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ColdFusion でのユーザー指定ライセンスと機能制限ライセンスについて説明します。
ColdFusion(2025リリース)のリリースに伴い、アドビは、従来のシリアルキーベースのライセンスモデルから、サブスクリプションベースのライセンスモデルに移行しました。この変更により、オンライン、オフライン、分離など、様々デプロイメント環境でより優れたコントロールとセキュリティが実現します。
新しいライセンスシステムでは、次が導入されています。
ユーザー指定ライセンス
ユーザー指定ライセンス(NUL)モデルでは、ライセンスはデバイスではなく個々のユーザーに割り当てられます。ライセンスはユーザーの Adobe ID に関連付けられているので、複数のデバイスにソフトウェアをインストールして使用できますが、一度にアクティブなセッションは 1 つだけです。
機能制限ライセンス
機能制限ライセンス(FRL)は、ソフトウェアプロバイダーがユーザーのライセンスタイプに基づいて特定の機能へのアクセスを有効または制限できるモデルです。このアプローチにより、必要な機能のみへのアクセス権を付与し、制限された機能についてはライセンスのアップグレードが適用されない限りロックされたままにすることで、組織はソフトウェアの使用とコストを柔軟に制御できます。ColdFusion では、次の FRL ライセンスタイプをサポートしています。
機能制限ライセンス - オンライン
これは、デスクトップソフトウェアへのアクセスを必要としているが、ユーザー指定ライセンスを使用できないユーザー向けの安全なライセンスアクティベーション方法です。このアクティベーションでは、インストール時にライセンスを検証するためにインターネット接続が必要です。ライセンスアクティベーション後は、インターネット接続が不要になります。
機能制限ライセンス - オフライン
これは、インターネットに接続されていないマシンで作業し、アプリケーションパッケージを使用してライセンスを直接インストールする必要があるユーザー向けのライセンスアクティベーション方法です。ライセンスは、アプリケーションパッケージを使用するユーザーのマシンに直接インストールされます。
機能制限ライセンス - 分離
これは、インターネットに接続されていないマシンで作業するユーザー向けのライセンスアクティベーション方法です。対応するライセンスを作成するには、パッケージ作成時に一意のアクティベーションコードが必要です。ライセンスは、自己完結型のアクティベーションパッケージを使用して、アプリを使用するコンピューターに直接インストールされます。
詳しくは、よくある質問を参照してください。
ColdFusion(2025 リリース)ライセンスの基本を学ぶ
インストーラーの取得
次のいずれかから ColdFusion インストーラーをダウンロードします。
ライセンスパッケージの追加
Admin Console
Adobe Admin Console は、管理者が組織の Adobe ライセンス、ユーザー、製品設定を管理できる一元的なプラットフォームです。詳しくは、Admin Console の概要を参照してください。
ライセンスパッケージのダウンロード
Adobe Admin Console のライセンスパッケージは、組織全体で Adobe ソフトウェアライセンスをデプロイおよび管理するために必要なファイルが含まれるダウンロード可能なパッケージです。ライセンスパッケージは通常、特に複数のユーザーがいる組織で、アドビ製品のライセンスプロセスを自動化および効率化するために使用されます。
詳しくは、Admin Console でのアプリのパッケージ化を参照してください。
Admin Console とパッケージダウンロードインターフェイスには、ColdFusion に固有ではない一般的なオプションがいくつかあります。ColdFusion ライセンスの継続的な進化に伴い、Admin Console の更新もそれに応じて調整されます。2025 リリースでは、ライセンスデプロイメントパッケージのドキュメントに、ColdFusion に適用される内容が記載されます。
GUI インストーラー
ColdFusion のインストール中に、インストールタイプ画面で「ライセンスタイプ」を選択し、「次へ」を選択します。
ライセンスの詳細を入力します。「Standard」または「Enterprise」と、アクティベーションモード(「NUL」または「FRL」)を選択します。
NUL
「ユーザー指定ライセンス」を選択し、インストールを続行します。
機能制限ライセンス
オプションを選択し、ライセンスパッケージを追加します。インストールを続行します。
サイレントインストーラー
silent.properties には、ユーザー指定ライセンスと機能制限ライセンスの次のプロパティが含まれています。
GUI インストーラー
silent.properties ファイルで次のプロパティを使用します。
#ColdFusion 2025 GUI インストーラーのサイレントプロパティ INSTALLER_UI=SILENT #有効な値は 1/2/3(フル/トライアル/デベロッパー)です SILENT_INSTALL_TYPE= #有効な値は1/2(NUL/FRL)です SILENT_LICENSE_ACTIVATION_MODE=2 SILENT_LICENSE_FILE_PATH=C:\\Users\\Administrator\\Desktop\\License\\ngl-preconditioning-data.json #有効な値は1/2(ENT/STD)です SILENT_LICENSE_EDITION=2 #有効な値は 1/2/3/4/5(プロダクション/開発/ステージング/テスト/災害復旧)です SILENT_DEPLOYMENT_TYPE= #有効な値は 1/2/3(ear/war/standalone)です SILENT_SERVER_TYPE=3 SILENT_INSTALL_JNBRIDGE=false #サーバーのリモート起動/停止のためのリモート管理者コンポーネント SILENT_INSTALL_ADMIN=false SILENT_INSTALL_SOLR=false SILENT_INSTALL_PDFG=false #Linux の場合は /opt/coldfusion2025 になります(パスに応じて変更) SILENT_INSTALL_FOLDER=C:\\ColdFusion2025 #Prod(secure/prod)/dev プロファイルのいずれかを有効にします。これら 3 つは相互排他的で、このうちの 1 つだけが ture になり、他は false になります。 SILENT_ENABLE_PROD_SECURE_PROFILE=false SILENT_ENABLE_PROD_DEFAULT_PROFILE=false SILENT_ENABLE_DEV_PROFILE=true #管理者にアクセスできる IP アドレス。 SILENT_ADMIN_IP= #PDFG/Solr サービスにリモートでアクセスする CF がインストールされたマシンの IP アドレス。 SILENT_JETTY_IP= SILENT_ADMIN_USERNAME=admin SILENT_ADMIN_PASSWORD=Adm1n$12 SILENT_ENABLE_RDS=true SILENT_RUNTIME_USER= #RDS を有効にする場合はパスワードを入力します SILENT_RDS_PASSWORD=Adm1n$12 #サーバーのリモート起動/停止のためのリモート管理者コンポーネントのユーザー名/パスワード SILENT_JETTY_USERNAME=admin SILENT_JETTY_PASSWORD=Adm1n$12 #J2ee インストールのコンテキストルート SILENT_CONTEXT_ROOT= SILENT_AUTO_ENABLE_UPDATES=true #Linux の場合は /opt/coldfusion11 になります(パスに応じて変更) SILENT_PREV_CF_MIGR_DIR= #アプリケーションでサーブレットが使用されていないかどうかに応じて、サーブレットを有効/無効にします。 #プロダクションプロファイルまたはプロダクション + セキュアプロファイルが有効な場合にのみ適用されます。開発プロファイルの場合は、すべてがデフォルトで有効です。 ENABLE_RDS=false ENABLE_WSRP=false ENABLE_JSDEBUG=false ENABLE_CFR=false ENABLE_CFSWF=false ENABLE_CFFORMS=false
ZIP インストーラー
サービスをサイレントモードでインストールするには、次のコマンドを入力します。
Windows
- cfinstall.bat --file-name <file name> --installer-mode silent
を実行します - cfinstall.bat -f <file name> -i silent を実行します
Windows 以外の場合
- ./cfinstall.sh --file-name <file name> --installer-mode silent を実行します
- ./cfinstall.sh -f <file name> -i silent を実行します
サービスをサイレントモードでインストールするには、このファイルで以下のプロパティを特定の形式で指定する必要があります。
#ColdFusion 2025 ZIP インストーラーのサイレントプロパティ # ColdFusion 管理者パスワード COLDFUSION_ADMIN_PASSWORD=Adobe$123 # 内部 web サーバーポート COLDFUSION_ADMIN_PORT=8550 # インストールライセンスタイプ - 1 - ライセンス付きの Adobe ColdFusion 2025 の新しいバージョンのインストール、2 - 30 日間の体験版、3 - デベロッパー版 INSTALL_TYPE=1 # エディション - 1-エンタープライズ、2-スタンダード LICENSE_EDITION=2 # モード - 1-NUL、2-FRL LICENSE_ACTIVATION_MODE=2 # FRL ライセンスファイルパス LICENSE_FILE_PATH=C:\\Users\\Administrator\\Desktop\\License\\ngl-preconditioning-data.json # EULA に同意すると、true になります。続行するには、EULA に同意する必要があります EULA_ACCEPTED=true # 管理者にアクセスできる IP アドレス IP_ADDRESSES= # デプロイメントタイプを指定します - 1-プロダクション、2-開発、3-ステージング、4-テスト、5-災害復旧 DEPLOYMENT_TYPE=5 # ColdFusion サービスの名前 COLDFUSION_WIN_SERVICE_NAME=cftest1 # サーバープロファイル - 1-プロダクション + セキュア、2-プロダクション、3-開発。 SERVER_PROFILE=1 # RDS パスワードを指定します COLDFUSION_RDS_PASSWORD=Adobe$123 # ColdFusion のインストール場所 COLDFUSION_INSTALL_LOCATION=C:\\ColdFusion_2025_WWEJ_win64\\ColdFusion\\
ColdFusion をサイレントインストールするための設定プロパティについて詳しくは、ColdFusion のサイレントインストールを参照してください。