プロジェクトのオーサリングウィンドウで、標準ツールバーの右上隅に表示されているクイック生成アイコン()をクリックします。
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- 付録
ここでは、RoboHelp で Microsoft HTML Help 出力を生成し、出力を Windows デスクトップアプリのアプリ内ヘルプとして使用する方法について説明します。
PDF や Word の出力テンプレートで使用されているマスターページの名称が、ページレイアウトに変更されました。
トピックテンプレートやオンライン出力に使用されているマスターページの名称が、トピックレイアウトに変更されました。
詳しくは、Adobe RoboHelp のテンプレートを参照してください。
Microsoft HTML Help 出力とは
RoboHelp で Microsoft HTML 出力を生成すると、Windows デスクトップアプリのアプリ内ヘルプを作成するのに役立ちます。
HTML ヘルプのメインコンポーネントには、次のものが含まれます。
- 圧縮された HTML:プロジェクトのすべてのファイルを 1 つの CHM ファイルにしたコレクションで、必要なディスク領域が少なく、読み込みが速くなります。このコンパイル済みファイルをアプリケーションと共に提供するか、スタンドアロンのオンライン文書としてユーザーに配布することができます。
- HTML ヘルプビューアー:コンパイル済みの HTML ヘルプ(CHM ファイル)を表示します。Internet Explorer ブラウザーのコンポーネントを使用しますが、独自のウィンドウインターフェイスでコンテンツを表示します。
- レイアウトエンジン:Microsoft Internet Explorer 6 以降では、HTML ヘルプのサポートに必要なコンポーネントが提供されています。
- HTML ヘルプActiveX コントロール:目次、索引、リンクコントロール(関連トピックやキーワードリンク)などのナビゲーション機能をサポートします。また、WinHelp トピックリンク、スタートアップ画面、ウィンドウ終了コントロールなどの HTML ヘルプコントロールもサポートします。
macOS では、Microsoft HTML Help 出力がサポートされていないことに注意してください。
Microsoft HTML Help 出力プリセットの設定
RoboHelp プロジェクトの出力を生成するには、最初に出力プリセットを作成してから、その出力プリセットの各種設定を構成する必要があります。 以下の設定を使用して、Microsoft HTML 出力プリセットを構成することができます。
全般
タイトル、出力パス、UI の文字列で使用する言語など、基本的な出力設定を指定するには、以下のオプションを使用します。
タイトル:生成された出力のタイトルを入力します。
タイトル内で変数を使用することができます。 タイトル内で変数を使用するには、「Ctrl + 1」を入力し、ドロップダウンリストで変数を選択して Enter キーを押します。「コンテンツ」タブ/「変数セット」フィールドで設定された変数を選択すると、出力の生成時に、その変数の値が変数セットから取得されます。
出力パス:出力の場所を指定します。場所を選択するには、をクリックします。
出力パスがプロジェクトフォルダーのパスに含まれていないことを確認します。出力パスがプロジェクトフォルダーのパスに含まれている場合、出力は生成されません。 また、必要なコンテンツが保管されていないフォルダーを選択してください。 RoboHelp はフォルダー内のコンテンツを削除した後、出力を生成します。
プロジェクトに対する相対パスとして出力パスを保存:有効にして出力パスを参照すると、出力へのパスは絶対パスではなく相対パスになります。
CHM ファイル:.chm 拡張子を持つ CHM ファイル名を指定します。
言語:出力のタブタイトルの言語を指定する場合は、このドロップダウンリストを使用します。プロジェクト設定で指定した言語を変更する場合は、この設定を指定します。
Windows の OS 言語と CHM のプリセット言語が一致していることを確認します。言語が一致していない場合は、サポートされていない文字が ? や / などの文字に置き換えられることがあります。
生成後スクリプト:出力生成後にカスタムスクリプトを実行するには、ドロップダウンリストからスクリプトの .js ファイルを選択します。
コンテンツ
目次、索引、用語集、条件式の設定など、コンテンツに関する出力設定を指定するには、以下のオプションを使用します。
目次:出力に含める目次を選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。このドロップダウンリストには、プロジェクトで使用可能な目次が表示されます。 デフォルトでは、このドロップダウンリストの最初の目次が選択されます。
選択された目次にあるファイルとその参照のセットが、生成された出力に表示されます。
デフォルトトピック:出力を開く際にトピックパネルに表示するトピックを選択するには、 をクリックします。デフォルトでは、該当する出力に対して選択した目次の最初のトピックがデフォルトトピックです。
索引を含む:出力に索引ページを含める場合は、この設定を選択します。
用語集:出力に含める用語集を選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。用語集を使用すると、プロジェクト内の関連用語とその定義をすばやく取得できます。
条件式:出力の条件式を指定する場合は、このドロップダウンリストを使用します。この設定を使用すると、目的の出力タイプや対象ユーザーに応じて、出力内に表示するコンテンツと出力から除外するコンテンツを簡単に指定することができます。 選択した条件式を編集するには、をクリックします。条件式を指定しない場合は、ドロップダウンリストで「なし」を選択します。
変数セット:このドロップダウンリストを使用して、該当する出力で使用する変数セットを指定します。プロジェクトのデフォルトの変数セットを使用する場合は、このドロップダウンリストで <デフォルトの変数セット> を選択します。 変数セットを使用すると、出力方法に応じて変数を使用できます。 例えば、顧客と内部ユーザーとで異なる変数セットを使用して出力を生成できます。
レイアウト
以下のオプションを使用して、出力の外観を設定します。
トピックレイアウト:ドロップダウンメニューからトピックのレイアウトを選択します。
デフォルトウィンドウ:出力のドロップダウンメニューからデフォルトのウィンドウを選択します。
出力プリセットを設定すると、オーサリングウィンドウのクイック生成ダイアログボックスや、公開ウィンドウの出力プリセットパネルからアクセスできます。
公開
出力は、FTP、SFTP またはファイルシステムに公開できます。出力を公開できるようにするには、まず適切なサーバータイプ用の公開プロファイルを設定します。詳しくは、「FTP、SFTP またはファイルシステム用の公開プロファイルの設定」を参照してください。
公開プロファイルを保存すると、 RoboHelp の公開タブにプロファイルが表示されます。 出力を公開するには、該当する公開プロファイルを選択し、 をクリックします。
初期設定では、選択された公開プロファイルを使用して公開されるのは、前回の公開以降に変更されたファイルのみです。
すべてのファイルを公開するには、「すべてを再公開」を選択し、をクリックします。公開ログを表示するには、出力プリセットパネルで、該当する出力プリセットについて/「公開ログを表示する」を選択します。
Microsoft HTML Help 出力の生成
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クイック生成ダイアログボックスで、Microsoft HTML Help 出力プリセットを選択します。
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設定を構成するには、以下に示すいずれかの操作を実行します。
- クイック生成ダイアログボックスで、設定を編集アイコン()をクリックします。
- 標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
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出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。 出力プリセットパネルで、以下に示すいずれかの操作を実行します。
- 目的の Microsoft HTML Help 出力プリセットをダブルクリックします。
- 目的の出力プリセットの横に表示されている アイコンをクリックして「編集」を選択します。
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出力の設定方法については、「Microsoft HTML Help 出力プリセットの設定」を参照してください。
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出力ビューの標準ツールバーの左上隅に表示されている保存アイコン()をクリックして、設定を保存します。
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出力プリセットパネルのプリセットを生成アイコン()をクリックします。
次に、出力プリセットパネルで、選択した出力プリセットの横に表示されているプログレスバーを確認します。出力の生成が完了すると、画面の右下隅に成功ダイアログボックスが表示されます。
出力の生成が完了したら、出力プリセットパネルの をクリックして出力を表示します。
注意:オーサリングウィンドウで出力を生成することもできます。 その場合は、ツールバーでクイック生成アイコン()をクリックし、目的の出力プリセットを選択して「生成」をクリックします。
次に、クイック生成ダイアログボックスのプログレスバーを確認します。出力の生成が完了したら、出力プリセットの横に表示されている をクリックして出力を表示します。出力の生成が失敗した場合は、選択した出力プリセットの横に表示されている をクリックしてエラーログを確認します。