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アートワークの表示

  1. Illustrator ユーザーガイド
  2. Illustrator とは
    1. Illustrator の概要
      1. Illustrator の新機能
      2. よくある質問
      3. Illustrator の必要システム構成
      4. Apple Silicon での Illustrator の使用
      5. GPU パフォーマンス
    2. ワークスペース
      1. ワークスペースの基本
      2. ドキュメントの作成
      3. Illustrator のもっと知るパネルで学習を高速化
      4. コンテキストタスクバーを使用してワークフローを加速
      5. ツールバー
      6. デフォルトのショートカットキー
      7. ショートカットキーのカスタマイズ
      8. アートボード入門
      9. アートボードの管理
      10. ワークスペースのカスタマイズ
      11. プロパティパネル
      12. 環境設定の指定
      13. タッチワークスペース
      14. Illustrator での Microsoft Surface Dial のサポート
      15. 編集の取り消しとデザインヒストリーの管理
      16. ビューを回転
      17. 定規、グリッド、ガイド
      18. Illustrator でのアクセシビリティ
      19. アートワークの表示
      20. Illustrator での Touch Bar の使用
      21. ファイルとテンプレート
    3. Illustrator のツール
      1. ツール一覧
      2. 選択ツール
        1. 選択
        2. ダイレクト選択
        3. グループ選択
        4. 自動選択
        5. 投げ縄
        6. アートボード
      3. ナビゲートツール
        1. 手のひら
        2. ビューを回転
        3. ズーム
      4. ペイントツール
        1. グラデーション
        2. メッシュ
        3. シェイプ形成
      5. テキストツール
        1. 文字
        2. パス上文字
        3. 縦書き文字
      6. 描画ツール
        1. ペン
        2. アンカーポイントの追加
        3. アンカーポイントの削除
        4. アンカーポイント
        5. カーブ
        6. 直線セグメント
        7. 長方形
        8. 角丸長方形
        9. 楕円形ツール
        10. 多角形
        11. スター
        12. ペイントブラシ
        13. 塗りブラシ
        14. 鉛筆
        15. Shaper
        16. スライス
      7. 変更ツール
        1. 回転
        2. リフレクト
        3. 拡大/縮小
        4. シアー
        5. 自由変形
        6. スポイト
        7. ブレンド
        8. 消しゴム
        9. はさみ
        10. Dimension
    4. 生成 AI(中国本土ではご利用いただけません)
      1. テキストプロンプトを使用したシーン、被写体、アイコンの生成
      2. テキストプロンプトを使用したベクターパターンの生成
      3. テキストプロンプトを使用したベクターシェイプの塗りつぶしの生成
      4. テキストプロンプトを使用したアートワークの再配色
    5. クイックアクション
      1. レトロテキスト
      2. ネオン光彩テキスト
      3. 学校の古いテキスト
      4. アートワークを再配色
      5. スケッチをベクターに変換
  3. Illustrator iPad 版
    1. Illustrator iPad 版のご紹介
      1. Illustrator iPad 版の概要
      2. Illustrator iPad 版についてのよくある質問
      3. 必要システム構成 | Illustrator iPad 版
      4. Illustrator iPad 版で実行できる操作とできない操作
    2. ワークスペース
      1. Illustrator iPad 版のワークスペース
      2. タッチショートカットとジェスチャー
      3. Illustrator iPad 版のキーボードショートカット
      4. アプリ設定を管理
    3. ドキュメント
      1. Illustrator iPad 版でのドキュメントの操作
      2. Photoshop および Fresco ドキュメントの読み込み
    4. オブジェクトの選択と配置
      1. リピートオブジェクトの作成
      2. オブジェクトのブレンド
    5. 描画
      1. パスの描画と編集
      2. シェイプの描画と編集
    6. 文字
      1. テキスト編集とフォントの操作
      2. パス上のテキストデザインの作成
      3. カスタムフォントを追加
    7. 画像を操作
      1. ラスタライズ画像のベクター化
    8. カラー
      1. カラーとグラデーションの適用
  4. クラウドドキュメント
    1. 基礎知識
      1. Illustrator クラウドドキュメントの操作
      2. Illustrator クラウドドキュメントの共有と共同作業
      3. ドキュメントをレビュー用に共有
      4. Adobe Illustrator 用のクラウドストレージのアップグレード
      5. Illustrator クラウドドキュメント | よくある質問
    2. トラブルシューティング
      1. Illustrator クラウドドキュメントの作成または保存時のトラブルシューティング
      2. トラブルシューティング:Illustrator クラウドドキュメントで発生する問題
  5. コンテンツの追加と編集
    1. 描画
      1. 描画の基本
      2. パスの編集
      3. ピクセルパーフェクトなアートの描画
      4. ペンツール、曲線ツール、または鉛筆ツールを使用した描画
      5. 単純な線とシェイプの描画
      6. 長方形グリッドと同心円グリッドの描画
      7. フレアの描画と編集
      8. 画像をトレース
      9. パスの単純化
      10. シンボルツールとシンボルセット
      11. パスセグメントの調整
      12. 5 つの簡単なステップで花をデザイン
      13. 遠近グリッドの作成と編集
      14. 遠近法グリッド上でのオブジェクトの描画と変更
      15. 繰り返し使用するためのシンボルとしてのオブジェクトの使用
      16. Web ワークフローのピクセル整合パスの描画
    2. 計測
      1. 寸法を測定して入力
    3. 3D オブジェクトおよびマテリアル
      1. Illustrator の 3D 効果について
      2. 3D グラフィックの作成
      3. 3D オブジェクトへのアートワークのマッピング
      4. 3D テキストの作成
      5. 3D オブジェクトの作成
    4. カラー
      1. カラーについて
      2. カラーの選択
      3. スウォッチの使用と作成
      4. カラー調整
      5. Adobe Color テーマパネルの使用
      6. カラーグループ(カラーハーモニー)
      7. Color テーマパネル
      8. アートワークの再配色
    5. ペイント
      1. ペイントについて
      2. 塗りと線を使用したペイント
      3. ライブペイントグループ
      4. グラデーション
      5. ブラシ
      6. 透明と描画モード
      7. オブジェクトにストロークを適用する
      8. パターンの作成と編集
      9. メッシュ
      10. パターン
    6. オブジェクトの選択と配置
      1. オブジェクトの選択
      2. レイヤー
      3. オブジェクトの展開、グループ化、グループ化解除
      4. オブジェクトの移動、整列、分布
      5. パス上でオブジェクトを整列、配置、移動
      6. オブジェクトをグリフにスナップ
      7. オブジェクトを日本語のグリフにスナップ
      8. オブジェクトの重ね合わせ    
      9. オブジェクトのロック、非表示、および削除
      10. オブジェクトのコピーと複製
      11. オブジェクトの回転とリフレクト
      12. オブジェクトのクロスと重なり
      13. 写実的なアートのモックアップを作成
    7. オブジェクトのリシェイプ
      1. 画像の切り抜き
      2. オブジェクトの変形
      3. オブジェクトの組み合わせ
      4. オブジェクトのカット、分割、トリミング
      5. パペットワープ
      6. オブジェクトの拡大・縮小、傾斜、および変形
      7. オブジェクトのブレンド
      8. エンベロープを使用した変形
      9. 効果を使用したオブジェクトの変形
      10. Shaper ツールやシェイプ形成ツールを使ったシェイプの新規作成
      11. ライブコーナーの操作
      12. リシェイプワークフローの強化とタッチ操作のサポート
      13. クリッピングマスクの編集
      14. ライブシェイプ
      15. シェイプ形成ツールを使用したシェイプの作成
      16. オブジェクトを一括選択
    8. 文字
      1. テキストの追加とテキストオブジェクトの操作
      2. 文字組み更新
      3. 箇条書きの作成
      4. テキストエリアの管理
      5. フォントとテキスト編集
      6. 画像内のテキストを編集可能なテキストに変換
      7. テキストへの基本的な書式の追加
      8. テキストへの詳細フォーマットの追加
      9. テキストの読み込みと書き出し
      10. 段落の書式設定
      11. 特殊文字
      12. パステキストの作成
      13. 文字スタイルと段落スタイル
      14. タブ
      15. Adobe Fonts から環境にないフォントを追加
      16. アラビア語およびヘブライ語のテキスト
      17. フォント | FAQ とトラブルシューティングのヒント
      18. クリエイティブなタイポグラフィデザイン
      19. 文字の拡大・縮小と回転
      20. 行間と字間
      21. ハイフネーションと改行
      22. スペルチェックと言語の辞書
      23. 日本語の書式設定
      24. アジア言語スクリプト用コンポーザー
      25. ブレンドオブジェクトを使用したテキストデザインの作成
      26. 画像トレースを使用したテキストポスターの作成
    9. 特殊効果の作成
      1. 効果の操作
      2. グラフィックスタイル
      3. アピアランス属性
      4. スケッチとモザイクの作成
      5. ドロップシャドウ、光彩、ぼかし
      6. 効果のまとめ
    10. Web グラフィック
      1. Web グラフィック作成に対する最善の取り組み
      2. グラフ
      3. SVG
      4. スライスと画像マップ
  6. 読み込み、書き出し、保存
    1. インポート
      1. 複数ファイルの配置
      2. リンクされたファイルと埋め込みファイルの管理
      3. リンク情報
      4. 画像の埋め込み解除
      5. Photoshop からのアートワークの読み込み
      6. ビットマップ画像の読み込み
      7. Adobe PDF ファイルの読み込み
      8. EPS ファイル、DCS ファイルおよび AutoCAD ファイルの読み込み
    2. Illustrator の Creative Cloud ライブラリ 
      1. Illustrator の Creative Cloud ライブラリ
    3. 保存と書き出し
      1. アートワークの保存
      2. アートワークの書き出し
      3. Adobe PDF ファイルの作成
      4. Adobe PDF オプション
      5. Photoshop での Illustrator アートワークの使用
      6. アセットの収集と一括書き出し
      7. ファイルのパッケージ
      8. CSS の抽出 | Illustrator CC
      9. ドキュメント情報パネル
  7. プリント
    1. プリントの準備
      1. プリントするドキュメントの設定
      2. 用紙のサイズと方向の変更
      3. 切り抜きまたは整列用のトリムマークの指定
      4. 大きなカンバスサイズの使用
    2. プリント
      1. オーバープリント
      2. カラーマネジメントを使用したプリント
      3. PostScript によるプリント
      4. プリントプリセット
      5. トンボと裁ち落とし
      6. 透明が使用されているアートワークのプリントおよび保存
      7. トラッピング
      8. 色分解のプリント
      9. グラデーション、メッシュ、カラーブレンドのプリント
      10. 白のオーバープリント
  8. 自動処理
    1. 変数パネルを使用したデータ結合
    2. スクリプトによる自動処理
    3. アクションによる自動処理
  9. トラブルシューティング 
    1. 修正された問題
    2. 既知の問題
    3. クラッシュの問題
    4. クラッシュ後のファイルの回復
    5. セーフモード
    6. ファイルの問題
    7. サポートされるファイル形式
    8. GPU デバイスドライバーの問題
    9. Wacom デバイスの問題
    10. DLL ファイルの問題
    11. メモリの問題
    12. 環境設定ファイルの問題
    13. フォントに関する問題
    14. プリンターの問題
    15. クラッシュレポートをアドビと共有
    16. Illustrator のパフォーマンスの改善

ドキュメント設定オプションの指定

ドキュメント設定ダイアログボックスでは、ドキュメントに関する測定単位、透明グリッドの表示、背景色、入力設定(言語、引用符の種類、上付き文字と下付き文字のサイズ、裁ち落とし、書き出し形式など)の初期設定オプションをいつでも変更できます。「アートボードを編集」ボタンをクリックすると、このダイアログボックスが閉じて、アートボードツールがアクティブになります。

  1. ファイル/ドキュメント設定を選択するか、コントロールパネルの「ドキュメント設定」ボタンをクリックします。このボタンは、すべての選択が解除されている場合でのみ、使用できます。
  2. 必要なオプションを指定します。
  3. アートボードを編集する場合(例えば、方向を縦置きから横置きに変更する)、「アートボードを編集」をクリックしてアートボード編集モードに移行します。

    注意:

    ドキュメントを色付きの紙に印刷する場合は、「紙色のシミュレート」オプションが役立ちます。例えば、イエローのアートボード背景にブルーのオブジェクトを描画すると、オブジェクトはグリーンに見えます。 このシミュレーションは、透明グリッドが表示されていないときだけ実行されます。

Adobe Illustrator logo

まずは試してみる
新機能を活用して、アイデアを形にしてみましょう

プリント分割について

作成したアートボードは、初期設定では 1 枚の用紙にプリントされます。ただし、アートワークがプリンターで使用できる用紙サイズより大きい場合は、複数の用紙に分けて印刷するように設定できます。

プリンターで使用できる用紙サイズに合わせてアートボードを分割することを、タイリングと呼びます。アートボードをタイリングするには、プリントダイアログボックスの「一般」セクションでタイルオプションを選択します。アートボードのプリント分割境界を表示するには、表示/プリント分割を表示を選択します。

複数のページに分割したアートボード
複数のページに分割したアートボード

アートボードを複数のタイルに分割すると、ページには、左から右、上から下に向かって、ページ 1 から始まる番号が付けられます。ページ番号は画面上に表示されますが、プリントされません。 このページ番号を使用して、ファイル全体や指定した特定のページのみをプリントすることもできます。

アートワークのズームインまたはズームアウト

アートワークをズームインまたはズームアウトする方法はいくつかあります。

  • ズームツール を選択します。 ポインターが、中央にプラス(+)記号のある拡大鏡に変わります。 拡大する領域の中央をクリックするか、Alt キー(Windows)または Option キー(macOS)を押しながら縮小する領域の中央をクリックします。 クリックするたびに、あらかじめ設定された倍率で表示が拡大または縮小されます。
注意:

ズームツールまたはそのショートカットキーを使用して、アートワークの編集中にズームインまたはズームアウトすると、選択したアートが中央に表示されるようになりました。また、選択範囲にアンカーポイントまたはセグメントがある場合に、ズームインまたはズームアウトすると、それらのアンカーポイントが中央に表示されます。選択範囲に合わせたズームを無効にするには、環境設定選択範囲とアンカー表示に移動し、「選択範囲に合わせてズーム」オプションの選択を解除します。

  • ズームツールを選択し、マーキーと呼ばれる点線の長方形をドラッグして、拡大する領域を囲みます。マーキーを移動するには、スペースバーを押しながら、新しい位置にマーキーをドラッグします。
  • 表示ズームインまたは表示ズームアウトを選択します。クリックするたびに、あらかじめ設定された倍率で表示が拡大または縮小されます。
  • メインウィンドウの左下またはナビゲーターパネルでズームレベルを設定します。
  • ファイルを 100%表示するには、表示100% 表示を選択するか、ズームツールをダブルクリックします。
  • 選択されたアートボードをウィンドウに全体表示するには、表示アートボードを全体表示を選択するか、手のひらツールをダブルクリックします。
  • ウィンドウにすべてのアートボードを表示するには、表示すべてのアートボードを全体表示を選択します。

100%表示のプレビュー

印刷デザイナーは、印刷する前にアートワークをプレビューし、実際のプリントサイズでどのように見えるか確認できます。 このために 100%ズームの実際のプリントサイズでドキュメントのプリントプレビューを生成することができます。

画面サイズや解像度に関係なく実際のプリントサイズで表示要素を確認するには、「表示100% 表示」を選択します。ドキュメントで 100%ズームを実行すると、ドキュメントの各オブジェクトのサイズはオブジェクトの物理的な実際のサイズになります。 例えば、A4 サイズの新しいアートボードを開いて「100% 表示」をクリックした場合、アートボードのサイズが実際の A4 シートに変更されます。

実際のサイズは、ピクセルプレビューを除き、すべての解像度、倍率、および表示モードで機能します。

注意:

複数の表示モニターを使用している場合、100%表示機能は主モニターでのみ動作します。

注意:

100% 表示」オプションはデフォルトで有効になっています。つまり、100%ズームを実行すると、ドキュメントは常に実際のサイズで表示されます。ただし、ドキュメントの表示が 100%ズームの影響を受けないように、「100% 表示」オプションを無効にすることができます。これを行うには、次の手順に従います。

  1. 編集環境設定一般(Windows)を選択するか、Illustrator環境設定一般(macOS)を選択します。
  2. 100% ズームで印刷サイズを表示」の選択を解除します。

プリントドキュメントの設定について詳しくは、プリントするドキュメントの設定を参照してください。

表示領域の変更

次のいずれかの操作を行うと、アートボードの別の領域を表示することができます。

  • すべてのアートボードがスクリーンに表示されるようにズームアウトするには、表示すべてのアートボードを全体表示を選択します。
  • 作業アートボードにズームインするには、表示アートボードを全体表示を選択します。
  • ナビゲーターパネルのサムネール表示で、ドキュメントウィンドウに表示する場所をクリックします。 または、サムネール表示内のビューボックスを目的の場所までドラッグします。
  • 手のひらツール  を選択し、アートワークを移動する方向にドラッグします。

ナビゲーターパネル(ウィンドウ/ナビゲーター)では、サムネール表示を使用してアートワークの表示をすばやく変更できます。 ビューボックスと呼ばれるナビゲーターパネル内の枠線は、アートワークウィンドウの現在の画面範囲を示します。

ナビゲーターパネル
ナビゲーターパネル

A. アートワークのサムネール表示 B. パネルメニューボタン C. ズームボックス D. ズームアウトボタン E. ビューボックス F. ズームスライダー G. ズームインボタン 

ナビゲーターパネルは以下のようにしてカスタマイズできます。

  • ナビゲーターパネルにアートボードの境界外部のアートワークを表示するには、パネルメニューの「アートボード上のみ表示」の選択を解除します。
  • ビューボックスのカラーを変更するには、パネルメニューの「パネルオプション」を選択します。 カラーメニューでカラーを選択するか、カラーボックスをダブルクリックしてカスタムカラーを選択します。
  • ドキュメントの破線をナビゲーターパネルでは実線で表示するには、パネルメニューの「パネルオプション」を選択し、「破線を実線として描画」を選択します。

アートワークのアウトラインプレビュー

初期設定では、すべてのアートワークをカラーでプレビューできるように表示が設定されます。 ただし、アートワークのアウトライン(パス)だけを表示することもできます。 ペイント属性を隠してアートワークを表示すると、複雑なアートワークを扱う場合でも再表示が高速に行われます。

アウトライン画面の初期設定では、リンクファイルは内部に X のあるアウトラインボックスとして表示されます。 リンクファイルの内容を表示するには、ファイルドキュメント設定を選択し、「アウトライン画面で配置した画像を表示」を選択します。

幅または高さの解像度が 2,000 ピクセル以上のスクリーンに Illustrator の GPU プレビューモードでアウトラインとしてアートワークを表示できるようになりました。アートワークを GPU アウトラインモードで表示すると、よりスムーズなパスが表示され、高密度ディスプレイの画面で複雑なアートワークを再描画する時間が短縮されます。

  • すべてのアートワークをアウトラインとして表示するには、表示/アウトラインを選択するか、Ctrl + E キー(Windows)または Command + E キー(Mac OS)を押します。アートワークをカラーでプレビューするには、表示/プレビューを選択します。
  • レイヤー内のすべてのアートワークをアウトラインとして表示するには、レイヤーパネルで Ctrl キー(Windows)または Command キー(MacOS)を押しながらレイヤーの目のアイコンをクリックします。 もう一度 Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながらクリックすると、アートワークのカラープレビューに戻ります。 アウトライン表示にすると目のアイコンが白抜き になり、プレビュー表示にすると目のアイコンが黒塗り になります。
  • 選択していないレイヤー内の項目をすべてアウトラインとして表示するには、Alt + Ctrl キー(Windows)または Option + Command キー(Mac OS)を押しながら、選択したレイヤーの目のアイコンをクリックします。または、レイヤーパネルメニューの「その他をアウトライン表示」を選択します。

    ヒント:レイヤーパネルメニューの「すべてのレイヤーをプレビュー」を選択すると、レイヤーパネルのすべての項目をプレビュー表示に戻すことができます。

複数ウィンドウと複数表示の使用

1 つのドキュメントを複数のウィンドウで同時に開き、各ウィンドウに異なる表示倍率を設定することができます。 例えば、あるウィンドウでは表示倍率を高くして特定のオブジェクトを綿密に編集しながら、別のウィンドウでは表示倍率を低くして、ページ全体のオブジェクトの配置を調整することができます。

注意:

(Windows)ウィンドウメニューのオプションを使用して、複数開いたウィンドウの配置を必要に応じて変更することができます。 「重ねて表示」を選択すると、ウィンドウが画面の左上から右下に積み重ねて表示されます。「並べて表示」を選択すると、ウィンドウが端から端まで並べて表示されます。「アイコンの整列」を選択すると、プログラムウィンドウ内のウィンドウが最小化されます。

複数ウィンドウを作成するもう一つの方法は、複数表示を作成することです。 1 つのドキュメントにつき、最大 25 種類の表示を作成して保存できます。

複数ウィンドウと複数表示は、次のように異なります。

  • 複数表示はドキュメントと共に保存されますが、複数ウィンドウは保存されません。

  • 複数ウィンドウは同時に表示できます。

  • 複数表示は、複数ウィンドウを開いて表示する場合にのみ同時に表示できます。 表示を変更すると現在のウィンドウが変更され、新しいウィンドウは開かれません。

新しいウィンドウの作成

  1. ウィンドウ/新規ウィンドウを選択します。

新規表示の作成

  1. 表示を設定し、表示/新規表示を選択し、新規表示の名前を入力して「OK」をクリックします。

表示の名前変更または削除

  1. 表示/表示の編集を選択します。

表示の切り替え

  1. 表示メニューの下部から表示名を選択します。

アートワークの最終出力媒体によるプレビュー

Illustrator では、アートワークをプリントしたとき、または web やモバイルデバイスで表示したときに、アートワークの内容がどのように表示されるかを、以下の方法でプレビューすることができます。

オーバープリントプレビューモード(表示/オーバープリントプレビュー)

色分解出力において、ブレンド、透明度、オーバープリントがインキとしてどのように見えるかを予測できます。

ピクセルプレビューモード(表示/ピクセルプレビュー)

Web ブラウザーでラスタライズされて表示されたときにアートワークがどのように見えるかを予測します。

トリミング表示モード(表示/トリミング表示)

アートワークの境界に表示を合わせます。このモードでは、グリッド、ガイド、アートボードの枠外など、キャンバス上の印刷対象外のオブジェクトはすべて非表示になります。アートボードの外側のアートワークはすべて切り取られます。このスクリーンモードで、アートワークを引き続き作成して編集することができます。

注意:

このモードは、ポスターなどのアートワークのプレビューに適しています。

元の表示とトリミングされた表示

分割・統合プレビューパネル(ウィンドウ/分割・統合プレビュー)

保存またはプリントするときに分割・統合の特定の条件を満たすアートワークの領域をハイライト表示します。

簡易校正

特定の種類のモニターまたは出力デバイスでドキュメントのカラーがどのように見えるかを予測します。

アンチエイリアス

ベクターオブジェクトを画面上で滑らかに表示します。これにより、PostScript® プリンターでプリントしたときにベクターアートワークがどのように見えるかが示されます。ベクターアートワークは高解像度で印刷されるのに対し、ディスプレイの解像度は比較的低いので、アンチエイリアスを使用すると便利です。アンチエイリアスを有効にするには、編集/環境設定/一般(Windows)または Illustrator/環境設定/一般(Mac OS)を選択し、「アートワークのアンチエイリアス」を選択して「OK」をクリックします。

Device Central(ファイル/Device Central)

ドキュメントが特定の携帯電話やモバイルデバイスでどのように表示されるかをプレビューすることができます。

スライドショーモードでのアートワークの表示

スライドショーモードでは、作業中の Illustrator ドキュメントのアートボードを画面全体で表示します。このモードでは、アプリケーションメニュー、パネル、ガイド、グリッド、すべての選択内容は非表示になります。このモードでは編集ができず、アートボード上のアートワークが表示されるのみです。このモードは、デザインのアイデアを提示するのに適しています。

スライドショーモードを使用するには、次のいずれかの操作を実行します。

  • 表示スライドショーモードを選択します。
  • Shift + F キーを押します。
  • ツールバーの アイコンをクリックして、ドロップダウンリストでスライドショーモードを選択します。
  • (Mac OS のみ)タッチパネルのナビゲーションボタンを押します。矢印コントロールをクリックして、次のアートボードと前のアートボードを切り替えます。

アートボード間を移動するには、左向きまたは右向き矢印キーを押して、前のアートボードまたは次のアートボードに移動します。または、任意の場所をクリックして、次のアートボードに移動します。

このモードを終了するには、Esc キーを押します。

注意:

スライドショーモードでは、他のいずれのキーボードショートカットも機能しません。

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2025 年 2 月 13 日
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