スタートガイド
ここでは、Adobe Connect のモバイルクライアントとその使用方法について説明します。新しい機能、ヒントとコツ、Adobe Connect との統合について確認します。
イベントの主催、共有、共同作業、トレーニングなどが、無料の Adobe Connect モバイルクライアントでどこからでも行えます。 クライアントにより、主要な Adobe Connect 機能をどこにいても自分の手のひらの中で使用できます。
モバイルクライアントは、タブレットユーザーの会議の主催や会議への参加を可能にするなど、ユーザー体験を充実したものにしてくれます。モバイルから会議を運営する際に、他の市販 Web 会議クライアントでは利用できない一連の会議コントロール機能を使用することができます。 このコントロール機能には、Adobe Connect Server からのドキュメントやプレゼンテーションの共有が含まれます。
次の PDF 文書で、よくある質問に基づいたヘルプのほかに、詳細なチュートリアル(スクリーンショット付き)をご覧いただけます。
Adobe Connect の最大限のエクスペリエンスを得るために、最新のアプリケーションを使用することを強く推奨します。次の各デバイス向けリンクから入手してください。
一般
参加者を招待するには:
メニューから、「参加者を招待/電子メールにより」をタップします。モバイルクライアントにより、使用中のデバイスの電子メールプログラムが起動され、事前作成した招待メッセージが送られます。アドレス帳から連絡先を選択するか、アドレスをキーボードから入力し、参加者を会議に招待します。
モバイルデバイスで会議に参加する
ゲストまたは登録ユーザーとしてログインすると、会議室の起動画面がモバイルデバイスに表示されます。
モバイルアプリケーションで会議室を起動するには、「アプリケーションで開く」をクリックします。モバイルデバイスのブラウザーで会議室を起動するには、「ブラウザーで開く」をクリックします。デスクトップ用のアプリケーションがインストールされていない場合は、「インストール」をクリックしてインストールしてください。
注意:「ブラウザーで開く」オプションは、会議の参加者以外には表示されません。
タブレットの場合、ゲストまたは登録ユーザーとしてログインすると、会議室の起動画面が表示されます。
タブレットのブラウザーで会議室を起動するには、「ブラウザーで開く」をクリックします。デスクトップ用のアプリケーションで会議室を起動するには、「アプリケーションで開く」をクリックします。デスクトップ用のアプリケーションがインストールされていない場合は、「インストール」をクリックしてインストールしてください。
誰が会議に参加しているかを確認するには:
をタップしてユーザーのリストを表示します。アイコンの隣に表示されている数値は、会議の参加者(主催者を含む)の数を示します。
出席者を削除するには:
ユーザーを削除するには、出席者ポッドで名前をタップし、「ユーザーを削除」をタップします(主催者がタブレットデバイスを使用している場合にのみ使用可能)。
別の人をプレゼンターにするには:
出席者ポッドから名前をタップします。次に、「主催者」または「プレゼンター」をタップします。すべての主催者がこの機能を使用できます。
共有されているデータを表示するには:
をタップして、現在何が共有されているか表示します。モバイルデバイスを使用している場合、同時に表示できる共有ポッドは 1 つのみです。複数の共有ポッドが同時にアクティブな場合、アクティブな共有ポッドのコンテンツのみが表示されます。共有ポッドは、タップしてアクティブにし、ポッドで共有されているコンテンツを確認することができます。
会議を録画するには:
メニューで、「会議の録画」をタップします。ここで、会議の名前と概要を入力して、「開始」をタップします。
会議を終了するには:
メニューから「会議の終了」をタップして、会議を終了します。デバイスで「ホーム」を押した場合、アプリがいつまでも会議にログインしたままになります。
Adobe Connect for Mobile のアドインの外部で会議を開始する
launcher=false パラメーターが含まれていない会議 URL を Adobe Connect for Mobile に渡します。この会議 URL をコピーして貼り付け、末尾の部分を手動で変更することができます。
コンテンツの共有
タブレットデバイスを使用している場合、ドキュメントとホワイトボードを共有できます。デバイスのギャラリー(iPad のカメラロールなど)から写真をアップロードして共有することもできます。Android デバイスでは、ローカルのデバイスストレージを参照して、サポートされているタイプのファイルをデバイスから直接共有することができます。
携帯電話は、会議室の最近の共有履歴に表示されるドキュメントの共有のみサポートします。
タブレットデバイスを使用してコンテンツを共有するには:
メニューから を選択し、「共有の開始」をタップして、使用可能なオプションを 1 つタップします。
モバイルデバイスを使用してコンテンツを共有するには:メニューから を選択し、「共有の開始」をタップして、リストからドキュメントを選択します。
音声/マイク
参加者に電話をかけるには:
マイクアイコンをタップしてダイヤラーを表示し、電話番号を入力します。このオプションは、会議室に統合された電話会議用の回線が設定されている場合にのみ使用できます。
会議中に電話に応答するには:
電話が鳴ると、電話に応答できるようモバイルアプリは一時停止します。アプリケーションに戻るには、デバイスの標準マルチタスクナビゲーションを使用します。
GSM2.5G のネットワークでは、音声とデータを同時にサポートすることはできません。また、より新しい CDMA のネットワークなら、すべてのデバイスがセルラーデータと音声を同時にサポートできるというわけでもありません。したがって、電話に出ると会議の接続が失われる場合があります。ハンドセットとネットワークが同時に音声とデータの両方を扱えるかどうか、サービスプロバイダーに確認してください。
マイクをオンにするには:
をタップして、「マイクを接続」をタップします。このオプションは、主催者が参加者のマイクによる発言権を有効にしている場合にのみ使用できます。必要に応じて、マイクのボリュームも調整できます。マイクをオンにするとスピーカーがオフになる場合があります。音声を聞き取るにはヘッドセットを使用してください。
出席者にマイクの権限を付与するには:
出席者ポッドで名前をタップし、「オーディオを有効にする」をオンにします。
すべての出席者にマイクの権限を付与するには:
(タブレットデバイスの場合のみ)すべての出席者にマイクの権限を付与するには、 メニューから「会議のオーディオを管理」を選択して、「参加者のマイクによる発言権」をオンにします。
カメラ
Web カメラのフィードを表示するには:
をタップして、カメラポッドを開きます。アイコンの隣に表示されている数値は、ブロードキャストされているフィードの数を示します。タブレットデバイスの場合、ユーザーをタップしてフィードを表示します。電話の場合、矢印をタップして別のフィードをブラウズします。Adobe Connect で非アクティブなフィードが一時停止され、帯域幅を節約します。
カメラをオンにするには:
をタップし、カメラプレビューを表示します。「ブロードキャスト」をタップし、別のユーザーが自分の Web カメラのフィードを表示できるようにします。
出席者にカメラの権限を付与するには:
出席者ポッドで名前をタップし、「ビデオを有効にする」をオンにします。
すべての出席者にカメラの権限を付与するには:
(タブレットデバイスの場合のみ) メニューから、「会議のカメラを管理」を選択し、「参加者のカメラを有効にする」をオンにします。
使用するカメラを指定するには:
デバイスに前面カメラと裏面カメラがある場合、 をタップして切り替えます。
フィードバック、チャットおよび投票
会議中にフィードバックを登録するには:
をタップして、オプションを選択します。挙手、賛成、反対以外のフィードバックオプションは、タブレットデバイスでのみ使用できます。主催者のデバイスの出席者アイコンは、手を挙げている人数を示します()。他のステータスを示すアイコンは、出席者ポッド内の参加者の名前の横に表示されます。これらのステータスは、デバイスによらず出席者ポッド内から参加者全員が確認することができます。
非公開チャットを開始するには:
出席者ポッドでユーザーを選択し、「非公開チャットを開始」をタップして、選択したユーザーとのチャットセッションを開始します。チャットポッドの一番下にある入力フィールドをタップすると、キーボードが表示されます。
投票を行うには:
をタップして投票ポッドを開きます。ポッドが複数ある場合は 1 つ選択します。選択肢を 1 つタップし、投票を登録します。投票の質問でテキストベースの回答がある場合、投票を開いてテキストフィールドをタップし、キーボードを開きます。入力を終えたら「送信」をタップします。
メンバーとしてログインするには、会議用 URL を入力し、「次へ」をタップして、ログイン ID とパスワードを指定します。うまく行かない場合は、次の方法を試してください。
- ゲストとして会議に参加する。
- Web ブラウズのアドレスバーから会議の URL を開き、Web ログインページで認証情報を入力する。認証が成功すると、モバイル向け Adobe Connect アプリにリダイレクトされます。
スクリーン共有はモバイルデバイスではサポートされていません。ただし、モバイルデバイスからドキュメント、プレゼンテーション、ホワイトボードおよび画像は共有できます。
タブレットデバイスを使用している場合、モバイル向け Adobe Connect を使用して、タブレットデバイスのギャラリー(iPad または iPad mini のカメラロールなど)から直接画像をアップロードして共有できます。Android タブレットでは、ローカルのデバイスストレージを参照して、サポートされているタイプのファイルをデバイスから直接共有することができます。
タブレットデバイスでは、ホワイトボードも共有できます。ドキュメント/プレゼンテーションを共有するには、非モバイルユーザーがファイルをコンテンツライブラリまたは直接会議にアップロードする必要があります。アップロードされたコンテンツは、タブレットデバイスを使用する主催者とプレゼンターがサーバーベースの共有ドキュメントフォルダーから共有することができます。
スマートフォンからドキュメントやプレゼンテーションを共有するには、コンピューターから Adobe Connect Add-in を使用して、ファイルをコンテンツライブラリにアップロードするか、または共有ポッドに直接アップロードする必要があります。このファイルは、すべての会議主催者の最近の共有履歴に表示され、スマートフォンを使用する主催者およびプレゼンターと共有することができます。
画像は、iPad や iPad mini などのタブレットデバイスを使用している場合、デバイスのギャラリーから直接アップロードして共有することができます。ドキュメントやプレゼンテーションを共有する場合は、コンピューターから Adobe Connect Add-in を使用してファイルをコンテンツライブラリに、または直接会議にアップロードしておきます。タブレットデバイスから共有する場合、このアップロード済みコンテンツには、サーバーベースの共有ドキュメントフォルダーからアクセスすることができます。Android タブレットでは、ローカルのデバイスストレージを参照して、サポートされているタイプのファイルをデバイスから直接共有することができます。
スマートフォンからプレゼンテーションやドキュメントを共有する場合、コンピューターから Adobe Connect 会議クライアントにログインして、コンテンツライブラリまたは共有ポッドにファイルをアップロードします。このコンテンツには、スマートフォンから共有している間、最近の共有履歴リストからアクセスすることができます。
常に共有可能:
PPT、PPTX、PDF、MP3 および FLV ファイルおよび JPEG や PNG などの一般的な画像ファイル形式。
常に共有不可:
SWF ファイル
状況によって共有可能:
Android での F4V および MP4 ビデオ。ただし、iOS デバイスを使用している出席者に対しては、このタイプのファイルが共有されたときに、サポートされていないコンテンツであるというメッセージが表示されます。
FLV ビデオファイルは、On2 または Sorensen エンコーディングを使用する限りにおいてすべてのプラットフォームで動作します。H264 エンコーディングを使用している FLV ファイルは、iOS デバイスではサポートされていません。
デフォルトでは、すべての参加者に同じドキュメントが同期されて表示されます。出席者が自分のペースでドキュメント内を移動できるようにするには、同期をオフにします。
同期の状態を切り替えるには、「同期」をタップします。同期がオンになっている場合、「同期」ボタン上のテキストは緑色になります。
マイクをオンにするとデバイスのスピーカーがオフになる場合があります。音声を聞き取るにはヘッドセットを使用してください。これにより、会議中のスピーカー音声の反響を防ぐことができます。
通常は「前へ」や「次へ」アイコンをタップすれば、制御している共有ドキュメント内を移動できます。ドキュメント内を移動できない場合、そのプレゼンテーションを制御する権限がなく、かつ主催者またはプレゼンターが「同期」をオンにしています。
音声の通信は、VoIP(デバイスオーディオ)または電話会議を経由してブロードキャストすることができます。会議で使用可能な音声の形式は、主催者とチャットして特定します。
- VoIP については、お使いのデバイスでオーディオが有効になっていること、音声を再生する他のアプリケーションが同時に実行されていないことを確認してください。
- テレフォニーについては、通話としてダイヤルしていること、お使いのデバイスでオーディオが有効になっていること、通話の相手がミュートになっていないことを確認してください。
ダイヤル画面が自動的に表示される場合、または電話アイコンが表示されている場合は、アイコンをタップして、自分の電話番号を入力できます。デバイスに会議から直接電話がかかります。
注意: ダイヤル画面での対話を拒否していた場合、電話アイコンをタップしてこれを回復し、コンファレンスコールに接続することができます。電話アイコンが表示されない場合、主催者が会議に統合されていない電話回線または VoIP を使用しています。このような場合、まず電話アプリに切り替え、手動ダイアルを起動してから会議アプリに切り替え直して、映像での参加を継続します。
はい。 主催者がテレフォニー会議を開始している場合、モバイル向け Adobe Connect でテレフォニーメニューが利用できます。スクリーンの電話アイコンをタップしてダイヤラーを表示し、自分の電話番号を入力します。電話が鳴ると、電話に応答できるようモバイル向け Adobe Connect は一時停止します。応答後、モバイル向け Adobe Connect に戻ることができます。
GSM2.5G のネットワークでは、音声とデータを同時にサポートすることはできません。また、より新しい CDMA のネットワークなら、すべてのデバイスがセルラーデータと音声を同時にサポートできるというわけでもありません。したがって、電話に出ると会議の接続が失われます。その他のオプションは、Wi-Fi 経由での接続です。
はい。 Presenter の小テストは、会議、音声会議、セミナーで(コースではなく)コンテンツとして共有されます。このコンテンツはモバイル向け Adobe Connect のユーザー側から見ることができ、サポートされているタイプ(正誤問題、組み合わせ問題、複数選択問題)であれば小テストを受けることもできます。
登録済みのユーザーがタブレットデバイスで、サポートされているタイプの小テストを受けている場合、Connect はその様子を追跡します。Adobe Presenter または Adobe Captivate でパブリッシュされた HTML5 コンテンツは、モバイルデバイスでサポートされません。
モバイル向け Adobe Connect は、ライブ会議、仮想教室、セミナーへの出席に使用できるアプリです。録画されたセッションを、モバイルユーザーが MP4 形式で再生できるようにすることができます。Adobe Connect でホストされたこれらの MP4 ビデオには、ほぼすべてのデバイスからユーザーがタップするかビデオの URL を入力することでアクセスすることができます。タップまたは入力があると、デバイスのビデオプレーヤーが MP4 録画ファイルを取り込み、再生します。
Adobe Connect のセッションでビデオを再生するとき、ビデオ作成時に使用されたエンコーディングによって、再生できるデバイスがある一方で、一部の参加者のデバイスでビデオが再生できないことがあります。
「カメラ」オプションは、デバイスにカメラが搭載されている場合にのみ表示されます。また、主催者は、参加者(主催者/プレゼンター以外)がカメラのフィードを会議にブロードキャストできるように、Web カメラへのアクセスを有効にする必要があります。必要に応じて、主催者とのチャットまたは通話でカメラフィードをブロードキャストする権限を要求してください。
デフォルトでは、ポッドでノートを編集できるのは主催者とプレゼンターです。ノートポッドに対する拡張権限が与えられた参加者もノートの編集ができます。
Adobe Connect for Mobile を使用して以下の操作を行うことはできません。
- 画面を共有する、または画面共有の制御権を要求する
- SWF ベースのカスタムポッドを表示する
- 以下のポッドを使用する
- ファイルポッドまたは Web リンクポッド
- ファイル共有ポッド、Web リンクポッド、ビデオテレフォニーポッド
- Flash 専用ポッド、レガシーカスタムポッド
- 投票で以下の操作を行う
- 投票の設定、開始、終了を行う(投票の設定は、自分のコンピューターで行う必要があります)
- 開始された投票で応答の表示と非表示を切り替える
- 投票結果をブロードキャストする
- ポッドで投票の詳細を表示する