- Elements Organizer ユーザーガイド
- 概要
- ワークスペースとワークフロー
- メディアファイルの読み込み
- メディアファイルの表示と補正
- 場所、顔、イベントのマーキング
- カタログ、フォルダー、アルバムの管理
- 写真やビデオの検索
- フォトプロジェクトの作成
- ビデオプロジェクトの作成
- プリント、共有、書き出し
「自動作成」と呼ばれる、Elements で自動生成された作品のアクセス、保存および共有方法について説明します。自動作成には、フォトコラージュ、スライドショー、フォトエフェクトなど、様々な種類があります。
自動作成の表示
Adobe Photoshop Elements または Premiere Elements を起動すると、ホーム画面が表示されます。この画面の「自動作成」で、絵画風、フォトコラージュ、スライドショーなどの自動作成されたフォトエフェクトを表示できます。
「自動作成」のサムネールの下にある番号アイコンを使用して、最初の 5 つの作品を閲覧できます。Elements の自動作成のリスト全体にアクセスするには、「すべて表示」を選択します。表示されたリストから自動作成を削除するには、自動作成のサムネールの左下隅にある を選択します。
Elements は、読み込んだ写真やビデオを使用して、タグ、キーワード、アルバム名、イベント、場所、人物および位置データに基づいてパーソナライズされた作品を表示します。
注意:
- 自動作成は、お持ちのアプリケーションで表示できます。例えば、Photoshop Elements のみをお持ちの場合、フォトエフェクト、スライドショーおよびフォトコラージュを表示できます。Adobe Premiere Elements のみをお持ちの場合は、スライドショーを表示できます。Adobe Photoshop Elements と Premiere Elements の両方をお持ちの場合、前述のすべての自動作成を表示できます。
- ショートカットから Adobe Photoshop Elements または Premiere Elements を起動した場合は、ホーム画面が表示されません。
- 自動作成のプレビューがホーム画面に表示されます。任意の自動作成を表示するには、開く必要があります。
- 新規ユーザーの場合、Elements Organizer で写真およびビデオを読み込んだことを確認し、アプリケーションを再起動してください。読み込むメディアの数が多いほど、ホーム画面でアクセスできる自動作成の数が増えます。
- 以前の自動作成では、編集または保存しないと時間の経過とともに削除されます。
- Elements 2020 以降から、パターンブラシ、絵画風および被写界深度エフェクトなどの自動作成が表示できるようになりました。
自動作成を開く
自動作成を開いて編集、保存、共有します。ホーム画面のセクション「自動作成」に、自動作成が表示されます。任意の自動作成の「開く」を選択すると、対応する Elements アプリケーションで開くことができます。
自動作成の種類に応じて、Photoshop Elements、Elements Organizer または Adobe Premiere Elements で編集できます。フォトコラージュまたはフォトエフェクトは Photoshop Elements で開かれ、スライドショーは Elements Organizer で開かれます。
自動作成の編集
開いた自動作成は、編集することができます。自動作成の種類に応じて、Photoshop Elements、Elements Organizer または Adobe Premiere Elements で編集できます。
詳しくは、次のリソースを参照してください。
パターンブラシ、絵画風、被写界深度などのフォトエフェクトは、クイックモードまたは詳細設定モードのいずれかで、Photoshop Elements の最後に使用したワークスペースで開きます。フォトエフェクトを強化または調整するには、詳細設定ワークスペースのレイヤーパネルとツールバーを使用します。
例えば、絵画風エフェクトを編集するには、ツールバーでブラシツールを選択して、下部パネルでブラシ/アーティスティックブラシを選択します。レイヤーパネルでは、次の操作を実行できます。
- マスクを編集します。マスクサムネールのあるレイヤー(下のスクリーンショットの最初のレイヤー)で、ロックアイコンを選択してから、レイヤーマスクサムネールを選択してマスクを編集します。
- レイヤーを非表示にします。(そのレイヤーの を選択すると、非表示になります)。
- ブラシの不透明度を調整します。不透明度スライダーを使用します。
自動作成の保存
開いて編集した自動作成を保存できます。自動作成を保存するには、次の操作を行います。
- Photoshop Elements でフォトエフェクトまたはフォトコラージュを保存するには、タスクバーの「保存」を選択します。または、ファイル/別名で保存でも保存できます。自動作成は、初期設定ではマイ ピクチャフォルダーに保存されます。Photoshop Elements で自動作成を保存する方法について詳しくは、画像の保存を参照してください。
- Elements Organizer でスライドショーを保存するには、スライドショーウィンドウの右上隅にある「保存」を選択します。
自動作成を保存しなかった場合、時間の経過とともに削除されます。目的の自動作成を開いたら保存して、失われないようにしてください。
自動作成を素早く共有
Photoshop Elements では、編集した自動作成を、お気に入りのソーシャルメディアサイトで共有できます。
Photoshop Elements で自動作成を共有するには、Editor ワークスペースの右上隅にある「共有」を選択します。表示されたドロップダウンリストから、任意のオプションを選択して共有します。詳しくは、写真の共有を参照してください。
Adobe Premiere Elements では、自動作成の編集後、ソーシャルメディアサイトで共有できます。Adobe Premiere Elements でビデオ作品を共有するには、ビデオの共有を参照してください。
Elements Organizer では、自動作成の編集後、Flickr、Twitter、YouTube などで共有できます。Elements Organizer で自動作成を共有するには、タスクバーで「共有」を選択してから、ドロップダウンリストから任意のオプションを選択します。
よくある質問
自動作成を表示するには、Elements を閉じた後、分析が完了するまでシステムをアイドル状態にしておくことをお勧めします。しばらく待ってから Elements を再起動し、ホーム画面の「自動作成」セクションで「自動作成」を確認します。
新規ユーザーの場合、Elements Organizer で写真およびビデオを読み込んだことを確認し、アプリケーションを再起動してください。読み込むメディアの数が多いほど、ホーム画面でアクセスできる自動作成の数が増えます。
イベントの自動作成の精度を上げるには、写真やビデオにイベントに関連したフォルダー名とアルバム名、キーワード、およびタグを設定します。
ディスクの空き容量が 500 MB 未満の場合、自動作成は生成されません。
以前の自動作成は、開いたり保存したりしないと、時間の経過とともに削除されます。
目的の自動作成が失われないようにするために、開いたら保存するようにしてください。
はい、ホーム画面で自動作成を無効にできます。ただし、作成済みの自動作成がある場合は、それらを削除するまで、ホーム画面に引き続き表示されます。
自動作成を無効にするには、Elements Organizer を開いて、(macOS)Elements Organizer/環境設定/メディア解析/(Windows)編集/環境設定/メディア解析を選択します。「環境設定」ダイアログボックスで、「自動作成の生成」を選択してから、「OK」を選択します。自動作成機能がオフになります。