- ColdFusion のインストールと設定ユーザーガイド
- ColdFusion のインストール
- ColdFusion サーバープロファイル
- ColdFusion のインストール
- システムの設定
- ColdFusion のライセンスとアクティベーション
- ColdFusion 設定のインストール
- Ansible への ColdFusion のインストール
- 統合テクノロジのインストール
- ColdFusion を設定するには
- ColdFusion の 2023 および 2021 アップデートの JVM 引数
- ColdFusion(2025 リリース)の JVM 引数
- CFSetup 設定ツール
- コマンドラインインターフェイス(CLI)
- ColdFusion の中央管理型サーバー(CCS)
- ColdFusion の管理
- ColdFusion Administrator を使用する
- ColdFusion のデータソース管理
- Webサーバーに接続
- ColdFusion アプリケーションのデプロイ
- ColdFusion セキュリティの管理
- 複数のサーバーインスタンスを使用
- ColdFusion Administrator API リファレンス
サーバー設定のインストールに必要な情報の収集
ColdFusion サーバー設定には Tomcat のコピーが含まれているので、以前のバージョンの ColdFusion に最も近い構成になります。
注意:cf_root とは、ColdFusion がインストールされているディレクトリのことを指します。 デフォルトでは、このディレクトリは C:¥ColdFusion2025 (Windows の場合)または /opt/coldfusion2025 (UNIX の場合)となります。
Adobe ColdFusion(2025 リリース)インストーラーには、直感的に操作できるインターフェイスが用意されていますが、インストール時に回答を求められる次の情報はあらかじめ準備しておくことをお勧めします。次の手順に従って、Adobe ColdFusion(2025 リリース)のサーバー設定をインストールします。
使用許諾契約
使用許諾契約に同意します。
ColdFusion のインストールタイプ
ライセンスタイプ:ColdFusion(2025リリース)のリリースに伴い、アドビは、従来のシリアルキーベースのライセンスモデルから、より最新化された安全で柔軟なライセンスシステムに移行しました。この変更により、オンライン、オフライン、分離など、様々デプロイメント環境でより優れたコントロールとセキュリティが実現します。 このライセンスシステムでは、次のものが導入されています。
- ユーザー指定ライセンス
- 機能制限ライセンス
デベロッパー版:ColdFusion のこの無償完全機能版は標準サーバーまたはエンタープライズサーバー上にデプロイされるアプリケーション(2 つのリモート IP アドレスからのみ同時にアクセス可能)のローカルホスト開発に使用するものです。
30 日間トライアル版:このオプションを選択した場合は、30 日間のトライアル期間中のみ使用できる完全機能の ColdFusion Enterprise Edition を入手できます。 ColdFusion Administrator を通じてライセンスキーを追加することもできます。
ColdFusion のライセンスタイプ
シリアル番号を入力します。
ユーザー指定ライセンスまたは機能制限ライセンスのいずれかを選択します。
ColdFusion FRL
FRL を選択した場合は、ライセンスファイルのパスを指定する必要があります。
インストーラの設定
インストールのタイプを選択します。
- サーバー設定
- JEE 設定
ColdFusion デプロイメントタイプ
デプロイメントタイプ:
- 本番:商業目的で使用する場合にのみライセンスされます。 ライセンスは、コアごとのデプロイメントに基づいています。
- 開発:社内の開発およびテスト用にのみライセンスされます。
- ステージング:デプロイ前にアプリケーションの 1 つ以上のバージョンをテストおよびレビューする場合にのみライセンスされます。
- テスト:開発およびテスト用にのみライセンスされます。また、ステージングやライブの場合はライセンスされません。
- 障害回復:業務上重要なサービスの中断が発生した場合の使用にのみライセンスされます。
ColdFusion サーバープロファイル
サポートされるサーバープロファイルを 1 つ選択します。 プロファイルについて詳しくは、ColdFusion サーバープロファイルの概要を参照してください。
サブコンポーネントのインストール
インストールするサブコンポーネントを選択します。
RDS の有効化または無効化
RDS を有効または無効にします。
RDS を使用すると、サーバーは、リモートで接続している開発者と対話的にやり取りすることができます。 本番サーバーでは RDS を無効にしておくことをお勧めします。 RDS を無効にすると、ColdFusion Administrator でディレクトリをブラウズするためのアプレットも無効になります。
注意:
RDS モジュールの実装は開発者向けの機能であり、本番サーバーで使用することはお勧めしません。
アドオンサービスへのリモートアクセス
許可された特定の IP アドレスからアドオンサービスにリモートアクセスします。
(サブコンポーネントのインストール時に) PDFg または Solr サブコンポーネントを選択した場合は、アドオンサービスがインストールされます。
「アドオンサービスにリモート接続」オプションをオフのままにしておくと、 localhost からのみアドオンサービスにアクセスできます。 localhost だけでなく複数の ColdFusion サーバーからサービスにアクセスする場合は、「アドオンサービスにリモート接続」オプションを選択し、リモート ColdFusion サーバーの IP アドレスを指定します。
ColdFusion のインストールディレクトリ
ColdFusion のインストールフォルダーを入力します。
Web サーバーポート
ビルトイン web サーバーのポートを指定します。
Performance Monitoring Toolset
ColdFusion がインストールされているサーバーのホスト名または DNS を入力します。
Administrator の資格情報
ColdFusion Administrator にログインするための資格情報を指定します。
注意:本番プロファイルおよび本番プロファイル + セキュアプロファイルについては、きわめて強力なパスワードを指定する必要があります。 パスワードの強度が不足している場合は、次のようなメッセージが表示されます。
サーバーアップデートの確認
サーバーアップデートをチェックするかどうかを指定します。
「サーバーとパッケージのアップデートを自動的に確認」を選択します。これは新しい更新を識別するだけで、更新をインストールするわけではありません。
プリインストールの詳細
プリインストールの詳細を表示します。
サーバー設定による ColdFusion のインストール
上の「サーバー設定のインストールに必要な情報の収集」の質問に対する回答を用意したら、Windows または UNIX に ColdFusion サーバー設定をインストールします。
Windows または MAC への ColdFusion サーバー設定のインストール
(Windows のみ)Windows インストーラーを実行するには、コンピューターが 256 色以上の表示をサポートしている必要があります。
ColdFusion を Windows または MAC にインストールする
- オンラインバージョンのリリースノートを参照して、最新情報やアップデートがないかどうかを確認します。 詳しくは、リリースノートを参照してください。
- ご使用のオペレーティングシステムが必要システム構成に合致していることを確認します。
- 「Windows でのインストールの注意事項」および「すべてのプラットフォームに共通するインストールの注意事項」を確認します(Adobe ColdFusion のインストールを参照してください)。
- 上の「サーバー設定のインストールに必要な情報の収集」の表の質問に対する回答を用意します。
- コンピュータで現在実行中のアプリケーションをすべて閉じます。
- 外部 web サーバーを設定する予定の場合は、web サーバーが起動されていることを確認します。
- DVD を挿入するか、Adobe web サイトからセットアップファイルをダウンロードします。
- DVD を挿入してもインストールウィザードが自動的に起動しない場合は、DVD 上の適切なインストーラーファイルを探してダブルクリックします。 ネットワークまたはダウンロードしたファイルからインストールする場合は、ColdFusion インストーラーを探します。Windows の場合:coldfusion_2025_WWEJ_win64.exe を探してダブルクリックします。MAC の場合:coldfusion_2025_WWEJ_osx2025.dmg ファイルを抽出してインストーラーをダブルクリックします。
- インストールウィザードの指示に従ってインストール作業を完了します。
- 「OK」をクリックして ColdFusion Administrator を開き、サーバーを設定します。
- Adobe またはサードパーティの統合テクノロジーを追加でインストールするには、統合テクノロジーのインストールを参照してください。
- システムの設定で説明されているようにシステムを設定して管理します。
- ColdFusion のマニュアルを参照するには、ColdFusion Administrator の「情報源」ページで「マニュアル」リンクをクリックします。
UNIX への ColdFusion サーバー設定のインストール
デフォルトでは、ColdFusion は /opt/coldfusion2025 ディレクトリにインストールされます。別のディレクトリに ColdFusion をインストールすることもできます。
デフォルトでは、UNIX インストーラは nobody というユーザーアカウントを使用して ColdFusion を実行します。
UNIX に ColdFusion サーバー設定をインストールするには
- オンラインバージョンのリリースノートを参照して、最新情報やアップデートがないかどうかを確認します。 詳しくは、リリースノートを参照してください。
- ご使用のオペレーティングシステムが必要システム構成に合致していることを確認します。
- 「UNIX でのインストールの注意事項」および「すべてのプラットフォームに共通するインストールの注意事項」を確認します(Adobe ColdFusion のインストールを参照してください)。
- 上の「サーバー設定のインストールに必要な情報の収集」の質問に対する回答を用意します。
- 外部 web サーバーを設定する予定の場合は、web サーバーが起動されていることを確認します。
root としてログインします。
プラットフォームとロケールに適したインストールファイルを DVD または Adobe web サイトからコピーし、ローカルディスクのディレクトリに保存します。 サポートされているサーバー設定プラットフォーム用のインストールファイルは次のとおりです。
ColdFusion_2025_WWEJ_linux64.bin(64 ビットシステム用)
Solaris
ColdFusion_2025_WWEJ_solaris64.bin
- cd コマンドを使用して、インストールファイルが保存されているディレクトリに移動します。
- 次のコマンドを使用してインストール作業を開始します。
| ./<filename> |
Linux インストーラを GUI モードで実行するには、「./<filename> -i gui」と入力します。
- インストールプログラムの指示に従いインストール作業を完了させます。
セキュリティ上の理由から、実行時のユーザーには root を使用しないでください。
- 次のコマンドを入力して ColdFusion を起動します。
/cf_root/cfusion/bin/coldfusion start |
インストーラーを実行したときに外部 web サーバーを使用するように指定した場合は、ColdFusion を初めて起動すると、cf_root/cfusion/bin/cf-connectors.sh スクリプトが自動的に実行されます。 このシェルスクリプトは、インストール時に指定された設定を使用して web サーバー設定ツールを実行します。 このスクリプトの実行中に問題が発生した場合は、設定ディレクトリと bin ディレクトリの指定を確認し、必要に応じて修正してから、スクリプトを再実行してください。 また、cf_root/cfusion/bin/connectors にあるスクリプトを使用して web サーバーを設定することもできます。 ColdFusion を停止するには、次のコマンドを使用します。
/cf_root/cfusion/bin/coldfusion stop |
プロセスを管理する方法について詳しくは、「UNIX での ColdFusion プロセスの管理」を参照してください。
- ColdFusion Administrator を開いて、設定ウィザードを実行します。
- システムの設定で説明されているようにシステムを設定して管理します。
- Adobe またはサードパーティの統合テクノロジーを追加でインストールするには、統合テクノロジーのインストールを参照してください。
- ColdFusion のマニュアルを参照するには、ColdFusion Administrator の [情報源] ページで [マニュアル] リンクをクリックします。
ColdFusion インストールディレクトリの構造
デフォルトのインストールディレクトリは、ColdFusion2025 です。次の表はディレクトリ構造を示したものです。
ディレクトリ |
説明 |
|---|---|
cfusion |
次のディレクトリが含まれています。
|
config |
instances.xml ファイルとコネクタの設定ファイルが含まれています。 クラスタ設定ファイル cluster.xml も含まれています。 |
jre |
Java ランタイムファイル |
uninstall |
ColdFusion のアンインストール用のファイル
|
ColdFusion_install¥cfusion¥bin ディレクトリには、Jvm.config ファイルが含まれています。
ビルトイン web サーバーの使用
ColdFusion に含まれているビルトイン Tomcat アプリケーションサーバーを使用して、ColdFusion アプリケーションを開発できます。
Adobe ColdFusion(2025 リリース)にバンドルされている Tomcat アプリケーションサーバーのバージョンは 10.1.34 です。
ColdFusion のインストール時には web サーバーを選択します。 ビルトイン web サーバーを選択した場合、web ルートディレクトリは cfroot¥wwwroot ディレクトリにあります。 デフォルトでは、web サーバーはポート 8500 で実行されます。 したがって、アプリケーション内でページを表示するには、http://localhost:8500/YourApp1/index.cfm のように、URL のホスト名または IP アドレスの後に :8500 を追加します。 この方法でページが表示されない場合は、ビルトイン web サーバーの web ルートディレクトリに C:¥ColdFusion2025¥cfusion¥wwwroot¥YourApp1¥index.cfm などのドキュメントが存在することを確認してください。
ポート 8500 が使用中の場合、インストーラーは未使用のポートが見つかるまで(8501 から)100 ポート先までチェックします。 検出された未使用のポートが ColdFusion によって使用され、そのポート番号はメッセージで通知されます。
インストール時に外部 web サーバーを選択した場合、ビルトイン web サーバーは無効になります。
ビルトイン web サーバーのポートの変更
- server.xml ファイルをバックアップします。 このファイルは、cfroot¥cfusion¥runtime¥conf ディレクトリにあります。
- オリジナルの server.xml ファイルをテキストエディターで開きます。
iinternal webserver start を検索します。ポート番号を更新します。
port=“8500” protocol=“org.apache.coyote.http11.Http11Protocol” connectionTimeout=“20000” redirectPort=“8445” compression=“on” useSendfile=“no” compressableMimeType=“text/html,text/xml”/>
- ファイルを保存し、ColdFusion を再起動します。
ビルトイン web サーバー(Tomcat)の設定
インストール時に、ColdFusion を外部 web サーバー上に設定した場合、次の手順に従って ColdFusion をビルトイン Tomcat 上に設定します。
- cfroot¥cfusion¥runtime¥conf¥server.xml ファイルを開きます。
internal webserver start を検索し、次のコネクタ XML を非コメント化します。
port=“8500” protocol=“org.apache.coyote.http11.Http11Protocol” connectionTimeout=“20000” redirectPort=“8445”/>
ファイルを保存し、ColdFusion を再起動します。
Tomcat に切り替えた後に OS シンボリックリンクを有効にするには、/cfusion/runtime/conf/ にある context.xml ファイルを編集して、コンテキスト要素に allowLinking="true" 属性を追加します。
ColdFusion の起動、停止および再起動
Windows の場合
プロンプトで、ディレクトリ cfroot¥cfusion¥bin に移動し、コマンド coldfusion.exe -start -console を実行します。 ColdFusion を停止するには、コマンド coldfusion.exe -stop -console を使用します。 再起動するには、コマンド coldfusion.exe -restart -console を使用します。または、Windows サービスを使用して ColdFusion サーバーを起動、停止、再起動することもできます。
ColdFusion を再起動した場合、一時停止されていたタスクは正しく実行されません。
以前のバージョンの ColdFusion と同様に、cfstart スクリプトを使用して ColdFusion サーバーを起動および停止することもできます。
-console 引数はオプションです。 指定しなかった場合、ログは cfroot¥cfusion¥logs ディレクトリに保存されます。
UNIX/Linux/Solaris/Mac OSX
プロンプトで、ディレクトリ cfroot¥cfusion¥bin に移動し、コマンド ./coldfusion start を実行します。ColdFusion を停止するには、コマンド ./coldfusion stop を使用します。再起動するには、コマンド ./coldfusion restart を使用します。
ColdFusion を再起動した場合、一時停止されていたタスクは正しく実行されません。
ColdFusion サーバーのステータスを確認するには、status コマンドを使用します。
JVM 設定の編集
JVM 設定を編集するには、cfroot¥cfusion¥bin¥jvm.config ファイルを開き、次の詳細を更新します。
- java.home:Java ホーム。 未設定の場合、ColdFusion はレジストリの cfroot¥jre フォルダー内または J{{AVA_HOME}} 環境変数のデフォルト JRE を確認します。
- java.args:-Xmx や ColdFusion クラスパスなどの設定
- java.library.path:ライブラリパスの設定
- java.class.path:追加のクラスパス設定のコンマ区切りのリスト
- application.home:デフォルトは cfroot¥cfusion です。
新規 ColdFusion インスタンスの作成と編集
ColdFusion をスタンドアローンモードでインストールした後、ColdFusion Administrator を使用して新規の ColdFusion インスタンスを作成します。
- ColdFusion Administrator で、エンタープライズマネージャ/インスタンスマネージャに移動します。
- 「新規インスタンスの追加」をクリックします。
- サーバー名とサーバーディレクトリを入力します。
- (オプション)「Windows サービスの作成」にチェックを付けます。
- 「送信」をクリックします。 インスタンスマネージャで、web サイトを起動、停止、再起動、削除、アクセスするか、Administrator にアクセスします。
- インスタンスマネージャを編集するには、編集アイコンをクリックします。
- 内部 web サーバーポートおよび負荷分散係数を編集します。負荷分散係数は、そのインスタンスが受け持つ負荷を表します。 負荷分散係数はインスタンスがクラスタの一部になっている場合にのみ指定できます。 例えば、最初のインスタンスの負荷分散係数を 1 に、2 つ目のインスタンスの負荷分散係数を 2 に設定したとします。 この場合、2 つ目のインスタンスに 2 倍の負荷がかかります。
- 「送信」をクリックします。
リモートインスタンスの登録
ColdFusion Administrator を使用して ColdFusion の新規リモートインスタンスを登録します。
- ColdFusion Administrator で、エンタープライズマネージャ/インスタンスマネージャ/リモートインスタンスの登録をクリックします。
インスタンス名、リモートホスト、リモートポート、http ポート、JVM ルートなどの詳細を指定します。 インスタンス名は、そのインスタンスを識別するための文字列です。 リモートポートと HTTP ポートがインスタンスマネージャページに表示されます。 これらのポートは、インスタンスの runtime¥conf フォルダーにある server.xml ファイルに指定されています。 リモートポートは AJP ポートで、インスタンスポートはコネクタポートです。JVM ルートはリモートインスタンスの名前です。 JVM ルートは、特定の Tomcat ワーカーに対する識別子として機能する属性です。 JVM ルートは、インスタンスの runtime¥conf フォルダーにある server.xml ファイルに指定されています。 JVM ルートについて詳しくは、http://tomcat.apache.org/tomcat-8.0-doc/cluster-howto.html を参照してください。
スティッキーセッションを有効にして、リモートインスタンスとローカルインスタンスをクラスタに追加した場合は、両方のインスタンスに同じ JVM ルートを設定することはできません。
- HTTP 経由のリモート開始および停止機能を有効にするには、「Admin コンポーネントのポート」、「Admin コンポーネントのユーザー名」および「Admin コンポーネントのパスワード」に入力する必要があります。 デフォルトの Admin コンポーネントのポートは、8985 です。
この機能を有効にするには、リモートホストに Admin コンポーネントをインストールします。
- リモートホストで、ColdFusion_installtion¥cfusion¥jetty¥etc¥jetty.xml を開きます。
- org.mortbay.jetty.bio.SocketConnector という文字列を検索します。
- リモートホストの IP アドレスでホストを更新します。
- jetty サーバーを再起動します。
- 「送信」をクリックします。
リモートインスタンスへの HTTPS 経由起動および停止機能の追加
リモートインスタンスを HTTPS または HTTP を介して起動および停止できます。 この機能を有効にするには、ColdFusion のインストール時に Admin コンポーネントをインストールします。 ColdFusion のインストール時に、Solr、Admin コンポーネントまたはこれらの両方をインストールできます。
- リモートホストで次の手順に従います。
- リモートホストで、キーストアファイルに秘密鍵を生成します。 プロンプトで情報を入力します。
cfroot\jre\bin\keytool -genkeypair -alias certificatekey -keyalgRSA -validity 7 -keystore keystore.jks
b. 証明書をエクスポートします。 自己署名証明書または認証機関から発行された証明書が可能です。
cfroot\jre\bin\keytool -export -alias certificatekey -keystorekeystore.jks -rfc -file selfsignedcert.cer
c. 作成された jks ファイルを jetty¥etc ディレクトリにコピーします。
d. jetty¥etc¥jetty.xml ファイルを開きます。
e. 文字列 To add an HTTPS SSL Listenerand を検索し、次のエントリを追加します。
<Arg> <New class=“org.mortbay.jetty.security.SslSocketConnector”> <Set name=“Port”>8443</Set> <Set name=“maxIdleTime”>30000</Set> <Set name=“keystore”><SystemProperty name=“jetty.home” default=“.” />/etc/jks-file.jks</Set> <Set name=“password”>changeit</Set> <Set name=“keyPassword”>changeit</Set> <Set name=“truststore”><SystemProperty name=“jetty.home” default=“.” />/etc/jks-file.jks</Set> <Set name=“trustPassword”>changeit</Set> </New> </Arg> </Call>
f. エントリのキーストア名、パスワード、キーパスワードおよび jks ファイルを更新します。
g. org.mortbay.jetty.bio.SocketConnector という文字列を検索します。
h. リモートホストの IP アドレスでホストを更新します。
i. jetty サーバーを再起動します。
- リモートインスタンスの追加作業を行ったローカルホストで、次の手順に従います。
- リモートホストで作成した .cer ファイルを任意の場所にコピーします。
- 証明書をインポートします。
cfroot\jre\bin\keytool.exe -importcert -keystore“cfroot\jre\lib\security\cacerts” -file selfsignedcert.cer -storepass password
c. ColdFusion Administrator を使用してリモートインスタンスを登録します。 詳しくは、このドキュメントの「リモートインスタンスの登録」を参照してください。
d. リモートインスタンスの登録ページで、Admin コンポーネントのポート、Admin コンポーネントのユーザー名および Admin コンポーネントのパスワードを入力します(ユーザー名とパスワード)。リモートインスタンス管理者のインストール時に指定した詳細)。 デフォルトの https ポートは 8443 です。
e. 「HTTPS」チェックボックスを選択します。
f.「送信」をクリックします。
Server Manager での HTTPS 経由リモート起動および停止機能の設定
Server Manager で、リモートインスタンスの起動および停止機能を設定できます。 この機能を有効にするには、ColdFusion のインストール時にリモートインスタンス管理者をインストールします。
- リモートホストで次の手順に従います。
リモートホストで、キーストアファイルに秘密鍵を生成します。 プロンプトで情報を入力します。
cfroot\jre\bin\keytool -genkeypair -alias certificatekey -keyalgRSA -validity 7 -keystore keystore.jks
b. 証明書をエクスポートします。 自己署名証明書または認証機関から発行された証明書が可能です。
cfroot\jre\bin\keytool -export -alias certificatekey -keystorekeystore.jks -rfc -file selfsignedcert.cer
c. リモートホストで作成された .jks ファイルを jetty¥etc ディレクトリにコピーします。
d. jetty¥etc¥jetty.xml ファイルを開きます。
e. To add a HTTPS SSL Listenerand という文字列を検索して、次のエントリを追加します。
<Arg> <New class=“org.mortbay.jetty.security.SslSocketConnector”> <Set name=“Port”>8443</Set> <Set name=“maxIdleTime”>30000</Set> <Set name=“keystore”><SystemProperty name=“jetty.home” default=“.” />/etc/server.jks</Set> <Set name=“password”>changeit</Set> <Set name=“keyPassword”>changeit</Set> <Set name=“truststore”><SystemProperty name=“jetty.home” default=“.” />/etc/server.jks</Set> <Set name=“trustPassword”>changeit</Set> </New> </Arg> </Call>
f.エントリのキーストア名、パスワード、キーパスワードおよび jks ファイルを更新します。
g. org.mortbay.jetty.bio.SocketConnector という文字列を検索します。
h. リモートホストのポート番号でホストを更新します。
i. jetty サーバーを再起動します。
- リモートインスタンスの追加作業を行ったローカルホストで、次の手順に従います。
- リモートホストで作成した .cer ファイルを任意の場所にコピーします。
- 証明書をインポートします。
cfroot\jre\bin\keytool.exe -importcert -keystore “cfroot\jre\lib\security\cacerts” -file selfsignedcert.cer -storepass password
- ローカルホストの wwwroot¥CFIDE¥ServerManager¥ServerManager.air を開きます。
- 接続の詳細を指定します。
- 「開始 / 停止の詳細」をクリックします。
- 「HTTPS」を選択します。
- 次の情報を入力します。
- アプリケーションサーバーユーザー名:ColdFusion のインストール時に指定した、Admin コンポーネントのユーザー名です。 デフォルト値は admin です。
- アプリケーションサーバーパスワード:Admin コンポーネントのパスワードです。
- ポート:ColdFusion リモートインスタンスの HTTPS ポートです。
- サーバー:ColdFusion のリモートインスタンス名です。
- ColdFusion のバージョン:ColdFusion の 2025 バージョンです。
- 管理サーバーポート:デフォルトの https ポートは 8443 です。 Jetty サーバーのポートです。
- コンテキストルート:値は AdminServlet です。
- 「適用」をクリックします。
Server Manager での HTTP 経由リモート起動および停止機能の設定
Server Manager で、リモートインスタンスの起動および停止機能を設定できます。 この機能を有効にするには、ColdFusion のインストール時にリモートインスタンス管理者をインストールします。
- リモートホストで次の手順に従います。
- リモートホストで、ColdFusion_installtion¥cfusion¥jetty¥etc¥jetty.xml を開きます。
- org.mortbay.jetty.bio.SocketConnector という文字列を検索します。
- リモートホストの IP アドレスでホストを更新します。
- jetty サーバーを起動します。 ColdFusion_installation¥cfusion¥jetty ディレクトリに移動して、jetty.exe を使用します。 Windows サービスの jetty サービスを使用することもできます。
- ローカルホストの wwwroot¥CFIDE¥ServerManager¥ServerManager.air を開きます。
- 接続の詳細を指定します。
- 「開始 / 停止の詳細」をクリックします。
- 「HTTP」を選択します。
- 次の情報を入力します。
- アプリケーションサーバーユーザー名:ColdFusion のインストール時に指定した、Admin コンポーネントのユーザー名です。 デフォルト値は admin です。
- アプリケーションサーバーパスワード:Admin コンポーネントのパスワードです。
- ポート:ColdFusion リモートインスタンスの HTTP ポートです。
- サーバー:ColdFusion のリモートインスタンス名です。
- ColdFusion のバージョン:ColdFusion(2025 リリース)の場合は 2025 です。
- 管理サーバーポート:デフォルトの https ポートは 8985 です。 Jetty サーバーのポートです。
- コンテキストルート:値は AdminServlet です。
- 「適用」をクリックします。
クラスターの管理
- ColdFusion Administrator で、エンタープライズマネージャ/クラスタマネージャをクリックします。
- クラスタ名を入力し、「追加」をクリックします。
- クラスタ名をクリックして、要件に基づいてサーバーをクラスタに移動します。
- (必要であれば)マルチキャストポートを編集します。 マルチキャストポートは、クラスターメンバーのグループ化に使用します。 マルチキャストポートのデフォルト値は 45564 です。 クラスターを作成すると、cfroot¥config¥cluster.xml ファイルにポートが追加されます。 マルチキャストポートについて詳しくは、http://tomcat.apache.org/tomcat-8.0-doc/config/cluster-membership.html を参照してください。
スティッキーセッションが必要かどうかを指定します。スティッキーセッションを指定した場合、クライアントのセッションが最初に確立されたインスタンスに、そのクライアントのすべての後続リクエストがマッピングされるようになります。
「送信」をクリックします。
クラスタのインスタンスを変更した場合は、web サーバーを再起動します。
クラスターへのリモートインスタンスの追加
リモートインスタンスをクラスターに追加するには、クラスターブロックをリモートインスタンスの server.xml に追加します。 次に、リモートインスタンスを登録して、インスタンスをクラスターに追加します。 Tomcat でのクラスター設定について詳しくは、-8.0-http://tomcat.apache.org/tomcat-doc/cluster-howto.html を参照してください。
- リモートインスタンスをローカルマシンに登録します。
- ローカルマシンでクラスタを作成します。
- リモートインスタンスの cfroot_instance-name_runtime\conf\server.xml ファイルを開きます。
</host>}} エントリと {{</engine> エントリの間に次のブロックを追加します。
<Manager notifyListenersOnReplication=“true” expireSessionsOnShutdown=“false” className=“org.apache.catalina.ha.session.DeltaManager”> </Manager> <Channel className=“org.apache.catalina.tribes.group.GroupChannel”> <Membership port=“45565” dropTime=“3000” address=“228.0.0.4” className=“org.apache.catalina.tribes.membership.McastService” frequency=“500”> </Membership> <Receiver port=“4003” autoBind=“100” address=“auto” selectorTimeout=“5000” maxThreads=“6” className=“org.apache.catalina.tribes.transport.nio.NioReceiver”> </Receiver> <Sender className=“org.apache.catalina.tribes.transport.ReplicationTransmitter”> <Transport className=“org.apache.catalina.tribes.transport.nio.PooledParallelSender”> </Transport> </Sender> <Interceptor className=“org.apache.catalina.tribes. group.interceptors.TcpFailureDetector“> </Interceptor> <Interceptor className=“org.apache.catalina.tribes.group. interceptors.MessageDispatch15Interceptor”> </Interceptor> </Channel> <Valve className=“org.apache.catalina.ha.tcp.ReplicationValve” filter=“”> </Valve> <Valve className=“org.apache.catalina.ha.session.JvmRouteBinderValve”> </Valve> <ClusterListener className=“org.apache.catalina.ha.session. JvmRouteSessionIDBinderListener”> </ClusterListener> <ClusterListener className=“org.apache.catalina.ha.session.ClusterSessionListener”> </ClusterListener> </Cluster>
- エントリ内のメンバーシップポートをクラスターのマルチキャストポートで更新します。
ローカルホストの ColdFusion Administrator を使用して、ローカルインスタンスとリモートインスタンスをクラスタに追加します。
スティッキーセッションを有効にする場合は、リモートインスタンスとローカルインスタンスの JVM ルートを同じにしないでください。
- すべてのインスタンスを再起動します。
クラスターにリモートインスタンスを追加する場合は、<cf_home>¥runtime¥conf ディレクトリにある content.xml ファイル内の <Manager pathname="" /> をコメント化してください。
その他の web サーバーの設定
その他の web サーバーは、web サーバー設定ツールを使用して設定します。
cfroot¥runtime¥bin¥wsconfig.exe を実行します。
次のように、コマンドラインインターフェイスを使用して web サーバーを設定することもできます。
IIS の設定
wsconfig.exe -ws iis -site <site_no>
または
wsconfig.exe -ws iis -site <site_name>
クラスターの設定
wsconfig.exe -ws iis -site <site_no> -cluster <cluster-name>
Apache の設定
(Linux または MAC のみ)./wsconfig -ws apache -dir <apache_conf_directory>
または
(Windows のみ)wsconfig.exe ws apache dir <apache_conf_directory> bin <apache_bin_directory>/httpd script <apache_bin_directory>/apachectl (Linux または Mac のみ)./wsconfig ws apache dir <apache_conf_directory> bin <apache_bin_directory>/httpd script <apache_bin_directory>/apachectl
クラスターの設定
(Linux または MAC のみ)./wsconfig -ws apache dir <apache_conf_directory> -cluster <cluster-name>
IIS の設定解除
wsconfig.exe -remove -ws iis -site <site_no>
または
wsconfig.exe -remove iis -site <site_name>
Apache の設定解除
./wsconfig -remove ws apache dir <apache_conf_directory>
または
すべての web サーバーの設定解除
./wsconfig -uninstall
Web サーバーのリストの表示
./wsconfig -list
Secured Socket Layer(SSL)の設定
SSL を使用すると、ブラウザーとサーバーとの間で安全な接続を使用して通信を行うことができます。 データは送信側で暗号化されて伝送され、受信側で復号されます。 Tomcat での SSL 設定について詳しくは、http://tomcat.apache.org/tomcat-8.0-doc/ssl-howto.html を参照してください。
keytool ユーティリティを使用して ColdFusion に SSL を設定するには、次の手順に従います。
- 証明書ファイルを作成します。
- 次のコマンドを実行します。cfroot\jre\bin\keytool -genkey -alias tomcat -keyalg RSA
指示に従って詳細を入力します。
パスワードを指定しなかった場合、キーストアとキーのデフォルトのパスワード changeit が使用されます。 デフォルトのパスワードを使用しない場合は、キーストアとキーに同じパスワードを指定してください。
このコマンドを実行すると、次の場所に certificate.keystore が作成されます。
- Windows:C:\Documents and Settings_user's_director_y
- Linux:usr/home
- cfroot\cfusion\runtime\conf\server.xml ファイルを開き、文字列 Define a SSLHTTP/1.1 を検索します。
コネクタ詳細を非コメント化し、セクションを次のように更新します。
<Connector port=“8443” protocol=“HTTP/1.1” SSLEnabled=“true” maxThreads=“150” scheme=“https” secure=“true” keystoreFile=“<certificate_location>\.keystore” keystorePass=“<password>“ keyAlias=“tomcat” clientAuth=“false” sslProtocol=“TLS” />
- ColdFusion を再起動します。
- 次の URL を使用して ColdFusion にアクセスします:https://<ip-address>:8443/CFIDE/administrator
仮想ディレクトリと doc ルートの変更
次の手順に従って、仮想ディレクトリと doc ルートを変更します。
- CFInstallation¥cfusion¥runtime¥conf¥server.xml を開きます。
- ホストブロックで、「To add virtual directory」という文字列を検索します。
- 次のエントリ context path を非コメント化します。
- 仮想ディレクトリを追加するには、次に示す aliases 属性を追加します。
<Context path=“/” docBase=“<absolute_path_to_cfrootectory>\wwwroot” WorkDir=“<cf_home>\runtime\conf\Catalina\localhost\tmp” aliases=“/path1=<absolute_path_to_directory1>,/path2=<absolute_path_to_directory2>”></Context>
Alias のパスの先頭は「/」にする必要があります。
doc ルートを変更するには、前述のエントリ内の docBase 値を変更します。 Context 属性について詳しくは、http://tomcat.apache.org/tomcat-8.0-doc/config/context.html を参照してください。
cfstat のコネクタポートの変更
cfstat 測定のログ記録にコネクタ出力を使用できます。 cfconnector ポートは CFInstallation/cfusion/lib/neo-metric.xml ファイルで定義されています。 コネクタを設定した場合は、ポートをコネクタポートで更新します。 コネクタポート(AJP ポート)は、CFInstallation/cfusion/runtime/conf/server.xml で指定されています。
Administrator コンソールを使用してコネクタポートを更新するには:
- ColdFusion Administrator にログインします。
- デバッグとロギング/Debug Output をクリックします。
- コネクタポートを更新し、「変更の送信」をクリックします。
検索エンジンセーフ URL の有効化
検索エンジンセーフ URL(SES)を使用すると、検索エンジンで動的 web ページにインデックスを付けることができます。 SES URL は、デフォルトの URL パターンの代わりにスラッシュを使用したパラメーターを渡します。 Tomcat 上の ColdFusion スタンドアローンインストールでは、SES がデフォルトで有効になります。
SES を使用できるのは、Tomcat のスタンドアローンインストールのみです。 ColdFusion が WAR ファイルとして Tomcat にデプロイされている場合、これは機能しません。
カスタム SES URL を使用する場合は、web サーバーの wsconfig フォルダーにある uriworkermap.properties ファイルに URL エントリを追加します。
Tomcat 以外のアプリケーションサーバー上で SES URL を有効にするには、WEB-INF 内にある web.xml ファイルに下記のタグを追加します。
これは ColdFusion 11 アップデート 12 と ColdFusion(2016 リリース)アップデート 3 および 4 の場合に当てはまります。
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_6”>
<servlet-name>CfmServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.cfml/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_7”>
<servlet-name>CfmServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.cfm/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_8”>
<servlet-name>CFCServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.cfc/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_24”>
<servlet-name>CfmServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.CFML/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_25”>
<servlet-name>CfmServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.Cfml/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_26”>
<servlet-name>CfmServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.CFM/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_27”>
<servlet-name>CfmServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.Cfm/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_28”>
<servlet-name>CFCServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.CFC/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping id=“coldfusion_mapping_29”>
<servlet-name>CFCServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.Cfc/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
セキュアプロファイルの有効化
ColdFusion では、特定の設定を有効または無効にして、ColdFusion サーバーのセキュリティを強化することができます。 ColdFusion のインストール時に、セキュアプロファイル画面で入力を要求されたときにオプションを選択して、セキュアプロファイルを有効にすることができます。 さらに、ColdFusion Administrator へのアクセスを許可する IP アドレスのコンマ区切りリストを指定することもできます。 ColdFusion では、IP アドレス制限はコネクタレベルでサポートされています。 詳細については、このドキュメントを参照してください。
ログの回転設定の変更
バックアップファイルの最大数やバックアップファイルのサイズなど、ログローテーション設定を変更できます。
- <ColdFusion_Home>¥lib ディレクトリにある neo-logging.xml でログファイルの設定を指定します。
- coldfusion-out.log および coldfusion-error.log のサイズはデフォルトで 20 MB に設定されます。 ログのサイズは、neo-logging.xml ファイルで maxOutLogSize の設定を変更することにより変更できます。
- また、ColdFusion がログローテーションの間に作成する coldfusion-out.log および coldfusion-error.log のバックアップの最大数も、neo-logging.xml ファイルで変更できます。 maxOutFileBackup の設定を変更します。
その他のファイルの設定は、ColdFusion Administrator のデバッグとロギングの「ロギングの設定」セクションで変更できます。 「ファイルの最大サイズ」および「アーカイブの最大数」の設定を適切に変更します。
永続セッションの有効化
Tomcat の再起動後もセッションが維持されるようにするには、次の手順に従います。
- cfroot¥cfusion¥runtime¥conf¥context.xml ファイルを開きます。
Manager pathname ノードを非コメント化します。
Flex セッションを Tomcat の再起動後まで持続させることはできません。
旧バージョンからの更新
移行手順を省略した場合や、移行する必要がある旧バージョンのインストールに変更を加えている場合は、次の手順に従ってください。
- サーバーを停止します。
- cf_webapp_new_installation_root_directory/cfusion/lib に、cfXsettings という名前のフォルダーを作成します(X は ColdFusion の旧バージョン)。 例えば、フォルダーに cf2016settings という名前を付けます。
- 設定を保存するには、(以前のインストール時の)cf_webapp_root/WEB-INF/cfusion/lib/neo-*.xml ファイルを cfXsettings にコピーします。
- ColdFusion の cfusion/lib/adminconfig.xml ファイルを編集して runmigrationwizard と {{migratecf}}X スイッチの値を true に設定します(X は ColdFusion の旧バージョン)。
- ColdFusion アプリケーションを再起動します。
- 移行ウィザードを実行するために、ColdFusion Administrator を起動します。
ColdFusion のアンインストール
ColdFusion をアンインストールすると、ColdFusion のプログラムファイルと関連するコンポーネントがコンピュータからすべて削除されます。
Windows から ColdFusion をアンインストールするには
- スタート/設定/コントロールパネル/プログラムの追加と削除/Adobe ColdFusion 2025 を選択します。
- 「変更と削除」をクリックします。
- アンインストールが完了したら、cf_root ディレクトリから自動的に削除されなかったファイルおよびディレクトリをすべて削除します。
UNIX から ColdFusion をアンインストールするには
- root としてログインします。
cf_root/uninstall ディレクトリに移動して、次のコマンドを入力します。
cd cf_root/uninstall
- 次のコマンドを入力します。
./uninstall.sh
- アンインストールが完了したら、cf_root ディレクトリから自動的に削除されなかったファイルおよびディレクトリをすべて削除します。 ColdFusion がサーバーから削除されます。