(オプション)現像モジュールでレンズ補正パネルに移動します。「基本」タブで、「プロファイル補正を使用」チェックボックスを選択します。
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このページは、Lightroom Classic の Creative Cloud リリースに適用されます。Lightroom 6.x 以前のバージョンを使用している場合は、Upright による遠近法の自動補正を参照してください。
Upright による遠近法の補正について
正しくないレンズを使用したり、カメラがぶれたりすると、写真の全体像が傾いたり、ゆがんだりします。垂直線または幾何学的形状が含まれている写真には、これらのタイプのゆがみが特に目立ちます。変形パネルの Upright 機能では、垂直または水平方向の遠近法のゆがみがある写真を簡単に補正できます。
Upright 機能には、4 つの遠近法の自動補正オプション(自動、水平方向、垂直方向、フル)と、ガイド付きオプションがあります。Upright オプションを適用した後、スライダーベースの「変形」オプションを手動で修正することで、さらに画像を微調整できます。
Upright 機能を使用して遠近法を補正する前に、お使いのカメラとレンズの組み合わせに合わせたレンズ補正プロファイルを適用してください。最初にレンズ補正プロファイルを適用すると、Upright 補正に対する画像解析の品質が向上します。
レンズによるゆがみを補正するための Upright モードの使用
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注意:
Upright モードで写真を処理する前に、カメラとレンズの組み合わせに応じて、レンズ補正パネルでレンズ補正を有効にすることを強くおすすめします。
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変形パネルに移動します。利用できる 5 つの Upright オプションから、写真に補正を適用するオプションをクリックします。
水平方向:水平方向のゆがみを補正します。
垂直方向:垂直方向のゆがみを補正します。
自動:画像全体のバランスを取りながら、できる限り元の画像の状態を保持しつつ、垂直方向と水平方向の両方のゆがみを補正します。
フル:水平方向、垂直方向、および自動の遠近法の補正を組み合わせます。
ガイド付き:2 つ以上のガイドを描いて、遠近法の補正をカスタマイズします。これを実行するには、以下の手順に従います。
1. 変形パネルの左上隅にあるガイド付き Upright ツールアイコンをクリックして、写真にガイドを直接描きます。
2. 2 つ以上のガイドを描くと、それに応じて写真も変形します。注意:「Upright」オプションを適用すると、以前に適用した切り抜きおよびすべての変形設定が初期化されます。これらの設定を保持するには、Option キー(Mac)または Alt キー(Win)を押しながら、Upright モードを選択します。
注意:5 つの Upright モードを試す間に、「プロファイル補正を使用」チェックボックスをオンまたはオフにする場合は、「更新」をクリックします(変形パネルの右上隅)。
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最適な設定が見つかるまで、Upright モードを切り替えます。
注意:これらの 5 つの Upright モードでゆがみと遠近法のエラーを補正し、管理します。最適な設定は写真により異なります。写真に最適な Upright モードを決定する前に、5 つの設定を試してください。
写真の遠近法を補正中に、画像の境界線付近に白い領域が発生する場合があります。これを防ぐには、「切り抜きを制限」オプションを選択して、元の画像の寸法に合わせて自動的に写真が切り抜かれるようにします。
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自動で補正されるオプションだけでなく、手動で写真の遠近感を調整することもできます。スライダーを使用して、遠近法の補正(垂直方向、水平方向、回転、縦横比、拡大・縮小、X オフセット、Y オフセット)を微調整します。
変形設定のコピーまたは同期
Upright をコピー(設定をコピー)または同期(設定を同期)して、1 つまたは複数の写真で使用することができます。設定をコピーダイアログと設定を同期ダイアログには、次の 3 つのオプションがあります。オプションは次のとおりです。
Upright モード
「Upright モード」を選択すると、選択したモードがコピーされます。ただし、設定のコピー先の画像は、特定の画像の内容に基づいて補正されます。
Upright 変形
「Upright 変形」を選択すると、Upright 変形が正確にコピーまたは同期されます。「Upright 変形」チェックボックスを選択すると、自動的に「Upright モード」チェックボックスが選択されます。
Upright の調整
「Upright の調整」を選択すると、垂直方向、水平方向、回転、縦横比、拡大・縮小、X オフセット、および Y オフセットの各調整スライダーの現在の値がコピーされます。
「Upright モード」オプションまたは「Upright 変形」オプションを使用する場合について:
Upright モードを使用すると、各画像は画像に含まれるデータに従って解析および変形されます。このため、特定の方法で解析する画像が、異なる照明条件またはカメラアングルの下では多少異なって解析されることがあります。
- Upright モード:処理するほとんどの画像が異なっていて、個別に解析する必要があり、それぞれの情報に従って変形する場合に使用します。例えば、町中の複数のシーンを撮影したが、多くの画像が多少傾いている場合などです。1 つの画像に対して水平 Upright モードを使用し、その他のすべての画像に設定をコピーします。
- Upright 変形:各画像をまったく同じ方法で変形させる場合に使用します。例えば、HDR ワークフローの同じシーンの複数の画像を撮影したが、画像が多少傾いている場合などです。画像で水平 Upright モードを使用して、まったく同じ変換を HDR 画像に使用する各画像にコピーすることができます。
適用前と適用後の例
以下のすべてのサンプルでは、Upright モードが適用されているとともに、次の設定が有効になっています。
- プロファイル補正を使用
- 切り抜きを固定