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- Zapier 向け Acrobat Sign
- Acrobat Sign 開発者向けドキュメント
概要
『SAP SuccessFactors 用 Adobe Sign:Cloud Foundry インストールガイド』では、Adobe Sign を SAP SuccessFactors と統合する方法を説明します。SAP Success Factors は、クラウドベースの人材管理ソフトウェアおよびタレントマネジメントスイートです。
SuccessFactors 用 Adobe Sign 統合により、SAP BTP Cloud Foundry 環境を介して、SucessFactors 上の Adobe Sign 機能が拡張されます。これには、Recruiting Management(RCM)用統合が含まれ、ユーザーは SuccessFactors 内から 1 名の受信者宛てにオファーレターを送信できます。署名済み文書は、候補者プロファイルに保存され、署名は、電子メール通知を介して発生します。
SAP BTP Cloud Foundry 環境を介して SAP SuccessFactors 用 Adobe Sign をインストールおよび使用するには、次の手順を実行する必要があります。
SAP BTP のグローバルアカウントで SAP SuccessFactors システムを登録する必要があります。この登録により、トークンが作成されます。このトークンは、システムテナント管理者が SAP SuccessFactors システムで統合を設定するために使用します。
-
Register System ダイアログボックスで、以下を行います。
- 登録するシステムの名前を入力します。システム名として「sap_hcmcloud_core_odata」を使用することをお勧めします。
- Type ドロップダウンリストで、SucessFactors を選択します。
- 「Register」を選択します。
SAP BTP により、統合トークンが生成されます。このトークンは、拡張された SAP SuccessFactors システムのテナント管理者が使用します。テナント管理者は、SAP SuccessFactors システムと SAP BTP のグローバルアカウントの間の統合を設定するときに、それぞれの SAP SuccessFactors システムのトークンを使用します。
-
SAP SuccessFactors システムで、統合を次のように設定します。
SAP® SuccessFactors の 2021 年前半のリリースの場合:
- SAP SuccessFactors のプロビジョニングを開きます。
- 「List of Companies」から、SAP SuccessFactors の会社を選択します。
- 「Edit Company Settings」セクションで、「Extension Management Configuration」を選択します。
- Integration Token入力フィールドで、統合トークンをペーストし、「Add」を選択します。
統合が終了するまで待ちます。プロセスのステータスを確認するには、システム名の横から「Check Status」を選択します。
SAP® SuccessFactors の 2021 年後半以降のリリースの場合:
- SAP SuccessFactors Admin Center で、「Extension Center」に移動します。
メモ: 対応する SAP SuccessFactors システムの Extension Center にアクセスする権限がない場合は、統合トークンを、そのような権限を持つユーザーに送信します。このユーザーは、SAP SuccessFactors システムで統合を設定します。
- 「Extensions on the SAP BTP」タブで、Add Integration with SAP BTP ページに移動します。
- Integration Token入力フィールドで、統合トークンをペーストし、「Add」を選択します。
- 「Multi-Cloud Environment」画面の統合リストに、システムが表示されます。「Integration Status」列に、統合のステータスが表示されます。プロセスのステータスを更新するには、Check Status アイコンを選択します。統合が終了するまで待ちます。
- SAP BTP コックピットで登録プロセスのステータスを確認するには:
- グローバルアカウントに移動します。
- Systems ページで、SAP システムのステータスが「Registered」に変わったかどうかを確認します。
- Systems ページが既に表示されている場合は、ページを更新して、ステータスが変わったかどうかを確認します。
Adobe Sign アプリケーションがデプロイされているサブアカウントの権限を設定する必要があります。SAP SuccessFactors Extensibility サービスインスタンスの api-access サービスプランを、前の手順で登録したシステムに割り当てる必要もあります。次の操作を行います。
SAP BTP、Cloud Foundry ランタイムの権限を設定するには、Cloud Foundry 管理者として SAP BTP コックピットにログオンする必要があります。管理者としてログインしたら、以下の手順に従って Cloud Foundry ランタイムの権限を設定します。
Adobe Sign アプリケーションを SAP SuccessFactors システムに接続するには、宛先が必要です。SAP SuccessFactors HXM Suite OData API を利用するには、宛先サービスインスタンスが必要です。
次のように、lite サービスプランを使用して、宛先サービスインスタンスを作成できます。
Adobe Sign アプリケーションを SAP SuccessFactors システムに接続するには、lite サービスプランを使用してConnectivity service インスタンスを作成する必要があります。次の操作を行います。
SAP SuccessFactors API を利用するには、サービスインスタンスを作成する必要があります。次の操作を行います。
SAP SuccessFactors 用 Adobe Sign ソリューション認証を設定するには、Application サービスプランで Authorization and Trust Management サービスインスタンスを作成する必要があります。次の操作を行います。
SAP BTP のサブアカウントと SAP SuccessFactors の間のシングルサインオンを設定する必要があります。これには、次の 2 つの手順が含まれます。
- SAP SuccessFactors と SAP BTP の間のトラストを確立
- SAP SuccessFactors のサブアカウントの Assertion Consumer Service を登録します。
SAP SuccessFactors と SAP BTP の間のトラストを確立するには、次の手順を実行します。
-
次のように、SAP SuccessFactors システムから SAML メタデータをダウンロードします。
- https://<sap_successfactors_system>/idp/samlmetadata?company=<company_id>&cert=sha2 に移動します。ここで、
- <sap_successfactors_system> は、SAP SuccessFactors システムのホスト名です。
- <company_id> は、SAP SuccessFactors の会社の ID です。
- プロンプトが表示されたら、ファイルをローカルファイルシステムに保存し、拡張子を.xml に変更します。
- https://<sap_successfactors_system>/idp/samlmetadata?company=<company_id>&cert=sha2 に移動します。ここで、
SAP SuccessFactors のサブアカウントの Assertion Consumer Service を登録するには、次の手順を実行します。
-
次のように、SAP BTP コックピットからサービスプロバイダー SAML メタデータファイルをダウンロードします。
- サブアカウントに移動し、Security/Trust Configuration を選択します。
- 「SAML Metadata」を選択して、SAML 2.0 メタデータ(およびサービスプロバイダーとして SAP BTP)を含んでいる XML ファイルをダウンロードします。
- テキストエディターで XML ファイルを開き、次の値をメモします。
- XML ファイルの HTTP-POST バインディングを含んだ
AssertionConsumerService
要素の「
Location」属性の値。 - XML ファイルの HTTP-POST バインディングを含んだ
SingleLogoutService
要素の「
Location」属性の値。 - XML ファイルの EntityDescriptor 要素の EntityID 属性の値。
- XML ファイルの HTTP-POST バインディングを含んだ
-
「Add another Service Provider ACS」を選択し、次のフィールドに入力します。
- Assertion Consumer Service - アサーションコンシューマサービス URL を入力します。これは、手順 1 でメモした HTTP-POST バインディングを含んだ AssertionConsumerService 要素の「Location」属性の値です。
- Logout URL - ログアウト URL を入力します。これは、手順 1 でメモした HTTP-POST バインディングを含んだ SingleLogoutService 要素の「Location」属性の値です。
- Audience URL - オーディエンス URL フィールドに、手順 1 でメモした EntityDescriptor 要素の EntityID 属性の値を入力します。
- Application Name - ドロップダウンメニューから、SAP Business Technology Platform を選択します。
-
サブアカウントに移動し、「Destinations」を選択します。
-
sap_hcmcloud_core_odata Destination を編集して、「Dedicated」を選択してから、「Save」を選択します。「Dedicated」として表示されますが、「Dedicated」を選択し、「Save」を選択します。
署名済み文書を SAP SuccessFactors アカウントに再度アップロードするには、技術宛先 sap_hcmcloud_core_tech を作成する必要があります。次の操作を行います。
- サブアカウントに移動し、「Destinations」を選択します。
- 新しい宛先を作成し、次のように必要な詳細を入力します。
- Name:sap_hcmcloud_core_tech
- Type:HTTP
- Destination:sap_hcmcloud_core_tech
- URL:<sap_hcmcloud_core_odata 宛先からコピーされた URL エンドポイントと同じ URL エンドポイント>
- Proxy Type:Internet
- Authentication:BasicAuthentication
- User:<yourAPIuser@company>
- Password:<APIuser パスワード>
- 「保存」を選択します。
ユーザーの代理で SAP SuccessFactors から契約書を送信できるようにするには、SAP SuccessFactors 用 Adobe Sign 拡張機能で、そのユーザーの Adobe ログイン情報が必要となります。ログインしたユーザーの資格情報は、デフォルトでアプリケーションメモリに保存されます。ただし、BTP アプリケーションが再起動するたびに、専用の SAP SuccessFactors タイルを介してアドビに再度ログインすることで、アドビ資格情報を更新する必要があります。
ユーザーに毎回ログインするように要求することを回避するには、ユーザー資格情報を HANA データベースに保持するように Adobe Sign 拡張機能を設定できます。次の操作を行います。
SAP SuccessFactors 用 Adobe Sign の設定が完了したら、Adobe Sign アプリケーションをデプロイする必要があります。次の手順に従って、アプリケーションをデプロイします。
-
デプロイメントアーカイブをダウンロードし、コンテンツをローカルフォルダーに抽出します。
-
任意のエディターを使用して manifest.yml ファイルを編集してから、<company> を自分の会社名に、<api> をコックピット内で見つかった、API の詳細に置き換えます。
サンプルファイルの詳細:
<company> = 10384
<api> = eu10.hana.ondemand.com
applications = # AdobeSign application
name = AdobeSign--10384
memory = 1024M
timeout = 300
routes = route: adobesign10384.cfapps.eu10.hana.ondemand.com
-
#AdobeSign application に次のサービスが使用されていることを確認します。
- sap_hcmcloud_core_odata
- xsuaa
- destination
- connectivity
注意:ユーザー資格情報を保持するための HANA データベースが作成されている場合は、manifest.yml ファイルで「#」を削除して「hana_adobe」サービスを有効にします。
-
次のように、#Application Router に xsuaa サービスのみが使用されていることを確認します。
- xsuaa
-
manifest.yml ファイルの行の先頭にある「#」を削除することで、次のパラメーターを有効にします。
- SF_OPERATOR_AS_APPROVER:このパラメーターは、承認者ワークフローの従業員補充依頼エンティティで使用可能なタイプ「JobRequisitionOperator」の「property name」をマップします。承認者の電子メールアドレスは、署名の作成(送信)ページの「受信者」セクションに役割とともに自動的に入力されます。
- SF_OPERATOR_AS_CC:このパラメーターは、CC ワークフローの従業員補充依頼エンティティで使用可能なタイプ「JobRequisitionOperator」の「property name」をマップします。オファーレターが候補者に送信されると、指定されたオペレーターが通知を受信するように、署名の作成(送信)ページの CC フィールドにこのオペレーターの電子メールアドレスが自動入力されます。
- JOB_APP_STATUS_LABEL_FOR_OFFER_REJECTED:このパラメーターは、候補者がオファーレターを辞退した場合に、デフォルト値の「辞退済みオファー」とは異なっている求人応募ステータスを自動的に更新します。
パラメーター値の例:
- SF_OPERATOR_AS_APPROVER:sourcer
- SF_OPERATOR_AS_CC:hiringManager
- JOB_APP_STATUS_LABEL_FOR_OFFER_REJECTED:辞退済みオファー
注意:これらのパラメーターの使用方法について詳しくは、『SAP SuccessFactors 用 Adobe Sign:Recruiting:採用ガイド』を参照してください。
-
manifest.yml ファイルを同じフォルダーに保存します。
このファイルは、後でデプロイメントに使用されます。
-
次のように、Cloud Foundry コマンド行インターフェイスをダウンロードし、インストールします。
- SAP 開発ツールに移動します。
- 「SAP BTP Command Line Interface (btp CLI)」で、ご使用のオペレーティングシステム用の SAP BTP Command Line Interface ファイルをダウンロードします。
デプロイメントが完了したら、コックピットをチェックして、次の 2 つのアプリケーションが実行されていることを確認します。
- Adobe Sign アプリケーションエンドポイント - SAP SuccessFactors タイルおよびテンプレートを設定するために使用されます。
- Adobe Sign アプリケーションの ルーターエンドポイント - SAP SuccessFactors テンプレートボタンを取得するために使用されます。
SalesFactors 用 Acrobat Sign v3.0.0 パッケージをデプロイした後で、manifest.yml ファイルでパラメーターを作成または更新するには、User-Provided Variables に移動してから、「Edit」を選択してパラメーター値を変更するか、「Create Variable」を選択してパラメーターを追加します。完了したら、アプリケーションを再起動します。
SAP SuccessFactors 用 Adobe Sign を設定し、デプロイしたら、次の操作を行うために SuccessFactors のプロビジョニングを実行する必要があります。
署名済みオファーレターを保存する新しいフィールドを採用担当者ページ(求人応募ページ)に追加するには、次の手順に従います。
-
フォームに新しいフィールドを表示するには、補充依頼応募テンプレートで新しいフィールド定義を追加します。
<field-definition id="adobeSignAttachment" type="multiattachment" required="false" custom="true" public="false" readOnly="false" anonymize="false" forward-intact="false" sensitive="false">
<field-label mime-type="text-plain"><![CDATA[Adobe Offer Signed]]></field-label>
<field-description><! [CDATA[Adobe Offer Signed]]></field-description>
</field-definition>
-
手順テキスト
オファーレターを採用担当者ページに保存するためのボタンを追加するには、次の手順に従います。
-
プロビジョニングアプリケーションを開き、言語パックを書き出します。
プロビジョニングのソースファイルの例を参照してください。
-
言語を選択してから、「Download default labels」を選択します。
次に示すように、調整が必要な CSV ファイルがダウンロードされます。
-
更新された言語パック(.csv)をプロビジョニングに読み込みます。
プロビジョニングにアップロードする言語パックファイルの例を参照してください。
-
次の行を追加することで、「候補者プロファイルのテンプレート」XML を変更します。
フィールドの定義:
<field-definition sensitive="false" anonymize="false" custom="true" required="false" type="text" id="cust_offerLetter">
<field-label mime-type="text-plain"><! [CDATA[Documents ]]></field-label>
<field-label lang="en_GB" mime-type="text-plain"><! [CDATA[Offer Letter]]></field-label>
<field-label lang="en_US" mime-type="text-plain"><! [CDATA[Offer Letter]]></field-label>
<field-description><! [CDATA[Offer Letter ]]></field-description>
<field-description lang="en_GB"><! [CDATA[Offer Letter]]></field-description>
<field-description lang="en_US"><! [CDATA[Offer Letter]]></field-description>
</field-definition>
フィールドの権限:
<field-permission type="read"><role-name><! [CDATA[Candidate]]>
</role-name><country><! [CDATA[*]]></country><source><! [CDATA[Internal]]></source>
<field refid="cust_offerLetter"/>
(…)
-
次の手順を使用して、レポート可能なカスタムフィールドを設定します。
- プロビジョニング/レポート可能なカスタムフィールドを設定の順に移動します。
- XML ファイルで定義したカスタムフィールドに入力します
- 「拡張フィールドのマッピングを保存」を選択します。
- 「既存のデータを同期」を選択します。
カスタム候補者レポートフィールドを追加または変更している場合、このオプションにより、すべてのレポート可能なデータが更新されます。
オファーレターテンプレートを変更するには:
-
「Image Properties」を設定するには、「Image Info」タブを選択し、次の詳細を入力します。
- 「Width」の値を 100% に設定します
- 高さの値を 117 に設定します
- URL をアカウント固有の Image URL に設定します
-
SCP のプロバイダーのサブアカウントで実行している Adobe Sign の Web アプリに移動します。
-
Application URL をコピーします。
URL の例:https://adobesign10384.cfapps.eu10.hana.ondemand.com
-
Image URL を作成するには:
a. アプリケーション URL を URL フィールド(またはメモ帳)にペーストします。
b. 次をアプリケーション URL に追加します:/Images/Recruiting - Offer Letter.png
例:https://adobesign10384.cfapps.eu10.hana.ondemand.com/Images/Recruiting - Offer Letter.png
-
「Link」タブを選択し、URL フィールドにアカウント固有の Link URL を入力します。次に、「Target」ドロップダウンを Same Window(_self) に設定します。
- SCP のプロバイダーのサブアカウントで実行している Adobe Sign のルーターアプリに移動します。
- Router Application URL をコピーします。
URL の例:https://adobesignWeb10384.cfapps.us10-001.hana.ondemand.com
3. Link URL を作成するには:
- ルーターアプリケーション URL を URL フィールド(または好みに応じてメモ帳)にペーストします
- 次をルーターアプリケーション URL に追加します:/AdobeSign?JobApplication=[[APPLICATION_ID]]
例:https://adobesignWeb10384.cfapps.eu10.hana.ondemand.com/AdobeSign?JobApplication=[[APPLICATION_ID]]
Adobe Sign Admin タイルを SAP SuccessFactors に追加するには:
-
開いたダイアログで、次のようにタイルプロパティを設定します。
- General:
- Tile Name:AdobeSign
- Description:free text
- Tile:
- Type:Static
- Tile:Adobe Sign
- Icon:sap-icon://account(必要に応じて、その他の適切なアイコンを選択できます)
- Navigation:
- Target:URL
- Open Link in a new Window/Tab - オンにされています。
- URL:SAP BTPアプリルーターから次の形式で生成された、Java アプリの URL リンクを追加します。
https://***.cfapps.***.hana.ondemand.com/AdobeAdminRecruiting
- URL の例:https://adobesignWeb10384.cfapps.eu10.hana.ondemand.com/AdobeAdminRecruiting
- Assignments:
- インスタンスのセクションを、RBP コンセプトで設定された該当する User Groups に設定する必要があります。
- General:
次の OData 採用権限が SAP Basic Authentication Destination で指定されている採用ユーザーおよび API ユーザーに割り当てられていることを確認します。割り当てられていない場合は、次の OData 採用権限を付与します。
Admin Tile が設定されたら、Adobe Acrobat Sign グループまたはアカウント管理者は、次の手順に従って SAP SuccessFactors を Adobe Acrobat Sign に接続する必要があります。
-
SAP SuccessFactors インスタンスにログインします。
-
Home に移動してから、Adobe Sign タイルを選択します。
-
開いたログインページで、アカウント管理者の電子メールとパスワードを指定し、「ログイン」を選択します。
-
表示される権限ダイアログで「アクセスを許可」を選択し、権限を付与して接続を確立します。
接続が確立されると、確認メッセージが表示されます。
次の手順を使用して、求人応募プロセスで新しいステータスの「同意済みオファー」を追加できます。
-
プロビジョニング/応募者ステータスの設定/ベースを編集に移動します。
-
表示されるダイアログで、次の操作を行います。
- 「種類」を「処理中」として設定します。
- 「ステータス名」に「同意済みオファー」と入力します。
新しいステータスが、インスタンスで利用可能な任意のステータスセットに追加できるようになります。
-
プロビジョニング/応募者ステータスの設定/新規追加に移動します。
新しく作成したステータスセットはシステムステータスで設定され、ベースからパイプラインにステータスをさらに追加できます。
-
採用プロセスでステータスを使用するには、「応募者ステータスの設定の編集」に移動し、ステータスセットを編集して「デフォルト」に設定します。
-
「新規追加」を選択し、候補リストからステータスとして「同意済みオファー」を選択し、必要なオプションをすべて設定します。
トラブルシューティング
以下に、SAP SuccessFactors 用 Acrobat Sign の設定および使用時に発生するよくある問題をいくつか示します。
1.Adobe Sign Admin Tile をクリックしたときに、「SuccessFactors でこの統合を使用するには、Adobe Signの有料サブスクライバーである必要があります」という接続エラーが表示される。
この問題は、ユーザーに Adobe Sign のアカウント管理者/グループ管理者権限がない場合に発生します。Adobe Sign Admin タイルを通じて Adobe Sign と SAP SuccessFactors の間の接続を確立するために使用されるユーザーが、Adobe Sign のアカウント/グループ管理者であることを確認します。
2.オファーレターで「Adobe Sign を使用して送信」をクリックしたときに、「エラー:AdobeSign に接続してください」が表示される。
このエラーは、SuccessFactors と Adobe Sign の間の接続が確立されていない場合に発生します。Adobe Sign アカウント/グループ管理者資格情報で Adobe Sign Admin Tile にログインして、Adobe Sign との接続を確立してから、オファーレターを候補者に送信します。
3. redirect_uri で Adobe Sign 管理者タイルをクリックしたときに、無効なドメインのエラーが表示される。
上記の問題が発生した場合は、次のような手順に従って解決します。
-
コックピットで、サブアカウントに移動し、Services/Instances and Subscriptions を選択します。
-
Instances で、Authorization & Trust Management Service の省略記号アイコンを選択し、「Update」を選択します。
-
「Parameters」セクションで、次の JSON をアップロードします。ここで、「router-App-url」は、SAP BTP アプリルーターから生成された Java アプリに固有のリンクに置き換える必要があります。
ルーター Application URL が次の場合:
https://adobesignWeb10384.cfapps.eu10.hana.ondemand.com
次の JSON の「redirect-uris」キー値ペアは、次のようになります。
"redirect-uris":["https://adobesignWeb10384.cfapps.eu10.hana.ondemand.com/**"]
JSON template:
{
"xsappname": "extension-app",
"tenant-mode": "dedicated",
"redirect-uris": ["<<router-App-url>>/**"]
}
} -
「Update Instance」を選択します。