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編集の取り消しとデザインヒストリーの管理

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最終更新日 : 2023年5月24日

Illustrator で行った変更を取り消す、やり直す、または元に戻す方法と、ヒストリーパネルを使用してデザインの状態を表示および管理する方法について説明します。

Illustrator でデザインを操作している場合は、無数の編集や変更をドキュメントに反映させることができます。特定のデザイン編集がわからない場合は、デザインの前の状態に戻るか、それに続く状態に移動して編集することもできます。「取り消し」または「やり直し」コマンドを使用して、デザインの状態を簡単に制御することができます。同様に、「ヒストリー」オプションを使用して、デザインの状態を表示、取り消し、やり直し、編集することができます。

編集の取り消しまたはやり直し

「取り消し」および「やり直し」オプションを使用すると、ドキュメントで行った変更の取り消しまたはやり直しをすることができ、作業時に間違いを訂正することができます。ドキュメントを保存したり開き直した場合は、変更を取り消したりやり直すことはできなくなります。

「取り消し」および「やり直し」オプションを使用すると、ドキュメントで行った変更の取り消しまたはやり直しをすることができ、作業時に間違いを訂正することができます。「取り消し」と「やり直し」オプションは、Illustrator の「編集」メニューにあります。 — 「取り消し」と「やり直し」オプション

取り消しまたはやり直しを行うには、編集／取り消しまたは編集／やり直しを選択します。

最後に保存した状態への復帰

ファイルは、最後に保存したときの状態に戻すこともできます。ただし、「復帰」オプションは、ファイルまたはドキュメントを開き直すと使用できません。

ファイルは、最後に保存したときの状態に戻すこともできます。ただし、「復帰」アクションは、ファイルまたはドキュメントを開き直すと使用できません。「復帰」オプションは、「ファイル」メニューにあります。 — 「復帰」オプション

ドキュメントを最後に保存したときのバージョンに戻すには、ファイル／復帰を選択します。

また、ヒストリーパネルを使用して、Illustrator での取り消しとやり直しのアクションを効率的に実行することもできます。

ヒストリーパネルの使用

ヒストリーパネルを使用すると、Illustrator の現在の作業セッションで作成したデザインの、以前の状態に移動できます。デザインにエレメントを追加するたびに、ヒストリーパネルに新しい状態が追加されているのを確認できます。

例えば、ペンツールを使用して描画し、デザインの一部を回転した場合、これらの各状態はパネルに個別に表示されます。いずれかの状態を選択すると、アートワークは変更を最初に適用した時点の状態に復帰します。つまり、その状態から作業をやり直すことができます。

ヒストリーパネルは、次の手順に従って使用できます。

ウィンドウ／ヒストリーを選択します。
特定の変更を取り消すには、状態の名前を選択し、ヒストリーパネルメニューから「1 段階戻る」をクリックします。
特定の変更をやり直すには、状態を選択し、ヒストリーパネルメニューから「1 段階進む」をクリックします。
選択した状態から新しいドキュメントを作成するには、ヒストリーパネルで状態を選択し、をクリックします。
ヒストリーパネルに表示される状態の数を変更するには、ヒストリーパネルメニューから「ヒストリー数を設定」をクリックします。ヒストリー数から状態の数を選択します。
選択した状態に続く状態を削除するには、ヒストリーパネルで状態を選択します。ヒストリーパネルメニューから「ヒストリーを消去」をクリックします。

注意事項

パネル、カラー設定、アクション、環境設定などのアプリケーションベースの変更は、特定のデザインに固有のものではないので、ヒストリーパネルには追加されません。
状態を選択してヒストリーを消去すると、その後に続く状態が削除されます。選択されている状態より前の状態も削除されますが、変更はドキュメントに残ります。
ヒストリーパネルは、最近の 100 個のヒストリー画像を一覧表示するように初期設定されています。記憶する状態の数は、環境設定／パフォーマンスでヒストリーの数を設定することで変更できます。
状態の数が「履歴状態」の制限を超えると、古い状態はヒストリーパネルから自動的に削除されます。
ドキュメントを閉じて再び開くと、最後に実行したセッションのパネルからすべての状態がクリアされます。
初期設定では、状態を選択してからデザインを変更すると、それ以降の状態がすべて削除されます。Illustrator での、スペルチェック機能と言語辞書をご利用いただけるようになりました。