パラメーター
説明
正規表現(RE)を使用して、パターンに一致する文字列を検索し、別の文字列に置き換えます。この検索では大文字と小文字が区別されます。
戻り値
scope パラメータが one に設定されている場合は、正規表現に最初に一致した箇所を substring の値に置き換えた文字列が返されます。scope パラメータが all に設定されている場合は、正規表現に一致したすべての箇所を substring の値に置き換えた文字列が返されます。正規表現に一致する箇所が見つからなかった場合は、元の文字列のコピーがそのまま返されます。
シンタックス
REReplace(string,regex,substring,[scope])
カテゴリ
関連項目
履歴
ColdFusion(2018 リリース)アップデート 5:useJavaAsRegexEngine フラグが Application.cfc に追加されました。Java Regex をデフォルトの Regex エンジンとして使用するには、このフラグを有効にします。詳しくは、アプリケーション変数を参照してください。このフラグを使用した正規表現の利用については、正規表現の使用を参照してください。
ColdFusion MX:大文字と小文字の変換を制御する機能を新たにサポートしました。置換する部分文字列の中で次の特殊コードを使用できます。
- ¥u - 直後の 1 文字を大文字にします。
- ¥l - 直後の 1 文字を小文字にします。
- ¥U - ¥E までの文字をすべて大文字にします。
- ¥L - ¥E までの文字をすべて小文字にします。
- ¥E - ¥U または ¥L の有効範囲を終了します。
新機能の詳細については、REFind を参照してください。
パラメーター
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説明 |
string |
文字列、または文字列を含んでいる変数です。この文字列内を検索します。 |
regex |
置換対象箇所を検索する正規表現です。この検索では大文字と小文字が区別されます。 |
substring |
文字列、または文字列を含んでいる変数です。reg_expression に一致した箇所をこの文字列で置き換えます。 コールバック関数も引数として使用できます。 |
scope |
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使用方法
正規表現の使用法の詳細については、『ColdFusion アプリケーションの開発』の関数での正規表現の使用を参照してください。
例1
<cfscript> writeOutput(REReplace("CABARET","C|B","G","ALL") & "<br/>") writeOutput(REReplace("CABARET","C|B","G","ALL") & "<br/>") writeOutput(REReplace("CABARET","[A-Z]","G","ALL") & "<br/>") writeOutput(REReplace("CABARET","[A-Z]","G","ALL") & "<br/>") writeOutput(REReplace("I love jellies","jell(y|ies)","cookies") & "<br/>") writeOutput(REReplace("I love jellies","jell(y|ies)","cookies") & "<br/>") writeOutput(REReplace("I love jelly","jell(y|ies)","cookies") & "<br/>") writeOutput(REReplace("I love jelly","jell(y|ies)","cookies") & "<br/>") </cfscript>
<cfscript> myStr = "PROSPER"; outStr = reReplace( myStr, "P|S", function (transform, position, original, Count){ writeOutput(Count) return "G"; }, "all"); writeoutput(outStr); </cfscript>
<cfscript> myStr = "PROSPER"; outStr = reReplace( myStr, "P|S", function (transform, position, original, Count){ writeOutput(Count) return "G"; }, "one"); writeoutput(outStr); </cfscript>