説明
cfform タグ内で cfgrid タグとともに使用します。列を形式設定し、必要に応じてクエリから列を挿入します。cfgridcolumn 内で使用するフォントと配置に関する属性は、cfgrid 内で定義されているグローバルなフォント設定や配置設定よりも優先されます。
カテゴリ
シンタックス
autoExpand = "yes|no" |
メモ:このタグの属性は attributeCollection 属性で指定でき、その値は構造体になります。attributeCollection 属性で構造体の名前を指定し、タグの属性名を構造体のキーとして使用します。 |
関連項目
cfgrid、cfgridrow、cfgridupdate、cfform、cfapplet、cfinput、cfselect、cfslider、cftextarea、cftree
履歴
ColdFusion 9.0.1:HTML グリッドでのみ autoExpand 属性と headerMenu 属性のサポートを追加しました。
ColdFusion 9:type 属性値に boolean、date、numeric、および string_noCase を追加しました。HTML グリッドでサポートされています。
ColdFusion MX 7:mask 属性および currency type 属性値を追加しました。ColdFusion MX:select="no" に設定されている場合の動作を変更:ユーザーは、cfgrid selectmode 属性の値とは無関係に、セルデータを選択して編集することはできません。セルをクリックすると、セルの境界線(および selectColor の値によってはセルの背景)の色が変わりますが、セルのデータを編集することはできません。
属性
メモ:XML 形式では、ColdFusion はすべての属性を XML に渡します。用意された XSLT スキンでは、XML 形式のグリッドは処理または表示されませんが、アプレット形式および Flash 形式のグリッドは表示されます。 |
属性 |
必須 / オプション、形式 |
デフォルト |
説明 |
|
---|---|---|---|---|
autoExpand |
オプション、HTML |
最初の列は yes、残りの列は no |
特定の列では、指定した列を展開 |
|
name |
必須、すべて |
|
グリッド列要素の名前です。 |
|
bgColor |
オプション、すべて |
|
グリッド列の背景の色です。
|
|
bold |
オプション、すべて |
cfgrid で指定した値 |
|
|
dataAlign |
オプション、アプレット、Flash、HTML |
cfgrid で指定した値 |
列データの配置です。
|
|
display |
オプション、すべて |
yes |
|
|
font |
オプション、すべて |
cfgrid で指定した値 |
列内のデータのフォントです。 |
|
fontSize |
オプション、すべて |
cfgrid で指定した値 |
列内のテキストのサイズです。 |
|
ヘッダーの提供 |
オプション、すべて |
yes |
列ヘッダのテキストです。 |
|
headerAlign |
オプション、アプレット |
cfgrid で指定した値 |
列ヘッダのテキストの配置です。
|
|
headerBold |
オプション、HTML、アプレット |
cfgrid で指定した値 |
|
|
headerFont |
オプション、HTML、アプレット |
cfgrid で指定した値 |
列ヘッダのフォントです。 |
|
headerFontSize |
オプション、HTML、アプレット |
cfgrid で指定した値 |
列ヘッダのテキストのサイズです (単位 : ピクセル) |
|
headerIcon |
オプション |
|
|
|
{{headerMenu}}ColdFusion 9.0.1 で追加 |
オプション、HTML |
no |
グリッド列のヘッダーメニューのオン/オフを切り替えることができます。 |
|
headerItalic |
オプション、HTML、アプレット |
cfgrid で指定した値 |
|
|
headerTextColor |
オプション、HTML、アプレット |
|
グリッドコントロールの列ヘッダのテキストの色です。
|
|
href |
オプション、HTML、アプレット |
|
URL、または各グリッド列のハイパーリンク先 URL |
|
hrefKey |
オプション、HTML、アプレット |
|
列の値の代わりに、各列の href |
|
italic |
オプション、すべて |
cfgrid で指定した値 |
|
|
mask |
オプション、Flash、HTML |
|
フォームに表示される文字パターン、またはユーザーが入力して ColdFusion に送信できる文字パターンを制御するマスクパターンです。
|
|
numberFormat |
オプション、アプレット |
|
グリッド内で数値データを表示するための形式です。後述の numberFormat 属性のマスク文字の表を参照してください。 |
|
select |
オプション、すべて |
yes |
cfgrid の selectmode 属性の値が column、edit、または single の場合の選択動作を指定します。row や browse の場合は無視されます。
|
|
target |
オプション、HTML、アプレット |
|
href で指定されたリンクを開くためのフレームまたは標準の HTML ターゲットです。 |
|
textColor |
オプション、アプレット、Flash、HTML |
|
列内のグリッド要素のテキストの色です。16 進数の値またはテキスト名で指定します。
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|
type |
オプション、すべて |
|
すべての形式で次の値を指定することができます。
|
|
values |
オプション、HTML、アプレット |
|
列内のセルをドロップダウンリストボックスの形式にします。ドロップダウンリストの項目を指定します。例 :
|
|
valuesDelimiter |
オプション、HTML、アプレット |
, (カンマ) |
values 属性と valuesDisplay 属性の区切り文字です。 |
|
valuesDisplay |
オプション、HTML、アプレット |
|
values 属性内の要素を、ドロップダウンリストで表示する文字列にマッピングします。文字列や数値の範囲を区切り文字で区切って指定します。 |
|
width |
オプション、すべて |
列ヘッダの幅 |
列の幅です (単位 : ピクセル)。 |
次のマトリックスは、type="boolean" の動作を示しています。
変換前 |
変換後 |
---|---|
Y |
N |
T |
F |
1 |
0 |
true (スタティックなグリッドの場合) |
false (スタティックなグリッドの場合) |
true (ダイナミックなグリッドの場合) |
NO (ダイナミックなグリッドの場合) |
ブール値以外または null の場合 |
Y |
アプレット形式の場合に限り、次の numberFormat 属性のマスク文字を使用して、出力を米国式の数値形式や通貨形式に設定することができます。これらのマスク文字の使い方の詳細については、NumberFormat を参照してください。(cfgridcolumn タグでは、国際数値形式はサポートされません。)
文字 |
説明 |
---|---|
_ |
(アンダースコア) 桁プレースホルダーです。 |
9 |
桁プレースホルダーです。 |
. |
(ピリオド) 必須の小数点の位置です。 |
0 |
必須の小数点の左または右に置かれ、0 (ゼロ) が埋め込まれます。 |
( ) |
数値が 0 より小さい場合は、マスクを丸括弧で囲みます。 |
+ |
正の数値の前にプラス記号を置き、負の数値の前にマイナス記号を置きます。 |
- |
正の数値の前にスペースを置き、負の数値の前にマイナス記号を置きます。 |
, |
(カンマ) 3 桁ごとにカンマで区切ります。 |
L、C |
マスク列の幅の中で数値を左揃えまたは中央揃えにします。L または C はマスクの先頭に指定する必要があります。デフォルトは右揃えです。 |
$ |
形式設定された数値の先頭にドル記号を置きます。マスクの先頭に指定します。 |
^ |
(キャレット) 右側の形式と左側の形式を区切ります。 |
mask 属性の日付時刻形式
日付時刻値は、デフォルトでは Flash で Oct 29 2004 11:03:21 のような表示形式を使ってグリッド列に表示されます。mask 属性を使用すると、日付または時刻を別の形式で表示できます。それらの形式について次の表で説明します。
パターン文字 |
説明 |
---|---|
Y |
年。パターン文字の数が 2 の場合、年は 2 桁に切り詰められます。それ以外の場合、4 桁で表示されます。次の例の 3 番目に示すように、指定された桁数になるように 0 が追加されます。例:YY = 03YYYY = 2003YYYYY = 02003 |
M |
月。形式は、次の条件により決まります。
|
D |
日。例:D=4DD=04DD=10 |
E |
曜日。形式は、次の条件により決まります。
|
A |
AM/PM を示すインジケータ。 |
J |
24 時間形式の時間 (0 ~ 23)。 |
H |
24 時間形式の時間 (1 ~ 24)。 |
K |
am/pm 形式の時間 (0 ~ 11)。 |
L |
am/pm 形式の時間 (1 ~ 12)。 |
N |
分。例:N = 3NN = 03 |
S |
秒。 |
その他のテキスト |
その他のテキストをパターン文字列に追加して、文字列をさらに設定することができます。句読点や数字、任意の小文字を使用できます。パターン文字として解釈される可能性があるので、大文字は使用しないでください。例:EEEE/MMMD, YYYY at H:NN A = Tuesday, Sept. 8, 2003 at 1:26 PM |
例
次の例では、cfdocexamples データベースにある CourseList テーブルの特定のフィールドを更新します。cfgridcolumn タグを使用して、テーブルを構築します。
<! ---gridEntered フィールドが既に存在している場合は、フォームが送信されています。データベースを更新します。---> <cfif IsDefined("form.gridEntered")> <cfgridupdate grid = "FirstGrid" dataSource = "cfdocexamples" tableName = "CourseList" keyOnly = "Yes"> </cfif> <!---データベースをクエリしてグリッドにデータを格納します。---> <cfquery name = "GetCourses" dataSource = "cfdocexamples"> SELECT Course_ID, Dept_ID, CorNumber,CorName, CorLevel, CorDesc FROM CourseList ORDER by Dept_ID ASC, CorNumber ASC </cfquery> <html> <head> <title>cfgrid の例</title> </head> <body> <h3>cfgrid の例</h3> <I>コースの名前、レベル、説明に関する情報を更新することができます。</i> <! ---cfgrid コントロールの前後を cfform タグで囲む必要があります。---> <cfform action = "#CGI.SCRIPT_NAME#"> <cfgrid name = "FirstGrid" width = "500" query = "GetCourses" colheaderbold="Yes" font = "Tahoma" rowHeaders = "No" selectColor = "Red" selectMode = "Edit" > <!---cfgridcolumn タグによりテーブルが配置され、表示が制御されます。---> <! ---更新に必要なプライマリキーを非表示にします---> <cfgridcolumn name = "Course_ID" display = "No"> <! --- select="No" は何の影響もないようです---> <cfgridcolumn name = "Dept_ID" header = "Department" Select="No" width="75" textcolor="blue" bold="Yes"> <cfgridcolumn name = "CorNumber" header = "Course ##" Select="No" width="65"> <cfgridcolumn name = "CorName" header = "Name" width="125"> <cfgridcolumn name = "CorLevel" header = "Level" width="85"> <cfgridcolumn name = "CorDesc" header = "Description" width="125"> </cfgrid> <br> <cfinput type="submit" name="gridEntered"> </cfform> </body> </html>