを設定します。