Adobe Document Cloud の Adobe クラウドストレージへの移行

Adobe Document Cloud ストレージは、Adobe Creative Cloud のストレージでもある Adobe クラウドストレージに移行されます。

Adobe クラウドストレージのインフラストラクチャの変更と最適化により、ファイルストレージが合理化され、ファイル操作の効率が向上するため、Acrobat の新たな価値が引き出されます。 これには、高度な共同作業ワークフロー、サードパーティのコラボレーションアプリとの密接な統合のサポート、および企業規模での PDF サービスの導入などが含まれます。

Adobe クラウドストレージのメリット

効率的なストレージ 

ストレージ効率とファイル処理機能を強化します。

シームレスな共有

共有文書やクリエイティブアセットを操作するユーザー間のスムーズな共同作業を促進します。

より優れたパフォーマンス

文書やクリエイティブアセットに関連するクラウドベースの操作やワークフローの待ち時間を短縮できます。

スケーラブルなインフラストラクチャ

より優れた管理と地域データセンターにより、企業での導入を加速します。

統合された表示

Adobe Creative Cloud と Acrobat の両方のユーザーに、共有アセットでの一貫したユーザーエクスペリエンスを提供します。

グローバルな展開

Adobe クラウドストレージは、複数の地域と多種多様なデバイスでご利用いただけます。

注意:

Adobe クラウドストレージに関する無料アカウントユーザーへのご注意

アドビの無料プランをアクティブに使用している無料ユーザーのみが、すべての無料特典(Adobe クラウドストレージを含む)の対象となります。この要件を満たすことができない場合、コンテンツが削除されることがあります。詳しくは、「非アクティブな無料アカウントの Adobe クラウドストレージ保持ポリシー」を参照してください。

変更内容

Adobe クラウドストレージへの移行後、Acrobat と Adobe Creative Cloud のアセットを持つ Acrobat ユーザーには、共有クラウドストレージでサポートされている Adobe Creative Cloud ファイルが表示されます。同様に、Adobe Creative Cloud ユーザーは、Adobe Creative Cloud デスクトップおよび Adobe Creative Cloud web サイト内のクラウド文書に Acrobat ファイルを表示できます。 ただし、最近使用したファイルお気に入り最後に閉じたページをもう一度開くのファイルアクセスワークフローに関連するユーザーエクスペリエンスは今までと変わりません。

メタデータ、共有リンク、ファイル(自分が共有自分と共有)に基づくキーワード検索、および全文検索機能は、この変更の影響を受けません。

ストレージの上限は、無料または有料のすべてのユーザーに共通です。

注意:

アドビの無料プランをアクティブに使用している無料ユーザーのみが、無料ストレージをご利用いただけます。すべてのアドビの無料プラン、それに関連する特典、およびユーザー制限は、いつでも変更される可能性があります。

ネットワークエンドポイントの更新(エンタープライズ版管理者向け)

Adobe クラウドストレージで Document Cloud サービスを使用するには、ネットワークファイアウォールポリシーで次のエンドポイントが許可されていることを確認してください。

  • https://send-asr.acrobat.com
  • https://adobesearch.adobe.io
  • https://adobesearch-sec-uss.adobe.io
  • https://uss-content-search.adobe.io
  • https://dc-api-v2.adobe.io
  • https://cloud-asr.acrobat.com
  • https://files-asr.acrobat.com
  • https://createpdf-asr.acrobat.com
  • https://fillsign-asr.acrobat.com
  • https://upload2-asr.files.acrobat.com
  • https://files-download2-asr.acrocomcontent.com
  • https://dc-api.adobecontent.io
  • https://dc-api-v2.adobecontent.io

エンドポイントについて詳しくは、HTTPS エンドポイントのブロックを参照してください。

よく寄せられる質問

はい。すべてのアセットは、統合された Adobe クラウドストレージに自動的に移行されます。移行によってデータが失われることはありません。また、お客様の側で必要な操作はありません。

いいえ。ストレージの割り当ては変わらず、製品の使用権限と一致します。

新規ユーザーは、既に Adobe クラウドストレージでサポートされています。移行は、既存のユーザーが対象です。 

移行は、全地域のユーザーが対象です。 

Document Cloud アプリ

準拠バージョン(リリース月)

Acrobat デスクトップ

2023 年 1 月

Acrobat Android™

2023 年 1 月

Acrobat iOS

2023 年 1 月

Scan Android™

2023 年 1 月

Scan iOS

2023 年 1 月

Adobe Fill & Sign Android™

2023 年 2 月

Adobe Fill & Sign iOS

2023 年 2 月

Adobe クラウドストレージは、以下の所在地で継続的に稼働するデータセンターを通じて、Amazon Web Services(AWS)でホストされています。

シャード

Cloud

Geo

場所

EU

AWS

ヨーロッパ、中東、アフリカ

アイルランド、ダブリン

JP

AWS

日本

東京

NA

AWS

北米

米国バージニア州

詳しくは、「Adobe クラウドストレージデータセンター」を参照してください。

その他の質問については、アドビカスタマーケアまでお問い合わせください。

アドビコミュニティで質問してみよう

アドビコミュニティへようこそ!

ここはアドビ製品について、ユーザー同士で助け合ったり、学ぶことができる場所です。
アドビ認定の Community Expert や他の詳しいユーザーから、アドバイスしてもらえます。

acrobat-community

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合