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- シミュレーションプロジェクトの作成
- プロジェクトのプレビュー
- レビュー用にプロジェクトを共有する
- プロジェクトのパブリッシュ
- Adobe Captivate でプロジェクトをアップグレードする
Adobe Captivate 12.3 アップデートの新機能について紹介します。
Adobe Captivate のビルド 12.0.0.2892、12.1.0.16、または 12.2.0.19 のいずれかを使用していることを確認してください。
バージョンのビルド番号を確認するには、次の手順に従います。
- macOS:メインツールバーの Adobe Captivate/ Adobe Captivate についてを選択して、ビルド番号を確認してください。
- Windows:ヘルプ/Adobe Captivate についてを選択して、ビルド番号を確認してください。
このアップデートの新機能と変更内容
リリース日:2024 年 4 月 2 日
Adobe Captivate(12.3 アップデート)では、「レビュー用に共有」機能が導入されたことによって共同作業を簡単に始められるため、高品質な e ラーニングコンテンツを作成できます。 このアップデートには、画像編集ワークフロー、CSV ファイルからの質問の読み込み、オーディオやビデオに字幕を追加するための SRT/WebVTT ファイルの読み込み、その他の機能強化や重要なバグ修正なども含まれています。
Captivate 12.3 は、macOS Sonoma(バージョン 14)でサポートされるようになりました。 詳しくは、「必要システム構成」を参照してください。
アップデートをダウンロードする
Captivate ダウンロードページにアクセスして、新しいアップデートをお試しください。
このページのトピック:
レビュー用の共有
関係者との共同作業を簡単に始めてプロジェクトを共有することで、フィードバックをすぐに受け取れます。 直感的な操作でプロジェクトにコメントを記入すると、共同作業者に通知が送信されます。
詳細については、レビュー用に共有ドキュメントをご覧ください。
質問を CSV 形式で読み込む
ユーザーが Adobe Captivate で CSV ファイルから質問を読み込んで、質問スライドを簡単に作成できるようになりました。 CSV ファイルから質問を読み込むことで効率が上がり、簡単にエラーを減らせます。 余計な時間と労力をかけることなく、手作業で発生するような入力ミスを減らすことができます。
詳細については、質問を CSV 形式で読み込むをご覧ください。
強化された画像編集
強化された画像編集パネルでは、画像の変更状況をデバイスでプレビューして、画像のプロパティを必要に応じて変更できます。
- スライドの背景:デスクトップ、タブレット、モバイル端末に合わせてトリミング、表示タイプの調整、画像のフォーカス、変更状況のプレビューすることが可能です。 詳細については、プロジェクトで背景画像を編集する方法のドキュメントを参照してください。
- 画像コンテンツブロック:コンテンツブロック内の画像を編集します。 デスクトップ、タブレット、モバイル端末に合わせてサイズ変更、トリミング、表示挙動の調整、フォーカスが可能です。 詳細については、Captivate プロジェクトに画像を追加する方法を参照してください。
スライダーを動かすと、画像編集の挙動が以前のバージョンと今回のリリースでどの程度違うかを比較できます。
テーマの機能拡張
プロジェクトをリセットしてテキストのビジュアルプロパティなどの変更内容をすべて上書きすることで、プロジェクト全体で見た目の一貫性を保つことができます。
詳細については、テーマのドキュメントを参照してください。
証明書を PDF 形式でダウンロード
Adobe Captivate を使用すると、学習者はコース終了後に証明書の PDF バージョンをダウンロードできます。
この機能は、作成者が設定パネルで有効化できます。 有効化すると、証明書プレビュー画面の右上隅にダウンロードアイコンが表示されます。 学習者はそのアイコンをクリックすると、自分の証明書を PDF 形式でダウンロードできます。
詳細については、Adobe Captivate プロジェクトに証明書を追加するのドキュメントを参照してください。
ハンドルを使用してスライドオブジェクトのサイズを調整する
Captivate のこのリリースでは、オブジェクトのサイズをウィジェットおよびシミュレーションオブジェクトでハンドルを使って変更できるようになりました。
ウィジェット:
- ホットスポット:水平方向の端をドラッグすると、吹き出しのサイズを変更できます。
- ドラッグアンドドロップ:水平方向の端をドラッグすると、ドロップターゲットのサイズを変更できます。
シミュレーションオブジェクト:
- 入力フィールド / 指示:ハンドルをドラッグすると、オブジェクトのサイズを水平方向に変更できます。
- クリックボックス / ハイライトボックス:オブジェクトのサイズを全方向に変更できます。
このアップデートに含まれているバグの修正
Adobe Captivate(12.3 アップデート)では、次のバグが修正されています。
- テキストが大文字の場合、大文字と小文字の区別や文の区別を変更することはできません。 この問題は、引用コンテンツブロックといくつかのウィジェットで発生しました。
- テキストコンテンツブロックでは、複数行のテキストに特定の書式を適用した場合、変更内容が最後の行に適用されません。
- デモシミュレーションを作成した場合、プロジェクトは作成後に自動的に最小化されます。
- トレーニングおよび評価シミュレーションの場合、プロジェクトの最後に空のスライドが追加されます。
- タブウィジェットでリストにデザインオプションなどを適用すると、出力にリストの階層が適切に表示されません。
- 有効期限を 2024 年 12 月 31 日と 2025 年 2 月 1 日に設定した場合、プロジェクトをプレビューできません。
- クローズドキャプションをビデオのコンテンツブロックに追加してから「再生」ボタンを押すと、オーディオが適切に再生されません。
- 目次(TOC)にグループ化されたスライドを作成してプロジェクトをプレビューし、再生バーで「次へ」ボタンを選択すると、グループ化されたスライドが認識されません。
- オブジェクトにアニメーションを適用して、オブジェクトに遅延を追加すると、アニメーションが適切に再生されません。
- 環境設定/報告/標準/構成で SCO 識別子の値を編集できません。このアップデートでは、SCO 識別子の値を変更できます。
- ホットスポットウィジェットでプロジェクトを作成し、パブリッシュされた出力をブラウザーで表示してから拡大すると、ホットスポットの位置が移動します。
必要システム構成
-
Adobe Captivate を起動してからヘルプ/アップデートを確認を選択します。Adobe Captivate アップデータが表示されます。
-
「今すぐ更新」をクリックして、アップデートのインストールを開始します。
-
Adobe Captivate を終了してインストールを続けます。 インストールが完了すると、アップデート完了ダイアログが表示されます。
-
「閉じる」をクリックします。または、Adobe Captivate を開始するには「起動する」をクリックします。
注意:アップデートのインストール後に環境設定を消去する必要があります。 指示に従って、環境設定を消去します。
- Windows:C:\Program Files\Adobe\Adobe Captivate\utils の CleanPreferencesWin.bat ファイルをダブルクリックします。
- macOS:/Applications/Adobe Captivate/utils/CleanPreferencesMac の CleanPreferencesMac ファイルをダブルクリックします。
- Windows:C:\Program Files\Adobe\Adobe Captivate\utils の CleanPreferencesWin.bat ファイルをダブルクリックします。
ヘルプ/アップデートの有無を確認をクリック後、エラー 184 のエラーメッセージが表示される場合があります。
以下の手順に従って、問題を解決します。
- バージョン 12.0、12.1、または 12.2 ではヘルプ/アップデートを確認を選択します。
- アップデートが表示されたら、Adobe Captivate アプリを閉じます。
- 「今すぐ更新」を選択します。
アップデートのインストール後に、ビルド番号を確認してください。
- Windows:12.3.0.12
- macOS:12.3.0.12
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