標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
ここでは、コンディションタグ、条件式、ダイナミックコンテンツフィルターを使用して出力をカスタマイズする方法について説明します。
プロジェクトに条件付きコンテンツを挿入した場合は、そのプロジェクトの公開時に使用する条件式とフィルターを追加または設定する必要があります。条件式とダイナミックコンテンツフィルターの両方でコンディションタグが使用され、コンテンツが詳細に制御されます。 次に、公開元となる出力プリセットを設定し、適切な条件式とダイナミックコンテンツフィルターをこの出力プリセットに含めます。 次に、設定した出力プリセット用の出力を生成します。
条件式
条件式により、タグ付きソースコンテンツを出力に含めるかどうか、出力から除外するかどうかを制御します。 式内で使用するコンディションタグに応じて、対応するソースコンテンツが出力内に挿入されます。 OR、AND、NOT 演算子を使用して様々なタグの組み合わせを定義し、出力に含めるコンテンツと出力から除外するコンテンツを指定することができます。 条件式は、ソースコンテンツとともに公開されることはありません。また、出力内にも表示されません。
標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「条件式」アイコンをクリックします。
条件式パネルで、追加アイコン()をクリックします。
新しい条件式 ダイアログ ボックスに、条件式の名前を入力します。 「終了」をクリックします。
新しい条件式が条件式パネルに追加されます。
条件式パネルで、条件式をダブルクリックして開きます。
コンディションタグパネルと式エディターパネルが表示されます。
コンディションタグパネルからタグをドラッグし、式エディターパネルにドロップします。
ドラッグしたタグがコンディションタグパネルから削除され、式エディターパネルに条件として表示されます。
必要に応じて、複数のタグをドロップすることができます。 タグとタグの間にドロップすることも、タグの上下にドロップすることもできます。
式の削除アイコンをクリックすると、その式を削除することができます。
式エディターパネルに表示されている各条件に対して、以下に示すいずれかの操作を実行します。
複数の条件を組み合わせる場合は、AND 演算子と OR 演算子を使用します。
すべての条件に該当する場合のみ式が実行されるようにするには、すべての条件を AND 演算子で結合します。1 つ以上の条件に該当する場合に式が実行されるようにするには、OR 演算子を使用します。
以下のような式を指定すると、ロケールが「Canada」で、対象者が「Developer」または「EndUser」であるコンテンツが表示されます。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
ダイナミックコンテンツフィルターを使用して、出力として表示されるコンテンツを制御することができます。 コンディションタグを追加することにより、ダイナミックコンテンツフィルターをカスタマイズすることができます。 フィルターは、タグ付きソースコンテンツとともに公開されます。動的フィルターを使用して、出力に表示されるコンテンツを制御できます。結果の出力には、タグなしのトピックとコンテンツ、または選択したタグが適用されているコンテンツのみが表示されます。他のタグが適用されているコンテンツの残りの部分は非表示になります。ダイナミックコンテンツフィルターを使用すると、公開済みコンテンツの全体を確認する必要がなくなるため、特定の情報を素早く取得することができます。
標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「ダイナミックコンテンツフィルター」アイコンをクリックします。
フィルターパネルで、追加アイコン()をクリックします。
新規フィルター ダイアログ ボックスに、ダイナミックコンテンツフィルターの名前を入力します。 「終了」をクリックします。
新しいダイナミックコンテンツフィルターがフィルターパネルに追加されます。コンディションタグパネルとフィルターエディターパネルが表示されます。フィルターエディターパネルに、新しいダイナミックコンテンツフィルターが表示されます。
コンディションタグパネルからタグをドラッグし、フィルターエディターパネルにドロップします。
ドラッグしたタグがコンディションタグパネルから削除され、元のグループとともにフィルターエディターパネルに表示されます。
タグの元のグループを表示しない場合は、フィルターエディターパネルで「」をクリックして、新しいフィルターグループを作成します。
「新しいグループ」というタイトルとともに、新しいフィルターグループが表示されます。このタイトルは変更することができます。必要に応じて、「Product」などのタイトルに変更します。
コンディションタグパネルからタグをドラッグし、フィルターエディターパネルの新しいフィルターグループにドロップします。例えば、「Printer」というタグをドラッグアンドドロップします。
「Printer」タグがコンディションタグパネルから削除され、フィルターエディターパネルの製品フィルターグループに表示されます。元のグループである「Platform」は表示されません。
(オプション)フィルターエディターパネルで複数のコンディションタグとフィルターグループを追加した場合は、ドラッグアンドドロップ操作で、各フィルターグループ内のタグの順序を変更することができます。 同様に、フィルターグループの順序を変更することもできます。
タグまたはフィルターグループの順序を変更するには、目的のタグまたはフィルターグループの「ドラッグ」アイコンをクリックし、目的の位置までドラッグします。
公開済み出力内で複数のフィルターやフィルターグループを選択できるようにするには、「複数選択を許可」フィールドを選択します。デフォルトの場合、このフィールドは選択されていません。この場合、各フィルターグループで選択できるのは 1 つのフィルターだけです。
タググループを含まない動的フィルターを定義するオプションをユーザに提供するには、グループのユーザーフィルターの選択を解除します。このフィールドはデフォルトで選択されています。タググループを削除したり、タググループに追加したりするために、以前に定義したフィルターを変更できるようになりました。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
条件付きコンテンツを生成できるようにするには、適切な出力プリセットを設定して、特定の条件式やダイナミックコンテンツフィルターを使用する必要があります。
標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「出力プリセット」アイコンをクリックします。
Adobe RoboHelp には、必要に応じて出力を生成するための出力プリセットがいくつか用意されています。 既存の出力プリセットを使用する場合は、手順 3 に進んでください。
(オプション)追加のカスタム要件を満たすために新しい出力プリセットを作成する場合は、RoboHelp に付属するいずれかの出力プリセットタイプに対して、新しいい出力プリセットを追加することができます。 カスタムの出力プリセットを作成する方法については、「出力プリセットの作成」を参照してください。
作成した出力プリセットは、出力プリセットパネルに表示されます。次に、手順3に進みます。
出力プリセットパネルで、任意の出力プリセットをダブルクリックして開きます。
出力プリセットエディターパネルが表示されます。このパネルでは、「全般」がデフォルトで選択されています。
出力プリセットエディターパネルで、「コンテンツ」をクリックします。
コンテンツエディターパネルで、以下の操作を実行します。
(オプション)「編集」アイコンをクリックして、選択した条件式とダイナミックコンテンツフィルターを編集します。
標準ツールバーの「保存」アイコンをクリックして、変更内容を保存します。
標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「出力プリセット」アイコンをクリックします。
出力プリセットパネルで、公開時に使用する設定済み出力プリセットを選択してプリセットを生成アイコン()をクリックします。
または、公開時に使用する設定済み出力プリセットで、オプションアイコン()/生成を選択します。
出力の生成中は、対象となる出力プリセットにプログレスバーが表示されます。
出力が正常に生成されると、その旨を示すメッセージが表示されます。 公開が失敗した場合も、その旨を示すメッセージが表示されます。
新しいプロジェクトを作成すると、以下に示すユーザー領域内の出力フォルダーに、出力ファイルがデフォルトで保存されます。
<ユーザー領域>/Documents/My RoboHelp Projects/outputs/<フォルダー名>/<出力プリセット名>
例:
C:/Users/jdoe/Documents/My RoboHelp Projects/outputs/Travel the Whirls/Responsive HTML 5
出力プリセットの出力フォルダーのパスを変更するには、以下の手順を実行します。
出力フォルダーのパスを変更するこの手順は、モバイルアプリを除くすべての出力プリセットで実行することができます。
出力を表示するには、出力プリセットパネルに表示されている公開用の出力プリセットで、オプションアイコン()/表示を選択します。
出力タイプに応じて、デフォルトのビューアーで出力が表示されます。 例えば、レスポンシブ出力は、デフォルトのブラウザーで表示されます。それに対して、モバイルアプリ用の出力は、ダイアログボックスに表示されます。
以前のセッションで生成した出力がシステム上に残っている場合は、現在のセッションに関係なく、いつでもその出力を表示することができます。
(オプション)出力ログを表示するには、出力プリセットパネルに表示されている公開用の出力プリセットで、オプションアイコン()/ログを表示を選択します。
現在のセッションで出力が生成されている場合に限り、出力の生成が成功したか失敗したかに関係なく、ログが表示されます。
出力プリセットエディターの出力ビューでは、標準ツールバーで「プリセットを生成」()、「表示出力」()、および「公開」()アイコンを使用するためのクイックアクションが表示されます。