マニュアル キャンセル

Elements Organizer でのカタログの作成と編集

  1. Elements Organizer ユーザーガイド
  2. 概要
    1. Elements Organizer とは何ですか?
    2. Elements Organizer の新機能
    3. 必要システム構成 | Elements Organizer
    4. ワークスペースの基本
    5. メディアの一括読み込み
    6. Elements Organizer と Adobe Premiere Elements の併用
  3. ワークスペースとワークフロー
    1. ワークスペースの基本
    2. 自動作成されたコラージュやスライドショーなどの表示と共有
    3. メディアビューを使用して写真やビデオを管理
    4. 写真の編集に使用するキー
    5. 写真の検索時に使用するキー
    6. 写真の表示に使用するキー
    7. Elements Organizer と Adobe Premiere Elements の併用
    8. 国または地域の選択
  4. メディアファイルの読み込み
    1. カメラおよびカードリーダーからのメディアの読み込み
    2. メディアの一括読み込み
    3. iPhoto ライブラリからのメディアの読み込み(Mac OS のみ)
    4. スキャナーからの写真の読み込み(Windows のみ)
    5. ファイルおよびフォルダーからのメディアの読み込み
  5. メディアファイルの表示と補正
    1. メディアビューを使用して写真やビデオを管理
    2. ビデオとフルスクリーン画像の表示
    3. バージョンセット単位での写真のグループ化
    4. Elements Organizer での写真の修正
    5. その他のアプリケーションを使用した写真とビデオの補正
    6. 自動キュレーションによる写真のえり抜き
  6. 場所、顔、イベントのマーキング
    1. 場所(位置)データの追加と管理
    2. 人物ビューでの顔のマークとメディアの整理
    3. イベントデータの追加と管理
    4. スマートイベントを使用したイベントトラックの作成
  7. カタログ、フォルダー、アルバムの管理
    1. アルバムおよびアルバムカテゴリの作成
    2. アルバムおよびアルバムカテゴリの編集
    3. Elements Organizer でのカタログの作成と編集
    4. カタログのバックアップまたは復元 | Elements Organizer 2018
    5. メディアのタグ付け
    6. スマートタグの使用
    7. 「保存した検索条件」の作成と編集
    8. カタログのバックアップまたは復元 | Elements Organizer 15 以前のバージョン
    9. カタログに関する問題のトラブルシューティング
  8. 写真やビデオの検索
    1. 機能強化された検索の使用
    2. 検索メニューの使用
    3. キーワードタグによるメディアファイルの検索
    4. メディアを探すための検索オプション
    5. メディアファイルの検索
    6. タイムグラフを使用したメディアファイルの検索
  9. フォトプロジェクトの作成
    1. Elements Organizer のプロジェクトの概要
    2. スライドショー
    3. フォトカレンダーの作成
    4. スライドショーの作成(Windows のみ) | Elements 12
  10. ビデオプロジェクトの作成
    1. インスタントムービーおよびビデオストーリーの作成
    2. ビデオプロジェクトの表示
  11. プリント、共有、書き出し
    1. 写真のプリント
    2. 電子メールによる写真およびメディアファイルの送信
    3. 写真を PDF ファイルとして送信
    4. ビデオの配信
    5. 写真の書き出し
    6. オンラインサービスを利用した写真の配信
    7. 電子メールの環境設定

Adobe Elements Organizer でカタログの作成、移動、編集、変換、名前の変更、編集を行う方法について説明します。

カタログ

カタログとは、Elements Organizer が読み込まれたメディアに関する情報を維持するためのファイルです。メディアを読み込むと、名前や場所などの基本的な情報がファイル内で更新されます。Elements Organizer でファイルの作業を継続すると、それらの変更を反映するようにファイルがさらに更新されます。

カタログと一緒にメディアファイルを別のコンピューターまたは別のバージョンの Elements Organizer に移動すると、それらすべての情報が保持されます。カタログのコンピューター間での移動については、カタログのバックアップまたは復元を参照してください。

カタログファイルには、次の情報が含まれています。

  • メディアファイルのパス(保存場所)とファイル名

  • オーディオファイルのパス(保存場所)とファイル名

  • フル解像度(写真のオリジナルの解像度)のオリジナルファイルのパス(保存場所)、ファイル名およびボリューム名(リンクしているオリジナルファイルが、CD または DVD などのオフラインメディアに保存されている場合)

  • 編集前のオリジナルファイルのパス(保存場所)とファイル名(ファイルを編集した場合)

  • 取り込んだメディアファイルと関連のあるカメラまたはスキャナーの名前

  • メディアファイルに追加したキャプション

  • メディアファイルに追加したメモ

  • メディアの種類(写真、ビデオファイル、オーディオクリップまたはプロジェクトのいずれか)

  • メディアファイルの作成日時と修正日時

  • メディアファイルに適用したキーワードタグ

  • メディアファイルが含まれているアルバム

  • メディアファイルの履歴:ローカルプリンターで印刷したか、書き出されたか、電子メールまたはオンラインで配信されたか、オンラインの写真仕上げサービスに送信されたか履歴には、メディアファイルをオンラインソースから受信したかどうか、および読み込まれたグループ(取り込み日時を含む)も表示されます。

  • メディアファイルに加えた編集(回転、切り抜き、赤目の修正など)

  • 写真およびビデオファイルのピクセル数

  • プロジェクトの設定(プロジェクトの種類、キャプションやページ番号の表示など)

  • 画像サイズ、Exif、著作権、IPTC 情報、ファイル形式などの情報を含むメタデータ

カタログの作成

Photoshop Elements にメディアを読み込むと、初期設定のカタログに追加されます。すべてのメディアに対してこの初期設定のカタログファイルを使用するように選択するだけで、他には何もする必要はありません。

ただし、複数のカタログを作成すると便利な場合があります。例えば、職場の写真や家族の写真用に個別のカタログを作成する場合です。

  1. 次のいずれかの操作を実行します。

    • ファイルカタログを管理を選択します。
    • Ctrl + Shift + C キー(Windows)または Command + Shift + C キー(Mac OS)を押します。
    カタログマネージャー(Windows OS)

  2. 次のいずれかの操作を実行します。

    • カタログのプリセットの場所を選択するには、「すべてのユーザーがアクセス可能なカタログ」(Windows のみ)または「現在のユーザーがアクセス可能なカタログ」を選択します。
    注意:

    すべてのユーザーがアクセス可能なカタログ」および「現在のユーザーがアクセス可能なカタログ」オプションは、Windows Application Store 版の Photoshop Elements では利用できません。
    Windows Application Store 版にあるオプションは、「初期設定のカタログの場所」と「ユーザー定義の場所」の 2 つだけです。

    • ユーザー定義の場所を選択するには、「ユーザー定義の場所」を選択し、「参照」をクリックします。コンピューター上でカタログファイルの場所を参照します。
  3. 新規」をクリックします。

  4. 新規カタログの名前を入力ダイアログボックスで、カタログの名前を入力します。

  5. OK」をクリックします。

カタログファイルの検索

 

カタログファイルの場所を表示するには、ヘルプシステム情報をクリックします。

現在コンピューター上で開いているカタログファイルの場所は、現在のカタログカタログの場所にリストされます。

 

カタログを開く

  1. 次のいずれかの操作を実行します。

    • ファイルカタログを管理を選択します。
    • Ctrl + Shift + C キー(Windows)または Command + Shift + C キー(Mac OS)を押します。
    カタログマネージャー(Windows OS)

  2. カタログマネージャーダイアログボックスのリストからカタログを選択します。
  3. 開く」をクリックします。

    注意:

    (Mac OS)共有ネットワークでは、カタログにアクセスできません。

メディアファイルの移動または変更

Elements Organizer にはファイルへの参照が含まれているので、ソフトウェアの外部に参照を移動したり、外部で変更を加えたりしてはいけません。Elements Organizer の外部にファイルを移動したり、外部で変更を加えたりした場合、ファイルに再リンクするようにメッセージが表示されます。見つからないファイルの再リンクについて詳しくは、カタログ内で見つからないファイルを再リンクを参照してください。

カタログに関連のあるファイルを移動または変更するには、次の提案に従ってください。

ファイルの移動

カタログ内でファイルを移動するには、「移動」コマンドを使用します。

  1. メディアビューでメディアファイルを選択します。

  2. 次のいずれかの操作を実行します。

    • ファイル移動を選択します。
    • Ctrl + Shift + V キー(Windows)または Command + Shift + V キー(Mac OS)を押します。
  3. 参照」をクリックし、メディアファイルの新しい場所を選択します。

  4. OK」をクリックします。

注意:

メディアファイルを別のカタログにコピーまたは移動することはできません。

ファイル名の変更

カタログ内のファイルの名前を変更するには、「名前の変更」コマンドを使用します。このコマンドを使用すると、同じ基本名を持つ複数の写真の名前を変更できます。

  1. メディアビューでメディアファイルを選択します。

  2. 次のいずれかの操作を実行します。

    • ファイル名前の変更を選択します。
    • Ctrl + Shift + N キー(Windows)または Command + Shift + N キー(Mac OS)を押します。
  3. 次のいずれかの操作を実行します。

    • メディアファイルを 1 つ選択した場合は、そのファイルの新しい名前を入力し、「OK」をクリックします。
    • メディアファイルを複数選択した場合は、それらの共通名を入力し、「OK」をクリックします。例えば、選択した 5 枚の写真の共通名として「Birthday」を指定すると、写真の名前はそれぞれ Birthday-1、Birthday-2、Birthday-3 のように変更されます。

ファイルの削除

カタログからメディアファイルを削除する場合は、必ず「カタログから削除」を使用してください。コンピューターからメディアファイルを削除したとしても、メディアビューには、ファイルが見つからないことを示すアイコンと共に引き続き表示されます。

カタログからメディアファイルを削除するには、削除するメディアファイルを選択し、「削除」ボタンまたは編集カタログから削除をクリックします。メディアファイルをカタログだけから削除するか、それともハードディスクからも削除するかを選択できます。

ファイルの編集

Elements Organizer から Photoshop Elements や Adobe Premiere Elements を起動してメディアファイルを編集することができます。 

メディアファイルを編集するには、編集[アプリケーション名] で編集を選択します。例えば、「Photoshop Elements Editor で編集」を選択します。

このコマンドを使用すると、ファイルが見つからないことを示すエラーを発生させずに、ファイル名とファイルタイプを変更できます(BMP から JPEG に変更するなど)。編集が終了したら、必要に応じてサムネールを更新します。

  1. 次のいずれかの操作を実行します。

    • (Windows)編集環境設定編集を選択します。
    • (Mac OS)Elements Organizer環境設定編集を選択します。
  2. 次のいずれかのオプションを選択します。

    • 追加の編集アプリケーションを使用:編集に他のアプリケーションを使用します。
    • Photoshop Elements Editor のオプションのみを表示:編集アプリケーションとして Photoshop Elements を選択します。
    • Premiere Elements Editor のオプションのみを表示:編集アプリケーションとして Premiere Elements を選択します。
    • 両エディターのオプションを表示:編集アプリケーションとして Photoshop Elements および Premiere Elements を選択します。
  3. OK」をクリックします。

以前のバージョンのカタログの使用(変換)

Elements Organizer をインストール後に初めて開いたとき、以前のバージョンのカタログを変換するよう求められます。「はい」をクリックすると、以前のバージョンで作成したカタログが変換され、名前が変更されます。

初回起動時にカタログを変換しなかった場合は、次の手順で以前のバージョンのカタログを変換します。

注意:

以前のカタログのバックアップを取っておくことをお勧めします。バックアップについて詳しくは、カタログのバックアップと復元を参照してください。

  1. 最新バージョンの Elements Organizer で、次のいずれかの操作を行います。

    • ファイルカタログを管理を選択します。
    • Ctrl + Shift + C キー(Windows)または Command + Shift + C キー(Mac OS)を押します。
    カタログマネージャー(Windows OS)

  2. 変換」をクリックします。

  3. 表示されているリストからカタログを選択します。

  4. 完了」をクリックします。

Photoshop Elements にカタログをアップグレードするユーザー向けの注釈

ユーザーインターフェイスの機能が強化されたり、サポート対象のファイル形式が変更になったりすると、カタログ変換プロセスにも変更が必要になります。次の表を参考にすると、Photoshop Elements にカタログをスムーズにアップグレードできます。

アイテム

Photoshop Elements への移行後

人物タグ

メディアビューの人物パネル、または人物ビューで、人物タグの付いた写真を特定できます。人物タグには汎用アイコンが使用されています。

メディアビューに人物パネルを表示するには、表示人物認識を選択します。

サブカテゴリに含まれる写真は、人物ビューの「グループ」セクションに移動されます。人物ビューで、人物/グループスライダーをクリックすると、該当するの写真を表示できます。

イベントタグ

イベント(タグ)に名前が変更されます。

場所タグ

場所(タグ)に名前が変更されます。

スマートアルバム

保存検索の下でスマートアルバムを特定できます。

サポートされないファイル形式

ファイル変換中、次のファイル形式はスキップされます:PDF、Filmstrip(FLM)、Wireless BMP(WBM、WBMP)、PCX、Targa(TGA、VDA、ICB、VST)、Photoshop RAW(RAW)、PICT ファイル(PCT、PICT)、Scitex CT(SCT)、Photoshop EPS(EPS)、EPS TIFF プレビュー(EPS)、汎用 EPS(AI3、AI4、AI5、AI6、AI7、AI8、PS、EPS.AI、EPSF、EPSP)、.amr。

サポートされないアルバムテンプレート

オンラインアルバムには、初期設定のアルバムテンプレートが使用されます。

カタログ名の変更

  1. Photoshop Elements Editor と Adobe Premiere Elements を閉じます。
  2. Elements Organizer で、次のいずれかの操作を行います。

    • ファイルカタログを管理を選択します。
    • Ctrl + Shift + C キー(Windows)または Command + Shift + C キー(Mac OS)を押します。
    カタログマネージャー(Windows OS)

  3. Elements Organizer で、ファイルカタログを管理を選択します。

  4. カタログマネージャーダイアログボックスで、リストからカタログの名前を選択します。
  5. 名前の変更」をクリックします。

  6. 新しい名前を入力し、「OK」をクリックします。

カタログの削除

Elements Organizer に関連のあるカタログが 2 つ以上存在する場合のみ、カタログを削除できます。1 つしかないカタログを削除する場合は、そのカタログを削除する前に、別のカタログを作成します。

  1. Photoshop Elements Editor と Adobe Premiere Elements を閉じます。
  2. Elements Organizer で、次のいずれかの操作を行います。

    • ファイルカタログを管理を選択します。
    • Ctrl + Shift + C キー(Windows)または Command + Shift + C キー(Mac OS)を押します。
    カタログマネージャー(Windows OS)

  3. カタログマネージャーダイアログボックスに複数のカタログがリストされていることを確認します。必要に応じて、新しいカタログを作成します。詳しくは、カタログの作成を参照してください。

  4. カタログマネージャーダイアログボックスで、削除するカタログを選択します。

  5. 削除」をクリックし、「はい」をクリックします。

カタログサイズの最適化

カタログを最適化すると、カタログのサイズを削減できます。その結果、カタログ内のファイルを開いて作業にかかる時間が短縮されます。

  1. Photoshop Elements Editor と Adobe Premiere Elements を閉じます。
  2. Elements Organizer で、次のいずれかの操作を行います。

    • ファイルカタログを管理を選択します。
    • Ctrl + Shift + C キー(Windows)または Command + Shift + C キー(Mac OS)を押します。
    カタログマネージャー(Windows OS)

  3. カタログマネージャーで、最適化するカタログを選択します。
  4. 最適化」をクリックします。

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